2009/09/29
【おやじむしの3分書評 出来事 Vol.994 書評 Vol.928】『蜘蛛男』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人生を成功に導く読書術! ~おやじむしの3分書評~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★出来事 Vol.994 ★書評 Vol.928 前回の続きです。 苦しみながらも10回の腕立て伏せをクリアした長男(小5)。 予想するに、おそらく彼は彼なりに練習したんだと思います。 次男(小3)と体格を比べると、背は長男の方が高いけれど、 体は太さは次男の方が太いです。 筋力という面で見れば、次男の方が勝っているように思えます。 長男もそのことはうすうす感じていると思います。 だけれど、長男には「兄」というプライドがあります。 今回の腕立て伏せや腹筋、スクワットは次男が得意な分野で長男 には不得意な分野です。 長男は、不利なことは重々承知していながら、わずかな「プライド」 だけで密かに練習していたのではないかと思います。 じゃなければ、一週間前に2回しかできなかった腕立て伏せが、 一週間後にギリギリとは言え10回はできないはず。 長男は「練習した」とハッキリとは言いませんが、人が見ていない 時にどこかで練習していたのでしょう。 「腹筋はどうする?」 って聞いてみると、 「足を上げる腹筋に挑戦する」 と宣言しました。 「じゃあもう一回ルールを説明します。手は腰より上に置くこと。 手で腰を支えたりしないこと。最初は足を90度に上げて10秒。 足はできるだけ真っ直ぐに伸ばすこと」 長男は黙って頷きます。 「10秒経ったらそのまま45度で10秒。次は15度で10秒。 その後10秒休憩。これを2セット。足が床に着いたり、体を ねじったりしたら失格。ポイントは無し。いい?」 「うん」 やはり自信なさげに頷きます。 「スタートは自分で言って。タイマーのボタン押すから」 長男は一度だけ深く息を吐いて、「スタート」を宣言しました。 最初は90度。 最初の10秒は問題なく終了し、足は45度へ。 次の10秒も危なげなく終了し、足は15度へ。 この10秒はかなり辛いみたいで、真っ赤な顔をして苦しそうな 声が漏れてきました。 それでも10秒が終了。 次の10秒の休憩中に息を整えています。 休憩はあっという間に終了し、2セット目の90度が始まります。 90度の10秒は特に問題なく終了し、足は45度へ。 この辺りからかなり苦しくなってきたらしく、腰から先が揺れ 始めました。 「ほれ、グラグラしない。倒れると失格だよ。45度はもっと 足下げないと...」 苦しいせいか、足の位置が高いままです。 「次、最後の15度。もっと足降ろして」 残り5、6秒は、もうダメかと思ってカウントしていましたが、 足は揺れつつも、床には着かずに何とか乗り切りました。 「おー!すげーじゃん。2セット成功。100ポイントゲット」 無理かと思っていた腕立て伏せも、そして腹筋も成功し、何とか 200ポイントを取得しました。 ただし、長男はパワーを使い果たしたらしく、グッタリしています。 かなり辛かったようです。 「もうやめとく?それとも起きあがる腹筋やる?それともスク ワットやる?」 「うーん...腹筋はできないからスクワットやる」 「おーっ!スクワットもできるんだ」 続きはまた次回。 では、今日読んだ本の紹介を。 子供の頃の記憶が甦ります。 ────────────────────────────── ◆今回紹介する本 ────────────────────────────── 題名:蜘蛛男 副題:少年探偵江戸川乱歩全集42 著者:江戸川乱歩 出版:ポプラ社 定価:700円 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4591001512/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ────────────────────────────── ◆目次 ────────────────────────────── なぞの美術商 からっぽの家 クモのおどり 奇妙な広告 黒柳博士 以下、多数あるので省略します。 ────────────────────────────── ◆成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■□ 勇気 :□□□□□ 豊かな心:□□□□□ おすすめ:■■■■□ ────────────────────────────── ◆内容紹介 ────────────────────────────── ▽小学生の頃、学校の図書館で借りて読んだ江戸川乱歩の少年探偵 シリーズ。 ポプラ社から出版されている単行本の全集は、全部で46巻あり ます。 しかも、カバーの絵や挿絵も子供の頃読んだ本と全く同じで、 ブックオフで見つけた時に懐かしくて思わず買ってしまいました。 46巻のうち、どれを読んだかもう覚えていませんが、題名だけ 鮮明に覚えていたのが今回紹介する「蜘蛛男」です。 なぜ鮮明に覚えていたかというと、表紙を開いた巻頭にカラーの 挿絵が載っていて、そこには恐怖の表情で逃げる学生服を着た少年 と、そのうしろの水槽には全裸の女性の水死体が浮かんでいたため です。 なぜかこの挿絵が子供心にショックだったらしく、今でも記憶に 残っていました。 ▽少年探偵シリーズと言えば、登場するのは名探偵明智小五郎と、 少年探偵団の小林少年。 そして、怪人二十面相も忘れてはなりません。 まだ見てませんが、昨年映画化されています。 怪人二十面相は、ルブランのアルセーヌ・ルパンと同様に人を 殺しません。 