2009/05/17
【KKJ】165 時間の心理-2 所要時間を甘く見積もってしまう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□□ KKJ 【簡単・効果的な・時間管理術】 ビズアーク時間管理術研究所 メールマガジン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2009/05/17 Vol.165 http://www.bizark.co.jp/ □□□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ご愛読ありがとうございます。 今週も『時間管理術研究所メールマガジン』をお届けします。 あなたの時間をより活用するために、ご活用ください! (執筆者:水口和彦プロフィール) http://jikan.livedoor.biz/archives/50993622.html  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■第165回■ 時間の心理−2 所要期間を甘く見積もってしまう _________________________________ 今週の目次 【1】今週のテーマ: 時間の心理−2 所要期間を甘く見積もってしまう 【2】時間管理術研究所ブログ Topics 【3】最新情報 【4】編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【1】今週のテーマ 時間の心理−2 所要期間を甘く見積もってしまう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ こんにちは。水口です。 先週、こんなことを書きました。 ――――――――――――――――――――――――――――――― 時間管理については、「苦手」と感じている人の方が、圧倒的に 多数派です。それには、ちゃんと原因があるはずですよね。 心理的な要因も含め「なぜ思うようにいかない?」「なぜ苦手 なのか?」という点に注目し、それを認めることが、克服する 近道になることもあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――― ですから、今週はそういう「時間の心理」をまずは1つ、紹介したい と思います。 ■ 「人は所要時間を甘く見積もってしまうもの」 時間管理に関連した人の心理で、特に典型的なものが、 所要期間を甘く見積もってしまう (たいていの仕事は最初に思ったようには終わらない) という現象があります。 これに関連した、カナダの大学での心理学の実験があります。 複数の被験者にある課題を完成するまでにかかる日数を予想して もらい、その後、実際にかかった日数と比較してみると・・・ 予想は平均 33.9日 だったのに対し、 実際は平均 55.5日 かかったという結果でした。 予想した日数よりも実際は6割以上も長くかかったということです。 (しかも、予想した日数までに終わった人は3割しかいませんでした) つまり「所要時間を甘く見積もってしまう(短めに予想する)」人の 方が多数派なのです。 実際に仕事をしている中で 「当初思っていたようには仕事が進んでくれない・・・」 と感じることが多い。そういう人もおられると思います。しかし、 それは本当はあなただけでなく、誰にでもあることなのです。 実は、私も以前、仕事が予想した時期に終わらないことばかりでした。 そして、「そんな自分が嫌だから、次こそはしっかりやろう!」と思う ことも多かったのですが、実際のところ、そういう決意をしても、なか なか改善しないものです。 いろいろな仕事に追われていると、ついつい決意したこと自体、忘れて しまうこともあります。決意を忘れていなくても、仕事に追われている うちに、結局予想の期間を過ぎてしまうこともあります。 そういうことが続くと、自己嫌悪におちいってしまったり、逆にムキに なって「次こそは!」と思ったりしがちです。 ■ 「そういう自分を認める」ことが重要な分かれ道 しかし、実はここが重要な分かれ道です。 経験上、自己嫌悪になったりムキになったりしても、問題はあまり解決 しないものです。しばらくの間は良くても、またいつか問題は再発する ことが多いのです。 それよりも、自分には(誰にでも)そういう「甘く見積もってしまう」 クセがあることを、まずは認めてしまうことが重要です。 「自分には元々そういうクセがある」ことを、まずは認めること。 その上で、ムキになるのではなく、具体的な改善策を取り入れていく ことが必要です。 この、「まずは認める」というところが、とても大事です。 自分には「甘く見つもってしまうクセ」があるということを認める からこそ、ムキになるよりも、もっと良い解決法に目が向きます。 別の言葉でいえば、少し「謙虚になる」感じです。 ダメな自分を認めるからこそ、より具体的な改善方法に目が向く ようになるわけです。これは実はとても大事なことだと思います。 ※ もちろん、「次こそはしっかりやろう」という思いも大事ですが、 その「思い」だけではなく、具体的な方法・やり方を変えてみる ことが重要だということです。 ■ 「失敗しない人間はいない」 このへんの考え方は、私は工場の品質改善活動や生産性向上活動の 中で学びました。 その基本的な考え方は、「失敗しない人間はいない」ということです。 「次からはしっかりやりなさい!」と、厳しく指導するだけのやり方 にはどうしても限界があります。人は失敗する(ミスする)からこそ、 そのミスを補う「方法」を考えるという姿勢が大事です。 そして、先の「甘く見積ってしまう」件でも、まったく同じです。 「しっかりやろう」ではなく、具体的にやり方を変えてみることが 必要なんです。 実際、このクセや失敗は、時間管理を行うことでかなり改善に向かい ます。私も時間管理のおかげで、所要期間の見積りを、以前よりも かなり正確に行えるようになってきました。 そのためには、もちろん「時間管理を学ぶ・実行する」ことが大事 ですが、その前段階として「まずは(ミスしてしまう)自分を認める」 ことが、とても大事だったと感じています。 よく、「私は計画的に仕事ができなくてダメなんです・・・」と おっしゃる方が多いですが、実は多くの人がそうなんです。私も 基本はそうです。だからこそ、時間管理を行っているわけです。 「人は所要時間を甘く見積もってしまうもの」だと知ること、 そして自分もその例外でないと認めることが、本当のスタート ラインに立つために必要なことだと思います。 (次回に続きます)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【2】時間管理術研究所ブログ Topics 毎日更新中です! _________________________________ 5/10〜5/16の更新記事です 最初の記事は組織論の話。その後はワークシェアリングや 仕事の進め方、ワーク・ライフ・バランスについての話でした。 