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数学を自分で勉強したい高校生・大学受験生の皆さんに、数学参考書・問題集の選び方、学習法などについてアドバイスします。発行者は大阪府の中高一貫校で数学を教えています。

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2008/07/18

【数学参考書の選び方】08-07-18『夏休みは日頃と少し違うことを』

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 こんにちは!
 数学参考書研究家の水野健太郎です。

 ・・・1週間のご無沙汰でしたが、この間に筆者は
 サイト本体の方にちょこちょこ手を加えていました。

 これまでに書いていた「徒然レビュー」の記事に
 手を加えたものを「改めて定番書レビュー」のカテゴリに
 入れ直したりしているのですが、お気づきになられましたか?

 見直してみると、入手してからすぐに見た印象と
 かなり違ってくる本がいくつかあったこと、
 また、「シリーズ」として出揃ってきたものについては
 全体としての使いやすさも考える必要が出てくること。
 この2つがやはり大きいと思いました。

 加筆修正した記事は日付を最近のものに変えていて、
 月別の記事へのリンクをたどると新しい記事が出てきます。
 興味のある皆さんは探してみてください。


    ■□→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→ Vol.094
   ■□  志望大学に必ず受かる数学参考書の選び方
  ■□
 ■□                  発行者:水野 健太郎
■□←←← http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/ ←←←


 夏休みは、多くの受験生にとって
 自分のペースで学習できる数少ないチャンスになります。

 入試の基礎がためや力試し等、今までの続きで
 やるべきことが決まっているものは外さないで欲しいですが、
 自分で何かやるとしたら、「日頃と少し違うこと」を
 ぜひ心がけてみてください。

 取り組む問題のレベルを少し変えてみる。
 1問にかける時間を少し変えてみる。
 思い切ってひとつの分野に絞ってみる。
 いろいろなやり方がありますが、今の時期の試行錯誤は
 次の学年(受験生の皆さんは直前期)の学習に
 必ず生かされますから、そのつもりで頑張ってみましょう。


□─【今号の目次】────────────────────□

 ■新着図書レビュー :最新の数学参考書をいち早くチェック
 ■参考書選びの処方箋:皆さんからのご質問にお答えします!

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 新着図書レビュー
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 「予告:徒然レビュー」で紹介したもののうち、
 シリーズ続刊に関しては過去の記事に加筆修正し、
 既刊書と合わせて1つの記事として再構成しています。


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 参考書選びの処方箋
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□ムギさんからのご質問

 水野先生、こんにちは。
 この前も掲示板に書き込んだムギです。
 今の偏差値は河合の模試で50ぐらいです。
 センターでは8割ぐらいを目標としています。
 水野先生に質問したい事があります。

 今まで「勝てる!センター試験」(文英堂)をやっていて、
 今は間違えた所を復習しています。
 それで、今夏休みに何をやろうか悩んでいます。
 一応自分では、「勝てる!」の復習をやって、
 その後「センター攻略 山本俊郎の数学」(あすとろ出版)を
 やろうかな?と考えてます。

 やろうと思った理由は、丁寧で分かりやすそうだからです。
 けど、量が少なくて、これだけで大丈夫かな?と
 思ってしまいます。
 他に良い参考書や問題集があったら是非教えて下さい。

 それと、秋からは何をやるかもまだ決めてなくて、
 それも悩んでます。
 「山本センター」のみをやるべきか、
 新しく問題集をやるべきか、過去問をやるべきなのか。
 この事もアドバイスして欲しいです。
 よろしくお願いします。

□ムギさんへの回答

 前回は掲示板にて簡単に回答させていただきました。
 今の状況は、基礎の完成まで
 あとひと息といったところでしょうか?

