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2008/04/13

山口学級活動ネットワーク メールマガジンNo.055

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(^_^) 『明日からの学級が変わる!HOWTO学級作り・特別活動』  (^_^)
(^_^)     山口学級活動ネットワーク メールマガジン       (^_^)
(^_^)       平成20年04月13日発行 第55号       (^_^)
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1 子どもたちに確かな力を育てる集会活動 〜その4
2 春の学習会 報告
3 メルマガ編集部からのお知らせ
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1 子どもたちに確かな力を育てる集会活動 〜その4 集会原案を書く
                                              山口市立平川小学校 椙田崇晴
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集会を行うことになりました。話合いの前に行う,願いの共有化と原案の書き方に
ついてまとめてみようと思います。

(1)願いの共有化
  集会をしたい,と言い出した子どもがいたら,まずその願いを学級全員に共有化さ
 せる必要があります。私は次のような方法を使います。

 ア 朝・帰りの会で呼び掛けさせる。
    朝や帰りの会で,呼び掛けを行わせます。朝や帰りの会に「みんなからの一言」など
    というプログラムが入っているといいですね。
 イ 伝言板を用意し,「お手伝い募集」の紙をおもむろにそこに貼る。
    「この指止まれ」方式で,集会の準備を手伝ってくれる人を募集します。学級
    にそのような雰囲気をつくっておくことも大事です。

(2)集会原案の書かせ方
 集会をやることが決まりました。実行委員も決まりました。さぁそこで,集会の
原案を書かせたいと思います。
 集会原案については,2つの考えがあります。一つは,できるだけ簡単に書かせよう
というもの。これには,話し合い参加者の自由な意見を数多く取り入れることができる
という長所があります。もう一つは,できるかぎり詳しく書かせようというものです。
 私は,後者の考えを取り入れています。なぜなら,検討の時間はそう多くないからで
す。となると,話し合うことを1〜2に絞って,そのほかはできるかぎり詳しく書かせ
た方がよいというわけです。ただし,最初に書き方を教える時は,前者のやり方を取り
入れた方がよい場合もあります。
 では,集会原案に何をどのように書かせたらよいのかをまとめてみます。

ア 集会のめあて
  その集会を通してどんな学級づくりをめざすのか,はっきりさせておく必要があり
 ます。これがないと,休み時間の遊びと同じレベルになってしまうからです。よくみ
 るパターンとして次のものがあります。

  ・男女仲良くなろう。      ・協力し合おう。
  ・自分たちでつくりあげよう。  ・思い出を作ろう。

 このめあては,学級目標に返すことが大事です。ただし,低学年の場合は,どういう
 出し方をすればよいか分からないことが多いですので,教師側から提示してもよいで
 しょう。高学年では自分たちに考えさせた方がよいと思います。

イ 学級の独自性とめあてを集会名に
  集会は,その学級ならではのものが望ましいです。それは,学級文化づくりに直結
 するものだからです。子どもたちには,次の2つのことを呼び掛けるようにします。

  ☆この学級だからこそできる集会をしよう。
  ☆この学級でしかできない集会をしよう。

  単なる「ドッヂボール集会」ではなく,「だれでもボールにさわれるドッヂボール
 集会」というようにネーミングを工夫します。このことによって,子どもたちに『自
 分たちの集会だ』という意識を持たせることができますし,何をどのように話し合っ
 たらいいのかも見えてきます。

ウ プログラム
  プログラムは「はじめの言葉」で始まり,「終わりの言葉」で終わる,ということ
 と,「終わりの言葉」の前に「先生の話」を入れることを押さえておけば,あとはい
 ろいろな工夫をしていけばいいと思います。
  次に,プログラムの詳しい説明を書かせます。原案を詳しくさせるポイントがここ
 にあります。一つ一つの項目に関して次のことを書かせます。
 * だれが行うのか。
 * 時間はどのくらいかかるものか。
 * どんな準備が必要か。
 * どんな内容のものをするのか。      など
   このことは,提案者に集会についての具体的なイメージを持たせるためにぜひ必要
   です。

エ その他,必要な事柄
  会場図(椅子や机の配置,並び方など)
     (途中で変わる場合には,2種類の会場図を書かせます。)
  係分担(プログラムで書いた係を一覧表に表しておきます。)
  当日までの計画
     (原案を書いた日から当日までどんな仕事があるかを時間経過にそ    
      って書かせます。計画性を意識させるためです。)

