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あわただしい生活の中で、視界に入っていながら、いつの間にか消えてしまうもの、耳にしていながら、いつの間にか忘れてしまうもの、そんなものを抽斗に入れて保管しておく図書館です。

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2009/12/23

抽斗図書館

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   抽│斗│図│書│館│   ひきだしとしょかん・198番目の抽斗
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◇◇抽斗図書館のご案内◇◇



◆レシピ・ノート 24◆


喫茶室で見つかったノートのお話の続きです。



「こんなにいいお天気なんだから、

 もっと明るい顔してたっていいのよ」

おばあさんは笑いました。

「でも・・・いろいろ考えることがあるんです。

 困ってることもあるし」

「だから?」

「・・・だから?!」

「困っていることがあると笑っちゃいけないのかしら?

 そもそもそういう顔をしてるから、心も暗くなるのよ。
 
 ・・・なんて言ったら気を悪くするかしら。

 ごめんなさいねー ホントお節介なおばあさんよねー

 でも、あなたはもともと考え込むタイプじゃないと思うのよ。

 だから言わずにはいられないのよねー
 
 笑ってる方がいいことあるし」

「はあ・・・」

調査員は苦笑いしました。

正直、カチンとくるけど、

こんなにいろいろ言ってくれる人は珍しい。

「元気のない笑い方だけど、ムッとしてるよりはいいわね。

 聞きたいことがあったみたいだけど、何だったのかしら?

 もう聞く必要はなくなった?」

「いえ、その・・・」

何から聞いたらいいだろう?

聞きたいことがさくさんあったはずなのに、

何が聞きたいの?と聞かれると、逆に出てこない。

「あの、喫茶室の・・・」

「ああ、アップルパイと紅茶のこと? そうよ、私よ」

「あの紅茶の葉は・・・」

「私が生産者を紹介したの」

「昔からあの紅茶を作っていたのでしょうか?」

「そうねぇ。特別な木だから、ほかの場所では作れないわね。

 どうして? お茶の葉がどうかした?」

調査員は話すかどうか迷いました。

調査中のもの、公開前の所蔵品については、原則として

部外者には話してはいけないことになっているからです。

このおばあさんはどうなんだろう?

絶対にただのお掃除の人ではないはずだけど・・・









さて、今回の引き出しは「プレゼント」


子どものころ、12月25日の朝はとても楽しみでした。

枕元にプレゼントがおいてあったからです。

靴下をつるしておいて、そこにプレゼントを入れてもらう

ということを知ったのはだいぶ大きくなってからでした(笑)

たいてい、

「私が欲しいと思っていたものではないもの」

が置かれていました。

なので、プレゼントが判明してしばらくは

「○○じゃなかったー」

とガッカリするのですが、プレゼントを使い始めると

夢中になってしまい、

「これをもらってよかった!」

と感じるのでした。

だから「サンタさんってすごいなぁ」と思っていました。

5年生の時に、サンタさんの正体が判明し、それと同時に

クリスマスプレゼントは来なくなってしまいましたが(笑)




息子が生まれる前から、夫と私はそれぞれサンタクロースです。

プレゼントを買うこと自体は苦ではないのですが、

選ぶのはかなり迷います。

(何年も使ってもらえなかったこともあったりしたので!)

プレゼントにかける金額も微妙です。

この辺はある意味「駆け引き」なのかもしれませんねー

「まあいいや、こんなもんで」としてしまった年に限って

高額商品(我が家基準)をプレゼントされたり、

「今年はちょっと頑張ったぞ」という年に限って

「・・・」だったりするので。


 

こういうイベントは廃止にしちゃった方が気楽なのですが

廃止にしてしまうと自分ももらえなくなってしまいます。

金額的には大したことはなくても「自分じゃ絶対買わないもの」

というのが私の場合たくさんあります。

そういうものをプレゼントされると、やっぱり嬉しいので、

廃止にしたくないなぁという気持ちが今のところ強いです。




クリスマスに頑張ってプレゼントを選んでも

だいたい2か月半で今度は夫の誕生日が来ます。

ホワイトデーに近いので、等価交換ではないものの

ちょっと物々交換っぽくなります。

このための布石がバレンタイン(爆)

もっとも、買ったチョコレートは境界メタボの夫のために

私が半分食べてあげます(←恩着せがましい)

選択基準は容器が素敵(and / or)めったに食べられない。

Afternoon Teaのチョコは容器が素敵です。

でも、使いこなせなくて、結局は姪っ子へのプレゼントの時に

容れ物として使ってしまうことが多いのですが。




プレゼントはいろいろ困難(?!)もありますが、

やっぱり楽しいですよね。

気の利いたプレゼント、心のこもったプレゼントは

日常生活や人間関係の潤滑油になるような気がします。







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■ 後書き ■

幼稚園からの帰り道。

細い月が寝そべっているように見えました。

すぐ近くには金星が。

以前、金星のことは教えていたので

「金星ちゃんがお月さまのごはんのお片付けをしている」

と、息子が言いました。

「なんで金星ちゃんがお片付けするの?」

と聞くと

「お月さまは宇宙の王様だから」

との答え。

そして、火星、水星、木星、太陽がどうやって

お月さまのお世話をするかを教えてくれました。

木星の仕事は「宇宙の木」を切ることらしいです。

切った木をどうするのか尋ねると、

「宇宙の木でお月さまの家来のベッドを作る」

との返事。

「木星ちゃんが毎日木を切らなきゃならないほど

 お月さまの家来はたくさんいるの?」

「うん、お月さまは宇宙の王様だから」

へー・・・

お月さまって偉いんだ~

子どもっていろいろ面白いことを考えますね~

オトナじゃ絶対思いつかない発想です。





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