2009/08/31
週間!食品スーパーマーケット最新情報、第175号!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■週間!食品スーパーマーケット最新情報!■ - 経営コンサルタント鈴木が独自に編集し、発信します。- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第175号2009/08/31 今週は食品スーパーマーケット、コンビニ各社の7月度の売上速報が公表され ました。コンビニはtaspo効果が切れたことに加え、昨年が猛暑ということで 二重のマイナス要因が重なり、大きく数字を落としました。当面、極めて厳しい 状況が続くものと思います。 その挽回策ととしてローソンとマツモトキヨシの業務提携がタイミングよく 公表されましたが、起死回生の挽回策となるか、今後の動向を見極める必要が ありそうです。 そこで、あのブログを勝手にもう一度!(約1,350編から)は、昨年7月度と 直近のコンビニの売上速報を取り上げてみたいと思います。今後の、コンビニの 動向を占うえで、貴重なデータかと思います。 また、食品スーパーマーケットもここへ来て、売上げが失速しており、今期 後半は厳しい状況が続きそうです。この結果を象徴するかのように、ユニバースが 2010年4月度の第1四半期決算を公表しましたが、増収減益という厳しい結果です。 ただ、ブログでも言及しましたが、これはあえて、前倒しの投資をした結果 でもあり、財務状況は極めて健全です。今後、このような前倒しの投資が 各食品スーパーマーケットでも必須の状況となることが予想されますので、 財務体力のない食品スーパーマーケットは厳しい経営を余儀なくされるものと 思います。今週取り上げたブログ、日経のイオンの会社研究も同様な状況になる といえ、食品スーパーマーケットだけでなく、小売業界全体が正念場となりそうです。 これ以外では、CRM関連として、もうひとつのデシル分析、日経MJ新製品 週間ランキングについても取り上げました。 お知らせにありますように、久しぶりにセミナーを開催します。満を持して という面もあり、メーカー向けですが、財務3表連環分析を駆使した 商談前の決算チェックというテーマです。是非、ご検討ください。 ━━━━ お知らせ! ━━━━━━━━━━━━ セミナー開催:スーパーマーケット『商談前の決算チェック、ここが提案ポイント http://www.marken.co.jp/marken_seminar/2009/10/post_125.shtml 食品スーパーマーケット上場全52社の決算を7エリアに分けて詳細に比較分析、 -財務3表連環分析!食品スーパーマーケット2009、販売開始!- 詳細データをExcel版でご提供します。お申し込みはこちら! http://pipi.cocolog-nifty.com/consulting/ *無料!解説版、「MD力って何だ?」をアップしました! ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼今週の目次▲ 1.現金と有利子負債のバランスを考えてみる! 2.ユニバース、2010年度、第1四半期決算、増収減益! 3.もうひとつのデシル分析? 4.日経新聞、8/21、8/22、会社研究でイオン特集! 5.コンビニ売上速報、2009年7月度、-5.0%! 6.食品スーパーマーケット売上速報、2009年7月、100.4%! 7.下位ランクから見る日経MJ新製品週間ランキング! ■■ あのブログを勝手にもう一度!(約1,350編から)■■■■ □□□□ ■ ・August 22, 2008:コンビニ絶好調、2008年7月度、タスポ効果鮮明! http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2008/08/20087_7ea4.html ・July 23, 2009:コンビニ売上、既存店昨対割れ-2.3%、2009年6月! http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/07/2320096-467e.html ■■■■■■■■■ □□□□□□□□□ ■■■■■■■■■ □□□□□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 29, 2009 1.現金と有利子負債のバランスを考えてみる! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前回のブログで、ユニバースの2010年4月度の第1四半期決算を取りあげた。 残念ながら、増収減益という厳しい結果であったが、この減益は前倒しでの 積極投資を行った上での攻めの減益といえる。通常、食品スーパーマーケットで 投資、ほとんどの場合が新規出店に向けての投資であるが、これが行われると、 過度の場合は財務バランスを崩し、経営が悪化する場合があり、投資の際には 慎重な経営判断が必要といえる。ユニバースの場合は、この点、慎重な 経営判断がなされており、営業キャッシュフローを超える投資に対して、 新たな借り入れを増やすことなく、自社の現金を取り崩して行っており、しかも、 財務バランスを崩すことなく、自己資本比率もわずかであるが、上昇させている。 このようなケースは稀であるといえ、強固な財務体質を持つ 食品スーパーマーケットでなければできない経営判断であるといえよう。