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2008/10/10

40代からはじめる女性の経済塾(第42回月例経済報告から景気を読む)

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          40代からはじめる女の経済塾
             (第42号)


2008年10月10日

こんにちは。

今週は前半の「東証日経平均株価1万円割れ」のニュースに落込み、後半の
3人のノーベル物理学賞受賞、更にノーベル化学賞受賞のニュースでほんの
少しの間救われたものの、日経平均は今日も一時1,000円以上の暴落で、
先の見えない状況で心晴れない日々が続いているのではありませんか。

そこで今回は、その心晴れない状況にひと筋の明かりを提供できるかもしれない
情報をお届けします。この株式市場の状況を千載一遇のチャンスに変えられる
かも知れません。底値を何処に見たらよいのかについて考えてみようというの
です。(少しでもリスクのある話は避けたいかたには不向きな話ですので、
今回は見過ごして次回をお待ちいただければ幸いです。)

株は昔から言われているように、安く買って高く売るのが王道でしょう?
でもこれが難しいのですよね。そこでこの株価は、何時反転するのかを模索する
際の参考になると思われる情報源をご紹介します。


株価は「景気」に連動しているのだから、「景気」のトレンドを見ることで
株式市場の大きな流れを見ることができると言われます。それではこの「景気」は
どのデータを基にすれば、「景気の変わり目」が分かるのか。沢山の経済指数や
景況判断が出ている中でどれが適切なのか、ネット上のデータ等色々と検索を
してみました。

そこでたどり着いたのが、内閣府の「月例経済報告」です。景気の変化をとらえ
るのに良いデータです。

先ずYahoo等で日経平均株価の5年間のチャートを開いてください。

2007年高値18,000円代をつけたのを境に右肩下がりになっています。2007年
18千円を越えた月は3、8月で3月の後一度下落したものの直後に右肩上がりに
なり8月にはまた18千円台をつけています。

それでは、月例報告でこの間の景気動向報告(一行で書かれている)を見て
みます。

■2006年11月から2007年3月⇒「景気は、消費に弱さが見られるものの、
 回復している」

■2007年4月から8月⇒「景気に、生産の一部に弱さが見られるものの、回復
 している」

■2007年9月から2008年1月⇒「景気は、このところ一部に弱さが見られる
 ものの、回復している」

■2008年2月⇒「景気は、このところ回復が緩やかになっている」

■2008年3月から5月⇒「景気回復は、このところ足踏み状態にある」

■6月から7月⇒「景気回復は足踏み状態にあるが、このところ一部に弱い
 動きがみられる」

■8月から9月⇒「景気は、このところ弱含んでいる」

この簡潔な結論の後に先月からの主要変更点として基調判断、政策態度、
設備投資、輸入、国内企業物価が要約されていますのでこれを参考に一行の
内容を読みときます。

日経平均チャートの変換点と重なりませんか。

2007年4月の月例報告では前年後半から前月の5ヶ月間「消費に弱さが見ら
れるが、回復している」となっていたのが、「生産の一部に弱さが見られる
ものの回復している」と景気の方向に変化が生じていることが読み取れます。

また下降局面に入ったと見られる8月は4月から継続した内容になっていますが、
翌月9月には「このところ一部に弱さが見られるものの、回復している」と
変わっています。

これだけでは違いが分かりにくいが、この結論の後のコメントを読むと違いが
はっきりしてきます。8月の「企業収益は改善し、設備投資は増加している」から
9月には「企業収益は改善している。設備投資は、このところ弱い動きが見られる
ものの、基調として増加している」と設備投資の変化を指摘しています。                          
 
また「原油価格の動向が内外の経済に与える影響には留意する必要がある」
とした8月から9月では更に「アメリカ経済」への留意を加えています。

この変換は、株価の推移と全く同じというわけではありません。月例報告が
1ヶ月から2ヶ月位後にずれるようです。素人には底値で買って天井で売るなどと
いう事は至難の業です。その近辺で売買できれば上等です。 
これから上がるのか、未だ下げ続けるのかという大きな流れを見極めるのに
役立つ情報は貴重です。

月例経済報告のURLはhttp://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei.htmlです。
詳細な情報はこちらからご覧ください。また、是非内閣府のホームページも
のぞいてください。


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発行・編集:(有)オンステージ     
           http://www.onstage.jp/
        :(株)ファイナンシャルアソシエイツ
          http://financial-asso.com

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