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2008/06/23

実践!人が主役の経営【08年Vol.18】

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         『 実践! 人が主役の経営 』

【 08年 Vol.18 】      発行:「理念と経営・経営者の会」事務局

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      経営理念を重視し、人が主役の経営を目指している
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◆ 今回のコンテンツ

◇◆ 1.今週のことば

◆◇◆ 2.企業事例研究

◇◆◇◆ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより

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■■ 1.今週のことば -------------------------------------------


 マイナスをゼロに戻すのはさほど難しくありません。
 頑張ればいいのですから。

 ところが、いざ、あたりを見渡せる丘の上に立ってみると、
 行き先がわからない。

 こちらのほうが相当深刻です。

      藤井設備工業株式会社 代表取締役 藤井一博

 ★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に掲載されています。
  (68〜69ページ 「私のありがとう経営」)


■■ 2.企業事例研究 ------------------------------------------


 今週の企業事例研究は、北海道の北一食品株式会社をご紹介します。
 代表取締役の前田康仁氏にお話を伺いました。


 ◆-------------


 ☆「なんのために会社をやっているんだ。
      ただ、金を儲けるためだけなのか?」

 1983年、前田康仁氏は北一食品をスタートさせました。

 そのころは、ちょうどコンビニの隆盛期で、東京ではコンビニに
 弁当店が押され始めるという現象が起こっていました。

 その波はきっと北海道にも押し寄せてくる、
 その前に何か打開策を用意しておこうと考えます。

 そして、見つけたのがたこ焼き店でした。

 「たこ焼き大将」という名前でチェーン化し、タコも大きな切り身の
 マダコを使用。そのこだわりが知れ渡り、どの店にも行列ができる
 までになります。

 27歳のときには、フランチャイズ店を含め、20店舗ほどに拡大。
 当時、会社全体で4億から5億円の売り上げがあったといいます。

 しかし、なにかがおかしい。なにか、しっくりこない。
 やがて、経営者として、避けることができない悩みにぶつかります。

 たこ焼きは、ちょっと練習すれば誰でも焼けるようになる。
 アルバイト感覚で来て、簡単に辞めていく。

 だから、仕事をとおして人が育っていかない。

 また、いつも綺麗にしている店もあれば、汚い店もある。
 店舗によって、雰囲気が違い、お客様への対応もそれぞれ違う。

 社員の心がバラバラだった。

 「これでいいのか。自分はなんのために会社をやっているんだ。
  ただ金を儲けるためだけなのか」

 やがて前田氏は、たこ焼き店を手放すことにしました。

 このままやっても自分の考えているような店にはならない。
 一度、身軽になって、経営のあり方、事業の方向を考え直そう。

 そう決断したのでした。


 --------------


 ☆「仕事はみんなが幸せになるためにやっているんだ」

 それから、いろいろな本を読み、講演会、セミナーなどに
 足を運びました。

 ある経営コンサルタントの講演会で、講師が言ったのが、
 「みんな幸せになるために生きているんだ」という言葉でした。

 「あ、そうか!仕事というのも、みんなが幸せになるために
  やっているんだ」

 ずっと売り上げだけを目的にやってきた。
 だから、こんな当たり前のことにすら、気づかなかった・・・。

 その後、前田氏は回転ずし「トリトン」の経営に着手。

 今度はすべて直営店でやる。
 店のコンセプトも考え、また、スタッフと思いを共有し、
 同時に仕事をとおしてそれぞれが独自の夢をもてるようにと
 経営理念も打ち立てました。

 「私が社員の心がバラバラだと悩んでいたのは、考えてみれば
  当たり前だったんですよ。

  それまでは経営理念もつくっていなかったし、何も発信して
  いなかったんですからね」

 その経営理念が下記です。

 「お客様の満足を喜びとし、仕事を通し働く人の物、心の豊かさを
  追求することにより地域社会に貢献する」

 理念をスタッフと共有したいという思いから、
 月に1、2度、勉強会を始めることに。

 そうして、さらに理念を深め、店舗ごとの格差も、
 なくすことにもつなげたいと考えたのです。

 「お客様も、社員も、みんなが幸せになる経営」
 これが、同社を結束させている力となっているのです。


 ★関連記事は、月刊「理念と経営」6月号に掲載されています。
  (40〜47ページ「企業事例研究2」)


■■ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより -----------------


 今回は、理念と経営・社内勉強会を開催されている
 株式会社杉本組の佐藤真巳子様からの感想をご紹介します。

 ++++++++++

 『「ありがとう!」が飛び交う会社に』

  三重県 株式会社杉本組 佐藤真巳子

  私たちの会社は昨年10月から4グループに分かれて、月に1回、
  18時から約1時間の勉強会を行っています。

  はじめは、「どうしてやらないといけないのか?」「やりたくない!」
  という声もありましたが、今ではだれ一人、欠けることなく
  実施しています。

  まだ始まったばかり。意見が出なかったり、時間が余ることもあります。

  そんなとき、歴史上の人物や現在も活躍されている方々のエピソードを
  話してくださる社員がいて、まるで学生時代の社会の授業を受けている
  ような気分になります。これもまた、良い社会勉強です。

  回を重ねるたびに真剣な意見が聞け、また、自分とはまったく違った
  見方や考え方を発見でき、とてもためになります。

  この場を通じて社員同士が素直に意見を述べ合い、助け合って、
  たくさんの「ありがとう!」が飛び交う会社になれば、きっと
  我が社の未来は明るいだろうと思います。

  決して諦めたり、今に満足することなく、前を見て、
  少しずつでいいので進んでいきたいと思います。


 ++++++++++


 理念と経営・社内勉強会にご興味のある方は、
 <shibu@rinen-mg.co.jp>まで、お気軽にお問い合わせ下さい!


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★ 次回の『実践!人が主役の経営』のコンテンツ

1.今週のことば
2.企業事例研究
3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
                            お楽しみに★
  
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