2009/06/12
霊界物語をメールで配信!(758)
霊界物語をメールで配信!第20巻(758) -------------------- 霊《たま》の礎《いしずゑ》(六) 一、第一天国たる最高最勝の位置を占めたる天国の天人の姿は、実に花の如く、黄金《 わうごん》の如く、瑠璃光《るりくわう》の如く、かつ金剛石《こんがうせき》の幾十 倍とも知れないやうな、肌の色を保って居る天人ばかりである。そして大抵は有色人種、 殊《こと》に黄色人種が多く、白色人種はその数《すう》において余程少数である。こ れを第二、第三の天国の住民より仰ぎ見る時は、ただ単に像が強力なる光輝を放射して 居るやうで、充分に見分くることが出来ない。 また第二、第三の天国には白色人種も多数に住み、有色人種も多数に住居して居る。 そして白色人種は白色人種で団体を造り、ここに集合し、有色人種は比較的に少いやう である。 また宗教の異同によって、人霊《じんれい》の到る天国も違って居る。仏教信者は仏 教の団体なる天国へ上り、耶蘇教《やそけう》信者は耶蘇教の団体なる天国へ上り、回 々教《ふいふいけう》信者は回々教の団体なる天国へ上り、それ相応の歓喜を摂受して、 天国の神業《しんげふ》に従事して居る。また神道の信者は神道の団体なる天国に上り、 神業に従事して居る。そして神道のうちにも種々の派が分かれ、各自違った信仰を持っ て居るものは、またそれ相当の団体にあって活動し、歓喜に浴して、天国の生涯を楽し んで居る。 一、いかなる宗教といへども、善を賞し悪を憎まない教《をしへ》の無い限り、何《い づ》れの宗教信者も各自天国へ上り得る資格はある。しかしその教にして充分に徹底し たものは、どうしても高き優れたる天国が開かれてあるから、不徹底にして、霊界の消 息に暗いやうな宗教の天国は実に最下方にあって、見聞の狭い人間のみの団体が造られ てある。現代の○○教や○○教などは、倫理的教理のみに堕して居て、肝腎の霊界の消 息を教へない、否《いな》霊界の真相を徹底的に知悉《ちしつ》して居ないから、かへ って中有界《ちううかい》に逍遥《せうえう》する人間が多い。 すべて天国の団体に加入し得るものは、神を固く信じ、篤く愛し得るものである。不 信仰にして天国に到る者も有るが極めて少数である。何《いづ》れの宗教も信ぜず、守 らず神の存在を知らずして天国へ往《い》ったものは、大変に魔誤《まご》付き、後悔 し、かつ天国や死後の生涯のありしことに驚くものである。また現界にある時、熱心に 宗教を信じ、神を唱へながら、天国に上り得ずして中有界に迷ったり、はなはだしきは 地獄へさへ落つる人間もある。神仏の教導職にしてかへって天国に上り得ず、中有界に 迷ひ、或ひは地獄に落つるものは随分に沢山ある。神仏を種《たね》にして、現界にお いて表面善人を装ひつつ、内心に信仰なく、愛無く、神仏を認めない宣教者は、死後の 生涯は実に哀れなものである。また熱心にして良く神を認め、愛と信とに全き者は、死 後天国の団体に加入し、歓喜を尽くしつつあるに引き替へ肝腎の天国の案内役ともいふ べき宣教者が、かへって地獄落ちが多くて天国行きが尠《すくな》いのは、いはゆる神 仏商売の人間が多い故である。現界において為すべき事業も、また商売も沢山にあるに、 それには関係せず、濡手《ぬれて》で粟《あは》を掴む様なことや、働かずして、神仏 を松魚節《かつをぶし》に使って居る、似而非《えせ》宗教家ぐらゐ、霊界において始 末の悪いものは無く、かつ地獄行きの多いものはない。 一、高天原《たかあまはら》における団体は、大なるものは十万人もあり、五万人、三 万人、一万人、五千人、尠《すくな》い団体になると四五十人のもある。故に各自の団 体の天人は、自分の団体の一人でも多くなることを希望して居るから、天国へ上り来た る人間に対して、非常なる好感をもって迎へる。 一、また天国の団体にある天人は、何《いづ》れも男子なれば現界人の三十才前後、女 子なれば二十才前後の若い姿である。この故は現界人の肉体は物質界の法則に由《よ》 って、年々に老衰して頭《かしら》に白雪を頂き、身体に皺《しわ》の寄るものである が、人間の霊魂や情動は不老不死であって、どこまでも変らないものだから、精霊界の 天人は年が寄っても、姿は変じない。 故に、現界において八九十才にて死んだ人間も、精霊界の天国へ復活した後は、その 強壮な霊魂のままで居るのだから、決して老衰するといふことは無い。天人にも五衰《 ごすゐ》といふ説があるが、それは決して天人のことではない、霊界の八衢《やちまた 》に彷徨《はうくわう》して居る中有界の人間のことである。故に天国へ往った時に、 自分の現界の父母や兄妹《きゃうだい》、または朋友、知己なぞに会ってもちょっとに は気の付かないやうなことが沢山にある。その故は自分の幼児たりし子は既に天国にて 成長し、老いたる父母は自分と同様に壮者の霊身《れいしん》を保ちて居るからである。 されどよくよく見る時は、どこともなしにその俤《おもかげ》が残って居る。