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/post-75ea.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 28, 2009 2.ユニバース、2010年度、第1四半期決算、増収減益! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ユニバースが8/21、2010年4月度、第1四半期決算を公表した。結果は、 売上高242.35億円(104.5%)、営業利益6.65億円(-14.6%:売上対比2.74%)、 経常利益7.02億円(-14.8%:売上対比2.89%)、当期純利益4.16億円 (-14.5%:売上対比1.71%)となり、増収減益、しかも、利益はいずれの段階 でも2桁減となる厳しい結果となった。ただ、この減益は、急激な消費環境の 悪化を受け、前倒しでの新規出店等の積極的な投資を行ったためであり、 攻めの減益といえよう。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/2010-203a.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 27, 2009 3.もうひとつのデシル分析? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ CRMの典型的な分析手法のひとつにデシル分析がある。デシルとは、 容量の単位のデシリットルのデシと語源が同じであり、1Lを1/10に分けた 単位から来ているように、デシル分析も顧客の購入金額を1/10に分けて、 顧客のランクづけを行う分析手法である。何のためにデシル分析を行うかであるが、 食品スーパーマーケットにおいて、デシル分析を行い、デシルごとに売上を 見てみると、デシルの上位の顧客が大半を占めており、デシル下位の顧客の 貢献度は圧倒的に低いことがわかり、顧客の重点管理が売上げアップに有効では とないかと思われるからである。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/post-cc99.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 26, 2009 4.日経新聞、8/21、8/22、会社研究でイオン特集! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日経新聞8/21、8/22の会社研究コーナーでイオンが取り上げられた。 2回に渡って取り上げられた記事であるが、(上)の見出しは、「業績低迷、 我慢の投資抑制」、「現金流出、5年で4,900億円」であり、(下)の見出しは、 「低価格PBでテコ入れ」、「グループ戦略見直しも」である。また、 記事の小見出しは、(上)が、「中国事業拡大見直し」、「銀行の黒字化遅れる」 であり、(下)が「値下げ品目を拡大」、「PB比率15%目指す」、 「国内最多の17上場子会社」である。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/821822-fae4.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 25, 2009 5.コンビニ売上速報、2009年7月度、-5.0%! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ コンビニの売上げが予定(予想)通り?、大きく下がった。この7月度は、 -5.0%(95.0%)となった。既存店はさらに、落ち込みが大きく、-7.5%であり、 日経新聞8/21付けでも報じられているように、この数字を公表している (社)日本フライチャイズチェーン協会が統計を取り始めた平成10年(1998年) 12月以来、最大の落ち込であるという。実際、平成10年(1998年)12月以降の 公表データを見てみると、この7月まで139ケ月間あるが、マイナスになったのは、 わずか10回(月)であり、この7月度が11回目のマイナスの月であり、 コンビニがこの10年間、右肩当たりのトレンドであったことがわかる。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/2009750-1b0c.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 24, 2009 6.食品スーパーマーケット売上速報、2009年7月、100.4%! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 食品スーパーマーケット上場企業、24社の2009年7月度の売上速報を集計した。 コンビニほどではないが、単純平均で100.4%と、厳しい結果となった。 ここ最近の数字は6月度101.3%、5月度104.9%、4月度102.2%、3月度101.5%、 2月度102.3%、1月度104.7%という状況であり、昨年の7月度が106.7%であるので、 昨年がやや高かったこともあるが、今年に入り、最低の伸び率、しかも、 昨対ぎりぎりと厳しい数字となった。客数、客単価まで公表している 食品スーパーマーケットは、この内、10社あるが、客数は103.1%、 客単価が98.1%であるので、客単価の落ち込みが大きいといえ、 消費環境が一層厳しくなっているといえよう。