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2007/07/10

製造業経営者必読! ~船井流 競争力強化の原理原則 第59号

いつもご愛読ありがとうございます。
船井総合研究所 西村です。 

『製造業必読!〜船井流競争力強化の原理原則』!!

船井総合研究所が毎週お届けしているこのメールマガジンは、
製造業に特化した経営戦略・マーケティング・営業・物流など、
フナイ流の戦略・経営哲学を満載してお届けしています。

それでは、精鋭コンサルタントによる熱いレポートをどうぞ!!


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コラム1 最近のロジスティクス業界動向 4 青野正完
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SCM改革を成功させるための効果的な進め方、順序は以下の通りです。

まずはマーケティング面の方針決定、そして、マネジメント面、組織機能の再定義、
最後にオペレーションプロセス改革という順で進めていくことになります。

言い換えると、マーケティング改革、SCM改革、組織改革の順でないと
企業改革は成功しないと言っても過言では無いと思います。

なによりも自社の方針、スタンス、対応レベルを可視化、標準化していくことが
大切であり、すべての判断基準になります。

ここが曖昧だと、課題解決の優先順位が決められず、モグラタタキ型の
プロジェクト運営になり、成果に繋がりません。

トップマネジメントのコミットメントが無いと、担当部門だけでは責任が
取り切れないことが多いのがSCM改革の特長です。

担当部門に丸投げのようなプロジェクト運営をしている企業も散見されますが
ほぼ間違いなく失敗に終わっています。

SCM改革は企業改革とも言えますから、トップマネジメントの深い関与と
覚悟が必要です。

縦割り型の組織体制では、なかなか上手く進まないようです。


●青野 正完 (アオノ マサミツ)  aono@funaisoken.co.jp 
第五経営支援部のグループマネージャーとして、個性派集団のコンサルタントを 
まとめ上げる。競争戦略から市場優位性確保のためのマーケティング、ロジス
ティクス企画立案・導入までを多数手掛ける。特に、製造業から小売業に至る
まで幅広い領域での戦略立案、顧問支持率向上策の実践、BPR推進支援を
得意としている。 
ビジネス・プロセスの高度化をメインテーマに活動しており、コスト低減、 
ビジネス・プロセス改革コンサルティングの第一人者。 


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コラム2 「中国市場の高度経済成長」 西村 仁  
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今回からは、中国市場の具体的な攻略ポイントに関して、お伝えする。

中国市場は、日本の高度経済成長期と、非常に良く似ている経済環境にあると、
一部で言われている事を、読者諸氏の聞いた事があるだろう。

大量生産・大量販売の消費時代であり、需要が供給を上回っていた時代でもある。
この時代の企業の商品戦略は、「プロダクトアウト」である。

プロダクトアウトとは、企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、
企業側の都合(論理や思想、感性・思い入れ、技術など)を優先するやり方であり、
作ってから売り方を考える方法といえる。

このプロダクトアウトが、高度経済成長をとげる中国市場を攻略する上で、
非常に重要なファクターになってくるというのが、これまでの展開仮説であった。

しかし、自分自身で実際に市場を見る事で、ある事に気付いた。
それは、「モノが溢れている」のである。

日本の高度経済成長期は、モノがない中で経済が発展していたので、
「プロダクトアウト」的な商品戦略が最も適していたのだが、
現在の中国市場は、日本のそれとは異なり、モノが溢れている中で、
経済が成長しているのである。

そう、消費レベルが当時とは全く異なる程高く、市場はまさに対極にある、
「マーケットイン」なのである。

マーケットインとは、企業が商品開発・生産・販売活動を行う上で、
商品・サービスの購買者のニーズ優先し、ユーザー視点で商品開発を行い、
ユーザーが求めているものを、求めている数量だけ提供していこうという、
経営姿勢である。
売れるものだけを作り提供する方法なのである。

マーケットイン発想でのモノづくりが、中国市場を攻略する上で、非常に重要な
ファクターとなり、マーケティング機関の活用が、
市場参入には必要不可欠なるであろう。


●西村 仁 (ニシムラ ヒトシ)  h-nishimura@funaisoken.co.jp
大手消費財メーカーにて、マーケティング・マーチャンダイジング・
ストアマネジメント・ロジスティクスなど幅広い業務に従事。
船井総合研究所に入社後、製造メーカー・小売を中心とした
コンサルティング・サポートに全力を注いでいる。
戦略立案から現場定着まで、一貫性の高いコンサルティングを得意とする。


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