2009/05/09
いい国つくろう!!
いま、「日本」という国は病んでいます。
「政・官・業、鉄のトライアングル」といわれた癒着構造も、
メディアが加わり、御用学者、評論家、悪徳弁護士や保身をはかる裁判官
までもが参入し、「鉄のオクタゴン〜八面体の構造物」といわれる
「巨大な利権構造」が出来上がりました。これが「格差社会の元凶」です。
「霞ヶ関」を解体し、「真の地方分権」を実現する以外に、この国を救う
道はありません。
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5月9日(土)
◆憲法記念日に考える
5月3日は62回目の憲法記念日である。
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、象徴天皇制などを基軸とした、
世界にも類例を見ない立派な憲法に、このところ「きな臭ささ」が目立つ
怪しい雰囲気が漂っているようだ。
それは「自衛隊の海外派遣」を中心とした「国防問題」である。
憲法9条の「戦争放棄条項」を「変えたい」「絶対死守」という対立軸で
「不毛の議論」が果てしなく続いている現状は「異常」と言うほかない。
しかも「改憲派」は改憲が困難と見るや、「集団的自衛権」を「解釈の変更」で
乗り切ろうとしていることは「ご都合主義の極地」で論外である。
「憲法改正」の前にやるべきことは、現行憲法が「守られているか?どうか」の
検証だろう。
特に第25条の「生存権*」に関する危機が顕著になってきている。
*[生存権、国の生存権保障義務]
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上
及び増進に努めなければならない。
小泉改革による「労働者派遣制度」は、今や、多くの勤労者の「生活権」を
脅かすような「残酷さ」を露呈してきているが、国会は各政党の思惑に翻弄されて、
議論さえ出来ないような体たらくである。
さらに、年間2200億円にのぼる「福祉予算の削減」により、医療・年金・
介護制度の崩壊、母子世帯への支援打ち切り、身障者自立支援法による「施設
利用料の値上げ」など、「弱者切捨て」が当然のように断行されている。
早くから問題視されてきた「第9条:戦争の放棄」もさることながら、62年を
経過した憲法が「多くの問題」を抱え込んでいる実態も看過できない現状である。
「集団自衛権」など「9条がらみの解釈改憲」はもっての他である。
「現行憲法の理念」を生かしながら、社会の変革に応じた「憲法のあるべき姿」を
映し出す「新しい憲法」を創出する努力が求められているのだ。
国会では政党の思惑を排除して、真剣な「憲法論議」を巻き起こしてもらいたい。
国民も「どの政党の理念」が正しいのか?真摯に熟考すべきである。
「憲法改正・賛成か反対か?」の二者択一論はもうたくさんだ。どんな理屈を
並べても「議論から逃げること」は許されない。
★9条は、生存権は 憲法論議、動かぬ政治(5月3日・朝日新聞)
憲法施行から3日で62年。自衛隊の海外活動が広がり、若年層らの貧困問題
などで「生存権」のありようが注目されている。来年5月には、国会が改憲案を
発議できる国民投票法が施行され、次の総選挙で選ばれる議員は憲法への姿勢を
問われる。だが、自民、民主の2大政党は憲法の本格論議をする様子はない。
4月27日、衆院憲法審査会の委員数などの規程を議題に開かれた議院運営委員会。
憲法の中身の論議をする場ではないが、憲法25条の生存権について共産党が
「脅かされている」、社民党が「政治の力で実現することが求められる」と発言
した。与党の公明党も「同感だ」と続いた。
2大政党は生存権に触れなかった。規程に絞り、自民党が民主党の慎重さを
「立法府の不作為」、民主も「与党は強引だ」と批判し終わった。
(民主党も)仮に政権をとった後ですら「まず国民の財布を豊かにする方向に
導く。2年かかる。憲法の議論は(議員任期の)残り2年では大変だ」
(鳩山由紀夫幹事長)としている。
★暮らし「苦しくなった」54%に急増…読売世論調査
(5月3日・読売新聞)
読売新聞社の全国世論調査(面接方式、4月25〜26日実施)によると、
昨年の今ごろに比べて暮らし向きは「苦しくなった」という人は54%で、
同じ質問をした前回2006年12月の25%から急速に悪化した。
自分や家族の仕事の現状や将来に不安を「感じている」という人は78%で、
「感じていない」21%を大きく上回った。不安を感じていることを複数回答で
聞いたところ、「収入や収益の減少」76%が際立ち、「定年後の生活」49%、
