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仕事でフランス語が必要になった発行人が、覚悟を決めての「やり直しフランス語」の実況中継です。目標は「目指せ!短期間で上級」ですが、初心者でも、肩ひじ張らずに、楽しみながら読めるように工夫していきます。ご一緒にいかがですか?

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2006/05/26

【訂正再発行】第11号 もいちどがんばる! フランス語

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一部の記号が文字化け(?)してましたので再発行いたします。

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 もいちどがんばる!フランス語                                      第11号
                                2006.05.26
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 はじめてご登録いただいた方、はじめまして (^o^)丿 よろしくお願いします。

 このメルマガは、
 仕事でフランス語を使えるようになる必要に迫られた発行人の 
 つらくも楽しい悪戦苦闘の日々を実況中継するという形で
 フランス語のやり直しをしようという趣旨で発行しています。

 やり直し と言っても 基礎知識の見直しも 本当にゼロからやるので
 フランス語初級者の方々にも おおいに役立つものとなる と思ってます。

 ただし あくまでも個人の思いつき勉強の実況中継なので
 あっちにこっちに飛ぶ可能性がありますので ご承知おきください。
 その分 楽しく読めるように努力します (^v^)

 語学の練習には 何といっても「音声」が欠かせません。
 当面 誰にとっても最も入手しやすい音声教材である
 NHKの講座(TV&ラジオ)を おおいに利用していく予定です。


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 ■はじめに

 Bonjour! Ca va?
 第11号です。


 これからしばらくの間(飛び飛びになりますが)
 フランス語の歴史について眺めてみます。


 日本に住んでいれば「日本的なもの」「日本文化」に当たり前のように
 触れている...

  かと言えば、意外とそうでもないですね。

 特に 海外から見た「日本的なるもの」について説明を求められると
 全然知らなくてうろたえることがあります。


 たとえば、以下のような事例、読者の皆さんはいかがですか?

  ・大相撲を見たことがある。
  ・相撲の所作、土俵のしきたりについて説明できる。
  
  ・歌舞伎を生で見たことがある。
  ・歌舞伎の演目を10ヶ言える。
  ・歌舞伎の所作について説明できる。
  ・「三味線」と「太棹」の違いは?

  ・文楽と歌舞伎のつながりは?
  ・「長唄」「小唄」「端唄」の違いは?
  ・能・狂言を見たことがある。

  ・「源氏物語」を読破したことがある。
  ・「源氏物語」のストーリーを説明できる。
  ・「平家物語」はよく分かっている。
 
  ・「枕草子」「徒然草」「方丈記」を読んだことがある。

  ・「万葉集」の歌 5首は暗誦できる。
  ・「古今和歌集」「新古今和歌集」から5〜6首は覚えている。

  ・明治以降の日本人作家を10名挙げてその代表作を言える。

  ・「もののけ姫」の文化的背景を説明できる。

  ・どうしてお寺の中に神社があるのか説明できる。

  ・仏像の種類について説明できる。

  ・「茶道」の作法を知っている。

  ・最近の「お笑い」だけでなく、落語だって好きだ。

  ・邪馬台国の議論を聞くとじっとしていられない。

  ・「武士道」について説明できる。 

  etc... etc...


 さあ〜どうでしょう?

 観光客レベルの外国人が興味を示す「日本的なるもの」もありますが、
 なかには「ややつっこんだ」深い質問もあります。

 実はわたしも相当怪しいです。(^。^;

 「源氏物語」なんて いまだに人間関係がよく分かっていません。
 (「あさきゆめみし」は全部読んだんだけどな...)

