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2009/11/13

海外旅行実務 第954回 11月13日(金曜日) 今週の解説

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海外旅行実務・練習問題 第954回 2009年11月13日(金曜日) 今週の解説

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 今回は月曜日の海外運賃・料金問題の解説をします。

 文章量が多くなるため、設問および資料は省略します。
 設問および資料については以下をご覧ください。


 1.次の各文章で、誤っているものを答えなさい。
  a.札幌発の便は、成田空港へ到着する。
  b.カイロ行の便は、成田空港から出発する。
  c.マドリッド行の便は、シャルル・ド・ゴ-ル空港から出発する。
  d.札幌行の便は、成田空港から出発する。

  1=a 札幌発の便(JL-520)は、羽田空港へ到着する。


 2.ロ-マおよびパリをFCP(Fare Construction Point:運賃打ち切り地点)とし
  て、往路運賃をNUC額で答えなさい。

  2=NUC 2152.07
    往路(SPK--ROM)のTPMの合計=511+6365+1329=8205マイル
    SPK-ROM EHのMPMは資料より、TYO-ROM EHのMPMにMPMのADD-ONを加え
    て求める。

    MPM=TYO-ROM EH MPM 9279+ADD-ON EH 613=9892マイル

    TPM合計<MPMであり、マイレッジ・システムによる割増しは不要とな
    る。

    以上から、往路運賃には、SPK--ROM(EH)の往復運賃の半額を適用する。
    なお、SPK--ROM往復運賃は、TYO--ROM往復運賃にADD-ONを加えて求める
    が、ADD-ONはNIL(すなわち、0)であり、TYO--ROM往復運賃がSPK--ROM往
    復運賃となる。

    往路運賃=SPK-ROM EH YR NUC 4304.14×0.5=NUC 2152.07


 3.ロ-マおよびパリをFCPとして、復路運賃をNUC額で答えなさい。

  3=NUC 2367.27
    復路(PAR--SPK)のTPMの合計=652+1281+5634+511=8078マイル

    PAR--SPKのMPMは、設問2と同じようにADD-ONを用いて求めるが、TS経由
    のMPMにかかるADD-ONはNILであり、TYO--PARのMPMと同一となる。よっ
    てMPMは7446。

    TPM合計8078>MPM7446であり、マイレッジ・システムによる割増しを必
    要とする。
    割増率はMPM7446を7400と46に分離して、Excess Mileage Percentage Table
    を用いて次のように求める。
        MPM 5% 10% 15% 20% 25%
         7400  7770 8140 8510 8880 9250
          46   48  50  52  55  57
     合計  7446  7818 8190 8562 8935 9307

    TPM合計8078マイルをカバ-するのは10%の8190からであり、割増率は10%
    となる。
    復路運賃=SPK-PAR TS往復運賃(すなちTYO-PAR TS往復運賃)×0.5×1.1
        =NUC 4304.14×0.5×1.1
        =NUC 2152.07×1.1
        =NUC 2367.277(端数整理)
        =NUC 2367.27


 4.ロ-マおよびパリをFCPとして、往路運賃および復路運賃の合計額をNUC額
  で答えなさい。

  4=NUC 4519.34
    往路NUC 2152.07+復路NUC 2367.27=NUC 4519.34



 5.マドリッドをFCPとして、往路運賃をNUC額で答えなさい。

  5=NUC 2152.07
    往路TPM合計=511+6365+1329+687+652=9544マイル
    往路MPM=TYO-MAD EH MPM 10182+ADD-ON 613=10795マイル

    TPM合計<MPMであり、割増は不要。

    往路運賃=SPK-MAD EH往復運賃(すなわちTYO-MAD EH往復運賃)×0.5
        =NUC 4304.14×0.5=NUC 2152.07



 6.マドリッドをFCPとして、復路運賃をNUC額で答えなさい。

  6=NUC 2152.07
    復路TPM合計=1281+5634+511=7426マイル
    復路MPM=TYO-MAD TS MPM 8152+ADD-ON EH NIL=8152マイル

