2009/11/10
抽斗図書館
------------------------------------------------------------------ ================================================================== ------------------------------------------------------------------ 抽│斗│図│書│館│ ひきだしとしょかん・192番目の抽斗 ─┘─┘─┘─┘─┘ ------------------------------------------------------------------ ================================================================== ------------------------------------------------------------------ ◇◇抽斗図書館のご案内◇◇ ◆レシピ・ノート 18◆ 喫茶室で見つかったノートのお話の続きです。 リスはじーっと調査員を見ていました。 あれ?・・・逃げない? 調査員はゆっくりゆっくりリスに近づいていきました。 かなり近づいても、リスは全く動かないので、 調査員は戸惑いました。 自分は何をしようとしてるんだろう?と思いました。 別にリスを捕まえたいわけでもないし、 触ってみたいわけでもない。 何で近づこうとしてるんだ?? 調査員が足を止めると、リスはパッと走り出しました。 そして調査員からちょっと離れた場所で また止まって、調査員をじーっと見ました。 なんなんだ??? 調査員が動かないのを見ると、 リスは後ろ脚で立ちあがりました。 そして、小さな前脚を「おいでおいで」というように 動かしました。 「???」 調査員が近づくと、リスはまたパッと走り出しました。 調査員は、リスが「おいでおいで」をしたのは、 たまたまそういう動きになっただけで、 別に手招きしていたわけじゃないと思いましたが、 どうもそうではなさそうでした。 リスは、調査員が追ってこないのを見ると、 ピタッと止まって立ち上がり、 「おいでおいで」をするのです。 何度かそれを繰り返すと、リスは、 調査員の顔をちらっと見て、 「もうやーめた!」 とでも言うように、近くの木にささっと登ると 枝から枝へ飛び移ってどこかへ行ってしまいました。 だいぶ建物から離れちゃったな・・・ 周りを見回すと、白樺の木が目に入りました。 もしかして、この近くのベンチで おばあさんと一緒にサンドイッチを食べた・・・? 白樺の木は敷地内のところどころに まとまって植わっているので、目印にはならないのですが、 なんとなくそんな気がしました。 さて、今回の引き出しは「あやとり」 幼稚園からの帰り道、 「○クンねー あやとりでホウキつくれるんだよー」 と息子が言うので、 「おかーさんだって作れるよ! おかーさんなんか、箒、二種類作れるんだから!」 (息子相手だと威張る母です・・・笑) それを聞いた息子は久々に「尊敬のマナザシ」。 こんな会話、すぐに忘れるかと思いましたが、 息子はしっかり覚えていて、 「ホウキの作り方、おしえてクダサイッ」 ~クダサイというのは、保育園時代から使っており、 「~下さい」とは微妙にアクセントが異なります。 あやとりの箒には「普通の箒」と、 一瞬でできる「パンパン箒」があります。 普通の箒は、完成後、紐を引っ張ると「森の中の一軒家」になります。 黄色いアクリル毛糸を出してきて、あやとりの紐を作り、 早速、パンパン箒をやってみせると、息子の丸い目がまん丸に。 「やりたいやりたいやりたい!」 向かい合って座って、やり方を教えましたが、 左右が逆になるのでどうもうまくいきません。 なので、息子を私の前に座らせて教えました。 教えているうちに、ふと、 「自分はどうやってあやとりを覚えたんだろう?」 という疑問がわいてきました。 家に「あやとりの本」はあったけれど、 本で見てもよくわからなかったことを覚えています。 母に教えてもらったという記憶もないし・・・ 四段梯子は、父方のおばあちゃんに教わりました。 小学生の頃だったと思います。 四段梯子とお手玉を教えてくれました。 大豆とピアノ用の乾燥材を使ってお手玉を縫ってくれました。 二種類のお手玉の感触は今でも覚えています。 おばあちゃんの手にかかると、あやとりの紐は 生き物みたいに指の間をなめらかに動き、 自由自在に形を変えました。 おばあちゃんは、四段梯子を完成させた後、 巻き戻しの映像みたいに、元に戻ることができました。 息を飲んで見つめていたことも、覚えています。 パンパン箒も、普通の箒も、四段梯子に比べたら 非常に簡単なのですが、息子の短い指では、 うまく紐を押さえることができないので、 すぐに外れてしまいます。 それが何度も繰り返されると、 だんだんイライラしてきます(苦笑) 不器用な小学生に辛抱強く四段梯子を教えてくれた おばあちゃんは本当に偉大です!! やはり、昔の人はスゴイです! 明治生まれの女性の忍耐力は、神の域です! 二種類の箒の作り方を息子に何度か教えると 「あとは練習!」 と言って、私は台所仕事に戻りました。 しばらくたつと 「できたーーー!」 と言って息子が飛んできて、誇らしそうに二種類の箒を 作ってみせました。 後日、実家に遊びに行った時には、息子は小学生の従姉の前で 箒を実演して「すごーい!」というおほめの言葉を 頂戴しました。 従姉はパンパン箒を知らなかったので、息子が教えていました。 きっと私も、あやとりが流行った時に、誰かに教えてもらったり 自分が教えたりして、できるようになったんでしょうね。 「すごーい!」と言われたい一心で、 技(?)を増やし、練習に励んだのでしょう。 だからン十年たっても、自然に指が動くのでしょう。(笑) ------------------------------------------------------------------ ■ 後書き ■ 7年前に書いた無料日記サイトの記事がまだ残っていました。 これにはびっくり!! ふと「前にどこかに日記を書いてたよな」と思い出し、 タイトルとその時使っていた名前で検索したら 出てきたのです! 管理画面からログインを試みましたが、 登録したメールアドレスがどれなのかわからないし、 パスワードもわかりません。 何度か失敗して、「あ、これかも!」とひらめいたので そのアドレスとパスワードを使ったら、ログインできました! 息子が生まれる1年前の2002年から2004年まで、断続的に書いていました。 すっかり「ネット海の藻屑」になり果てていたかと思いましたが・・・ 書いた日記は、別の場所に移して、この無料サイトは きちんと削除しようと思っています。 それにしても7年間残ってるってすごいですね・・・ アクセス記録を見ると、一日1回くらいはアクセスがありました。 約5年間、全く更新していなかったのですが。 検索ロボットが見に来ていたのでしょうか? それにしても、7年ぶりに対面する自分の日記というのは、 なんだかタイムカプセルを開けたようです。 息子を授かった時の大慌ての記述など、結構笑えます。 面白おかしく読んでいますが、7年前の自分が今の私を見たら、 ちょっと(かなり?)がっかりするかもしれませんねぇ・・・(汗) ------------------------------------------------------------------- 抽斗図書館:http://plaza.rakuten.co.jp/mon060305/ *このメルマガは、 「まぐまぐ」のご協力により発行されています。 -------------------------------------------------------------------- 抽斗図書館 配信中止はこちらです http://www.mag2.com/m/0000188150.html --------------------------------------------------------------------



