2009/11/16
週間!食品スーパーマーケット最新情報、第186号!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■週間!食品スーパーマーケット最新情報!■
- 経営コンサルタント鈴木が独自に編集し、発信します。-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第186号2009/11/16
週間!食品スーパーマーケット最新情報、第186号をお届けします。
2010年度の食品スーパーマーケット業界の中間決算がほぼ出そろいました。
現在、これらを集計し、分析中ですが、近々に全体の結果、および、それに
もつづく、2010年度の決算状況をうらなったみたいと思います。
今週も決算については、ヤマザワ、九九プラス、スーパーバリュー、
原信ナルスH、いなげやと5社取り上げました。この中でも注目は、
九九プラスの増収増益、好調な中間決算かと思います。
ローソンとの業務・資本提携効果に加え、消費者の節約志向に100円商品が
マッチしてきたのではないかと思われます。そこで、「今週のあのブログを勝手に
もう一度!(約1,450編から)」は、九九プラスについて取り上げます。ひとつは、
今回の飛躍につながったバリューローソンとの合併、そして、もうひとつは、
その大本のローソンとの業務・資本提携についてです。
今週は、これ以外には、調味料のPOS分析についても取り上げました。焼肉
のたれとドレッシングが好調であり、ここにも消費動向が端的に表れており、
食品スーパーマーケットをとりまく環境が大きく変化していることがわかります。
そして、今週は、POS分析についても取り上げました。特に、最近よく質問を
受けるレシート分析(通常のPOS分析)とID分析の違いについてまとめてみました。
時代は確実にID分析に動いていますが、まだまだ一般化するには少し時間がかかり
そうです。
食品スーパーマーケット業界も今期中間地点を過ぎ、後半戦に突入しました。
今期は厳しい経営環境が予想される中、各社がどのような経営の立て直しを
はかってゆくか注目です。
━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━
-財務3表連環分析!食品スーパーマーケット2009、販売開始!-
詳細データをExcel版でご提供します。お申し込みはこちら!
http://pipi.cocolog-nifty.com/consulting/
*無料!解説版、「MD力って何だ?」、「出店余力って何だ?」進呈中!
━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼今週の目次▲
1.ヤマザワ、2010年3月期中間、減収増益!
2.POS分析、レシートとID分析の違いは?
3.九九プラス、2010年3月期、中間決算、増収増益、好調!
4.スーパーバリュー、2010年2月期中間、増収増益!
5.原信ナルスH、2010年3月期中間決算、増収増益!
6.調味料、焼き肉のたれ、ドレッシング好調、内食需要?
7.いなげや、2010年3月期中間決算、増収減益!
■■ あのブログを勝手にもう一度!(約1,450編から)■■■■ □□□□ ■
・March 15, 2009:九九プラス、バリューローソンと合併、株価急騰!
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/03/post-704c.html
・March 01, 2007:九九プラス、ローソンと業務・資本提携を発表!
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2007/03/post_fd93.html
■■■■■■■■■ □□□□□□□□□ ■■■■■■■■■ □□□□□□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 14, 2009
1.ヤマザワ、2010年3月期中間、減収増益!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヤマザワが10/30、2010年3月期の中間決算を公表した。結果は、
売上高458.15億円(99.3%)、営業利益12.07億円(102.0%:売上対比2.63%)、
経常利益12.18億円(101.9%:売上対比2.65%)、当期純利益5.99億円
(145.5%:売上対比1.30%)と、売上高は減少したものの、利益は増益、
特に当期純利益は大幅な増益となった。売上高が減少した要因は新店が1店舗に
留まり、既存店の客数が96.1%、客単価が98.8%となり、売上高が94.9%となった
ことが大きかった。また、客単価の中身であるが、買上点数は101.0%とやや
上昇したが、平均単価が97.8%と下落したことが大きい。平均単価97.8%は
昨年が101.4%、一昨年が101.2%であるので、この3年間では最も大きな落ち込み
であり、消費環境の悪化による価格競争の結果を反映しているといえよう。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/20103-5799.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 13, 2009
2.POS分析、レシートとID分析の違いは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここ最近POS分析が急速に食品スーパーマーケット業界、およびメーカー、
卸で注目されつつある。その背景にあるのは、消費環境の厳しさが増す中、
小売業側の収益が落ち、その対策のひとつとして、食品スーパーマーケットと
メーカー、卸と一体となった取り組みが求められ始めたことがあるといえよう。
特に、ここ最近、食品スーパーマーケット側のIT化が進み、webを通じて、
POSデータを公開する仕組みがあいついで開発されたことも、この状況に
拍車をかけているといえよう。そこで、ここでは、この注目されつつある
POS分析において、2大潮流となりつつある分析手法、レシート分析と
ID分析の違いについて考えてみたい。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/posid-126a.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 12, 2009