    TPM合計<MPMであり、割増は不要。

    往路運賃=SPK-MAD TS往復運賃(すなわちTYO-MAD TS往復運賃)×0.5
        =NUC 4304.14×0.5=NUC 2152.07



 7.マドリッドをFCPとして、往路運賃および復路運賃の合計額をNUC額で答え
  なさい。

  7=NUC 4304.14
    往路NUC 2152.07+復路NUC 2152.07=NUC 4304.14



 8.コペンハ-ゲンをFCPとして、往路運賃をNUC額で答えなさい。

  8=NUC 2259.67
    往路TPM合計=511+6365+1329+687+652+1281=10825
    往路MPM=TYO-CPH EH MPM 10069+ADD-ON EH 613=10682マイル

    TPM合計10825<MPM10682であり、マイレッジ・システムによる割増を必
    要とする。
    割増率は、MPM10682を10600と82に分離して、Excess Mileage Percentage 
    Tableを用いて次のように求める。
        MPM 5%  10%  15%  20%  25%
         10600 11130 11660 12190 12720 13250
          82   86   90   94   98  102
     合計  10682 11216 11750 12284 12818 13352

    TPM合計10825をカバ-するのは5%の11216からであり、割増率は5%とな
    る。

    往路運賃=SPK-CPH EH往復運賃(すなわちTYO-CPH EH往復運賃)×0.5×1.05
        =NUC 4304.14×0.5×1.05
        =NUC 2152.07×1.05
        =NUC 2259.6735(端数整理)
        =NUC 2259.67



 9.コペンハ-ゲンをFCPとして、復路運賃をNUC額で答えなさい。

  9=NUC 2152.07
    復路TPM合計=5634+511=6145マイル
    復路MPM=TYO-CPH TS MPM 6760+ADD-ON NIL=6760マイル

    TPM合計<MPMであり、マイレッジ・システムによる割増しは不要。

    復路運賃=SPK-CPH TS往復運賃(すなわちTYO-CPH TS往復運賃)×0.5
        =NUC 4304.14×0.5=NUC 2152.07



 10.コペンハ-ゲンをFCPとして、往路運賃および復路運賃の合計額をNUC額で
  答えなさい。

  10=NUC 4411.74
    往路NUC 2259.67+復路NUC 2152.07=NUC 4411.74



 11.当行程の最低運賃をNUC額で答えなさい。

  11=NUC 4304.14
    当行程は、往路と復路の経路が異なる周回旅行である。この場合、SPKから各途
    中降機地点までのEHまたはTSの往復運賃のうち低額となるものを求めて、その
    中で最も高額となるものを最低運賃とする。

    なお、往路および復路のTYOは乗り継ぎ地点であり、TYO以外の都市が途中降機
    地点となる。このうち、CAIは資料に含まれていないので略す。
    ※CAIは、ヨ-ロッパまでの途中の地点であり、CAIまでの運賃が高額となるこ
     とはない。

    SPK-ROM EH YR NUC 4304.14
        TS YR NUC 4304.14
    SPK-PAR EH YR NUC 4304.14
        TS YR NUC 4304.14      左により、最低運賃は、
    SPK-MAD EH YR NUC 4304.14      NUC 4304.14
        TS YR NUC 4304.14
    SPK-CPH EH YR NUC 4304.14
        TS YR NUC 4304.14



 12.以上の各計算によって、適用する運賃を発地国通貨で答えなさい。

  12=JPY 430500
    それぞれの都市をFCPとして求めた運賃のうち、最低運賃を下回らず、か
    つ、最も低額となる運賃を適用運賃とする。

     ROMおよびPARをFCPとした場合の運賃 NUC 4519.34
     MADをFCPとした場合の運賃 NUC 4304.14
     CPHをFCPとした場合の運賃 NUC 4411.74

    以上より、適用運賃はNUC 4304.14となる。

    発地国通貨への換算
     NUC 4304.14×ROE 100.00=JPY 430414.00(端数整理)=JPY 430500


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    (3島JRと本州内のJR線にまたがる行程の運賃)

    国内観光地理 大分県の解説

  4.海外旅行実務

    海外旅行実務 時差計算の解説

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