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2009/06/26

『PHPリサーチ・ニュース』 6月26日号

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 『PHPリサーチ・ニュース』 2009年6月26日号 Vol.7 No.159    
                     http://research.php.co.jp/    
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― INDEX ―    

 1.☆ 巻頭コラム   
     「新しい動きに期待するが、単なる『倒幕』であってはならない」

 2.★ お知らせ!
     (1)『PHP政策研究レポート』【Vol.12 No.140】発刊

     (2)プレ嚶鳴フォーラムのご案内

     (3)建築コストマネジメントセミナーのご案内 

 3.◇ 研究員コラム 【教育のとびら】    
        「電子黒板を導入する必要はあるのか」     
                          主任研究員 亀田徹 

 4.◆ 1分間 時事解説
     (1)「新知事は富士山静岡空港を活かせるか」 
                           研究員 宮下量久  

     (2)「公共施設オークション時代の到来」 
                        主任研究員 佐々木陽一 
 
 5.○ PHP新刊紹介    
      ― 書籍プレゼントあります! ―    

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1. ☆ 巻頭コラム ☆   
    「新しい動きに期待するが、単なる『倒幕』であってはならない」         
                         常務取締役 永久寿夫       
────────────────────────────────────   

 自民から衆院選へ出馬要請された東国原知事は総裁候補を条件とした。馬鹿
げている、逆効果、とみる向きも多いが、出馬すれば、奈落の底に落ちた自民
の支持率を回復させるに違いない。地道にやってきた自民議員にとっては「ふ
ざけるな」ではあっても、党としては起死回生の奇策である。知事もまた、宮
崎のためには中央を変えねばならない、それには首相にならねばならない、と
いう大義名分が成り立ち、一期目途中で離職は無責任、という批判をかわせる。
驚きの取引は成立するかもしれない。

 一方、大阪の橋本知事、横浜の中田市長、松山の中村市長らは自治体首長な
どによる政治グループを結成する。地方分権の推進を目指し、各政党が出すマ
ニフェストを見極めて政党支持を表明するなど、アクティブな運動を展開する
という。現在、約20名の首長が賛同しているらしい。自治体には各々状況に
違いがあるし、支持政党が負けたらしっぺ返しがくる可能性もあり、足並みが
揃うかはわからぬが、全国知事会や全国市長会という既存組織を超える力をも
った「圧力団体」となりうる。

 泰平の世をむさぼっていた江戸幕府は、黒船到来に始まった欧米列強の脅威
の深刻さを理解せず、小手先で対処しようとした。日本の生存すら危ぶまれた
この危機に立ち上がったのは中央権力の外側にいた志士たちである。いまの永
田町も霞が関もまるで江戸幕府ではないか。だから、自治体の首長たちの新し
い動きが、日本を現在の危機から救いだすことを期待する。ただし、目指すは、
単なる「倒幕」=官僚主導や中央集権の打破ではない。未来を切り拓く新しい
国づくりである。それにはビジョンと政策、アクションプログラムを描く必要
がある。
                   ▼筆者のプロフィールはこちらへ▼     
            http://research.php.co.jp/staff/nagahisa.html   

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2. ★ お知らせ! ★     
………………………………………………………………………………………………  
(1)『PHP政策研究レポート』【Vol.12 No.140】発刊

 執筆者:宮脇 淳(北海道大学公共政策大学院教授) 

【パラダイム】   兆候政策の弊害・依存の悪循環

【論説】      分権委「義務付け・格付け見直し中間報告」の概要

【視点・論点(1)】分権における交付税議論【1】

【視点・論点(2)】米国経済の基盤評価
                          ▼内容はこちらへ▼ 
              http://research.php.co.jp/seisaku/report/

………………………………………………………………………………………………  
(2)プレ嚶鳴フォーラムのご案内

 弊社が企画協力する『嚶鳴フォーラム』は、今年度、佐藤一斎歿後150年
を迎えた岐阜県恵那市が主催自治体となり、標記の行事を開催します。
 
◎プレ嚶鳴フォーラム 佐藤一斎歿後150年祭名古屋大会◎

テーマ:「佐藤一斎が現代に語りかけるもの」
日 時:6月27日(土)13時−15時半
会 場:名古屋ポートビル講堂(名古屋市港区港町1−9)