3.九九プラス、2010年3月期、中間決算、増収増益、好調!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
九九プラスが11/10、2010年3月期の中間決算を公表した。結果は、
営業収入760.73億円(112.1%)、営業利益11.78億円(昨年赤字:営業収益比1.54%)、
経常利益 12.28億円(昨年赤字:営業収益比1.61%)、当期純利益14.47億円
(昨年赤字:営業収益比1.90%)と、昨年の赤字からV字回復を果たし、
一転、増収増益の好決算となった。今期はローソンとの資本・業務提携の
成果が問われる決算であるが、早くも、その効果が鮮明に表れたといえよう。
特に、今年5/1にローソンの子会社バリューローソンの吸収合併を機に、
大半の店舗をローソンストア100へとリニューアルしたことが大きいと
いえよう。現在、九九プラスは937店舗であるが、内、ローソンストア100は
744店となり、約80%が新店を含め、リニューアルしたことになる。さらに、
FC化もこの7月から本格化しており、これが軌道に乗れば、これまで
抑制されていた新規出店ペースを速めることも可能となろう。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/20103-fc11.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 11, 2009
4.スーパーバリュー、2010年2月期中間、増収増益!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スーパーバリューの業績が消費環境の厳しい中、好調に推移している。
10/13に公表した2010年2月期の売上高は211.89億円(115.8%)、
営業利益は5.97億円(112.1%)、経常利益5.20億円(113.0%)、
当期純利益2.90億円(105.4%)となり、増収増益、特に、売上げが大きく
増加し、好調な決算となった。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/20102-b10b.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 10, 2009
5.原信ナルスH、2010年3月期中間決算、増収増益!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
原信ナルスHが11/2、2010年3月期、中間決算を公表した。結果は、
売上高が593.30億円(101.9%)、営業利益16.19億円(113.1%:売上対比2.72)、
経常利益15.38億円(112.0%:売上対比2.59%)、当期純利益7.72億円
(133.4%:売上対比1.30%)と、増収増益、特に利益は2桁増となる好調な
決算となった。また、通期予想も、売上高1,190.00億円(102.4%)、
営業利益36.00億円(111.8%:売上対比3.02%)、経常利益35.00億円
(114.6%:売上対比2.94%)、当期純利益18.00億円(169.0%:売上対比1.51%)
と、同様に増収増益であり、今期、原信ナルスHの決算は好調な決算が
予想されよう。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/h20103-0ec8.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 09, 2009
6.調味料、焼き肉のたれ、ドレッシング好調、内食需要?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここへ来て、食品スーパーマーケット業界の業績が厳しい状況になってきた。
現在、2010年2月期、3月期の中間決算があいついで公表れているが、その結果を
見ると、増収増益の好決算の食品スーパーマーケットは稀であり、大半が
増収減益か、減収減益の決算となっており、利益の確保が特に厳しい状況と
なっている。これは、消費者物価指数(CPI)が明らかなデフレ傾向を示すように、
食品スーパーマーケット各社が激しい価格競争を繰り広げ、結果、価格が下がり、
原価の下落をもたらし、利益への影響が大きいためであると思われる。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/post-517a.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
November 08, 2009
7.いなげや、2010年3月期中間決算、増収減益!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いなげやが、10/27、2010年3月期の中間決算を公表した。結果は、
営業収益1,144.83億円(100.8%)、営業利益8.63億円(71.4%:営業収益比0.75%)、
経常利益10.06億円(74.9%:営業収益比0.87%)、当期純利益2.73億円
(96.0%:営業収益比0.23%)となり、増収減益となる厳しい決算となった。また、
増収に関しても、100.8%とわずかな伸び率にとどまり、売上げも厳しい状況である。
いなげや自身も、「価格引き下げなどにより客数確保には一定の効果が
ありましたものの一点当たりの買上単価が下げ止まらず、既存店売上高は、
前年同四半期比4.4%減と厳しい状況で推移、・・」と、コメントしている
ように、予想以上の価格競争が経営に大きな影響を与えているといえよう。
http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/11/20103-5418.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◇◆有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報!◆◇
-緊急特集! 日本の食品スーパーマーケット2009、本決算から!-
第17回:食品スーパーマーケットのB/S、出店余力とは、その1!
