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パリに住む筆者が、なにがなんだかわからないフランス人という人達を映画や絵画作品を通して解剖してみました。Sacres Francais!(サクレ フランセ)とは「とんでもないよ、フランス人」という意味です。

  • 周期 隔週刊
  • 最新号 2008/08/12
  • 発行部数 156
  • マガジンID 0000191817
  • 個別ページ
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2007/10/15

サクレ・フランセ!29号 koko日記

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【Sacre francais! 29号】                  2007年10月15日発行


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ヴェルサイユ Demaine National de Versailles
      ― 今年は本当にお世話になります ―
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【Editorial par koko】 

皆さん、こんにちは。
前回のメルマガに書いたように少しバタバタしていてゆっくりメルマガを書けないの
で、今回は例外的に最近の賑やかなパリの様子を、私の日記と共にレポートいたしま
す。
ここんところヴェルサイユに行く機会が多くて、まぁそれならヴェルサイユの話を交え
ながら日記形式でお送りしようと思う次第です。

お付き合いのほどよろしく。



【koko日記】 
10月5日から10日ほどのkokoが見たヴェルサイユ、そしてパリの街の様子。


10月5日金曜日20時、皆さんご存知のパリ最大の蚤の市〈クリニャンクール〉へ。実際高
すぎて手の出ない骨董品ですが、この日は市を挙げてのヴェルニサージュにお邪魔しま
した。美しい物に囲まれて友人との楽しい歓談の一時です。なんたって各ギャラリーが
用意するカクテルやおつまみの周りには人が一杯。ここで怖気づいては空腹を抱えたま
ま帰宅するハメになります。とにかくシャンパーン目指して突入するみ!・・・・・・
そんなことばかりしていたらすっかり酔っ払って何もオブジェを見ずに終わってしまい
ました。反省、反省。来週ゆっくり拝みに行きます。許してね。

10月6日土曜日、なんて素晴らしいお天気なんでしょうか。午後ノロノロとチュイルリー
公園に設営されているPremier Classへお邪魔しました。パリコレに合わせて行われるア
クセサリーの見本市です。ここではたくさんの日本人ビジネスマンに遭遇します。懐か
しい顔に会う機会もあるこのサロン。今日はあまりの天気の良さに人が少ないみたい。
そりゃ誰だってチュイルリーの公園に咲き乱れる花を愛でながらサンドウィッチでも食
べてるほうがいいに決まってますものね。仕事するのは難しい麗らかな土曜日です。

同日夜は待ちに待ったNuit blancheです。ですがその前にラグビーワールドカップ、フ
ランスVSニュージーランド戦があります!テレビに貼りついたら・・・フランスが勝っ
てしまいました!!! 嬉しい驚きとはこのことを言うんですよね。

23時30分、やっと家を出て街に繰り出しました。当然勝利に酔いしれるサポーターの鳴
らすクラクションでシャンゼリゼは騒然。そこをスクーターで突っ切って、いざ目的地
のチュイルリー公園へ。まずは火で飾られた公園から私の散策は始まったのですが。。。。
去年のNuit Blancheが面白かったので期待したけど・・・ちょっと外したかな。
それでも帰宅は夜3時でした。
今年のプログラムをお知りになりたい方は、
http://www.paris.fr/portail/nb2007/Portal.lut?page_id=8156 (仏語)


10月7日日曜日、今日も快晴。洗濯物を片付けていざ出陣。向かうはリュクサンブールの
美術館〈Arcimboldo展〉です。誰もが知っていて同時に忘れ去られていたイタリアの画
家を再発見する貴重な展覧会であります。これはいずれちゃんとレポートせねば・・・・

今日のメインイベントはヴェルサイユ宮殿で行われる〈Versailles Off〉であります。
Nuit Blancheと合わせて行われるようになった現代アート展。大規模工事が大分終了し
たヴェルサイユをただで拝みにいけるとあって、しかもとてもいい天気であることも手
伝って、満を持してのお出かけです。すっかり綺麗になったヴェルサイユのオランジェ
リーでのJohn Armlederのミラーボールインスタレーションの見事さに吃驚。よかった
ぁ、ヴェルサイユまで足を運んで本当によかったぁ。夕暮れに浮かぶヴェルサイユ宮殿
の美しさが未だに忘れられません。

