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政治がおかしい。官僚がおかしい。メディアがおかしい。国民の多くは「世の中どうなっているの?」と疑問だらけ。折々のニュースの中から、信平が分析して斬り込みます。「あなたのご意見」をお待ちしています。

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2009/06/27

いい国つくろう!!

 いま、「日本」という国は病んでいます。
「政・官・業、鉄のトライアングル」といわれた癒着構造も、
メディアが加わり、御用学者、評論家、悪徳弁護士や保身をはかる裁判官までもが
参入し、「鉄のオクタゴン〜八面体の構造物」といわれる「巨大な利権構造」が
出来上がりました。これが「格差社会の元凶」です。
「霞ヶ関」を解体し、「真の地方分権」を実現する以外に、この国を救う道は
ありません。
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9月27日(土)
◆小沢バッシング再燃?・西松建設事件
「西松建設事件」の裁判が始まり、検察の冒頭陳述が行われたが、検察の一方的
な「小沢批判」に終始したようだ。ここでも、この事件に対する「検察の意図」
が「小沢バッシング」にあることが明白になった。

3月24日に起訴されている大久保秘書の裁判がいつ始まるのか?この期に
及んでも、日程さえ決められないということは、「証拠が集まらないのでは?」
という疑念も浮かび、「検察のアセリ」も垣間(かいま)見えるようだ。

メディアの論調も、読売・産経の確信犯はともかく、その他の全国紙は「小沢の
説明責任」を求めながらも、検察の強引な手法に疑問を呈し、批判的な論調も
目立ってきた。
多くの国民も検察に対する不信感が芽生えており、今までのような「一方的な」
小沢批判にはつながらないのでは?と感じている。

 メディア論調の「潮目」にどのような変化があったのか?社説の要点を比較
してみた。

★西松事件、裁判は始まったが(日経新聞) 
 西松建設の巨額政治献金事件で初めての公判が開かれた。

検察は、小沢一郎・民主党代表代行側が受けた同社関連の政治団体名義による献金
について、政治資金規正法で禁じた他人名義の寄付と政治家個人への企業献金に
あたるとして立件している。

19日の裁判では、西松建設の前社長らが起訴内容を全面的に認め、1日で結審した。
小沢代表代行側で1人起訴された第1秘書は、まだ公判の日取りが決まっていない。
いわば事件の“主人公”が不在だったこの日の法廷で検察は事件全体の構図を描い
てみせた。

冒頭陳述、論告によると献金は、岩手・秋田両県内の公共工事を受注する狙い
だったという。業者間の談合で小沢代表代行の事務所の意向は「天の声」として
扱われ、西松建設は多額の寄付を行って「天の声」を得た、などと検察は指摘した。

西松建設は多くの政治家に政治団体名義で献金をしてきた。
その中でなぜ小沢代表代行への献金だけを立件したのか、検察は明快な説明を
しておらず、総選挙が近いだけに政治的意図を勘繰る声さえ出ていた。

冒頭陳述、論告は立件に踏み切った理由を明かしたものになっているが、他の献金
を規正法違反に問うていない訳の説明にはならない。

つい3日前には、二階俊博経済産業相の派閥政治団体から西松建設側がパーティー
券を買った問題を立件しなかった検察の処分に、検察審査会が異を唱え、
再捜査・再処分を求める議決をした。

裁判員と同様に一般国民からクジで選ばれる検察審査員が突きつけた「公平な
検察権の行使」要請を重く受け止めて、検察は小沢代表代行以外のケースの
捜査を続けなければならない。

一方、小沢代表代行側は第1秘書の裁判で、検察が描く構図を突き崩すための
反論・反証をするだろう。

しかし検察は、献金の見返りに西松建設は便宜供与を受けた、と主張するのである。
第1秘書が逮捕された後の記者会見で小沢代表代行は「秘書が相手方に便宜を
供与した事実はない」と述べている。第1秘書の裁判を待たず、政治家として反論
や見解を示すべきではないか。 