 「山本センター」のみだと(3冊ありますが)
 分量も網羅性もいまひとつですので、
 こちらは導入用という位置づけにし、
 分野別に学習できるセンター対策本の中ではレベルの高い

○「解決!センター数学」(Z会出版)
 → http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/292.html

 を練習用に使うことをおすすめします。

 本番の試験時間(を1問あたりに割り振った時間)に
 近い時間で解けるようになってきたら、
 より実戦に近い形式で演習できるようになります。

○「センター試験過去問 予備校講師はこう解く!」
                数学1・A/2・B(旺文社)
 → http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/782.html

 など、過去問を扱ったものが多くありますから、
 仕上がりそうな教科からやっていくとよいでしょう。

 センター中心ということですので、
 マーク式の演習書に絞って回答させていただきましたが、
 書店に行く機会があればセンター対策本以外のものとも
 見比べて、納得できるものを選んでもらいたいです。

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□内藤ホライゾンさんからのご質問

 いつもメルマガを興味深く拝見しております。
 現在、小生は高2で東大の文科3類を志望しておりますが、
 数学の成績に激しく不安を抱いております。

 先日の河合塾全統模試では数学の偏差値は47.4でした。
 (国語は78.8、英語は63.4)
 どうも数1・Aの基礎的な分野に穴があるようです。
 また、数2・Bは未習分野がいくつか残っております。

 そこで小生はこの夏で数学の苦手を克服すべく
 数1・Aの穴埋め及び数2・Bの鍛錬の為に
 「青チャート」(数研出版)と「カルキュール」(駿台文庫)を
 消化しようと思い立ったのですが、
 夏中に消化できるか不安です。

 「青チャ」1本にしぼり「カルキュール」は
 やめておこうかと現在悩んでおりますが、
 水野先生はこういった場合どのような勉強法を
 推奨されるのでしょうか。
 志望校変更は考えていませんが、その辺の事についても
 何か一言コメントして頂ければと存じます。

□内藤ホライゾンさんへの回答

 非常に丁寧なご質問という印象を受けました。
 まだ高2ですから今すぐに完璧にというわけではないですが、
 教科バランスが悪いのが不安材料といえます。

 今のうちに仕上げておくとあとが楽な分野としては、
 数学1の2次関数、数学Aの確率などがありますが、
 とくに後者は計算が中心になりますし、センター必出ですから

○「カルキュール[基礎力・計算力アップ問題集]」(駿台文庫)
 → http://green.ap.teacup.com/reviewermizuno/45.html

 のレベルを今のうちに見直し、仕上げておくと優位に立てます。
 夏の間に1冊仕上げるとしたら、現在のレベルから考えても
 思い切って教科書〜入試基礎レベルに絞った方がよいです。
 もし「青チャート」でいろいろな解法に触れたいなら
 基礎固めをしたうえで余力でやるようにしましょう。

 また、「青チャート」に限らず網羅系参考書は
 期限を切った学習に向かないので、どうしても夏じゅうに
 やりたいなら学校の先生に問題をピックアップしてもらうか、
 全部やるなら2学期以降にずれこんでもいいから
 日々少しずつ進め、高2の間に終えるように
 計画を立ててみてはどうでしょうか。

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 他に、カキ氷少年さんからもご質問をいただきました。

 最難関と言われるところを志望するのであれば、
 この時期は、1問に時間をかけて難しい問題に
 どんどんチャレンジして、貯金をつくるべきと考え、
 「ハイレベル理系数学」(河合出版)等を薦めています。
 高3生・卒業生で比較的学力的に余裕がある皆さんは、
 志望校の過去問レベルに近い問題に触れていきましょう。

 「出来ることを確実に」と言われる前に、です。


$ アドバイスを受けたいかたは、発行者サイトから
$ 「サイトマップ」→「水野の数学学習相談板」の順に
$ お進みください。


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志望大学に必ず受かる数学参考書の選び方(マガジン0000190332)

 ■発行者   :水野 健太郎
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 ■ご質問ご感想:reviewermizuno0914@yahoo.co.jp

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