  ※ここまでで,普通の一単位時間の集会であれば,用紙3〜4枚になるはずです。

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2 春の学習会 報告
                                                  山口学級活動ネットワーク
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 去る4月5日,山口県セミナーパークを会場に,春の学習会を行いました。
 今回のテーマは「一年の計は4月にあり」。ということで,新学期の学級づくり
について学習会を行いました。

 今回は,ネットワークのメンバーで役割を分担し,一人一講座ということで行い
ました。

講座(1)年度始めの学級づくり…担当:平川小 椙田
 ここでは,一年間の見通しをたてるために学級経営具体案を書こうという提案を
行いました。参加された先生方は,すでに受け持つ学年が分かっているということ
でしたので,その学年でぜひやりたいことを書いてもらい,それをどのように学級
経営案に反映させていくか,という話をしました。

講座(2)学級目標をつくろう…担当:伊佐小 津村
 ここでは,学級目標の作り方について提案がありました。なぜ学級目標が必要な
のか,ということに始まって,学級目標の作り方,学級目標のパターンなどが紹介
されました。4人ずつのグループに分かれてKJ法を使って学級目標をつくってみ
るという体験が好評でした。

講座(3)係・日直・当番をつくろう…担当:高千帆小 能勢
 ここでは,係と当番というものはとかく同じように考えられがちなのですが,こ
の提案で係と当番の性質は違うものの,ともに「よりよい学級づくり」をめざして
行われるものであることが提案されました。また,係の種類やその作り方だけでな
く,活動を活性化させていく取組みや評価の方法まで,豊富な実践例をもとに語ら
れたのが好評でした。

講座(4)朝の会・帰りの会を一工夫しよう…担当:附属山口小 吉田
 ここでは「朝の会,帰りの会の工夫」について,フリートークの実践と秘密の友
だちゲームの実践が紹介されました。一回の朝の会・帰りの会はわずかな時間です
が,それを積み上げていくことによって,大きな教育効果を生み出すことが語られ
ました。新学期からあぜひ取り組んでみたいという,参加者の声が聞かれました。

参加された先生方の感想
*初めての参加でしたが,いろいろなことを学びました。
*2年ぶりの担任になります。新学期すぐに取り入れたいネタをたくさんありがと
 うございました。
*2年目の春の迎えます。昨年の諸活動を見直して学級づくりに取り組んでいきた
 いと思っていますが,白紙に近い経験不足も重なって,4月のスタートに少なか
 らず不安を感じていました。そんな時に学習会の案内をいただいて,ぜひ参加し
 たいと思いました。内容は,なかなか自分では深められない部分をていねいにお
 話くださいましたので,大変参考になりました。
*それぞれの提案別でたくさんの勉強が出来ました。フリートークを体験したこと
 がなかったので,実際の進め方を見せてもらってよかったです。大変参考になり
 ました。
*どの発表も形式にとらわれない実質のある柔軟な考え方をされていることに感銘
 を受けました。日々の忙しさにかまけて,担任の側から示し,与えてばかりいた
 自分にとって考えさせられることが多かったです。
*とても具体的な内容で「やってみよう」という意欲に満ちています。が,欲張ら
 ず,今日のお話をしてくださった先生方のように素敵な笑顔と優しい語り方をま
 ず見習うことを目標にします。転勤と新学期の準備に追われ,心身共に大変疲れ
 ていて,新しいクラスの子どもたちとの出会いの準備が全く出来ていませんでし
 たので,今日はとてもよい心の準備の第一歩になりました。
*新学期を迎えるにあたって,今は楽しみ半分,不安半分…ですが,今日,いろい
 ろなお話をうかがって,どんな「子どもとの出会い,学級びらき」ができるのか,
 今はとてもわくわくしています。年々大変な子どもが増え,学級経営の難しさも
 感じていますが,今こんな時代だからこそ,「学級経営」「学級集団づくり」の大
 切さを痛感しています。最初,クラスを子どもたちとつくっていく一つ一つの手
 順を大切にしていくこと,いつも忙しくバタバタと決定してしまうのですが,今
 年は一つ一つをしっかりと時間をかけて,子どもたち同士,子どもたちと私とで
 一つ一つ大切にしていきたいと思いました。私のこだわりは「この30人でしか
 できない」「この30人だからこそできる」クラスをつくりたいと思いました。
*4月当初から生かせる内容でよかったです。いつも目標を立てて終わっていたの
 で,機能するようにしたいと思いました。具体的な手順が分かって生かせそうな
 気がしました。
*新学期をスタートするにあたって,どの先生のお話もとても参考になりました。
 学級目標にしても,話し合ってつくったものの,結局「絵に描いた餅」になって
 しまい,ふり返りも生かすことが出来ませんでした。日常の中で意識させるよう
 な場を仕組むことをやってみようと思いました。係活動と当番活動との区別がよ
 く分からなかったのですが,クラスを「より楽しく,よりあたたかく」するため
 に工夫する活動だと分かりました。フリートークはやっているのですが,いつも
 全員に発言させようとするので,時間がかかってしまいます。お互いを知るとい
 う観点から考えると,全員でなくてもよいんだなと思いました。
*各講座,どれもとても楽しく役立つ内容でした。フリートークについて:今年度
 週1,15分トークタイムが設けられており,どう進めようかと思っていました。
 フリートークの進め方の一つとしてとても参考になりました。KJ法:研修でこれ
 までもやったことがありましたが,学級目標ふくりをはじめ,学級内での話し合
 いの際に大いに利用できることがわかりました。当番・係:係の仕事が当番の仕
 事内容で終わらないよう,工夫されたものがどんどん子どもたちから出せるよう
 に支援していきたいと改めて思いました。
*4月すぐに実践していけそうな話がたくさん盛り込まれていて新学期への期待が
 高まりました。反対に,内容が盛りだくさんだったので,一つ一つの時間が短か
 ったのが,少し残念だったかなと思います。自分が考えたり,やってみる時間が
 あって,子どもたちとクラスでやってみるイメージがわきました。
*どの講座も,質・量・順序とても参考になりました。