「過労などの健康面」35%などの順に多かった。
景気対策として特に効果があると思うこと(同)では、「雇用の確保」50%、
「減税など税制改革」36%、「医療や介護の人材育成」30%が上位だった。
調査は全国の有権者3000人を対象に行い、1810人から回答を得た
(回収率60・3%)。
★メディアは相変わらず「豚インフル」に熱中だが…・(信平)
今週の「メディアの話題」は依然として「豚インフル」に集中した。
「冷静な対応が必要…」と言いながら、連日連夜すべてのメディアが
「豚インフル問題」に熱中していた。
各国の死亡者数を克明に報道しているが、「3人だ」「5人にのぼる」という程度
である。主な死亡原因は「病院の検診が遅れたため」らしいことが判明している。
特にメキシコ人は貧しさから、医療費が払えないためというから悲劇である。
冷静に検証すれば「過熱報道」するような話でもなさそうだ。
そのことよりも重要な問題は、日本でも「自殺者が年間3万人超」、
「交通事故死も1万人超」という現実である。このような問題については、
ほとんどのメディが頬かむりしているが、もっと実態を報道して、その原因
と対策を追究してもらいたい。
さらに悲惨なことは世界各地で起こっている「地域紛争による犠牲者」だ。
為政者の身勝手な権力闘争から引き起こした戦争の犠牲者は、数え切れないほど
の「多数」にのぼっている。国連は1日も早い「戦争停止」を実現すべきだろう。
◆麻生「ピンボケ語録」:失言・妄言相変わらず…
★首相、都議選近接も排除せず 次期衆院選で(5月4日・東京新聞)
麻生太郎首相は3日夜(日本時間4日朝)、プラハ市内で同行記者団と懇談し、
公明党が衆院選の時期を7月12日投開票の東京都議選から離すよう求めている
ことに関し「都議選と衆院選どちらを優先するかと言えば当然、衆院選だ」と
述べ、都議選に近接することも排除しない考えを示した。
民主党の小沢一郎代表が「米国の極東における存在は第7艦隊だけで十分」と
発言したことに言及し、次期衆院選では安全保障問題や消費税率引き上げなど
税制改正が主要な争点になるとの見方を強調した。
国会議員の世襲制限については「いかにいい候補を選ぶかで世襲だからいいとか
悪いと言うのはおかしい」と否定的な見解を示した。「世襲は衆院選の争点に
ならない」とも指摘した。
●「世襲は衆院選の争点にならない」?「争点にしたくない…」だろう?(信平)
「いかにいい候補を選ぶか?」。「世襲議員のスタートライン」が「はるか前方」
では「真っ当な競争」は不可能だ。論点のすり替えでゴマカスな!!!
★麻生首相:衆院解散時期、都議選に縛られず(5/5・毎日新聞)
訪欧中の麻生太郎首相は3日夜(日本時間4日未明)、滞在先のプラハのホテルで
同行記者団に対し、衆院解散・総選挙の時期について「衆院選と東京都議選の
どちらを優先するかといったら、それは衆院選だ」と語った。
7月12日投開票の都議選に縛られずに解散時期を判断する考えを示した。
同時に09年度補正予算と関連法案の成立が最優先とも強調し、成立前の解散にも
含みを残しており、発言は解散時期で自らの主導権を維持する狙いとみられる。
公明党は衆院選と都議選の時期を離すよう求めているが、首相は「公明党から
都議選について申し込まれたことはない」と語った。
衆院選の争点について首相は「(米海軍)第7艦隊だけで日本の安全保障を
守れるかが大きなポイント。自民党は景気対策と同時に税制改正も言っている」と、
安全保障や消費税増税を挙げた。
民主党との党首討論は「今回は向こう(民主党)が申し込んできたと聞いている。
予算審議に支障をきたさないならぜひやりたい」と述べた。6月3日が会期末の
今国会の延長は「相手(民主党)次第だ。重要法案がすんなりいけば会期内に
収まる可能性もある」と述べるにとどめた。
●言葉尻をつかまえるわけではないが…・(信平)
「向こう(民主党)が」、「相手(民主党)次第だ」とは「ヤクザの出入り
(喧嘩)」だ。
一国の首相として「矜持に欠けるのでは?」と心配である。
「解散はオレが決める!!」。いつまで解散を逃げるのか?多くの国民は
「直ちに解散して国民に『信を問え!!』」といらだっているのだ。
★チェコ大統領に援護射撃 麻生首相、共同会見で
(5月4日・東京新聞)
4日に開かれた日・欧州連合(EU)定期首脳協議後の共同会見で、麻生太郎首相
が記者団の質問に不快感を示したチェコのクラウス大統領に加勢し、“援護射撃”
する一幕があった。
地球温暖化対策をめぐり「日本とかみ合っているのか」と突っ込んだチェコの記者
