2009/03/11
蜜蜂成虫の薬用効果 その1
蜜蜂成虫の薬用効果 その1 第212回 蜜蜂(ミツバチ)は、人類にもっとも多く利用されている昆虫でしょう。 蜂の集めた蜜だけでなく、 花粉、ハチヤニ(プロポリス)、蜜蝋と、様々な生産物が利用されています。 それだけではなく、蜜蜂の虫体そのものも、 幼虫、蛹、成虫の各段階で、薬として利用されています。 また、女王蜂、働き蜂、オス蜂も利用されています。 その上、蜂の針を刺させるという、治療法、蜂針療法というのもあります。 蜂針療法については、また別な機会に述べてみます。 今回は、蜜蜂の成虫の薬用効果について、紹介します。 「蜂ローヤルゼリー蜂花粉蜂蛹虫療法」 葛鳳晨先生主編 吉林科学技術出版社1998年 より 33気管支炎 処方:蜜蜂500g 用法:蜜蜂を乾燥したものを研いで細かい粉にして、1日に2回、1回に5〜10g服用する。 解説:本方は、長年治らない気管支炎などに適用する。 56肝硬変 処方:ローヤルゼリー1000g、生きている蜜蜂若干、蜂蜜若干 用法:ローヤルゼリーを1日に3回、1回に2〜3gを、 蜂蜜水に入れて攪拌したあと服用する。 それとは別に、紫斑(肝硬変の特長)のところを、 生きている蜂に刺させる。 1日に1回。1回に5〜10匹。 解説:本方は、肝硬変に適用する。 70風湿性脳炎、 処方:新鮮ローヤルゼリー、活き蜜蜂 用法:1日に5回ローヤルゼリーを服用する。 服用時に蜂にツボを刺させる。1回に2匹。 解説:風湿性脳炎患者及びその各種機能回復に適用する。 症例:17歳の女性。 風湿性脳炎に罹患し無錫、上海のいくつかの大病院で治療したが、治癒しなかった。 彼女は当時、植物人間状態であった。体は、極度に痩せ、 言葉も発せず、表情は痴呆状態で、手足は乱舞し、意識も無かった。 ローヤルゼリーを毎日服用させ、併せて、蜂の針で刺す治療も行った。 1カ月半で意識が戻り、会話出来るようになり、 身体の機能は基本的には回復した。 現在も蜂の針とローヤルゼリーによる、治療を継続している。 出典:「中国蜂産品報」1996年9月25日 82頭痛、 処方:蜜蜂20匹、黄酒50g 用法:蜂を素焼きの土器の上において加熱乾燥し、研いで細かい粉にする。 すべて黄酒にいれ、2回に分けて服用する。 解説:本方は、頭痛などの症状に適用する。 83 処方(1日量):蜂花粉20g、蜜蜂成虫体10g、プロポリス10g 用法:蜜蜂の成虫を研いで粉にし、40gのアルコール溶液に浸ける。 それに、プロポリスを加えて混ぜ、そのご花粉を加えて混ぜる。 1日に1〜2回に分けて服用する。15日を1治療行程とする。 解説:本方は、癲癇患者に適用する。 83テンカン(癲癇) 処方:蜜蜂90〜100匹、羊の胆嚢 用法:始めにミツバチを羊の胆嚢に入れる。それを紙で包む。 それを、30分前後焼いてから、泥土を除いて、研いで細かい粉にする。 1日に2回、1回に3〜6g、黄酒の適量で服用する。 解説:本方は、癲癇患者に適用する。


