2009/07/31
◇ 楽読 ◆ 第136号 『遠くの声に耳を澄ませて』
2009年7月31日(金) 第136号 読者数:177人 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽読 <ラクドク> 楽しく読んで、するっと学ぶ http://rakudoku.seesaa.net/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、GTAこと荒川良幸です。 気がつけば七月も今日で終わり。 月の最後が金曜日というのは嬉しいものですね。 などととぼけたまま書き続けようかと思いましたが、 さすがに胸が痛みます。 半年間待ち続けてくださったみなさん、 ほんとうにありがとうございます。 休刊への移行締め切りぎりぎりに発行するのは、 これが最初で最後にしたいと……思ってます(弱)。 この号から読んでくださっているみなさん、はじめまして。 本を読むのって、ともだちの話を聴くのと似てます。 おもしろければ、どんどん先を知りたくなるし、 つまらなければ、途中で投げ出しちゃいたくもなる。 そんなわけで、このメールマガジンでは、 「おもしろい」「泣けるね」「勉強になるなあ」 と私が感じた「ともだち」を紹介します。 ビジネス書・小説・エッセイ・まんが。 何かを学べると感じる本だったら、区別せずに取り上げてます。 今日は、この一冊です。 ▼▽▽ ――――――――――――――――――――――――――――――― 『遠くの声に耳を澄ませて』 宮下奈都 / 新潮社 / 222ページ / 1470円(税込) アンデスの声 転がる小石 どこにでも猫がいる 秋の転校生 うなぎを追いかけた男 部屋から始まった 初めての雪 足の速いおじさん クックブックの五日間 ミルクティー 白い足袋 夕焼けの犬 ISBN 978-4-10-313961-4 アマゾン → http://tinyurl.com/l3t8bd ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ 内容と感想 宮下奈都さんは小説家です。 1967年、福井県生まれ。 上智大学文学部哲学科卒業。 2004年、「静かな雨」で文學界新人賞の佳作に入選してデビュー。 宮下奈都インタビュー・普通の人たちの日常におとずれる小さな「気づき」…… http://bookjapan.jp/interview/090520/note090520.html 『遠くの声に耳を澄ませて』は短篇集です。 「旅」をキーワードにした十二の物語を読んでいると、 少しずつ時の流れがゆるやかになっていくように感じます。 それぞれの物語は少しずつつながっていて、 ある短編の主人公が別の話では脇役を務めていたりします。 そのときに描かれる様子や性格がちょっと違っているあたり、 ひとの多面性を感じたりもします。 いちばん印象に残ったのは「初めての雪」。 女友だちがふたりで旅をするんですが、 こういう旅は男にはできないよなあとしみじみ思いました。 読み終えてみると、なぜか昔の友だちに会いたくもなります。 この短篇集の中の時間が、あの頃のようにゆっくりと流れているからかも。 旅に出る電車に揺られながら読むのがおすすめの一冊です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ 今日の「学び」 時の流れを速くするのも遅くするのも、 実は流れの中にいるひと自身なのかもしれません。 何をするでもなく夕焼けを見上げてみるひととき、 たしかに時間はすぐそこにあるのですから。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― △△▲ ◇ あとがき 今年の目標のひとつに「楽読」を週に一度発行するというのがありました。 半年間で五回しか出してないので、残り半年で四十七回出さないと(違)。 その他の目標は、半分くらいは達成しました。 活字の本もそろそろ百五十冊読み終えるし、映画も間もなく五十本。 残るはサイトの更新とかサイトの更新とかですね。 しばらく肩に力を入れずに発行することにします。 たまに学べない本も紹介するかもしれませんが、見逃してください。 気になる本があったら、ぜひ教えてください。 ご意見、ご希望、ご感想、ご不満も合わせて gtamk2@gmail.com まで お願いします。 このメールマガジンに返信してもらっても届きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇ ちょこっと自己紹介(初めての方だけ読んでくださいね) 子どもの頃は「医者になって無医村に行く!」と思っていたら、 小5の春に色覚異常が発現。 「お医者さんにはなれないよ」と言われちゃいました。 新聞記者にもなりたかったんだけど、自分にはそこまでの根性が ないことに気づいて方向転換。 高校教師をめざして大学に進んだまではよかったけれど、 ここで初めての挫折を味わいました。 25歳の春まで肉体労働で汗を流したあと、学習塾の教師に。 数学を教えることから始まり、次は英語科、 気がつけば全教科を教えることになってました。 36歳の春、なぜか運送会社の代表取締役に。 父や弟と一緒に、従業員十人ほどの会社を経営してます。 これで教える仕事ともお別れかあと思っていたんですが、 すぐに時間講師として復帰することになったりもして。 38歳の春、自分の教室を開きました。 すべてが自分の責任というのはすがすがしいですね。 とまあ、略歴はこんなところです。 趣味は読書、ゲーム全般、カラオケといったところ。 呑みに行くことも趣味……かもしれません。 忘れないようにしていることが、ふたつあります。 青空を見上げるだけで嬉しくなる、そんな気持ち 流されるのではなく、流れるように生きること ではでは、これからよろしくお願いします。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆ 裏・あとがき > これからシャワーを浴びて、ジムの入会手続きをしたら横浜に向かいます。 なんてことを半年前に書いたんですが、一度も通わないまま、 ひと月でやめちゃいました。 最近は事務所までの自転車通勤にはまってます。 往復で一時間半くらいなんですが、たっぷり汗をかいてます。 明日から八月。 そろそろバーベキューの催促をしてみようかと思う今日この頃です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 楽読 <ラクドク> 楽しく読んで、するっと学ぶ 136号 発行者:GTAこと荒川良幸( gtamk2@gmail.com ) 発行システム:『まぐまぐ!』( http://www.mag2.com/ ) 登録・解除は http://www.mag2.com/m/0000188754.html です