に対し、大統領が「ジャーナリストは変わった見方をしている」と顔をこわばら
せると、すかさず「ジャーナリズムが変わった質問をするのは、世界中、似たよう
なものだ」と口を挟んだ。
記者の質問に度々反発する首相だけに「同志」を得て調子に乗ったのか「変わった
質問は『チェコスロバキア』に限った問題でない」と国名(チェコ)を間違える
おまけも。
●調子に乗っても「国名を間違えるとは???」国辱ものである(信平)
言葉を正しく理解していないのに「知ったかぶり」する「麻生の悪いくせ」。
国際的にも有名になることだろうよ…・(1993年1月、チェコとスロバキア
は分離している)
★独の経済対策「日本より早く対応」 麻生首相フォロー(5月5日・朝日新聞)
「ドイツは早い段階から積極的な手を打ってきた。日本よりも早く対応してきた」。
ドイツ訪問中の麻生首相は5日午後(日本時間5日夜)、ベルリンの首相府で
メルケル首相と会談し、その後の記者会見でドイツの経済対策を高く評価した。
麻生氏は3月末、英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、ドイツを
名指しして「財政出動の重要性を理解していない国」と批判、メルケル氏が不快感
を示した経緯がある。この日の会談でもメルケル氏は「ドイツは景気刺激策を
きちんとやっている」と強調した。
このため麻生氏もフォローする必要があったようで、政府が09年度補正予算案
に盛り込んだエコカー買い替え補助も「ドイツのアイデアをちょうだいした」と
紹介した。
●顔が見えないところでは「批判」し、面と向かっては「よいしょ」する?
「悪餓鬼(ワルガキ)」の面目躍如?
憲法を持ち出すような大げさな話でもないが、憲法記念日だから付け加えて
おきたい。
憲法の前文に「われらは、平和を維持し、専制と隷従(れいじゅう)、圧迫と
偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、『名誉ある
地位を占めたいと思う』。」と明記されていることを思い出してもらいたい。
(信平)
★首相「子ども2人、最低限の義務」 国会答弁、後で撤回
(5月7日・朝日新聞)
麻生首相は7日の衆院予算委員会で、少子化問題に関連して「私は43で結婚
してちゃんと子どもが2人いましたから、一応最低限の義務は果たしたことに
なるのかもしれない」と述べた。首相はその後、「義務という言葉は不適切だ」
と発言を撤回した。
首相は、民主党の西村智奈美氏との質疑で「子どもを産んだら楽しいという話を
あまり言わないんですね、この国は。子ども産んだらいいことありますよと自分
自身は思うが、他の人は大変だ、大変だという話しかしていない」と持論を
展開し、「最低限の義務」に言及した。
だがその後、「産みたいと思っても産めない、いろいろなことがあって産めない、
肉体的理由で産めないとか、いろいろな理由があろうと思う」と自ら切り出し、
発言を不適切だったと認めた。
●「セレブは気楽なもんだよ…」:「子どもを生んだら楽しい」に決まってる
だろう?この男の「ピンボケ度」は並みではないよ。どんな夫婦でも「子どもは
欲しい」と思っているが、肉体的に、経済的に、望みどおりに事が運ばず悩んで
いる人たちがいっぱいいることは衆知の事実である。
西村議員が質しかったことは、「そのような悩みを解決するためにはどうすれば…」
ということだったと思う。だから「最低限の義務は果たした」というような答弁は
「論外の愚答」である。
望みどおり子どもを授かった夫婦でも、経済的、肉体的、精神的な「現実的な悩み」
で「子育て」に疲れ果てて、「楽しさ」よりも「苦しさ、辛さ」を語ることが多く
なるのは当然である。
生まれた時から環境に恵まれ、「何不自由なく」育った「セレブ族」には理解
出来ないことだろうが、一国の総理となり「国民の生活」を一身に背負う立場に
立つた以上は、「民の苦しみ」を「自分の苦しみ」として捉え、政治に生かす
ことが求められているのだ。
「質問の趣旨」を真正面から受け止めて、真摯な態度で「国民に分かりやすい
答弁」を求めたい。「かっこよくそらす答弁」で逃げてはならない。(信平)
◆補正予算の審議が始まった:徹底審議で「バラマキの正体をえぐれ!!」
――補正予算「早期成立を」、首相が求める 衆院予算委審議入りーー
衆院予算委員会は7日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席し、総額15兆円規模の