少年探偵シリーズはそこが特徴だったような気がしますが、今回 紹介する「蜘蛛男」は人が死にます。 しかも、美しい女性が殺され、バラバラにされ、石膏で固められ たり、水族館の水槽に投げ込まれたり、タルの中に塩漬けされて いたり、最近のサスペンス映画並です。 したがって、怪人二十面相は登場しません。 また、少年には荷が重いためか、小林少年と少年探偵団も登場 しません。 子供には多少ショッキングな作品です。 ▽物語は、謎の美術商稲垣平造の登場で始まります。 関東ビルの13号室を借り、美術商らしく適当に家具や絵画を 購入して飾り、新聞に女性事務員募集の広告を出します。 応募してきた女性の中で、気に入った美しい最後の女性だけ採用し、 面接のことを誰にも話してないと確認すると、この女性を誘拐して しまいます。 その三日後、稲垣美術店はセールスマンを募集します。 セールスマンは口べたな6人が採用され、その日のうちに手や足 などの石膏の人体模型を持たされて、都内の中学校へ置いてくる ように言い渡されます。 石膏模型はよくできていて、まるで本物の女性の体の一部のよう でした。 その日雇われたセールスマンの一人に悪いヤツがいて、口べたを 装って6人の一人に選ばれ、渡された手の石膏模型を額縁屋へ 持ち込んでお金に換え、自分の懐に入れてしまったのでした。 ▽続いて登場するのが法医学博士で犯罪学の権威黒柳博士。 黒柳博士は素人探偵も兼ねていて、警察が手こずっていた難事件に 智恵を貸し、これまでに何度か事件を解決に導いていました。 黒柳博士は変人で通っていて、自分が気に入った事件にしか口を 出しません。 ▽黒柳博士と助手の野崎三郎は黒柳博士の書斎で、新聞の広告に ついて話をしていました。 黒柳博士が発見したのは稲垣美術商の人材募集の広告と、美術商が 入居していた貸しビルの広告でした。 そこに犯罪の臭いをかぎ取った黒柳博士は貸しビルの経営者に 電話をかけて事情を聞き出し、そのビルへ行ってみることにします。 出かけようとしたとき、若い美しい女性が黒柳博士を訪ねてきます。 その美しい女性は、先日稲垣美術商に面接に来た女性の姉で、 「妹を捜して欲しい」という依頼でした。 難事件を解決に導いたことがある黒柳博士を頼ってやってきたの です。 女性に、夜もう一度来てくれとお願いし、黒柳博士と野崎助手は 稲垣美術商が入居していた貸しビルを調査しに行きました。 2人が稲垣美術商について調査していたところ、何日か前にセー ルスマンとして雇われた男性の一人がやってきました。 その男性は、渡された石膏を額縁屋へ売って小遣いにしてしまった 青年です。 黒柳博士は青年にお金を渡して真実を聞き出し、青年が行った 額縁屋へ行って石膏模型を手に入れます。 黒柳博士はいくつかの情報と状況から事件の臭いをかぎつけて ました。 ▽自宅に帰った黒柳博士は野崎助手と、ちょうど訪ねてきた妹を 探している女性の前で、腕の石膏模型を金槌で砕いてしまいます。 そのなかから出てきたのは、切断された女性の腕でした。 腕の特徴から、その腕が行方不明になった女性の妹のものである ことが判明します。 ▽ここから事件が急展開を始めます。 犯人は自らを「青ひげ」と名乗り、黒柳博士と警察に挑戦状を 叩きつけるのです。 同じ顔立ちの女性の命を巡って、私立探偵と警察、神出鬼没の 犯人の息の詰まりそうな闘いが始まります。 犯人が警察に追いつめられると、犯人は煙のように消えてしまい ます。 どうしても掴まえられない犯人。 そのような状況で、名探偵明智小五郎が後半3分の2過ぎくらい から登場し、難事件を解決していきます。 (子供の頃)最初に読んだときは、明智小五郎が謎を解くまで、 犯人の見当がつきませんでした。 今回、読む前は内容を忘れていましたが、途中まで読んで犯人を 思い出し、後は細部を検討しながら読めました。 名探偵明智小五郎の登場で、全く打つ手がなかった警察側が、 逆に犯人を追いつめていくようになります。 明智小五郎は、警察から情報を聞いただけで誰が犯人なのか目星が つたようです。 読んでいる方の気分が良くなるほどサクサクと真相をあばいて しまいます。 ▽今回、久々に江戸川乱歩の作品を読みました。 おそらく30年ぶりくらいです。 今回の作品には怪人二十面相が登場しなかったので、次回読む ときは二十面相が活躍?する作品を読みたいと思います。 子供も大人も楽しめる作品です。 ────────────────────────────── ◆編集後記 ────────────────────────────── 次男も長男も、起きあがる腹筋はとうとう一回もできなかった そうです。 長女(中1)も嫁さんもできないので、我が家でできるのは唯一 私だけです。 全然自慢になりませんが...(笑) では今日はこの辺で。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼購読を考えている方、初めて購読する方へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽「人生を成功に導く読書術!~おやじむしの3分書評~」に興味 を持って頂き、ありがとうございます。 『人は何のためにこの世に生まれてきたのか?』 ダラダラと本を読みながら何年か考えてみた結果、現在のところ 以下のような結論に達しています。 『人は楽しむためにこの世に生まれてきた』 人がこの世に生まれてくるのは人生を楽しむためであって、苦労 をし、辛い思いをしながら生きていくことではないみたいです。 ▽人それぞれ生まれた環境があり、育った境遇があって、現在に 至り、未来に向かって生きています。 辛い過去があっても、涙なしには語れない青春時代があっても 自分が生きているのは「今」しかありません。 どのような過去があろうと、どのような未来を予想しようと とにかく「今を楽に楽しく生きる」こと。 