★西松事件裁判―「天の声」はここだけか(朝日新聞)
小沢一郎・前民主党代表事務所の「天の声」を得るために、西松建設は社名を
隠して小沢氏側の政治団体に多額の献金をし、東北で約122億円分の公共工事
を落札した。
 
検察側は、公共事業の受注をめぐる小沢事務所と建設業者との癒着の構図をこう
描いて見せた。西松建設がダミー団体を作って偽装献金したとされる事件の
初公判で、被告の西松建設前社長らは起訴事実を争わず、裁判は1日で結審した。 
 
法廷では、2億円を超える西松側からの偽装献金が小沢事務所からの要請もあって
続けられた経過が、検察側から明らかにされた。小沢氏の大久保隆規秘書が、
「西松からの献金と知っていた」とする供述調書も採用された。 
 
検察側の論告は「建設業者と特定政治家側との金銭的癒着を国民の目から覆い
隠したもので、政治資金の透明性を確保し、政治腐敗を防止するという規正法の
目的を踏みにじる極めて悪質な犯行だ」と断じた。 
 
「形式犯」でなぜ党首の秘書を逮捕したのか、という捜査批判に対する検察側の
回答ということだろう。 
 
その大久保秘書は、西松建設から計3500万円の偽装献金を受け取り、
収支報告書にうそを書いたとして起訴されている。公判は分離され、日程は
決まっていない。 
 
秘書の弁護人は「ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくもので、裏付ける
証拠もない」とする所感を発表し、真っ向から争う姿勢だ。献金の違法性を
めぐる判断や事件の背景の認識について、裁判所の見解を早く聞きたいと思う
人は少なくあるまい。 
 
小沢氏自身の説明責任も消えない。 
この事件では、総選挙前という時期に大久保秘書を逮捕、起訴したことが、
政局に重大な影響を与えた。 
 
同じような手法による献金を受けた自民党議員側は摘発されていない。
民主党だけでなく国民の間からも「不公正ではないか」との批判が絶えない。
東北以外の地域でも政治家との癒着があったのでは、という疑念も募る。 
 
こんな批判や疑念に答えるためにも検察は小沢氏以外の政治家側への捜査を急ぎ、
結論を出してほしい。 
 
とくに二階経産相をめぐっては、二階氏が代表を務める政党支部に対し、西松
建設が社員の個人献金を偽装していた疑惑があり、市民団体が、二階氏側の団体
などを政治資金規正法違反で東京地検に告発している。 
 
検察審査会法が改正され、検察が不起訴処分を決めても、検察審査会が2度
「起訴相当」と結論を出せば、自動的に起訴される仕組みに変わった。 
検察は白黒を示さなければならない。起訴に至らないなら、それはなぜか。
何らかの形で国民への説明責任を果たすことも求められよう。 

★西松前社長初公判 「天の声」小沢氏説明を(毎日新聞)
岩手・秋田県での公共工事で行われていた談合で小沢事務所の「天の声」を
得るために西松建設は多額の献金を行っていた、と検察側は前社長の国沢幹雄
被告(70)の初公判で指摘した。

なぜ高額の献金をもらい続けたのかという疑問に対し、小沢一郎・前民主党代表
は「なんらやましい点はない」と主張してきたが、検察側は小沢事務所が同社に
献金の増額を示唆し、また、小沢事務所の「天の声」で同社の共同企業体(JV)
が受注した両県の公共工事は122億円に上ると指摘した。小沢前代表から明確
な説明を聞きたい。
 
検察側によれば、小沢事務所との関係が良くなかった西松建設は両県での公共工事
を思うように受注できなかったため、95年ごろ年間300万円程度だった献金を
1000万円以上に増額した。

小沢前代表の公設第1秘書の大久保隆規被告(48)は、00年ごろから献金を
巡る交渉や「天の声」を出す役割を担い、献金名義や額の割り振り案を記した
一覧表を西松側に提示したという。
 
