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2008/01/22

実践!人が主役の経営【08年Vol.2】

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         『 実践! 人が主役の経営 』

【 08年 Vol.2 】      発行:「理念と経営・経営者の会」事務局

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◇       メルマガ『実践!人が主役の経営』は、
      経営理念を重視し、人が主役の経営を目指している
      中小企業を応援するメールマガジンです。

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◆ 今回のコンテンツ

◇◆ 1.今週のことば

◆◇◆ 2.企業事例研究

◇◆◇◆ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより

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■■ 1.今週のことば -------------------------------------------


 社内では「ふくやの理念」を、アルバイトさんを含めて
  隅々まで浸透させることを徹底しています。

 理念というのは、平時にはそんなに意識しないものかもしれない。

 しかし、何かに迷ったときには理念を基にして決断することが
 できます。

 これが大事なんですね。

         株式会社ふくや 代表取締役社長 川原 正孝


 ★関連記事は、月刊「理念と経営」1月号に記載されています。
  (16〜23ページ「企業事例研究1」)


■■ 2.企業事例研究 -------------------------------------------


 今週は、「かんてんぱぱ」などのヒット商品を生み出した
 “寒天のリーディングカンパニー”、伊那食品工業株式会社を
 ご紹介します。


  「いい会社をつくりましょう。
     ―――たくましく そして やさしく―――」


 上記は同社の経営理念です。

 この「いい会社」とは、けっして経営上の数字だけではありません。
 会社に関わるすべての人にとっての「いい会社」という意味です。

 「働く社員が幸せになる経営をしたい」、
 代表取締役会長・塚越寛氏はこのように語られます。

 塚越会長に同社に対する思い、ご自身のもつ哲学を伺いました。


 ◆-----------


 ☆「社員が幸せになるための“いい会社”」

 1958年、塚越会長は、それまで勤めていた木材会社から
 「社長代行」という形で経営の建て直しを託され、
 関連会社である寒天工場に配属されました。

 当時の寒天づくりは、てんぐさなどの海藻の粘着分を取り出して
 凍結・乾燥を繰り返すもので、寒冷地の農家の冬の“季節産業”
 でした。

 この工場では、それを通年生産できるようにと研究が
 進められましたが、なかなか軌道に乗りません。

 塚越会長は、安定した技術確立が第一と考え、昼は社員と一緒に働き、
 夜は技術改良のための研究と、“全力疾走”する日々でした。

 それがようやく軌道に乗り出したのは、始めてから10年後のこと。
 そのとき塚越会長は、こう考えました。

 「自分ひとりがやったわけではない、全社員が一丸となって
  ここまで来ることができた。

  一緒に苦労してきた社員のために何ができるか。
  そして、社員が幸福になる経営とはどうすればいいのか」


 -----------

 ☆「知らしめる経営」

 そのような自問自答の中で、
 「会社は経営者のためのものではなく、社員みんなのものだ」
 という考えが生まれます。

 「人件費は社員への対価であり、この支払いは企業活動の
  目的そのものである」

 として、社員に対してさまざまな手当や配慮がなされます。

 また、社員が“自分の会社”と思えるようになってほしい、
 との考えから心掛けていることが、「知らしめる経営」です。

 「知らしめる経営」とは、トップの考え・会社の課題などを
 随時に知らせ、また、社員の意見を聞き、会社全体で情報を
 共有することです。

 それは、“相互理解と信頼の経営”と言えるでしょう。

 “自分の会社”という意識が全社員に生まれれば
 すごい力を発揮できる、そう考えたのです。


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 ☆「世のため、人のため」の志

 現在、日本では健康志向が高まるなか、寒天のニーズは高まり、
 「寒天ブーム」を迎えています。

 しかし、塚越会長はこの“ブーム”に乗ることへの
 危険性を訴えます。

 企業が永続的な発展していくには、段階を追った成長が
 必要であるとして、「末広がりの八の字経営」を目指します。

 ブームとは、必ず急激な落ち込みを伴うもので、永続的発展を
 妨げるもの。

 そうではなく、「末広がりの八の字経営」で、一歩一歩、着実に
 成長していくことが大切だ、と語られます。

 拡大・成長と突き進むことだけではない、
 いつも世のため・人のためを考えて経営をすることが大事である。

 これは、塚越会長の経営者としての志でもありました。


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 最後に、自分の人生を振り返って、
 つぎのように語られています。

 「自分の人生を振り返ってみて、たしかに運があったな
  と思います。

  この運というのは、誰の上にもあるものだと思うんです。
  それを掴まえられるかどうか。

  自分に与えられたことを一生懸命にやる。
  そのとき、運が微笑んでくれるんですよ」


 ★関連記事は、月刊「理念と経営」1月号に掲載されています。
  (44〜51ページ「企業事例研究2」)


■■ 3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより ----------------


 今回は、理念と経営・経営者の会を開催されている
 京都府の大秦 進様のご感想を紹介します。

 ++++++++++

 『社内では相談しにくい問題を胸襟を開いて語り合う』

  京都府 『理念と経営』京都滋賀地区担当 副会長 大秦 進

  毎回出席するたびに気づきがあり、ためになります。
  (汐瀬税理士事務所 所長・汐瀬雅彦氏)

  いろいろな経営者・幹部の声を聞かせてもらい、
  また経営者のリフレッシュの場として、ありがたく参加させて
  いただいています。
  (京栄自動車工業株式会社 代表取締役社長・馬場弘一郎氏)

  皆さんと共に「ありがとう」を学ぶ会だと感じています。
  勉強会を全国に広げるお手伝いを、全力で行います。
  (株式会社フジデン 代表取締役社長・藤村泰宏氏)

  私は、この勉強会を経営者と社員様の心の架け橋だと思い、
  お互いに理解をしていこうと努力をしております。
  (有限会社JAPインターナショナル 代表取締役社長・国谷弘和氏)

  自分自身を磨く道場と捉え、毎回楽しんで参加しております。
  (株式会社富岡工務店 代表取締役社長・富岡重尚氏)

  『理念と経営』経営者の会を毎月開催させていただき、社内では
  相談できない人材育成や指導、商品開発、新規開発資金計画、
  各種研修で学んだ体験についての評価等を、同志が胸襟を開き
  語り合っています。

  また各社の幹部社員さんも参加され、他社の経営者の発言をとおし、
  自社の社長の念いや考えを再認識する、そんな機会となっています。

 ++++++++++

 理念と経営・経営者の会にご興味のある方は、
 <shibu@rinen-mg.co.jp>まで、お気軽にお問い合わせ下さい!


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★ 次回の『実践!人が主役の経営』のコンテンツ

1.今週のことば
2.オンリーワン経営
3.「理念と経営・経営者の会」事務局だより
                            お楽しみに★
  
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