ついに、最終章、B/Sの実態に迫る!
■■■■■■■■■■ □□□□□□□□□■■■■■■ 第85号 2009/11/16
「有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報」、第85号をお届け
します。この「有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報」は、
ブログ、「食品スーパーマーケット最新情報」の有料版プレミアムです。
「緊急特集!日本の食品スーパーマーケット2009、本決算から!」も、
ついに最終章、B/Sに入ります。食品スーパーマーケットのB/Sの最大のポイントは
資産の約60%強を占める出店関連の資産、この資産の原資をどう生み出すかに
あるといえます。出店にかかわる資産とは、土地、建物、敷金・保証金の合計です。
これに在庫を加えても良いのですが、在庫は総資産の10%を下回り、
生鮮の強い食品スーパーマーケットでは数%ですので、
こと食品スーパーマーケットでは大きなインパクトではありません。ここでは、
在庫を加えず、先の3項目で出店関連の資産を算出することにします。
そこで、出店余力ですが、この食品スーパーマーケットにとって最大の資産、
出店関連の資産が自己資本でどれだけ賄われているか、その度合いを示したものが
出店余力です。したがって、出店余力が高ければ、自己資本で出店が可能な
財務状況といえ、将来に渡って、安定的な出店ができ、継続的な成長が可能と
なります。逆に、出店余力が低ければ、負債に依存する出店構造となり、
いずれ、成長は止まり、財務基盤の安定に全力を注ぐことを
余儀なくされます。
したがって、食品スーパーマーケットのB/Sの評価は、まさに、新規出店を
安定継続的に可能かどうかをしっかり見極めることが最大のポイントといえ、
今回も、この観点から決算公開企業約50社の実態をじっくり見てみたいと
思います。そして、どの食品スーパーマーケットが、今後、安定成長が
可能なのかを占ってみたいと思います。
続きはこちらから・・
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/68/P0006830.html
■■■■■■■■■ □□□□□□□□□ ■■■■■■■■■ □□□□□□
お知らせ:
*財務3表連環分析による「食品スーパーマーケット決算分析2009」販売開始!
*http://pipi.cocolog-nifty.com/consulting/
2009年度
*Chain Store Age、2009年10/01号:ガムのPOS実証分析結果を投稿!
*Chain Store Age、2009年08/15号:ガムの市場動向を投稿!
*Chain Store Age、2009年06/15号:焼酎のPI値分析を投稿!
*酒類産業新聞5月臨時号にスーパー業界と焼酎のインタビュー記事掲載!
*Chain Store Age、2009年05/15号:ガムのPI値分析を投稿!
*Chain Store Age、2009年04/1号:ガムのコラムを投稿!
2008年度
*Chain Store Age、09/1号:P138、POS分析講座、第6回を投稿!!
*Chain Store Age、08/1号:P92、POS分析講座、第5回を投稿!!
*Chain Store Age、07/1号:P134、POS分析講座、第4回を投稿!
*Chain Store Age、06/1号:P138、焼酎のPOS分析の記事を投稿しました!
*Chain Store Age、06/1号:P146、POS分析講座、第3回を投稿!
*Chain Store Age、05/01号:P92、POS分析で売り場改革」第2回を投稿!
*Chain Store Age、04/01号:P101、「POS分析で売場改革実践講座」開始!
*Chain Store Age、04/01号:P113、ベイシア、ワイン取材記事を寄稿!
*ミクシィに食品スーパーマーケット最新情報のコミュニティ創設