検察側の指摘が真実だとすれば、小沢事務所が深く関与した悪質な行為と言わざる
を得ない。民主党の第三者委員会は「罰則を適用すべき重大性・悪質性が認められ
るかなど多くの点に疑念がある」と批判したが、そうした批判自体が軽率だった
のではないかと思えてくる。
 
一方、大久保被告の弁護側は「検察官の主張は、ゼネコン関係者の一方的な供述に
基づくものに過ぎない。具体的に裏付ける証拠は何一つ出されていない」と
批判する。総選挙を控えた時期に野党第1党党首を辞任に追い込んだ捜査を疑問視
する声は根強い。検察側が批判をはね返すには、大久保被告の公判でさらに事件の
全体像や悪質さを具体的に立証する必要があるだろう。
 
ともあれ、特定の政治家への多額の企業献金には必ず理由があることを検察側は
改めて示した。西松建設は二階俊博経済産業相など自民党議員の関係団体にも献金
を行っていた。

二階派の政治団体が同社のダミー団体名義で計838万円のパーティー券代を
受領していた問題では、検察審査会が二階派団体の会計責任者らを「不起訴不当」
としている。多額の献金にどのような理由があったのか、捜査で徹底解明すべき
だと改めて指摘しておきたい。 

★相変わらず「小沢バッシング」だけの確信犯?読売・産経…・(信平)
「確信犯」である読売・産経の主張を書いても意味がないので割愛するが、朝日、
毎日、日経の「反論部分」を、私見も混えて整理しておこう。

全面的に「容疑事実」を認めて供述した「西松側の調書」にもとづき、業者間の
談合で小沢代表代行の事務所の意向は「天の声」と断定し、西松建設は多くの
政治家に政治団体名義で献金をしてきたにもかかわらず、その中でなぜ小沢代表
代行への献金だけを立件したのか、検察は明快な説明をしていない。総選挙が
近いだけに政治的意図を勘繰る声さえ出ていた。

つい3日前には、二階俊博経済産業相の派閥政治団体から西松建設側が
パーティー券を買った問題を立件しなかった検察の処分に、検察審査会が異を
唱え、再捜査・再処分を求める議決をした。他の献金を規正法違反に問うて
いない訳の説明にはならない。

この事件の初公判で、被告の西松建設前社長らは起訴事実を争わず、裁判は
1日で結審したようだが、「すべての罪状」を認め「情状酌量」を求めたい
被疑者の供述に「どれだけの真実」があるのだろう。 

検察側の論告は「建設業者と特定政治家側との金銭的癒着を国民の目から覆い
隠したもので、政治資金の透明性を確保し、政治腐敗を防止するという規正法の
目的を踏みにじる極めて悪質な犯行だ」と断じたが、 「建設業者と特定政治家側」
は小沢一郎氏だけなのか?多くの国民は信じないだろう。

大久保秘書の弁護人は「ゼネコン関係者の一方的な供述に基づくもので、裏付ける
証拠もない」とする所感を発表し、真っ向から争う姿勢だ。当然の主張である。

総選挙を控えた時期に野党第1党党首を辞任に追い込んだ捜査を疑問視する声は
根強い。検察側が批判をはね返すには、大久保被告の公判でさらに事件の全体像
や悪質さを具体的に立証する必要があるだろう。

◆これは「政治の介入」ではないの?「西川郵政社長の処分」問題
★西川郵政社長、続投で決着 首相が容認 報酬3割返上
 (6月23日・朝日新聞)
■麻生首相は22日、日本郵政の西川善文社長の続投を認めた。佐藤総務相が
同日夜、首相らとの協議を経て西川氏と会談し、報酬の30%を3カ月間返上
する処分を自らに科すことで社長を続投させるとの同社の方針を了承した。

総務相は22日夕、麻生首相、河村官房長官と協議した上で西川氏と総務省で
会談し、続投を認めた。29日の同社の株主総会では、与謝野財務相が西川社長
再任を含む取締役人事案を了承する。という。