アトラクション:雅楽演奏/佐藤一斎と現代舞踊
  公開勉強会:リレー講演(童門冬二氏、吉田公平氏)

入場無料です。是非、ご参加ください。
                          ▼内容はこちらへ▼
                http://research.php.co.jp/oumei/event/ 

……………………………………………………………………………………………… 
(3)建築コストマネジメントセミナーのご案内 

 弊社が後援する『建築コストマネジメントセミナー』が7月28日に開催さ
れます。環境・エネルギーへの対応など、様々な時代のニーズに即したコスト
マネジメントの方法例を紹介します。自治体関係の方々のご参加をお待ちして
おります。 

日 時:2009年7月28日(火)13時−16時45分 
会 場:学術総合センター 2階 3、4中会議場(千代田区一ツ橋2−1−2) 
会 費:無 料(テキスト代 1,000円消費税込) 
定 員:120名(定員になり次第、締切りとさせていただきます)
 
お問い合せ先 : 社団法人全日本建築士会 〔担当 田綿(タワタ)] 

                         ▼詳しくはこちらへ▼ 
                      http://www.faine.jp/cost/ 

────────────────────────────────────  
3. ◇ 研究員コラム 【教育のとびら】 ◇             
   第37回「電子黒板を導入する必要はあるのか」 
                          主任研究員 亀田徹    

 小中学校に電子黒板を導入しようとする動きがあります。
 学校のICT化(地上デジタルテレビやパソコン等の整備)、耐震化、エコ
化(太陽光パネルの設置)を進める「スクール・ニューディール構想」を文科
省が打ち出しました。同構想におけるICT化の一環として1台約70万円の
電子黒板を全小中学校に設置、購入経費の半額を補助するための補正予算額は
57億円、と報道されています。
 電子黒板を全小中学校に導入することを誰が望んでいるのでしょうか。

                           ▼つづきを読む▼
                   http://research.php.co.jp/column/s_10/edu/037.html 

                   ▼筆者のプロフィールはこちらへ▼        
             http://research.php.co.jp/staff/kameda.html 

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4. ◆ 1分間 時事解説 (『Voice+』掲載) ◆
………………………………………………………………………………………………
(1)「新知事は富士山静岡空港を活かせるか」(6月22日掲載)  
                            研究員 宮下量久   

 6月18日、石川嘉延前知事の辞職に伴う静岡県知事選挙が告示されました。
石川氏は、富士山静岡空港の開港延期問題の責任をとって、任期満了を待たず
に辞任したのです。6月4日に空港は開港したものの、富士山静岡空港に対する
世間の評価は厳しいものがあります。他の地方空港の多くは赤字にもかかわら
ず、首都圏に羽田空港・成田空港、名古屋圏に中部国際空港があって、なぜ、
静岡に新たな空港が必要なのか。また、日本有数のお茶の産地である牧之原台
地に空港を建設したことから、貴重な環境を犠牲にしたという批判もあります。

                           ▼つづきを読む▼
      http://voiceplus-php.jp/opinion/one_minute/043/index.html

                   ▼筆者のプロフィールはこちらへ▼
            http://research.php.co.jp/staff/miyashita.html 

……………………………………………………………………………………………… 
(2)「公共施設オークション時代の到来」(6月15日掲載)   
                       主任研究員 佐々木陽一     
 
「一部床暖房」「暖房は温風式ボイラーによるセントラル方式」「南西向き」
・・・。住宅販売の宣伝文と見紛うフレーズですが、実は、これは北海道新冠
町がインターネットオークションに出品していた廃校の売り文句です。オーク
ションによる公共施設の競売という話題性に加え、施設とともに売却益の使い
途に自治体の注目が集まっています。
                           ▼つづきを読む▼ 
      http://voiceplus-php.jp/opinion/one_minute/042/index.html 