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/200971004-8827.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ August 23, 2009 7.下位ランクから見る日経MJ新製品週間ランキング! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日経MJ新製品週間ランキングが8/21公表された。これまで、本ブログでは、 ランキングの上位をAランク金額PI値500円、Bランク金額PI値300円、 Cランク金額PI値200円と分け、特に、金額PI値500円以上は無条件で定番化しても 問題はない顧客からの高い支持があり、通常の定番でも十分に重点商品として、 強化すべき商品であると推奨してきた。逆に、Cランク以下は、厳しい数字であり、 今後、定番化するのはかなり、難しいのではないかと、あまり、 取り上げることはなかった。そこで、今回は、逆に、Cランク以下、すなわち、 下位の新製品を中心にランキングを見てみたい。 http://pipi.cocolog-nifty.com/pi/2009/08/mj-7fd4.html ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ◇◆有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報!◆◇ -緊急特集! 日本の食品スーパーマーケット2009、本決算から!- 第6回目:食品スーパーマーケットのMD戦略、その3! 北海道、東北、関東、中部・東海・北陸、近畿、 中国・四国、九州・沖縄の7つのエリアに分けて詳細に解説します! ■■■■■■■■■■ □□□□□□□□□■■■■■■ 第74号 2009/08/31 「有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報」、第74号をお届けします。 この「有料版プレミアム!食品スーパーマーケット最新情報」は、ブログ、 「食品スーパーマーケット最新情報」の有料版プレミアムです。 「緊急特集!日本の食品スーパーマーケット2009、本決算から」も第6回目と なりました。今回も前回に引き続き、マーチャンダイジング戦略についての解説と なります。前回は全国7エリアの中から、北海道、東北、中部・東海・北陸エリアの 3つのエリアの各食品スーパーマーケットのマーチャンダイジング力の解説を 試みました。そこで、今週は、日本最大の食品市場、首都圏、関東エリアを 取り上げてみたいと思います。 関東の上場食品スーパーマーケットに決算公開企業を加えると、全部で14社 あります。総店舗数は1,497店舗、ただし、九九プラスが関東地区に747店舗中 429店舗を展開しており、これを抜くと1,068店舗となります。もちろん、 全7つのエリアの中で最多の食品スーパーマーケットの数となります。 ちなみに、関東地区の食品スーパーマーケットですが、オオゼキ、オーケー、 東武ストア、スーパーバリュー、マルエツ、ベルク、ヤオコー、カスミ、エコス、 いなげや、九九プラス、相鉄ローゼン、Olympic、マルヤの14社となります。 この14社のマーチャンダイジング力の詳細をじっくり解説したいと思います。 それぞれの食品スーパーマーケットのマーチャンダイジングにおける強み、 弱みを浮き彫りにし、その課題についても言及したいと思います。 続きはこちらから・・ http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/68/P0006830.html ■■■■■■■■■ □□□□□□□□□ ■■■■■■■■■ □□□□□□ お知らせ: *財務3表連環分析による「食品スーパーマーケット決算分析2009」販売開始! *http://pipi.cocolog-nifty.com/consulting/ 2009年度 *Chain Store Age、2009年08/15号:ガムの市場動向を投稿! *Chain Store Age、2009年06/15号:焼酎のPI値分析を投稿! *酒類産業新聞5月臨時号にスーパー業界と焼酎のインタビュー記事掲載! *Chain Store Age、2009年05/15号:ガムのPI値分析を投稿! *Chain Store Age、2009年04/1号:ガムのコラムを投稿! 2008年度 *Chain Store Age、09/1号:P138、POS分析講座、第6回を投稿!! *Chain Store Age、08/1号:P92、POS分析講座、第5回を投稿!! *Chain Store Age、07/1号:P134、POS分析講座、第4回を投稿! *Chain Store Age、06/1号:P138、焼酎のPOS分析の記事を投稿しました! *Chain Store Age、06/1号:P146、POS分析講座、第3回を投稿! *Chain Store Age、05/01号:P92、「POS分析で売り場改革」第2回を投稿! *Chain Store Age、04/01号:P101、「POS分析で売り場改革実践講座」開始! *Chain Store Age、04/01号:P113、ベイシア、ワイン取材記事を寄稿! *ミクシィに食品スーパーマーケット最新情報のコミュニティ創設