●手続きの順序が違うのでは???(信平)
「国の介入を避ける」というのであれば、株主総会の前に「政府が続投を認める」
という決定は順序が違う。民間企業であれば「役員人事案」はまず「役員
(取締役)会」で承認されたものを株主総会に提案して承認を求めるのが順序
だろう。「株主が一人」というマンモス企業の枠組みも正常ではないが、この
手順が「介入しない」という主張に矛盾していることは間違いあるまい。

■総務相は22日夜、西川社長続投を容認した条件として、西川氏が出身母体の
三井住友銀行から連れてきた横山専務執行役ら幹部を同行に戻すことを西川氏に
確約させたことを明らかにした。日本郵政から「西川色」を薄めるねらいがある
とみられる。 
 
西川社長人事をめぐっては、「かんぽの宿」問題をきっかけに、認可権を持つ
鳩山前総務相が辞任を要求。首相は西川氏続投を容認し、今月12日に鳩山氏
を更迭した。 
 
その後も自民党の一部に西川氏の辞任が望ましいとの声があったが、首相は、
「国の介入を避けるべきだ」との考えを表明。

政府・与党内には、西川氏を辞任させれば「自民党内で郵政民営化推進派を中心
に反発が強まり党内抗争を引き起こしかねない」「経済界との関係が悪化する」、
「鳩山氏を辞任させた首相の判断との整合性が問われる」――などの懸念も強く、
続投で収めることになった。 

●役員人事に条件を?…これも「介入」だ。さらに「西川色を薄める」??
さらに「自民党内の醜い駆け引き」ばかりが目立つありさまである。
これはまさに「利権争い」そのもの。「語るに落ちる」とはこのことである。
 (信平)

◆貧すれば鈍す?:自民党の断末魔2題
内閣も党も「支持率の急落」で慌(あわ)てふためき、「話題づくり」に狂奔して
いる有様は、まさに「断末魔の足掻(あが)き」である。冷静にウオッチしてみよう。

1.骨太の方針〜骨細りの愚作?
 「骨太09」をまとめた与謝野経済財政相は「歳出改革が緩むことはあり
得ない」と強調したが、支持率低下で失速しつつある麻生政権が、医師会など
支持団体の意向を受けた与党の一層の歳出拡大圧力にさらされるのは確実。
何より来年度予算編成前の総選挙を乗り切らねばならず、「骨太実現」はいばら
の道だ。(朝日新聞より)

★改革も財政規律も後退した「骨太方針」(6/24・日経新聞) 
 中長期の視点で日本経済の体質強化を考えるからこそ「骨太」なのに、これでは
名前負けではないか。
麻生政権で初めて決めた「経済財政改革の基本方針(骨太方針)2009」は、
衆院選を前に与党内で強まる改革路線への反発を映し、歳出抑制を後退させた。
経済成長を促す改革のメニューも不十分だ。

麻生版の「骨太」は官から民への流れで政府をスリムにする路線と一線を画し、
「安心」に軸足を移した。経済の危機に加えて「社会の危機」を指摘し、年金や
医療など社会保障の強化や低所得者支援の給付付き税額控除の導入にも触れた。

景気の立て直しは最優先の課題であり、なお一時的な刺激策が必要かもしれない。
雇用や社会の不安への対処も大事だ。それでも深刻な財政悪化を考えれば、歳出の
無駄を根本から洗い出し、出費を抑える努力が不可欠だ。骨太方針はこの点を
もっと明確にすべきだった。

骨太方針は日本医師会などの意を受けた自民党の族議員の反発で、10年度予算編成
での歳出抑制路線を修正した。与謝野馨財務相は年1兆円以上にのぼる社会保障費
の自然増を2200億円圧縮する歳出抑制策を10年度は撤回すると表明し、党内の了承
にこぎ着けた。

予算の総額確保を優先すれば、医療分野などの制度効率化は二の次になる。
重複検査の是正や後発医薬品の使用拡大など、質を下げずに医療費の膨張を
抑制する余地はある。

税収減や大型景気対策の結果、11年度に国・地方の基礎的財政収支を黒字にする
従来の財政目標は10年近い先延ばしを迫られた。ここで歳出のタガが外れれば、
財政の持続性に不安が募りかねない。

