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2007/05/15

北神圭朗メルマガvol,17

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        北神圭朗 京都のまごころで、日本を興す        
            http://kitagami.gr.jp/            
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 いつも大変お世話になっております。

 昨日は、南丹市にある日吉町森林組合の視察にまいりました。
 農林業に深い関心をもつ菅直人代表代行、山田正彦、篠原孝両衆議院議員と
一緒でした。

 実は、本組合は、全国でもっとも林業のシステム作りに成功している組合で
す。少しでもヒントを得ようと、全国の市町村や組合から視察に来られるみた
いですが、国会議員は我々がはじめてということでした。

 小口の山の所有者ひとりひとりと粘り強く話合いを重ねて、効率よく間伐や
伐採を行なうための「団地化」を行なう。その後は、山の奥まできめ細かい作
業路を整備して、外国から導入した機械で通常の十分の一のコストで間伐を行
ないます。

 作業にあたる若者たちや、その指導にあたる幹部の皆様から情熱と誇りが伝
わってきました。

 彼らは「林業こそ今後の発展産業だ」と胸を張ります。そして、その話を伺っ
ていると、なるほど説得力があります。

 これまでの林業政策は、農業政策と同様、林業を盛んにするために予算が使
われてきたと言うよりは、「スーパー林道」の整備のように、むしろ土木事業
として捉えられてきました。

 今年度の予算でも、松岡農林水産大臣は間伐への補助金を増額しました。こ
れも、結局は一時的に林業関係者に「メシ」を食わせるものに過ぎません。産
業としての将来への見通しが全く見えない。

 やはり国としては、効率よく林業ができるように、最新の伐採機械の導入や
こうした大型の機械が山奥に入っていけるための細かい作業路を整備すべきで
す。そうすれば、あとはこうした組合の自力で回していくことが可能になりま
す。

 もちろん、組合の従来の意識ややり方を変える必要があることは、言うまで
もありません。

 しかし、環境問題や地方の活性化を考えると、林業が自力で採算の合う事業
として山の整備に取り組んでもらう必要があります。そうでないと、世界で2
番目に森林面積の多い日本の山々は荒れ放題になってしまいます。

 今日の視察は、こうした課題への具体的な成功例、また、全国のモデルとし
て、大変参考になり、誠に有益なものでした。

                           北神けいろう 拝

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