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2008/07/21

インターネットで世界を旅する 第230号(08/07/21)

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    インターネットで世界を旅する     第230号(08/07/21)

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  マレーシアの独立(その19)

1957年8月31日にイギリス連邦の一員として独立を宣言したマラヤ連邦
ですが、前途多難の出発でした。

戦略的な思惑があり、英国はシンガポールを除外してマラヤ連邦の独立を認め
たのです。しかし、リ−・クアンユ−の率いる人民行動党(PAP)の主導権の
もとで、英国直轄植民地シンガポ−ルでも独立の機運が高まりました。

リ−・クアンユ−は、人口も領土も少ないシンガポ−ルが単独で独立するより
も、歴史的に関係の深いマラヤ連邦に加わって独立したいと考えていたのです。

シンガポールの独立が不可避と判断した英国は、シンガポールに自治を認めま
した。1959年6月3日にリ−・クアンユ−を初代首相とする自治政府が発
足しました。

一方、マラヤ連邦のラーマン首相は、中国系住民が大多数を占めるシンガポ−
ルの合併を認めれば、マラヤ連邦内で必ず内政問題が発生すると予想していま
した。そこで、マラヤ連邦が、英国のボルネオ島植民地の、サバ、サラワク、
ブルネイと、シンガポ−ルを吸収合併する、マレ−シア構想を公表しました。
こうすれば、新しく発足するマレーシアで中国系人口比率を低くできると考え
たのです。

当然、インドネシアとフィリッピンはこのマレ−シア構想に強く反対しました。
 
 次号に続く。


お知らせ:

 約1ヶ月、夏休みを頂きます。


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