でも、実は次の13日土曜日もバロックコンサートを見にまたヴェルサイユに来ないとい
けないんですよね。なんか今年はかなり頻繁にヴェルサイユに足を運んでるんですけ
ど・・・


10月8日月曜日、久しぶりに映画観へ。
23歳の若さで自殺したロックグループRoy Divisionのリーダー、Ian Curtisの短い人生
を描いた『Control』という映画を見ました。若い時ってすぐになんでも簡単にできる
と思えるのに、家庭を持ったり社会的な責任が出てきたりすると前のようにはいかなく
なって、年と共に世の中が複雑になっていくことに耐え切れなくなった主人公をを演じ
るSam Rileyがすっごく良かったです。今月のMixteの表紙を飾っている彼、今後期待の
俳優だぁ。

10月10日水曜日、仕事の合間に見るニュースで、来週久々にかなりしっかりとストライ
キがあるらしいことが判明。大変、大変。来週の予定をしっかり考えておかなけれ
ば・・・

10月13日土曜日、快晴です。予定通り朝からヴェルサイユにお邪魔してます。
今日は大トリアノン(ルイ15世の妾、ポンパドゥ夫人の館)と小トリアノン(言わずも
がなマリー・アントワネットの別荘)、それから修復が終わってまもないヴェルサイユ
宮殿内鏡の回廊を見学して、最後にAntoine Boesset(1587-1643)の楽曲を鑑賞すべく戦
闘の回廊へ。これが意外と良かった。バロックのコンポジションなのにとても現代的な
匂いまで感じてしまって吃驚でした。それにこの天井の高い戦闘の回廊に鳴り響くクラ
ブサンの音がとても心地良かったなぁ。今年はバロック音楽祭が定期的に行われている
らしく、日本ではあまり縁のない音楽に接する機会としては、雰囲気といいミュージシ
ャンの質といいなかなかグッドな選択でした。チケットを買ってくれた知り合いのシャ
ンタルさんに感謝!

※鏡の回廊について
http://www.chateauversailles.fr/jp/1_La_galerie_des_Glaces_devoilee_au_public.p
hp


同じ日の夜のパリは、21時から始まったフランス対イギリスのラグビー準決勝を見守る
人で溢れかえっていました。会場がパリのStade de Franceだったこともあり、多くのサ
ポーターでごった返してました。ご存知の通り負けちゃったけど、まだ3位決定戦が残っ
てるよ。がんばれ、フランス!
でもこのワールドカップが終了すると、フランスチームの監督Laporteはサルコジの内閣
に入閣して、スポーツ大臣になるのですよ。ちょっとフシギ。


10月14日日曜日、今日も超快晴。こんな素晴らしい日を家の中で過ごすのは勿体ない。
そそくさと朝から活動開始です。今日はお散歩がメインだけど、1本映画も観ました。
『99F』 というフランス映画です。1997年のフランス映画『ドーベルマン』の監督Jan 
Kounenが消費社会への批判を込めたコメディ映画です。なかなか興味深い演出も見られ
納得の1本でした。帰り道に眺めるエッフェル塔がキラキラと光始めました。ラグビーワ
ールドカップ開催を祝って2色のネオンで輝く塔は、いつものように美しかったです。


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そのほか、この秋の展覧会もなかなか面白そうなものが揃って、いやぁ〜時間がないの
が残念で仕方ないですね。
ポンピドゥはジャコメッティ展、オルセーはクールベ、グランパレはデザイン展などな
ど、大会場だけでも回るの大変ですよ。それにこの週18日から始まるFiacもあるしね。
ところでFiac初日がストなんですけど、大丈夫かな?
今週はどうも後半天気がいいようなので、木曜日は自分の足か自転車に頼るのが一番の
ようです。

では、みなさん、今日も読んでくれてありがとうございました。
次回は多分日本からのメルマガになると思います。また発行日が遅れるかもしれません
がご容赦ください。12月フランスに戻ってきたらまたガンガン書きたいと思います。

どんどん寒くなってきました。
みなさん、風邪などおひきになりませんように。

ではまた。
koko

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        お便りはこちら ynoritak@net2.kddi.fr
        発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
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