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2008/08/29

★佐久間 盛政★後編■戦国武将列伝■~戦国天下版~

vol.66━2008.8.29━◆8月29日号◆
     ★戦国武将列伝★〜戦国天下版〜     575部
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┃本‖・【01 明日話そう!!戦国豆知識】 
┃日‖・【02 佐久間 盛政】   
┃の‖・【03 編集後記】   
┃内‖・【04 募集&お願い】     
┃容‖          発行者:【戦国天下】 中川 修
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【戦国天下】の中川です!すっかり久しぶりの更新になりましてすみません。
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【01 明日話そう!!戦国豆知識】
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 お休みです。


  
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【02 佐久間 盛政】天文二三年(1554年) 〜天正十一年(1583年)
【統率】91【戦闘】93【政治】37【智謀】68

※能力は1〜100。
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 盛政は、兼ねてより堅陣を誇る秀吉軍の弱点はである【中川 清秀】の砦を急
襲する、『中入れ』という作戦を勝家に提案します。第一陣ではなく二陣を攻撃
する事でクサビになり、第一陣を崩壊させる作戦でした。

 当時この作戦は流行りであったらしく多くの武将が好んで使用したといいます。
もちろん自軍が敵中に孤立するという危険も伴いますが、全軍が機能的に動けば
作戦成功の確率が非常に高い戦術でした。 

 当初はこれに反対した勝家であったが、盛政の強い要望により妥協し、「砦を
落としたらすぐ戻ること」という条件つきで承諾した。すぐさま夜襲部隊八千を
率いた盛政は、未明には清秀の籠る大岩山に苛烈な攻撃を展開します。抵抗はあ
りましたが盛政は清秀を討ち取り、【高山 重友】を敗走させ、【桑名 重晴】
が守る砦も開城の約束を取り付ける大戦果を上げます。賤ヶ岳の戦いの緒戦を勝
利に導きました。

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 盛政はこの勝利を足がかりにして戦の勝敗を決しようと、次に秀長の陣を討つ
べく準備にとりかかっていた。勝家の軍も、盛政の行動を援護するように、陣を
動かし敵の第一陣をけん制していました。この時勝家が積極的に攻勢を掛けるこ
とが出来ていたなら、秀吉方の前線を崩壊させる事が可能であったと考えられま
す。現に、盛政の清秀攻撃に対して、秀長は積極的な援護を行わなかったのか、
行えなかったのか分かりませんが、予想以上の混乱をしていたことは間違いが
ありませんでした。


 おそらく、それを敏感に察していたのは、盛政であったでしょう。勝家は、積
極策を取らず盛政に帰還するように使者を送ります。おそらく、盛政は攻勢を掛
ける好機だと使者を送ったと思いますが、勝家は煮えきらず時間だけが流れたの
でしょう。通説では、盛政の独断専行がこの戦いの敗戦第一とされていますが、
本当はどうだったのでしょうか?おそらく、兵力で劣る勝家が唯一勝てる勝機で
あったのは間違いではないでしょう。

 しかし、戦況の変化を気にしていた秀吉が、かねてから準備していたとおり五
十キロをわずか五時間で戻るという強行軍で戦場に戻ってきたため、盛政は敵中
に孤立してしまいます。秀吉が到着してから盛政は撤退行動を開始します。戦場
で最も難しいのが、撤退時の戦闘でした。【加藤 清正】、【福島 正則】ら【
賤ヶ岳の七本槍】が活躍したのは、この時の追撃戦のイメージがありますが、実
際は強行軍の疲労が甚だしく、また殿で采配する盛政の見事な指揮で秀吉軍の攻
撃は、撃退されてしまいます。

 撤兵時での組織立った行動が取れていたということは、いかに盛政が優れた指
揮官であったか想像が出来ます。被害もほとんど受けていない状態で、権現坂と
いう自軍近辺まで撤退出来た事で、追撃もここまででまた持久戦に戻る事は両軍
から想像が出来ました。
  
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 しかし、だれも想像出来ない事が起きます。利家の部隊が裏切り勝手に撤退を
開始したのです。そのため盛政の部隊は完全に孤立し、挟撃を受ける形になりま
す。さらに、利家同様に【金森 長近】らが、戦線を離脱、戦況が一気に秀吉方
に傾きます。

 律義者のイメージのある利家ですが、この裏切り行為は、関ヶ原の【小早川 
秀秋】と同等の戦局を左右した裏切り行為といえます。この時の裏切り行為は、
敵味方の手記に『前田殿裏切り』と記されていますが、結果秀吉の天下取りに貢
献されたということで、大きく喧伝される事はありませんでした。賤ヶ岳の戦犯
第一は、利家の裏切り行為でしょう。この結果的に勝家軍は秀吉軍に大敗し、盛
政は再起を図って加賀に落ち延びる結果になります。
 
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 落ち延びる途上、盛政は中村の郷民に捕らえられ命運の尽きたことを悟った盛
政は、自ら直接秀吉に対面したいので引き渡すよう言います。 引き渡されたとき
、【浅野 長政】に「鬼玄蕃とも言われたあなたが、なぜ敗れて自害しなかった
のか」と愚弄されたが、「源頼朝公は大庭景親に敗れたとき、木の洞に隠れて逃
げ延び、後に大事を成したではないか」と言い返し、周囲をうならせたといいます。

 秀吉は盛政の武勇を買って九州平定後に肥後一国を与えるので家臣になれと強
く誘ったが、盛政は信長や勝家から受けた大恩を忘れることはできず、願わくは
派手な衣装を着用の上、引き回しののち刑死したいと願います。そしてそれが秀
吉の権威を高めることにつながるとも語ったといわれています。果たして京市中
を引き回された盛政は、やがて宇治・槙島で斬首。享年30歳。

辞世は「世の中を廻りも果てぬ小車は火宅の門を出づるなりけり」。
 

【03 編集後記】
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 みなさんこんにちは。久しぶりの更新になりましてすみませんでした。色々と
忙しくて気が付くとこんな時期になりました。なんとか毎月発行できるように、
がんばります! 

 

  
 それでは次回を楽しみにしていてください!

 




【04 募集&お願い&読者感想紹介】
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ということで、お便りお待ちしています!励ましや、参考文献、こんなのやって
ましたとかでも構いません!こんな特集を組んで下さい!などなど、戦国関連情
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今回も、ありがとうございました!
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・発行人 【戦国天下】中川 修

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