追加経済対策の裏付けとなる2009年度補正予算案の基本的質疑に入った。
首相は「経済の悪化は過去に例をみない。景気不安に嘆く国民によいメッセージを
伝えられるので、一刻も早い成立が極めて重要だ」と述べ、早期成立を呼びかけた。
★補正予算、46基金に4兆円超 野党は「ばらまきだ」
(5月8日、朝日新聞)
09年度補正予算案で、計46の基金に総額4兆3674億円が計上されたこと
がわかった。うち30基金(計3兆5133億円)は新規に設けられた。
各種施策を進めるためとされているが、野党は「ばらまきだ」と批判している。
7日の衆院予算委員会で、民主党の菅直人代表代行の質問に与謝野財務相が答えた。
基金の細目は同党の細野豪志衆院議員の質問主意書に対する政府答弁書で明らかに
なっており、非正規労働者らへの職業訓練などに7千億円、介護職員の処遇改善
などの助成に4773億円など。森林整備、耕作放棄地の再生など農林水産関連の
基金が20余(計約7千億円)を占める。
菅氏は予算委で「(予算を)実行する態勢が間に合わないから、とりあえず基金
を積んでおこうというものが相当あるのではないか」と、ムダが含まれる可能性
を指摘。与謝野氏は「複数年度をカバーする施策を円滑に実施するために基金が
設けられた。(対策の)規模を大きくするためではない」と答えた。
★補正論戦 もっと明快な答弁を
(5月8日・東京新聞)
激しい応酬はあったが、暮らしの安心をめぐって論点はかみ合わなかった。
政府側のすっきりしない答弁では、有権者の心には響かない。分かりやすい議論
を重ね、勝敗は総選挙で決めるしかない。
ポイントは過去最大規模である総額十三兆九千二百億円の補正が経済の立て直し
にどこまで効果があるかだ。百年に一度の経済危機に対処するためにと、国の
借金増に目をつぶっての予算である。
しかも麻生内閣発足以来、早くも四度目の提出となる。無駄遣いはないか。民主党
の菅直人代表代行は「賢い支出」かどうかをテーマに迫ったが議論は擦れ違った。
例えば、子育て支援。菅氏は十五歳まで恒久的に月額二万六千円支給する民主案
をアピールした上で、一回限定の政府案について「子育て支援に値するのか」と
かみついた。与謝野馨財務相は不況下での単年度の支援と説明したが、
「バラマキ批判」に真正面から答えるよりも、安定財源のない民主案の批判に
躍起になった。
高速道路千円の政府施策と民主の高速無料化などでも、効果の論争よりも、民主案
の財源問題に言及し、政府側がかわす場面が目についた。それでいて、追加の国債
発行で〇九年度の発行額が税収見通しを超えかねない懸念については「その時に
ならないと分からない」と、すっきりしなかった。
将来負担に直結する問題で政府のこうした態度は不誠実だ。消費増税でつじつまを
合わせるのではとの疑念を抱かざるを得ない。
首相は「補正予算の早期成立で景気不安に嘆く国民に、より良いメッセージを
与えることができる」と胸を張ったが、世論調査での補正予算の低評価を軽く
みてはいないか。説明不足では不安は解消されるはずがない。
●「与党質問は不要だ!!」(信平)
国会審議を見ながら「いつも思うこと」だが、「与党質問はなんのために?」と
いう疑問が消えない。「議案の問題点」を質すよりも「効果」をことさら強調して
いる姿は「選挙対策」そのものである。
各委員会に上程される法案はすべて「与党の政策調査会」で議論され、さらに
「総務会で満場一致」採決されたものである。「議席数に応じた与党委員」が
長時間かけて議論しなければならない理由はないはずだ。
その時間を「野党」に振り分けて、「実りある議論」を戦わせてもらいたい。
「弱少野党」の質問時間はあまりにも少ないようだ。
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五月雨(さみだれ)や 石に座を組(くむ) 引(ひき)がへる …一茶
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政治家は「ウソ」をついても「知らぬ、存ぜぬ、記憶にない!」で無罪放免。
官僚は「悪事を働いても、納税者に迷惑を掛けても、やりたい放題をやっても」、
「官僚が間違ったことをする筈はない」といって一件落着。
これを「官僚の無謬性(むびゅうせい)というのだそうな。納得できる?
「この国って、一体どうなってんの?!!いい国つくう!!」
「信平のプロフィール・八九三のブタ」はこちらから
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