現在、どのような境遇にいようとも「今を楽に楽しく生きる」こと。 これが、人がこの世に生まれてきた目的なのではないかと思って います。 ▽目標を持って、眉間にシワ寄せながら努力して生きるのも、人それ ぞれの生き方であって、私がとやかく言うことではありません。 でも、もし努力することに疲れたら、心機一転「楽に楽しく生きる」 ことを考えてみてはいかがでしょうか? 辛い過去に苦しんでみても、暗い未来をいくら心配してみても、 生きているのは「今」。 この世に生を受けている私たちに与えられているのは「今、この 瞬間」しかありません。 だとしたら、今を楽に楽しく生きた方がお得です。 ▽自分が何歳まで生きるのか、私には分からないし興味もありません。 もしかしたら、本日、今生での役割が終わるかもしれないし、明日 の朝、目を覚まさないかもしれないのです。 いつ何時この世から肉体が消滅したとしても、今を楽しんでいれば 後悔することはありません。 今を楽しむ手段の一つとして、本を読みメルマガとしてアウト プットしています。 その楽しさを、少しでも皆様へおすそ分けができて、ニコッとして もらえれば、私にとっては至上の喜びでもあります。 「楽に楽しく生きる」 現在、実践中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼私のミッションについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽以前、ここには自分の人生の指針と目標を掲げていました。 現在、指針はこれしかありません。 「楽に楽しく生きる」 難しいことを考えなければ、人生はとってもシンプルです。 あえてもう一つ指針を掲げるとしたら、 「誠実に生きる」 です。 「自分にも他人にも誠実に、楽に楽しく生きる」 これで行きましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「知恵」「勇気」「豊かな心」3つの知識について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここで紹介する本は、読書によって得られる知識を3つに分類し、 「成分解析」としてお伝えしています。 3つの知識は次のような判断をもとにポイントが付けられています。 知恵 …生きるための知恵、ビジネスの知恵、お金儲けの知恵、 おばあちゃんの知恵等、 より良く生きていくのに必要な知恵 勇気 …一歩を踏み出す勇気、障害に立ち向かう勇気、 より良く生きるのに必要な勇気 豊かな心…人をいたわる心、自分を愛する心、周りの人を暖かく できる心等 より良く生きていくのに必要な豊かな心 しかし、私の個人的な判断によりポイントを付けているため、 みなさまが実際読まれた時は、違う印象を持たれるかもしれません。 その辺りの判断の相違については、どうかご容赦ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★出来事 Vol.xxx ☆書評 Vol.xxx の説明 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガが900号を超したのを記念?して、メルマガ発行周期を 「平日刊」から「不定期」に変更しました。 定まった形式で発行しなくなるため、冒頭部分の「今日の出来事」 と「書評」が連動しなくなります。 そのためVol.900以降、別々にカウントアップすることにしました。 まぁ、余り気にしないで下さい(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人生を成功に導く読書術! ~おやじむしの3分書評~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【豊かな人生研究委員会HP】 → http://www.oyajimushi.com/ 【ご意見・ご感想などはこちらへどうぞ】 → info@oyajimushi.com 【ブログもあります。こちらへどうぞ】 → 楽天日記 :http://plaza.rakuten.co.jp/successread → FC2 :http://successread.blog66.fc2.com/ → ライブドア:http://blog.livedoor.jp/oyajimushimushi/ → アメブロ :http://ameblo.jp/oyajimushi 【おやじむしのおすすめメルマガ】 → 1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』 http://www.mag2.com/m/0000094236.html → 毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン http://www.mag2.com/m/0000135008.html → Webook of the Day http://webook.tv/mm.html → 『ココロにしみる読書ノート』 http://www.mag2.com/m/0000148203.htm → 『4コマ図解・読書録゛(ログ)』 http://www.mag2.com/m/0000255083.htm → 『本から峠の向こうの日本をみよう!』 http://www.mag2.com/m/0000177710.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000194014.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