★骨太の方針09:首相、存在感示せず(6月23日・毎日新聞) 
政府は23日、「骨太の方針09」を臨時閣議で決定したが、土壇場での自民党の
骨抜きに、麻生官邸は目立った動きを見せなかった。与党の歳出圧力の高まりを
抑えようもなく、内閣支持率が低迷する麻生太郎首相の指導力不足を印象づける
結果となった。社会保障か、財政再建か−−。首相のメッセージは最後まで明確
でなかった。
 
★今回の決着は小泉純一郎政権からの遺産ともいえる骨太06を実質的に見直す
重要案件であったにもかかわらず、麻生太郎首相は指導力を発揮した形跡がない。
いかにも政権末期を感じさせるが、近い将来の総選挙では社会保障のあり方や
財政再建、さらには来年度予算編成への考え方も必ず問われる。それは民主党
はじめ野党にとっても同じである。(6月23日・東京新聞)

2.東国原氏に「衆院出馬要請」?:「ご乱心?」古賀選対委員長
 「民主党に政権を渡さない!!」という思いが募り、なりふりかまわない言動
が目立つさ中、古賀選対委員長が動いた。メディアの追い風を期待した
「サプライズ」で急場をしのごうと目論んだのであれば「最悪の一手」だろう。

「自民党に新しいエネルギーがほしい…?」。だったら、ご自分を筆頭に星の
数ほど「時代錯誤のご仁」がいらっしゃるのだから、お手々つないで退陣され
たら…・??(信平)

★「722分の1にならぬ」 東国原知事、気持ちは国政へ
 (6月24日・朝日新聞)
窮余の策でタレント知事にすがる自民党、国政に躍り出たい東国原英夫・宮崎県
知事。思惑が一致して実現したはずの会談で、知事側が自民党に突きつけた条件
が「総裁候補にすること」。

足元を見られた自民党内からは憤りを通り越し、「そこまでなめられたか」と嘆く
声が漏れた。 「総選挙で民主党に政権を渡すわけにはいかない。東国原知事の
誠実な、そして何と言っても、自民党にない新しいエネルギーがほしい」 23日
の宮崎県庁。知事室で、東国原氏と向き合った自民党の古賀誠選対委員長は、
こう熱く語りかけた。 
 
自民党内では「知事が国政に出たがっている」(閣僚経験者)との感触を得て、
昨秋から東国原氏に秋波を送ってきた。総選挙も間近に迫り、麻生内閣の支持率
が再び「危険水域」に突入。古賀氏が出馬の正式要請に動いた。 
 
古賀氏の要請に、東国原氏は「党の体質を変えていただかないと、国民の支持は
得られない」などと語り、受諾条件として「私が次期総裁候補として、自民党は
次の選挙を戦うご覚悟があるか」。この問いかけに古賀氏は険しい表情を浮かべ
返答しなかった。 
 
今回の会談には、町村派の参議院議員の伊達忠一党副幹事長が同席。伊達氏は知人
を介して東国原氏とパイプがある。「町村派議員を通じ、総務相起用をほのめか
された」との関係者の話もある。 
 
だが、どこまで党側と東国原氏との間ですりあわせができていたのか疑わしい。
首相官邸では、閣僚起用の打診について「うちはまったく関係ない」(首相周辺)
と否定的だ。党執行部の一人も「選挙への協力は要請するとは聞いていたが、
出馬要請とは知らなかった」と首をかしげる。 

東国原氏が「次期総裁候補」を条件に掲げたことについて、大島理森国対委員長
は23日、「国政におけるさまざまな経験、見識を踏まえた上で、そういう発言
をするべきだ」と不快感を示した。 
 
公明党幹部は自民党の混乱ぶりをこう嘆いた。「自民党も焦っている。
そこまで落ちぶれたのかという感じだ」 

●どこまで「尾をひく?」ドタバタ劇:「政治劇場」はもう結構だ!!(信平)
ただただ「あきれるばかり」だ。この「程度の低い政治劇場」は今後も尾を引く
だろうが、メディアの猛省を促すとともに、国民の「政治意識」の向上にも期待
したいものである。

