2009/09/25
【おやじむしの3分書評 出来事 Vol.992 書評 Vol.926】『虐げられた人びと(2回目)』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人生を成功に導く読書術! ~おやじむしの3分書評~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★出来事 Vol.992 ★書評 Vol.926 前回の続きです。 腕立て伏せの次に腹筋をクリアし、200ポイントをゲットした 次男(小3)。 次のスクワットに「挑戦する」と宣言した時、長男(小5)が 二階から降りてきました。 長男の姿が見えなかったので、てっきりあきらめたんだと思って ました。 長男は「なんだ。やってたの?」と、あまり関心なさそうに、 次男がスクワットに挑戦するのを見物していました。 「じゃあ、やる前にもう一回ルールの確認。手は頭の後で組んで 背中はできるだけ伸ばしたまま腰を一番下まで降ろして、直立 するまで起きあがること。150秒、つまり2分30秒で100回 できたら100ポイント。1回でも届かなかったらゼロポイント。 いい?」 「うん」 キッチンタイマーを2分30秒にセットして、 「よーい、スタート!」 の掛け声と共に次男のスクワットが始まりました。 予想通り最初は飛ばしまくります。 余力があるうちに回数を重ねようという作戦なのか、調子に乗って 屈伸を繰り返しています。 最初は、回数を数えている私が付いていくのが難しいほどでしたが、 さすがに50回を超えたあたりから、次第に数えるスピードが 遅くなってきました。 「時間を見ながら休んでもいいよ。150秒以内に100回でき ればいいんだから」 その言葉を聞いて、次男のスクワットが一旦止まりました。 かなり辛かったみたいです。 ただ、長い時間は休んでいられないので、数秒の休憩がはたして プラスになるのかマイナスになるのかは分かりません。 次男はタイマーを見つつ、私が数える回数を聞きつつ、途中短い 休憩を入れながら100回に近づいていきます。 キッチンタイマーを覗いてみると残り30秒。 回数は85回。 つまり、30秒で15回できれば100ポイントです。 2秒に1回ですから、余裕かとも思いましたが、次男にはそんな 余裕はなかったみたいです。 うなり声を上げながら残り15回を減らしています。 途中短い休憩を一回入れます。 最後の数回は真っ赤な顔をしながら、最終的に3秒残して100回 に達しました。 「おー!すげーじゃん。3秒も余裕あったんだ。回数の設定間違った かな?」 「いや、今のでギリギリ。これ以上は絶対無理」 次男は、合計で10分も経たないうちに300ポイントゲットです。 本人は、3種目全部ギリギリだったみたいです。 「起きあがる腹筋は挑戦しないの?」 「それはいいや。10回できないもん」 「5回でもいいけど?」 「いや。5回も無理」 「じゃあ、合計で300ポイントゲット」 それを聞いていた長男が、 「○○もやる」 と宣言しました。 「○○もやるの?っていうかできるの?」 「たぶんね...」 「ふーん。練習してたんだ?」 「まあね」 相変わらずハッキリとは言わないけれど、とにかく腕立て伏せ 10回を宣言しました。 続きはまた次回。 では、今日読んだ本の紹介を。 やっぱりおもしろい。 ────────────────────────────── ◆今回紹介する本 ────────────────────────────── 題名:虐げられた人びと 著者:ドストエフスキー 出版:新潮文庫 定価:819円+税 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102010203/oyajimushicom-22/ref=nosim/ ────────────────────────────── ◆目次 ────────────────────────────── ※目次はありません。 ────────────────────────────── ◆成分解析 ────────────────────────────── 知恵 :■■■■■ 勇気 :■□□□□ 豊かな心:■■■■□ おすすめ:■■■■■ ────────────────────────────── ◆内容紹介 ────────────────────────────── ▽前回の続きです。 老人とアゾルカの惨めな死は、「虐げられた人びと」の冒頭から 始まります。 老いてしまっても、国家や他人からは何の保障もなく、貧乏な まま死を待つ人びと。 一方で、たまたま生まれた境遇に恵まれ、何の努力もなしに特権 階級に属する人びとも存在します。 何時の時代でもどの国でもその構造は同じで、恵まれる者はとこ とん恵まれ、恵まれない者はどこまでも恵まれません。 そして、恵まれる者が恵まれない者を食い物にするのも、いつでも どこでもやはり同じこと。 「虐げられる人びと」は、どこにでも存在し、「なぜこれほど 恵まれないのだろう。