実践!人が主役の経営【08年Vol.2】
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『 実践! 人が主役の経営 』
【 08年 Vol.2 】 発行:「理念と経営・経営者の会」事務局
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◇ メルマガ『実践!人が主役の経営』は、
経営理念を重視し、人が主役の経営を目指している
中小企業を応援するメールマガジンです。
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◆ 今回のコンテンツ
◇◆ 1.今週のことば
◆◇◆ 2.企業事例研究
◇◆◇◆ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
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■■ 1.今週のことば -------------------------------------------
社内では「ふくやの理念」を、アルバイトさんを含めて
隅々まで浸透させることを徹底しています。
理念というのは、平時にはそんなに意識しないものかもしれない。
しかし、何かに迷ったときには理念を基にして決断することが
できます。
これが大事なんですね。
株式会社ふくや 代表取締役社長 川原 正孝
★関連記事は、月刊「理念と経営」1月号に記載されています。
(16〜23ページ「企業事例研究1」)
■■ 2.企業事例研究 -------------------------------------------
今週は、「かんてんぱぱ」などのヒット商品を生み出した
“寒天のリーディングカンパニー”、伊那食品工業株式会社を
ご紹介します。
「いい会社をつくりましょう。
―――たくましく そして やさしく―――」
上記は同社の経営理念です。
この「いい会社」とは、けっして経営上の数字だけではありません。
会社に関わるすべての人にとっての「いい会社」という意味です。
「働く社員が幸せになる経営をしたい」、
代表取締役会長・塚越寛氏はこのように語られます。
塚越会長に同社に対する思い、ご自身のもつ哲学を伺いました。
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☆「社員が幸せになるための“いい会社”」
1958年、塚越会長は、それまで勤めていた木材会社から
「社長代行」という形で経営の建て直しを託され、
関連会社である寒天工場に配属されました。
当時の寒天づくりは、てんぐさなどの海藻の粘着分を取り出して
凍結・乾燥を繰り返すもので、寒冷地の農家の冬の“季節産業”
でした。
この工場では、それを通年生産できるようにと研究が
進められましたが、なかなか軌道に乗りません。
塚越会長は、安定した技術確立が第一と考え、昼は社員と一緒に働き、
夜は技術改良のための研究と、“全力疾走”する日々でした。
それがようやく軌道に乗り出したのは、始めてから10年後のこと。
そのとき塚越会長は、こう考えました。
「自分ひとりがやったわけではない、全社員が一丸となって
ここまで来ることができた。
一緒に苦労してきた社員のために何ができるか。
そして、社員が幸福になる経営とはどうすればいいのか」
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☆「知らしめる経営」
そのような自問自答の中で、
「会社は経営者のためのものではなく、社員みんなのものだ」
という考えが生まれます。
「人件費は社員への対価であり、この支払いは企業活動の
目的そのものである」
として、社員に対してさまざまな手当や配慮がなされます。
また、社員が“自分の会社”と思えるようになってほしい、
との考えから心掛けていることが、「知らしめる経営」です。
「知らしめる経営」とは、トップの考え・会社の課題などを
随時に知らせ、また、社員の意見を聞き、会社全体で情報を
共有することです。
それは、“相互理解と信頼の経営”と言えるでしょう。
“自分の会社”という意識が全社員に生まれれば
すごい力を発揮できる、そう考えたのです。
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☆「世のため、人のため」の志
現在、日本では健康志向が高まるなか、寒天のニーズは高まり、
「寒天ブーム」を迎えています。
しかし、塚越会長はこの“ブーム”に乗ることへの
危険性を訴えます。
企業が永続的な発展していくには、段階を追った成長が
必要であるとして、「末広がりの八の字経営」を目指します。
ブームとは、必ず急激な落ち込みを伴うもので、永続的発展を
妨げるもの。
そうではなく、「末広がりの八の字経営」で、一歩一歩、着実に
成長していくことが大切だ、と語られます。
拡大・成長と突き進むことだけではない、
いつも世のため・人のためを考えて経営をすることが大事である。
これは、塚越会長の経営者としての志でもありました。
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最後に、自分の人生を振り返って、
つぎのように語られています。
「自分の人生を振り返ってみて、たしかに運があったな
と思います。
この運というのは、誰の上にもあるものだと思うんです。
それを掴まえられるかどうか。
自分に与えられたことを一生懸命にやる。
そのとき、運が微笑んでくれるんですよ」
★関連記事は、月刊「理念と経営」1月号に掲載されています。
(44〜51ページ「企業事例研究2」)
■■ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより ----------------
今回は、理念と経営・経営者の会を開催されている
京都府の大秦 進様のご感想を紹介します。
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『社内では相談しにくい問題を胸襟を開いて語り合う』
京都府 『理念と経営』京都滋賀地区担当 副会長 大秦 進
毎回出席するたびに気づきがあり、ためになります。
(汐瀬税理士事務所 所長・汐瀬雅彦氏)
いろいろな経営者・幹部の声を聞かせてもらい、
また経営者のリフレッシュの場として、ありがたく参加させて
いただいています。
(京栄自動車工業株式会社 代表取締役社長・馬場弘一郎氏)
皆さんと共に「ありがとう」を学ぶ会だと感じています。
勉強会を全国に広げるお手伝いを、全力で行います。
(株式会社フジデン 代表取締役社長・藤村泰宏氏)
私は、この勉強会を経営者と社員様の心の架け橋だと思い、
お互いに理解をしていこうと努力をしております。
(有限会社JAPインターナショナル 代表取締役社長・国谷弘和氏)
自分自身を磨く道場と捉え、毎回楽しんで参加しております。
(株式会社富岡工務店 代表取締役社長・富岡重尚氏)
『理念と経営』経営者の会を毎月開催させていただき、社内では
相談できない人材育成や指導、商品開発、新規開発資金計画、
各種研修で学んだ体験についての評価等を、同志が胸襟を開き
語り合っています。
また各社の幹部社員さんも参加され、他社の経営者の発言をとおし、
自社の社長の念いや考えを再認識する、そんな機会となっています。
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理念と経営・経営者の会にご興味のある方は、
<shibu@rinen-mg.co.jp>まで、お気軽にお問い合わせ下さい!
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★ 次回の『実践!人が主役の経営』のコンテンツ
1.今週のことば
2.オンリーワン経営
3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
お楽しみに★
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