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2008/03/07

★高橋 紹運★後編 ■戦国武将列伝■~戦国天下版~

vol.60━2008.3.7━◆3月7日号◆
     ★戦国武将列伝★〜戦国天下版〜     578部
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┃本‖・【01 明日話そう!!戦国豆知識】 
┃日‖・【02 高橋 紹運】   
┃の‖・【03 編集後記】   
┃内‖・【04 募集&お願い】     
┃容‖          発行者:【戦国天下】 中川 修
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【01 明日話そう!!戦国豆知識】
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 【戦国の食事・2】

 前回は、武士の日常食という事でご紹介したのですが、戦の際はどうだったの
でしょうか?これはちょっと驚きでしたが、足軽から上級武士までみな白米を食
するように、となっていました。


 玄米に比べて白米のほうが消化が早く、何事か起こる陣中ではスピードが命。
また、消化不良などを起こす可能性も低くなります。このような理由から陣中飯
は白米が主流だったそうです。もちろん、オプションで味噌をつけて食べるなど、
塩分の補給をしたりしたみたいです。

 ちなみに、普段は白米など余程の事がない限りは口にする機会がなかった農民
は、1日に一升もの白米を食べれる、陣中飯を食べたいがために足軽に志願する
ものもかなりいたみたいです。さすが、食に対する欲求は限りないですねえ。


 手柄を立てて褒美を貰うために志願するイメージが強いですが、白米食べたさ
に志願というのは戦国ならではなのかもしれません。つくづく、毎日白米が食べ
れる生活は豊かだと思わずにはいられない特集でした。残さずお米を食べましょ
う!


   
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【02 高橋 紹運】天文十七年(1548年) 〜天正十四年(1586年)
【統率】95【戦闘】96【政治】54【智謀】76

※能力は1〜100。
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【後編】

 道雪亡き今、凋落する大友氏の命運は紹運の双肩にかかっていました。勢いに
乗る島津氏は、天正14年(1586年)、九州統一すべく進軍を開始します。九州
各地で、抵抗する大友の支城は陥落または、降伏し、頼みの綱である秀吉の九州
征伐軍も到着せず、わずかに四国勢が九州に上陸しましたが、※【島津 家久】
の巧みな采配により、大敗北を喫するという失態を演じてしまう事になります。

 そしてついに、【島津 忠長】【島津 義弘】ら率いる筑後平定軍5万の大軍が
、紹運が籠もる岩屋城に侵攻して来ます。作戦的には方面軍司令である紹運が、
危険な最前線に出る必要はありません。しかし、あえてそうせざる負えない状況
と僅かながらの勝機が、紹運にこの作戦を取らせます。

※島津家久の回を参考にしてみて下さい。  
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 秀吉の尖兵隊が敗北したとはいえ、本軍の到着まではあと数ヶ月。各城で籠城
し時間稼ぎをし、敵に出血を強いる事が出きれば、島津の勢いは止まり水際(関
門海峡や四国方面など)での、秀吉軍迎撃の準備が整わない。大友家が生き残る
可能性は拡がるはず。紹運は、そう読みます。

 実の息子の【立花 宗茂】らは、僅かとはいえ兵力を結集し戦ってはどうかと
進言したといいます。しかし、戦意の低い部隊と共に行動し、内部崩壊を招く危
険があると感じ、あえてわずかに763名で最前線の岩屋城に籠城します。

 寡兵とはいえ、紹運と共に戦い抜いた精鋭部隊です。皆すでに死を覚悟したも
のばかりでした。そして、壮絶な篭城戦が幕を開けます。数日で落城させるとな
めてかかる島津の先陣に、苛烈な反撃を始め大打撃を与えます。情況を重く見た
島津軍は、作戦・陣容を変更し再度の攻撃を重ねますが、城への突破口を開く事
が出来ず、いたずらに負傷者を増やすだけでした。

 紹運の名と、損耗を避けたい島津軍は再三にわたり降伏勧告をしますが、紹運
は全てはねつけ徹底抗戦を行います。時間を稼ぐただ一点の作戦のために。
   
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 死兵と化した城兵に調略など効果がありません。焦る島津軍は仕方なく力攻め
による攻略を決定します。兵力を次々に投入し、累々たる屍の上を踏み越え突撃
を繰り返す島津軍にさすがの高橋勢も疲労困憊し、最後の防衛櫓の陥落を見た紹
運は自害し、ここに岩屋城は陥落します。

 半月ほどの攻防戦により紹運をはじめとする高橋勢は全員討死・自決を遂げま
す。享年三十九歳。紹運の亡き骸を見て、義弘は、ただただ慟哭し賛辞を惜しま
なかったといいます。

 島津軍の死傷者は4千〜5千という驚異的な数字に上り、その後の進軍に余力
を残す事が出来ませんでした。結果、秀吉の本軍の到着までの時間稼ぎは成功し、
大友家は辛うじて家名を留める事ができました。紹運と763名の命と引き換えに・・・。

【嗚呼壮烈 岩屋城址】

虎は死して皮を残し、人は死して名を残すと言うように、今も紹運らの武名は岩
屋城に刻まれています。

 誰にでも真似の出きる生き方ではないからこそ、その生き方に賛美を送らずに
はいられないものです。無駄死にと言えばそうなのかもしれませんが、起用に立
ち回って生残るよりも、意地を貫き短命に散る生き様に共感するのは、僕だけで
しょうか?


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【03 編集後記】
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 後編はいかがだったでしょうか?【高橋 紹運】という武将は、決して誰もが
知っている武将ではありませんが、この生き様を知ったときに感動したのを覚え
ています。みなさんはどう感じましたか?良かったら教えてくださいね!

 それでは次回は、3月21日です!楽しみにしていてください!

 
  




【04 募集&お願い&読者感想紹介】
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