「言うは易く行うは難し」の○理論と「無難な」○理論、どっちを取る? □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51931651.html 「ワークシェアリングは従業員に選択権を与えること」 □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51932281.html 休日を増やすタイプの「ワークシェアリング」について □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51933922.html 仕事は、一気にとどめを刺すか? 安心できたところで持ち越すか? □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51934669.html 先延ばしグセの対処法: 「ゼロから始める」よりも「1から始める」 □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51935459.html ワーク・ライフ・バランスと仕事の業績が関係あるいくつかの理由(1) □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51935969.html ワーク・ライフ・バランスと仕事の業績が関係あるいくつかの理由(2) □ URL : http://jikan.livedoor.biz/archives/51936959.html  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【3】時間管理術研究所 最新情報 _________________________________ 私の新しい本が発売になりました! 『「理系的」仕事術』 すばる舎 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4883997995/ 書店、amazonともに発売中です! 仕事のやり方、効率アップのエッセンスを凝縮した本です。 一応「理系」ではない方が対象ですが、理系の方もぜひ! さらに・・・ 次の本がもうすぐ出ます!今度は時間管理の入門書。 詳しくは来週に。 _________________________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 現在、NECのビジネス情報サイト「Wisdom」での 第二期連載が完結しました(今期も全6回です)。 「忙しいビジネスパーソンのための手帳術 〜タイムコンシャスなビジネス習慣づくり〜」 □ URL : http://www.blwisdom.com/time2/ _________________________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ asahi.com 「となりのビジネス達人」コーナーで 連載コラムを執筆中です。 「となりのビジネス達人」コーナー □ URL : http://www.asahi.com/shopping/column/busitatsu/ (私の記事は5/11に公開したものが最新です) _________________________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【手帳制作サービスのお知らせ】 ご好評を頂いております、弊社オリジナルの手帳レフィルです。 私もこれを使用しています。 オリジナル手帳レフィル制作サービスの紹介ページ □ URL : http://www.bizark.co.jp/techo/index.html _________________________________ 【4】編集後記  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 実は本日、友人の結婚式に出席してきました。 私は最近の言葉でいうと「アラフォー」ですから、近い世代の友人の 結婚式は久しぶりです。 友人としてのスピーチもしてきたのですが、ちょっと緊張してしまい ました。仕事でしゃべるときはあまり緊張しないのですが・・・。 (ただし、仕事でもカメラの前でしゃべるときは緊張します。なぜ?) さて、式(披露宴も)ですが、その場で(共通の)懐かしい友人に 会えたりもしましたし、友人のご家族とも久しぶりにお会いできたり と有意義な時間となりました。 その後、友人と話していて積極的に勧められたのが、休日に自転車に 乗ることです。私は仕事のときに自転車を使うのは避けていますが (雨や事故のリスクを考えてです)、晴れた休日なら自転車に乗るの は良さそうです。 ・・・というわけで、かなり心動かされています(笑) では、また来週お届けします!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ KKJ【簡単!効果的な!時間管理術】 ┃ ビズアーク 時間管理術研究所メールマガジン ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃【発行者】 (有)ビズアーク 時間管理術研究所 ┃【執筆者】 水口和彦 ┃ (プロフィール) http://jikan.livedoor.biz/archives/50993622.html ┃ ┃ 【URL 】 http://jikan.livedoor.biz/ (ブログ) ┃ http://www.bizark.co.jp/ (HP) ┃ ┃【このメールマガジンバックナンバーはこちら】 ┃ http://archive.mag2.com/0000190033/index.html ┃ (引用時はバックナンバーのURLを明記ください) ┃ ┃ Copyright 2005-2009 All rights reserved. ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ このメールマガジンは読者の方に支えられて発行3年。 ┃ おかげさまで「まぐまぐ」殿堂入りメールマガジンとなりました! ┃ 応援やご紹介等も頂きまして、感謝しております。 ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ みなさまからのご感想、ご質問をお待ちしています。 ┃ メールアドレス → mizuguchi@bizark.co.jp ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ※ 配信中止、配信アドレスの変更はこちらから ┃ → http://www.mag2.com/m/0000190033.html ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ ┃※広告掲載をご希望される方へのお知らせ ┃ 本メールマガジンは読者の方の読みやすさを最優先とし、広告の ┃ 掲載は基本的にお断りさせて頂いております。ご了承ください。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