なぜこれほどいじめられなければならない のだろう」と感じながら生活しています。 ▽虐げる人と虐げられる人の構造は、この物語中で幾重にも構成 されています。 絶大な権力と財産を持つワルコフスキー公爵と、わずかな資産を 掛け訴訟を起こし、全てをはぎ取られようとしているイフメーネフ 家の人びと。 根も葉もないことを指摘され、自分の名誉のためだけに訴訟を 起こしますが、事実はどうであれ弁護士も司法も権力と富を持つ 者の味方です。 大きな視点で見ると、持つ者と持たざる者という見方もできます。 他には、惨めな死に方をした老人と、老人を惨めにした原因を 作った者。 また、その老人には孫娘がいて、その少女と好意で世話をして いると言ってはばからない娼婦宿の女主人。 この少女は、女主人から罵られ、殴られ、蹴られ、客を取らされ そうになっていました。 他にも、ワルコフスキー公爵の一人息子のアリョーシャと、その 恋人のナターシャ。 2人は手を取り合って、お互いの家を飛び出します。 しかし、2人の親同士が訴訟で争っていて、アリョーシャは父親の 公爵の策略で、別の財産持ちの貴族の娘と近づけられ、アリョーシャ はその娘にも惹かれるようになります。 アリョーシャは正直者で、自分の身の上に起きたことを全てナターシャ に話をしてしまいます。 他の女性に惹かれたことも全て。 ナターシャの心はズタズタになりながらも、アリョーシャを愛して いました。 虐げている意識はないにしても、虐げられる人と虐げられる人の 構造が見えてきます。 そして、アリョーシャに惹かれるナターシャを愛している語り手の ワーニャ。 本物の兄妹のように育った2人は、妹が相談し、親身になって 相談にのってやる理解のある兄という構造から抜けられません。 「虐げる」という言葉は正しくないかもしれませんが、ワーニャは かなりつらい立場です。 ▽行きがかり上、老人の死後の世話をすることになったワーニャは、 老人が住んでいたアパートに引っ越してきて、そこに住み始めます。 老人が亡くなってからしばらくすると、少女が家を訪ねてきました。 少女の名はネリー。 惨めに死んだ老人の孫娘でした。 ネリーの出現によって、新たな虐げる人と虐げられる人の話が 始まり、二つの話がつながりはじめ、二重に展開されていきます。 ▽メインは虐げる人と虐げられる人の話ですが、そこに虐げられた 者同士の心温まる話も同時に展開されていきます。 人間は虐げる者ばかりではなく、弱い者同士助け合うことができる 存在。 それも、どの場所でもいつの時代でも変わりません。 そのような人間ドラマを、ドストエフスキー独特の人物描写で 書いているのがこの作品です。 「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」等で挫折してしまった人にも 読みやすい作品です。 ────────────────────────────── ◆編集後記 ────────────────────────────── 練習したのか、していないのか。 長男が練習している姿は誰もみてないし、張り切ってやるという 感じでもありません。 腕立て伏せに挑戦したのも、二階から降りてきたらたまたま次男が やっていたからついでに自分も...という感じでした。 では今日はこの辺で。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼購読を考えている方、初めて購読する方へ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽「人生を成功に導く読書術!~おやじむしの3分書評~」に興味 を持って頂き、ありがとうございます。 『人は何のためにこの世に生まれてきたのか?』 ダラダラと本を読みながら何年か考えてみた結果、現在のところ 以下のような結論に達しています。 『人は楽しむためにこの世に生まれてきた』 人がこの世に生まれてくるのは人生を楽しむためであって、苦労 をし、辛い思いをしながら生きていくことではないみたいです。 ▽人それぞれ生まれた環境があり、育った境遇があって、現在に 至り、未来に向かって生きています。 辛い過去があっても、涙なしには語れない青春時代があっても 自分が生きているのは「今」しかありません。 どのような過去があろうと、どのような未来を予想しようと とにかく「今を楽に楽しく生きる」こと。 現在、どのような境遇にいようとも「今を楽に楽しく生きる」こと。 これが、人がこの世に生まれてきた目的なのではないかと思って います。 ▽目標を持って、眉間にシワ寄せながら努力して生きるのも、人それ ぞれの生き方であって、私がとやかく言うことではありません。 でも、もし努力することに疲れたら、心機一転「楽に楽しく生きる」 ことを考えてみてはいかがでしょうか? 辛い過去に苦しんでみても、暗い未来をいくら心配してみても、 生きているのは「今」。 この世に生を受けている私たちに与えられているのは「今、この 瞬間」しかありません。 だとしたら、今を楽に楽しく生きた方がお得です。 ▽自分が何歳まで生きるのか、私には分からないし興味もありません。 もしかしたら、本日、今生での役割が終わるかもしれないし、明日 の朝、目を覚まさないかもしれないのです。 いつ何時この世から肉体が消滅したとしても、今を楽しんでいれば 後悔することはありません。 今を楽しむ手段の一つとして、本を読みメルマガとしてアウト プットしています。 その楽しさを、少しでも皆様へおすそ分けができて、ニコッとして もらえれば、私にとっては至上の喜びでもあります。 「楽に楽しく生きる」 現在、実践中です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼私のミッションについて ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽以前、ここには自分の人生の指針と目標を掲げていました。 現在、指針はこれしかありません。 「楽に楽しく生きる」 難しいことを考えなければ、人生はとってもシンプルです。 あえてもう一つ指針を掲げるとしたら、 「誠実に生きる」 です。 「自分にも他人にも誠実に、楽に楽しく生きる」 これで行きましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「知恵」「勇気」「豊かな心」3つの知識について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここで紹介する本は、読書によって得られる知識を3つに分類し、 「成分解析」としてお伝えしています。 3つの知識は次のような判断をもとにポイントが付けられています。 知恵 …生きるための知恵、ビジネスの知恵、お金儲けの知恵、 おばあちゃんの知恵等、 より良く生きていくのに必要な知恵 勇気 …一歩を踏み出す勇気、障害に立ち向かう勇気、 より良く生きるのに必要な勇気 豊かな心…人をいたわる心、自分を愛する心、周りの人を暖かく できる心等 より良く生きていくのに必要な豊かな心 しかし、私の個人的な判断によりポイントを付けているため、 みなさまが実際読まれた時は、違う印象を持たれるかもしれません。 その辺りの判断の相違については、どうかご容赦ください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★出来事 Vol.xxx ☆書評 Vol.xxx の説明 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メルマガが900号を超したのを記念?して、メルマガ発行周期を 「平日刊」から「不定期」に変更しました。 定まった形式で発行しなくなるため、冒頭部分の「今日の出来事」 と「書評」が連動しなくなります。 そのためVol.900以降、別々にカウントアップすることにしました。 まぁ、余り気にしないで下さい(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人生を成功に導く読書術! ~おやじむしの3分書評~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【豊かな人生研究委員会HP】 → http://www.oyajimushi.com/ 【ご意見・ご感想などはこちらへどうぞ】 → info@oyajimushi.com 【ブログもあります。こちらへどうぞ】 → 楽天日記 :http://plaza.rakuten.co.jp/successread → FC2 :http://successread.blog66.fc2.com/ → ライブドア:http://blog.livedoor.jp/oyajimushimushi/ → アメブロ :http://ameblo.jp/oyajimushi 【おやじむしのおすすめメルマガ】 → 1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』 http://www.mag2.com/m/0000094236.html → 毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン http://www.mag2.com/m/0000135008.html → Webook of the Day http://webook.tv/mm.html → 『ココロにしみる読書ノート』 http://www.mag2.com/m/0000148203.htm → 『4コマ図解・読書録゛(ログ)』 http://www.mag2.com/m/0000255083.htm → 『本から峠の向こうの日本をみよう!』 http://www.mag2.com/m/0000177710.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000194014.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