◆経済記者の主張:なぜ行政は失敗し続けるか
 (6月20日・朝日新聞・経済気象台より)
今年に入っても行政の失敗が次々に露呈している。 
この国の行政は国民に義務のみを強制し、権利への配慮は乏しい。その証左と
して、年金保険料の滞納には年14.6%の延滞金を徴収する一方で、社会保険庁
のずさんな管理による年金記録の誤りが見つかった際に、支給が遅れた分の遅延
利息は一切払っていない。 
 
また、厚労省が5月に発表した「厚生年金の給付水準50%割れ」という試算は、
5年前の年金改革で当時の坂口厚労相が豪語した「100年安心」という標語が
破綻(はたん)したことを示している。同じ厚労省は原爆症患者の認定訴訟で
18連敗した。薬害エイズと同様に戻れず、止まれずという行政の欠陥だ。 

行政は、制度の命名能力さえ劣化してしまっている。例えば、高齢者の反発の
強かった「後期高齢者」、「終末期医療」という名称は、見直す方向で検討が
進められているが、制度の設計はいまだ解決策を見いだせない。 
 
75歳以上に表示を義務化したもみじマーク(高齢運転者標識)も国民の反発
から1年で表示しなくても反則金を取られない努力義務に戻り、事実上の撤回に
追い込まれた。 
 
冤罪も明らかになった。DNA鑑定が覆り、17年間拘束された菅家利和さんが
釈放された。警察・検察は菅家さんにおざなりの謝罪をしたが、この間の科学技術
の進歩を無視してきた司法の反省の声は聞こえない。 
 
こうした行政の失敗はリストにあげると延々と続く。これらの失態は何を意味する
だろうか。行政は最低限の実務能力さえ失ったといえるのではないか。この背後
には、国民を思う魂も、未来の国家像を描くという志も失った官僚群があるのだろう。 

●「志」を失っているのは「官僚群」だけではない(信平)
 まったく同感ではあるが「官僚の志の喪失」の原因はどこにあるのだろうか?
その源流は明治維新からの統治理念の一つであった「官の無謬(むびゅう)性=
間違ったことをするはずがない」という「性善説」が今でも踏襲され、
「複雑な法制度」を支えてきたことにあると思われる。

その結果、「官の違法行為」には多くの場合「罰則規定があいあまい」であり、
罪状が問われないような「法体系」となっていることに注目すべきだろう。
つまり「よほど悪質な犯罪行為」でないかぎり、官僚の身分は保障されることに
なるのだ。

このような「統治風土」の中で、官僚たちに「高邁な志」を求めることは無理
だろうが、堕落したのは官僚だけではない。

■いま、「日本」という国は病んでいます。
「政・官・業、鉄のトライアングル」といわれた癒着構造も、メディアが加わり、
御用学者、評論家、悪徳弁護士や保身をはかる裁判官までもが参入し、
「鉄のオクタゴン〜八面体の構造物」といわれる「巨大な利権構造」が出来上がり
ました。これが「格差社会の元凶」であり、解決策は「地方分権・道州制」です。
みんなでよく考えてみましょう。
 (信平のHP:冒頭言より)
 http://homepage1.nifty.com/sinwaag/index.htm

*************************************
 お笑いが 二人もいては 困る国…・朝日川柳より
*************************************

政治家は「ウソ」をついても「知らぬ、存ぜぬ、記憶にない!」で無罪放免。
官僚は「悪事を働いても、納税者に迷惑を掛けても、やりたい放題をやっても」、
「官僚が間違ったことをする筈はない」といって一件落着。
これを「官僚の無謬性(むびゅうせい)というのだそうな。納得できる?

 「この国って、一体どうなってんの?!!いい国つくう!!」
          
      「信平のプロフィール・八九三のブタ」はこちらから
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