次回は夏休みに,夏の学習会を行う予定です。参加された先生方からの希望で,「学
級会の進め方」というのが最も多かったので,それをテーマに企画してみようと思
っています。

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3 メルマガ編集部からのお知らせ
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 学年末,学年始めの忙しさのため,一ヶ月ぶりのメルマガ発行になってしまいま
した。

◆次号の予告◆◇◆
 第56号は4月下旬ごろ発行予定です。
 次号の特集も,集会活動の原案づくりについてまとめてみます。

◆山口学級活動ネットワーク メールマガジンの登録について◆◇◆
 現在の購読者は223名です。どんどん読者が増えてきています。嬉しい限りで
す。これまで以上に内容を充実させていく必要を感じています。もっともっとメル
マガ仲間が増えるといいなと思っています。お知り合いの方にこのメルマガを紹介
してください。登録については,山口学級活動ネットワークのホームページをご参
照ください。
 url: http://www.yamakoshu.org/gakkatu-net/

◆内容の充実について◆◇◆
 このメールマガジンでは,読者のみなさんのニーズに応える紙面作りに取り組んで
いこうと思っています。こんな内容について書いて欲しい。こういう情報が欲しい,と
いうことをお知らせください。

◆実践投稿のお願い◆◇◆
 読者のみなさん,みなさんが取り組まれている情報を送ってください。特活の実
践を広げ,共有していきましょう。
 今回,福岡の野口先生から旬の情報をいただきました。このように,読者の皆さ
んの実践を紹介し合いませんか。ぜひ,実践を送ってください。
 4月は,学級づくりのスタートの時期です。この一年の活動のために,担任とし
てどのような作戦を練っておられますか。そのお考えを情報交換しませんか。先生
方が取り組んでおられる実践を紹介してください。

 本メールマガジンでは,今後,以下のようなことについての情報を交流し合いた
いと考えています。どんな小さな事でもけっこうです。情報をお待ちしています。
<実践投稿のヒント>
4月頃 出会いの演出・新学期の学級経営
5月頃 連休明けの学級経営のポイント
6月頃 室内でできる簡単イベント
7月頃 夏休み前の学級経営・1学期のまとめ
8月頃 子どもとのつながりを考える
9月頃 2学期スタートの学級経営・運動会と学級をつなぐ取組み
10月頃 意欲的に行事に取り組む手だて
11月頃 学級目標の見直し・音楽会と学級づくり
12月頃 お楽しみ会の在り方・年賀状と学級づくり
1月頃 新年の誓い・新たな気持ちを学級づくりに生かす
2月頃 文集づくり・6年生を送る会のシナリオ
3月頃 お別れ式の持ち方・先生の通知票

以下のアドレスまでよろしくお願いします。
    sugi-net@c-able.ne.jp

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☆ご感想・ご意見はsugi-net@c-able.ne.jpまで
☆編集・発行 山口学級活動ネットワーク メールマガジン編集部 
        椙田崇晴(山口市立平川小)     津村元文(美祢市立伊佐小)  
        能勢雅子(山陽小野田市立高千帆小) 吉田哲朗(山口大学附属山口小)
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