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あなたの「わかっちゃいるけどなかなかできない」を解決したい!時間管理(タイムマネジメント)について真面目に語るメールマガジンです。著者は時間管理の本を4冊出版し企業研修も行う、日本に数少ない時間管理専門のプロフェッショナルです

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2009/12/14

【KKJ】195 時間と組織-13  頼みごと・頼まれごとの「倍率」

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 KKJ 【簡単・効果的な・時間管理術】
 ビズアーク時間管理術研究所 メールマガジン
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    2009/12/14  Vol.195      http://www.bizark.co.jp/ 
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 ご愛読ありがとうございます。

 今週も『時間管理術研究所メールマガジン』をお届けします。
 あなたの時間をより活用するために、ご活用ください!

 (執筆者:水口和彦プロフィール)
    http://jikan.livedoor.biz/archives/50993622.html 

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■第195回■ 時間と組織-13  頼みごと・頼まれごとの「倍率」
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今週の目次

【1】今週のテーマ:
   時間と組織-13  頼みごと・頼まれごとの「倍率」

【2】時間管理術研究所ブログ Topics

【3】最新情報

【4】編集後記


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【1】今週のテーマ
   時間と組織-13  頼みごと・頼まれごとの「倍率」

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 こんにちは。水口です。
 
 仕事をしていると「頼みごと」「頼まれごと」はつきもの。組織のなか
 で仕事をしていると特にそうです。
 
 
 もし「時間術」を自己中心的に考えるのなら、「頼まれごと」は少なく、
 「頼みごと」は多くするほど、自分の仕事は早く終わるわけですが、
 そういうわけにもいかないもの。
 
 周りの人を利用しようとばかり考える人は、結局周りからの信頼を失い、
 仕事に支障が出てきます。
 
 
 しかし、「頼まれごと」ばかり引き受けてしまうのも逆に困ります。
 周りからは感謝されるにしても、自分の仕事はうまく進まなかったり、
 残業してばかりになってしまいます。
 
 
 これは「時間術」「時間管理」を考えるうえで、必ず行き当たる問題と
 いってもいいと思います。
 
 
 ■ 「組織全体の効率」の視点
 
 人に「頼みごと」をするか? 人からの「頼まれごと」を受けるか?
 という判断は、見方を変えれば(組織全体で見れば)・・・
 
 その仕事は自分がやるべきか?(あるいは他の人がやるべきか?)
 を判断しているのと同じです。
 
 
 自分のことだけを考えるのではなく、組織全体としてどうかを
 考えるわけです。
 
 実際「組織全体としての効率」を考えれば、答が出てくることが
 多く、迷わないで済むようになります。
 
 
 たとえば、もし他の人がやれば10時間かかる仕事があったとして、
 その仕事を自分がやれば1時間で終わるとしたらどうでしょうか?
 
 Bさんがやると10時間かかる仕事を、自分が1時間で終わらせたと
 すると、組織全体で見れば9時間得をしたことになります。
 
 逆に、自分がやると10時間かかる仕事が、Bさんに頼むと1時間で
 終わるならば、それも9時間の得。
 
 おたがいにそうすれば、組織全体として効率良くなりますし、結果と
 して自分の仕事も早く終わります。
 
 「頼みごと」「頼まれごと」はうまく回せば、大きな効率化を生むと
 いうことです。
 
 
 「10時間の仕事が1時間で終わる」なんてことがあるの? と思う
 かもしれませんが、実際にそういう仕事はあります。
 
  たとえば、うまく進まなかった交渉ごとが、別の人の電話一本
  ですんなり進んだり。
 
  ネットで1時間かけて探してもわからなかったことが、先輩に
  相談してみると5分で解決したり。
 
  あるデータをまとめるために四苦八苦していたのに、実は隣の
  部署にそれを解析するマクロが作ってあったり。
 
 
 等々、自分がやるよりも人に頼んだり相談した方がずっと早く終わる
 というケースは必ずあります(もちろんその逆パターンもあります)。
 
 
 ■ 「何倍ならばやる?」という基準
 
 ただし、この考え方には「落とし穴」がひとつあります。
 
 単純に時間で計算するなら「仕事が速い人が仕事をたくさん担当する」
 のが組織として効率的ということになってしまいます。
 
 これでは、経験豊富でいろいろな仕事ができる人にばかり仕事が集まる
 ことになってしまいますし、上司は部下に仕事を任せられません。
 (自分がやった方が速いわけですから)
 
