2009/10/07
抽斗図書館
================================================================== ------------------------------------------------------------------ 抽│斗│図│書│館│ ひきだしとしょかん・187番目の抽斗 ─┘─┘─┘─┘─┘ ------------------------------------------------------------------ ================================================================== ------------------------------------------------------------------ ◇◇抽斗図書館のご案内◇◇ ◆レシピ・ノート 13◆ 喫茶室で見つかったノートのお話の続きです。 調査員は誰かベテランの司書に相談しようと思い、 椅子から立ち上がりました。 ノートはこの建物から持ち出すには、 また箱に入れなければなりません。 開かなくなったらいやだなぁ・・・ しかし、席をはずす場合も、箱に入れなければなりません。 調査員は何度かページをパラパラさせて 紅茶の香りを味わって、心を落ちつかせてから ノートを箱に入れ、蓋をしました。 そして、一度深呼吸をしてから、蓋に手をかけました。 蓋はすんなり開きました。 大丈夫なのかな・・・ 今朝はどうやっても開かなかったから、 蓋を閉めるのが怖くなってきた・・・ もう一度蓋をしめ、もう一度開けてみました。 問題なく開いたので、調査員はまた蓋をしめました。 いろいろ知っていそうなベテラン達の顔を思い浮かべながら 誰に相談しようかと考えながら、外に出ました。 静かな庭を横切って、本館に入ると、 喫茶室に行ってみようという気になりました。 そういえば、このノートが喫茶室のどこから出てきたのかは 自分の目では確かめてなかった・・・ 調査員は廊下を歩き始めました。 ふと窓の外を見ると、さっきのおばあさんらしき人影が 木々の向こうの遊歩道を歩いているのが見えました。 「あっ」 調査員はあわてて、外に飛び出しました。 そして、全速力で遊歩道まで走りましたが、 人影ははるかかなたを歩いていました。 あのおばあさんはめちゃくちゃ足が速かった・・・・ さて、今回の引き出しは「鼓笛隊」 息子の「幼稚園最後の運動会」が終わりました。 年長さんの種目の一番の目玉はやはり鼓笛隊です。 お揃いの衣装を身につけ、堂々と演奏します。 息子の担当は小太鼓。 実はこれは「その他大勢」なんですが(笑) 7月の七夕祭りの時と比べると、 だいぶカッコよく打てるようになりました。 ただ、途中でいきなり打つのをやめて 背中ポリポリしていましたが・・・ それでもまだ5歳だと思うと、すごいなあと思います。 総指揮者は女の子。 とっても可愛い真っ赤な衣装を着ていました。 きっと一生の思い出になるでしょうね。 私が鼓笛隊をやったのは小学校5年生の時でした。 確か5年生の2学期か3学期にどの楽器をやるかを決め 練習を始めたと思います。 デビューは6年生になってからでした。 小学校の鼓笛隊での「その他大勢」は縦笛。 これはちょっと嫌でした。 総指揮・副指揮は運動神経がよくて人望のある子。 これはかなりハードルが高い。 バトンは、可愛い子。 自薦もOKですが、到底その勇気はありませんでした・・・ アコーディオンはピアノが得意な子。 ピアノは習っていたけど、 アコーディオンを弾きたいという子は かなり高レベルのピアノのテクニックの持ち主だったので ここもちょっと無理。 大太鼓、小太鼓、シンバルという打楽器系は 男の子が基本という暗黙の了解がありました。 バトンは女子しかできなかったので、 打楽器は男子だったのでしょうね。 男子がバトンまわしたっていいと思うし、 女子が打楽器だってカッコイイと思いますが、 ン十年前ですから、そういう風潮はなかったのでしょう。 残るはテナーパイプかベルリラ。 ベルリラというのは持ち運べる縦型の鉄琴です。 澄み切った音は非常に美しく、素敵な楽器でしたが 小心者の私は間違えた時の恥ずかしさを勝手に想像して ベルリラも無理だと思いました。 それ以上にこの楽器は重量があるので、 ある程度体格がいいか、力持ちの子じゃないと 厳しいと思います。 で、結局テナーパイプにしました。 木製の大きな笛で、縦笛の親玉のような感じですが 低音で目立たない音色で「吹いてるフリ」でもOKな感じでした。 レパートリーは校歌、君が代マーチ、4曲メドレー、 宇宙戦艦ヤマト・・・こんなもんだったでしょうか。 通常は普通の服、イベントの時には体操着での演奏でした。 息子の幼稚園のように「衣装」があれば もう少しモチベーションが上がったんじゃないかなぁと思います。 鼓笛隊の総指揮をやっていた男子の家が 実家の近所にあります。 今年のお正月に久々に彼に会いましたが、 びっくり・・・ 貫録たっぷりで、当時の面影が全然なかったのでした。 営業部の課長さんで、多忙な日々を送る3児の父ですから 小学生の時と印象が違って当然なのですが、 こうなるまでの変化の経緯を見ていないので、 「玉手箱OPEN!」という感じがしました・・・(笑) もっとも先方も、びっくり・・・!!だったでしょうねー ---------------------------------------------------------------------- ■ 後書き ■ 最近、息子の就眠儀式に新しいものが加わりました。 息子が寝る前に、まず「ご都合主義の権化」のようなお話をします。 数か月前から始まっている長編で、主人公はもちろん息子です。 こーちゃんカーという物理的法則を完全に無視したクルマで 大好きな仲間たちと一緒に旅をするというストーリー。 (おかーさんの機嫌が悪いと、この部分は省略です・・・笑) なお、週末に夫が寝かせる時には、本の読み聞かせをします。 私が子どものころ何度も何度も繰り返し読んだ、 「きょうだいトロルのぼうけん」 「おおどろぼうホッツェンプロッツ」 が、息子のお気に入りです。 私が読んだものを実家から持ってきています。 それから子守唄を歌います。 基本は「ねんねんころりよ」ですが、「月曜日ー笑ってるー」の時もあります。 以前はここで「おやすみー」でしたが、「魔法の呪文」が加わりました。 ・ネバーランドに行けますように(ピーターパンのDVDの影響) ・空を飛べますように ・おいしいものをたくさん食べられますように ・綿アメの雲に乗れますように ・ピカチュウと遊べますように 息子の額に手を当てて、彼のリクエストも入れながら、 「見たい夢」について列挙し、最後に アブラカタブラチチンプイプイビビデバビデブー などと適当に魔法の呪文を唱えます。 (マハリクマハリカを忘れていました・・・今日から入れよう) その後、「魔法の呪文が解けないうちにおやすみー」でおしまい。 子どもは素直なので、本人的にはいくつか叶っているようです。 (息子の場合、夢の内容を覚えていることは少ない感じなので、 「こーちゃんは、見たい夢をホントに見た!」 ということにしているんだと思います) 大の字になって熟睡している様子は、 夕食前にどれだけサル化して騒ごうと、 ピアノの練習を嫌がって癇癪を起そうと、 <地上に降りた天使ちゃん>だなぁと思います。 ---------------------------------------------------------------------- 抽斗図書館:http://plaza.rakuten.co.jp/mon060305/ *このメルマガは、 「まぐまぐ」のご協力により発行されています。 -------------------------------------------------------------------- 抽斗図書館 配信中止はこちらです http://www.mag2.com/m/0000188150.html ---------------------------------------------------------------------