  古文のたぐいは、中学高校時代の教科書程度ならば
  少しは覚えているかな・・・? という程度です。


 でも、日本で生まれ育った人ならば、
 これらの「文化」がかもし出すものを肌で知っています。

 「知らざあ言って聞かせやしょう」と ギャグが聞こえてくれば
 それが 紛れもない日本的なものであることを知っています。 

 何かをもらうときに片手で拝むような格好をするのは
 実は相撲の手刀ですね。


 で 単なる旅行会話でも その言語の文化的な背景とか歴史を
 一度でも知っておくと、その言葉を使うときの発想なり態度なりが
 微妙に変わってきます。

 ・・・というわけで 本日から数回に分けてフランス語の歴史です。

 
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 第11号 目次

   はじめに
 1)フランス語の起源と変遷
 2)本日の文法 【動詞単純形】
 3)編集後記


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 ■ フランス語の起源

  言語学的には
  
   【インド=ヨーロッパ語族】の中の
   【イタリック語派】の中の
   【ロマンス語】の〜〜〜
   (さらに下へ下へといろいろ続く)(>_<)

  だそうですが、

  現代の言葉では 
   「フランス語」
   「イタリア語」
   「スペイン語」
   「ポルトガル語」 以上四つが非常に近い仲間ですね。

  四ついっぺんに勉強してしまおうというメルマガもあるようです。

  
  あと、現代語の中では、ルーマニア語がやはりロマンス語で、
  上記四言語と「やや近縁」ですが、この言葉は、周辺をスラヴ語や
  ハンガリー語に囲まれてきた歴史があるので上記四つとはちょっと
  違った特徴を持っています。
  (同時に勉強するのは大変みたいです。詳細はよく知りませんが。)

  
  で フランス語はもともとはラテン語の方言です。

  ローマ帝国は最盛期に非常に広い版図を誇っていました。
  そこで使われた言語は みなさんよくご存知のように【ラテン語】です。

  今日のフランス本国にあたる部分は、ローマ時代に「ガリア」と呼ばれた
  ケルト人の地でした。「ガリア語」と呼ばれる土着言語があったことは
  各種の記録で分かっていますが、紀元前50年のローマ領化の後、急激に
  文明語であったラテン語への転換が進み、わずか500年ほどで、一部の
  地名を除いて、この言語は消えてしまいます。

  (バスク語のように、現代ではまったく系統が分からないままに
   頑強に残っている言語もあります。)


  ローマ帝国が滅びた後は「暗黒の中世」などと呼ばれる、教育機関が
  消えてしまった群雄割拠の時代が続きます。その中で、ラテン語はどんどん
  変化し(というか乱れ)て行きます。

  8世紀から9世紀にかけて、乱れた口語を正す動きがあったのだそうですが、
  それがためにかえって、書き言葉と話し言葉の決定的な分離となってしまいます。
  その後はしばらくのあいだ、この「俗ラテン語」から「古フランス語」への
  ゆるやかな変化が続きます。
  
  この時点で 話者は ゲルマン民族のフランク族です。
  ケルトの血は片隅に追いやられています。
  「血の気の多いラテン民族」などと言いますが、これは「ロマンス語を話す
  人たち」とほぼ同義で、民族的には圧倒的にゲルマン人です。

  11世紀から13世紀が「古フランス語」の時代とされています。
  中心となる王家の力が弱かったため、地方貴族の有力者を中心として方言が
  定着していきます。

  特に北部地方に広がっていた「オイル語」、その中でも現在のパリを中心とする
  「フランシア語」が政治的な力関係などもからんで、やがて「フランス語」として
  定着することになります。

  
  やや時代が飛びますが、17世紀に「アカデミー・フランセーズ」が
  設立されて、「純粋な」フランス語を守るためにさまざまな(保守的な)
  言語政策が取られます。

  各地の方言を「正当でないフランス語」として排除した歴史もあり、
  功罪半ばという評価もありますが、いずれにせよ「アカデミー・フランセーズ」が
  現代フランス語の成立に果たした役割は非常に大きいものがあります。

  フランス革命の際に全国的な言語調査が行われ、当時の記録によると
  正しいフランス語を話す人口は、「フランス人」とされた2800万人のうち
  わずかに300万人だったのだそうです。この結果に革命政府は大慌て。(゜△゜
  「正しい」フランス語の普及に努めることになり、これが方言の排除にも
  つながりました。
  

  このような努力もあって、フランス語は「田舎者の」英語を歯牙にもかけず
  国際語としての地位を確立します。

  こんにちフランス語を母語とする人は世界におよそ7千万人だそうです。
  28カ国で公用語となっています。
  

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 ■ 本日の文法 【動詞単純形】

 長くなりましたが、勉強もきちんとしましょう (^。^)


