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2009/12/10

豊田市自然観察の森メールマガジン

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豊田市自然観察の森メールマガジン
第43号
2009.12.10発行

~豊田市自然観察の森はサシバや多くの生物がすむ森を目指しています~

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△▼△ もくじ △▼△
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1.臨時休館とメールマガジン休刊のお知らせ
2.森歩き・森あそび
3.自然情報
4.自然の雑学コーナー
5.編集後記

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△▼△ 1.臨時休館とメールマガジン休刊のお知らせ △▼△
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 ※休館期間が変更されました。

 新ネイチャーセンター開設準備に伴い、平成22年1月1日から5月31日まで
 臨時休館いたします。駐車場もご利用いただけませんのでご注意ください。
 あわせて森遊びとガイドウォークもお休みとさせていただきます。
 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
 なお、年末は12月28日(月)から休館となります。

 また、当メールマガジンにつきましてもしばらく休刊とさせていただき、
 次回の発行は来年、5月1日を予定しております。

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△▼△ 2.森歩き・森あそび △▼△
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●森の自然案内人と森歩き●
「落ち葉の森を歩いてみよう」
日時 ・12月16日(水) 23日(水) 10時~12時(受付 10時)
     ※29日(水)は休館のため実施しません。
   ・12月19日(土) 13時~15時(受付 13時)
講師 あべまきの会
参加費 無料(保険に加入しません)
受付 当日ネイチャーセンターにて先着受付
*小雨決行

●わくわくクラブと森づくり●
手ノコで間伐!
「ノコギリを使って木を切ります」
日時 12月12日(土) 9時30分~12時
講師 とよた自然わくわくクラブ
参加費 100円
定員 30人
受付 電話にて受付中
*雨天決行

※来年、平成22年の1月から5月31日までは臨時休館となるため、
 森遊びや森歩き(ガイドウォーク)はお休みとさせていただきます。

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△▼△ 3.自然情報 △▼△
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●鳥●
森の中にはアオジやルリビタキが来ています。ヨシの湿地やトンボの
湿地など、開けたところではジョウビタキの姿が見られるかもしれません。
上池にはマガモが、観察路7番付近にはカシラダカが集まっています。
ネイチャーセンターそばのカキの木には、メジロやヒヨドリが毎日来ています。
そろそろ渋が抜けて、甘くなってきたのでしょうか。
茂みの中からバサッバサッと音がしたら、それはきっとシロハラ。シロハラは
落葉を豪快にはね飛ばして食べ物を探します。

●植物●
マンリョウ、センリョウが赤く色づきました。今年はヤブコウジ(十両)と
ツルアリドオシ(一両)の実が少なく、森の中がちょっとさびしくなっています。
観察路に落ちている白い綿毛の付いた種は、初夏に芳香のある花が楽しめる
テイカカズラ。高いところに花、実をつけるため、下に落ちて初めてその存在
に気づかされることがあります。

●その他●
カワセミの小屋そばの大きなコナラに、ヨコヅナサシガメの幼虫が集まって
います。越冬するために集まっているのですが、いじめると刺しますので
触らないようご注意ください。

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△▼△ 4.自然の雑学コーナー △▼△
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 帰りの遅くなったある日、ネイチャーセンターから真っ暗になった外へ
出ると、足元からガサガサッと物音がしました。見るとそこには、大きな
コナラのドングリをくわえた一匹のネズミが、こちらを見上げて硬直して
います。ネズミはしばらくそのままの姿勢でいましたが、やがて我に返った
ように、森の中へと走って行きました。

 ネズミがくわえていたコナラの実、これにはタンニンがたくさん含まれて
いるためとても渋く、人間が食べる場合にはアクを抜く処理が必要になります。
渋柿の渋さもこのタンニンが原因で、人間が食べるために、たる柿や干し柿
など、渋を抜く工夫が施されてきました。
 ネズミたちはそうした手間をかけずにドングリを食料としています。彼ら
にとって秋の森はごちそうだらけに違いない、と思いきや、最近の研究で、
タンニンを多く含むコナラやミズナラのドングリだけを食べさせると、ネズミ
たちは体重を大きく減らしてしまうという結果が出ていました。どうやら渋い
ドングリは、ネズミたちにとっても決してごちそうでは無いようなのです。
 さて、それでは森にすむ彼らは、一体どうやってドングリを食べているの
でしょう。答えは「馴れ」だそうです。毎日少しずつドングリを与えておくと
ネズミの体がタンニンに対応できるようになり、その後ドングリだけを食べ
させても、極端な体重低下は見られなかった、とのことです。

 植物のタンニンは、他の生き物たちに食べられないために作られると考え
られています。タンニンを作り出す植物たち、それを克服してしまう生き物
たち。どちらにも野生のたくましさを感じます。人間も渋いのを我慢して少し
ずつ食べれば、やがてそのまま食べられるようになるのでしょうか。


参考文献
島田 卓哉. 2008. 堅果とアカネズミとの関係
        ―タンニンに富む堅果をアカネズミが利用できるわけ― 
  哺乳類科学, 48: 155-158
http://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/48/1/48_155/_article/-char/ja
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△▼△ 5.編集後記 △▼△
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 2009年も残すところわずかとなり、今年出来たことや出来なかったことに
思いを巡らせてみると、まだまだたくさんのことをやらなくては、と感じます。
 たとえば未だ書いていない年賀状とか。

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