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イギリス大学院留学、就職転職と好きなことだけを続けてロンドン生活10周年を迎えた著者が、火曜日は英語、木曜日は学生生活、土曜日は国際結婚をテーマに、異国暮らしの毎日を楽しく過ごす極意をお届けします。まぐまぐ大賞2006年部門3位、2007年2位受賞。

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2008/04/17

ロンドン偏食生活 第 320 号【 入国拒否(2) 】

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    ロンドン偏食生活        Vol.3 No.320 2008.04.17

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◇ごあいさつ◇
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こんにちは、ロンドンマラソンについて書いたことをすっかり忘れて、
もう一度書きそうになった、偏食の嬢王様です。

 あなたも覚えてない?どうぞ!
    http://tinyurl.com/5mb8sm


毎週3回、イギリス生活を楽しんでいる様子をお届けします。

英語についての火曜日(朝10時配信)
学生生活や仕事についての木曜日(夕方6時配信)そして
土曜日朝8時には国際結婚式や外国生活についてお送りしています。
今日は【学生生活】の日です。

今までのバックナンバーはこちらから。
    http://archive.mag2.com/0000189561/index.html


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◇ 入国拒否(2) ◇
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先週からの続きです 
 http://archive.mag2.com/0000189561/20080410180000000.html


スンジャは荷物をバスから降ろし別室での
取り調べ室に行くように命じられた。 

ここで初めて、事態の重大さを悟った彼女は、
反射的に悪態をついてしまった。 


きっと係官の答えは既に決まっていたのだろう。 


我に返ったスンジャが、帰りの大韓航空のチケットを見せたが 
残念ながらイギリスへの入国は拒否された。 

入国拒否は入国許可のハンコの上に、 
バツ印をつけることであらわされる。 


ドーバー海峡。この向こうはイギリスなのに。 
と、彼女は夜が明けつつある海を見つめた。 

楽観的な彼女は、バスがダメなら電車があるさ 
と、ユーロスターのカレー駅に向かった。 

しかし、なけなしのユーロで買ったロンドン行きのチケットは 
駅員に入国拒否のハンコが見つかり、ただの紙切れになった。 


スンジャは重い荷物を持って、パリに住む友人宅に転がり込んだ。 
夜明け前の別室で、まるで犯罪者を扱うような態度の入管職員の 
様子について、母国語で散々文句を言った後、泥のように眠った。 



翌日は心機一転、在仏英国大使館、韓国大使館、 
大韓航空のパリ支店に足を運んで、道を模索した。 

が、どこも役所や大会社の決まりがあり、彼女の英入国を 
支援することなく、時間だけが非情に流れていった。 

イギリスに置いた荷物は誰かに送ってもらって 
このまま韓国に帰ろうか、と思った矢先、 
韓国大使館の人が彼女の目を見つめて呟いた。 


「あなたがそのパスポートを使う限り 
きっとイギリスに再入国できませんよ」 

その言葉にひらめいたスンジャ。


「それって、再発行すれば入れるってこと?」 

「わたしの口からは言えません」 

翌朝、スンジャは新しいパスポートを持って 
再びユーロスターのカレー駅を発ち、約束通り 
私たちと最後の昼食を摂ることができた


楽しく生活するコツ:最後に頼りになるのはやはり同胞 



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◇ 編集後記 ◇
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写真があってわかりやすいと評判の編集後記ブログはコチラから。


 今回の見所:韓国の男性用作務衣

    http://ameblo.jp/londonhenshoku/




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◇偏食生活とは◇
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好きなことだけをして過ごす生活のこと。

まだ善悪の判断ができない子供は好き嫌いなく、
バランスよくいろんなものを食べたり、
苦手な教科も勉強しなければならない。

オトナになったら、今まで通りバランスのよい生活を続けても、
自分の判断で長所を伸ばす生活に変える自由もある。

大切なのは、At your own risk(自分で責任を負って)、自分で決めること。

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発行:SNAJ (Mail Magazine Section) 代表:あらまきJones Sophiaのりこ
  Copyright (C) 2006-2007 SNAJ, All rights reserved.

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