 複合過去から入って【時制】をざっと見渡しましたが、

 【時制】の基本パターンは、

   単純形 か 複合形 か       ...でした。

 
 単純形は <動詞単体で 語尾が 人称にあわせて変化したもの>
 
 複合形は <助動詞(avoir/e^tre)の変化形 +動詞の過去分詞> 

 です。


 きょうは 動詞単純形の語尾変化を見てみます。

     現在形
  je  -e / -s 
  tu  -es / -s 
  il  -e / -t 
  nous -ons
  vous -ez
  ils  -ent 
  
     半過去形
  je  -ais
  tu  -ais
  il  -ait
  nous -ions
  vous -iez
  ils  -aient 

     単純未来形
  je  〜r-ai  (〜r は不定詞)
  tu  〜r-as
  il  〜r-a
  nous 〜r-ons
  vous 〜r-ez
  ils  〜r-ont 

     条件法現在形
  je  〜r-ais
  tu  〜r-ais
  il  〜r-ait
  nous 〜r-ions
  vous 〜r-iez
  ils  〜r-aient 


  これを眺めて分かる特徴は、

 1.<半過去形> は <現在形>語尾に -ai- を加えるのが基本となっているようだ
  ( nous と vous は -i- のみ)  

   ⇒(正確には) 現在形1人称複数語幹+半過去形語尾

 2.<半過去形> の語幹部分を不定詞にすると &#8249;条件法現在形&#8250;    

 3.<単純未来形> の語尾は ほとんど avoir の変化と同じ

   ⇒(実は) 不定詞に avoir をくっつけた形が基本
        もともとは「未来を意味する複合形」だった

   j'ai / tu as / il a / nous avons / vous avez / ils sont


  というわけで もう一度 並べると

 je 【現】-e  / -s【半過】-ai-s 【単・未】〜r-ai 【条・現】〜r-ai-s 
 tu 【現】-es / -s【半過】-ai-s 【単・未】〜r-as 【条・現】〜r-ai-s
 il 【現】-e / -t【半過】-ai-t 【単・未】〜r-a  【条・現】〜r-ai-t
 nous【現】-ons  【半過】-i-ons 【単・未】〜r-ons 【条・現】〜r-i-ons    
 vous【現】-ez   【半過】-i-ez 【単・未】〜r-ez 【条・現】〜r-i-ez  
 ils 【現】-ent  【半過】-ai-ent【単・未】〜r-eont【条・現】〜r-ai-ent  



  基本単語で具体的に変化を見てみましょう。

  aller 「行く」

  【現在】
  je  vais(不規則)
  tu  vas(不規則)
  il  va(不規則)
  nous allons
  vous allez
  ils vont(不規則)
  
  【半過去】
  j'  allais
  tu  allais 
  il  allait
  nous allions
  vous alliez
  ils allaient 
  
  【単純未来】
  j'      irai(i だけ不規則 以下すべて同様)
  tu  iras
  il  ira
  nous irons
  vous irez
  ils iront

  【条件法現在】
  j'  irais(i だけ不規則 以下すべて同様)
  tu  irais
  il  irait
  nous irions
  vous iriez
  ils iraient


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 ■ 編集後記

 だんだん量が多くなる傾向にあります。(>o<)
 
 やることが多いんですね。

 でも 原稿をまとめている間に時はどんどん過ぎてゆく... (;▲;

 というわけで 項目ごとに分割してでも もっとこまめに発行することにします。

 で、届いたメルマガのタイトルが

  「第○○号 もいちどがんばる! フランス語」

 では、中身が分からないので、思い切って次号から以下のように変更して、
 あとから眺めて どこに何が書いてあるか なるべく分かるようにします。

  【もいフラ!】第○○号 〜 コラム / フランス語の歴史 
  【もいフラ!】第○○号 〜 単語帳 / 人体
  【もいフラ!】第○○号 〜 文法 / 形容詞の変化 

 「もいちどフランス」略して「もいフラ」です。
  間違ってもフラダンスのメルマガと思わないように。 (^◇^)

 あ メルマガのタイトル自体は変わりませんよ!

 
 引き続きどうぞよろしくお願いします。 


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