精霊の世 界はすべてが霊的の要素から成り立って居るから、現界の事物の如く、容易に変遷する ものではない。これが精霊界と肉体界との相違せる点である。 アア惟神《かむながら》霊幸倍坐世《たまちはへませ》。 大正十一年十二月 霊《たま》の礎《いしずゑ》(七) すべての人は死して後 天国浄土に昇り行く 無限の歓喜に浴すべき 人間特有の資質あり これ神ごころ大和魂《やまとだま》 仏者のいはゆる仏性《ぶっしゃう》ぞ そもそも人は色々と 輪廻転生《りんねてんしゃう》の門を越え 禽獣虫魚《きんじうちうぎょ》の境涯を 渉《わた》りて現世に人間と 生まれ来たりし者もあり 高天原の天人が 男女情交のその結果 霊子《れいし》となりて地に蒔かれ 因縁ふかき男子女子 陰と陽との水火《いき》の中に 交はり入《い》りて生まるあり 人の霊魂《みたま》は至精至微《しせいしび》 過去と現在未来との 区別も知らず生き通し 幾万劫《いくまんごふ》の昔より 生死の途《みち》を往来し 善果を積みて人間と やうやく生まれたる上は 如何《いか》でか高天《たかま》の天国へ 昇り得られぬことやある アア惟神《かむながら》々々 神の仁慈ぞ有り難き。 ○ 神の御子《みこ》たる人の身は 善悪正邪に拘《かか》はらず 高天原の天国へ 上りて諸《もろ》の歓楽を 味はひ得べき萌芽あり これを称して神性《しんしゃう》といふ たまたま根底《ねそこ》の暗界《あんかい》へ 墜ちて苦しむ者あるは 体主霊従《たいしゅれいじう》利己主義や 我性我執《がしゃうがしふ》の妖雲に おほはれ自《みづか》ら身を破り 自ら地獄の因《いん》を蒔き 自ら苦悶の深淵に 沈み溺るる魂《たま》のみぞ さはさりながら天地《あめつち》を 造り玉ひし主《す》の神は 至仁至愛《しじんしあい》に坐《ま》しませば 極悪無道の人間も 容易に悪《にく》ませ給ふ無く 天国浄土に救はむと 天の使ひを地に降し 神の尊き御教《みをしへ》を うまらにつばらに隈《くま》もなく 開かせたまひて世の人を 導き給ふぞありがたき。 ○ 神の御眼《みめ》より見給へば 聖人君子も小人《せうじん》も 智者と愚者との区別なく 一切平等に映じ給ふ これぞ仁愛《みろく》のこころなり 実相真如《じっさうしんにょ》の太陽は 生死の長夜《ちゃうや》を照却し 本有常住《ほんうじゃうぢゅう》の月神《げっしん》は 煩悩の迷雲破却なし 現世の人は昔より ためしもあらぬ聖代《せいだい》に いとも尊く生まれ遇ひ 仁慈の教《をしへ》をかうむりて 心の暗《やみ》を押し開き 天国浄土の手引をば 開示されたる尊さは 渡りに舟を得し如く 金剛不壊《こんがうふゑ》の如意宝珠《にょいほっしゅ》 双手《もろて》に受けしその如く 暗夜《あんや》に炬火《きょくわ》を得し如し アア惟神《かむながら》々々 神の仁慈の限り無く 窮極《きうきょく》なきに咽《むせ》びつつ 感謝の波に漂ひぬ そもそも人の心霊は 幸福以外の物々に 対して一切無感覚 なるべく造られ居るものぞ 故に諸人の心霊は 無限の歓喜を永遠に 享けむがために存在す 人の心霊の歓喜とは 一々|知悉《ちしつ》し理解する ことに由りての歓喜なり この世に生まれて何事も 知悉し得られず理解せず 暗黒無明の生涯を 送るものほど悲しみの 深きものこそ無かるべし 第一死後の生涯に 対して無知識なることは 悲哀の中の悲哀なり アア惟神々々 御霊《みたま》幸《さち》はひましませよ。 大正十一年十二月 (昭和10年6月5日 王仁校正) -------------------- ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 発行終了のお知らせ 世界初の霊界物語メルマガ『霊界物語をメールで配信!』は、平成18年(2006年)5 月9日に創刊して以来、3年余りに亘って発行して来ましたが、諸般の事情により、本号 をもって発行を終了することになりました。 長い間ご愛顧ありがとうございました。 発行人 飯塚弘明(オニド) http://onido.onisavulo.jp/ ※当面は「休刊」という形にしますので、バックナンバーは「まぐまぐ」の下記ページ から閲覧することが出来ます。 http://archive.mag2.com/0000195079/index.html ※オニド(王仁三郎ドット・ジェイピー)ではメルマガだけでなく色々な形態で霊界物 語を提供していますので、どうぞご利用下さい。 ●青空文庫形式──霊界物語のダウンロード http://onido.onisavulo.jp/modules/ond/index.php?content_id=13 ●ブラウザで読む──霊界物語ネット http://reikaimonogatari.net/ ●携帯電話向け──モバイル・オニサブロー http://mobile.onisavulo.jp/ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 終 http://onisavulo.web.fc2.com/