 
 ですから「何倍ならばやる?」という感覚は必要です。
 
 たとえば、Bさんがやると2時間かかる仕事が、自分なら1時間で
 終わるという場合、引き受けるべきでしょうか?
 
 自分がやった方が2倍効率が高い。自分がやれば(組織全体として)
 1時間得をする・・・。
 
 しかし、私なら基本的に引き受けません。
 3倍でもあまり引き受けない方向です。
 
 もし、こういう仕事まで引き受けていて、自分の仕事自体が回らなく
 なってしまっては困ります(自分だけでなく組織も)。
 
 組織内の立場にもよりますが、リーダー・マネージャー的な役割を
 担う人は、2倍程度なら動いてはいけない。というのが私の実感です。
 (これができていないと仕事を抱え込みすぎてしまいます)
 
 
 もちろん、Bさんがやると10時間かかる仕事が、自分なら1時間で
 終わるという場合(効率10倍)ならリーダー・マネージャーであって
 も積極的に引き受けるべきです。(他の仕事を調整してでも)
 
 これが5倍ならどうか・・・? できるだけ引き受けたいところです
 が、その人の立場や、普段の仕事量によると思います。
 
 
 仕事で「頼まれごと」を持ちかけられた場合、普通は「時間があるから
 やる」「時間が無いからやらない」という基準で考えるものです。
 
 しかし、それだけでなく、このような「倍率」で考えるセンスもあった
 方が、よりうまく判断できるというのが私の実感。
 
 こういうセンスを持った人が多い組織は、お互いに助け合い、全体の
 効率はとても高くなります。これは強いですよ。
 
 
 (次回に続きます)
 
 
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【2】時間管理術研究所ブログ Topics
   毎日更新中です!
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 12/7~12/11の更新記事です

 【5】の新連載(NEC「Wisdom」の)をまだご覧でない方は、
 ぜひご一読を! 新連載の第1回です。

 「2009年に最も優れていたと思う社長」は誰?:産能大調査より
 【1】 URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/52109769.html 

 ワードやエクセルは買ってでも学べ!?
 【2】 URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/52109777.html 

 ストレスが多いと目覚めが悪くなる!? ・・・私の場合は?
 【3】 URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/52109787.html 

 メールの「二段階返信」と「一回返信」の使い分け
 【4】 URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/52109797.html 

 チームリーダーのための時間術: 新連載スタートです
 【5】 URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/52109863.html 


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【3】時間管理術研究所 最新情報
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 NECのビジネス情報サイト「Wisdom」での私の記事の連載が
 再開しました(今回で第3期になります)

 「チームリーダーのための時間術
    ~タイムマネジメントを活かしたチーム運営術~」

 第1回がアップされました!
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【4】編集後記
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 先週は原稿関係でいろいろありつつ、研修講演もこなしたので
 なかなか大変な週でした。

 原稿を書く仕事は「書く」段階はいいとして、「直す」段階では
 スケジュールが事前に立ちにくいという難しさがありますね・・。
 過去の経験を踏まえて、うまく予想できるようにしたいところです。


 今週の話は、私が前の仕事の頃からずっと感じてきたことなの
 ですが、なかなか文章にまとめきれてなくて、これまであまり
 言及していませんでした(少し感覚的、センス的な話ですし)

 でも、組織で仕事をする上で(特に経験が長くなるにつれて)
 大事なことだと思います。意識してみてはいかがでしょうか。


 では、また来週お届けします!


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