                   ▼筆者のプロフィールはこちらへ▼ 
               http://research.php.co.jp/staff/sasaki.html 

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5. ○ PHP新刊紹介 ○      
────────────────────────────────────    
 下記にご紹介する書籍を、抽選でプレゼントいたします。なお、プレゼント 
の応募方法は、下記をご覧ください。

・『「51歳の左遷」からすべては始まった』(川淵三郎著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-70958-1

・『フランクル人生論 苦しみの中でこそ、あなたは輝く』(山田邦男著) 
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-77030-7

・『いくつもの壁にぶつかりながら』(村田早耶香著)  
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-70931-4

・『世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵』(原口泉著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-70982-6

・『天才脳は「発達障害」から生まれる』(正高信男著)
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-77107-6

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● ホームページご紹介 ●                     
月刊誌『Voice』・Webサイト情報                   

・・・・・・・・・編集長が書く【今月号の読みどころ】・・・・・・・・・・  
 今月号では、日本経済の基軸を担う製造業がV字回復へ向かうシナリオを描
く。大前研一氏は、底を打って反転する日米経済が、さらなる上昇気流に乗る
道筋を読み解く。また、長谷川慶太郎氏は日下公人氏との対談で、日本企業の
未来競争力は“重厚長大製品”にこそあると喝破。一方、トヨタについて片山
修氏が、販売台数減でも利益を出す体質改善、徹底的な「原価低減」を進める
様を描く。さらに財部誠一氏は、グリーン・ニューディール時代の主役となる
べくパナソニックが、“創電・蓄電”製品に力を集中させる戦略を分析。もの
づくりの次代がわかる最新情報、満載の号!

・・・【『Voice』7月号(6月10日発刊)の目次(抜粋)】・・・
        
[巻頭の言葉]市場否定で貧困は固定化する  伊藤元重  
[時代を拓く力]サブリミナルに惑わされる脳 
        カリフォルニア工科大学教授 下條信輔 
                        
【特集:製造業・復活の底力!】 
上昇気流に乗る日本経済         大前研一  
重厚長大は日本の独壇場   長谷川慶太郎<対談>日下公人  
トヨタ―驚異の「原価低減」戦略     片山 修  
パナソニック―環境産業革命の覇者へ   財部誠一    
”メーカー株”大反転のシナリオ     澤上篤人    
インド車とは闘うな           遠藤 功   
赤字事業を整理する方法         冨山和彦

【特集2:「鳩山由紀夫」の突破力】 
霞が関を「ぶっ潰す」覚悟    渡辺喜美<対談>屋山太郎  
小沢辞任・絶好のタイミング       上杉 隆  
民主”圧勝”で日本は救われる      高橋利行  
                         ▼詳しくはこちらへ▼
                  http://voiceplus-php.jp/index.jsp

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【PHP総合研究所とは】
 1946年に設立された独立の民間シンクタンクです。創設者の松下幸之助
の願いであるPHP(Peace and Happiness through Prosperity:繁栄によっ
て平和と幸福を)の実現に向けた研究提言活動に取り組んでいます。
────────────────────────────────────  
<編集後記>
 童門冬二氏の講演で「生せは生る 成さねは 生らぬ何事も 生らぬは人の
生さぬ生けり」という言葉が上杉鷹山の言葉だと知りました。自らは木綿の服
を着て、大倹約を率先垂範。天明の大飢饉に際しては、餓死者を出さぬよう周
到な手を打つ。漆、桑などの殖産を進めるものの、改革は困難を極め、財政再
建が成るのは、鷹山死後のことだったそうです。
 鷹山は、自治体首長が理想のリーダー第一位に挙げたこともある人物です。
いにしえの人物に学び、粘り強い改革者となる首長が澎湃と現れ出ることを期
待しています。(土)
────────────────────────────────────    
 発行 :PHP総合研究所      
     〒102-0075 東京都千代田区三番町5−7 3階   
 編集人:土井系祐      
 発行人:永久寿夫      
Copyrights(C) PHP総合研究所 All rights reserved.    
※このメール配信サービスに掲載された記事を無断転載することを禁じます。    
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