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海外旅行にビデオを持っていく人は多いでしょう。でも、僕の場合は、マイクとレコーダー。ヨーロッパの鐘、ジャングルの動物、アジアの市場・・・。多様な土地のプロフィールを音の話を交えてお届けします。BSラジオ番組“Sound Trip”との連動マガジンです。

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2008/04/03

■サウンド・トリップ 〜 エピソード101■

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         サウンド・トリップ
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違いがあるから美しい。違っているからそれがいい・・・
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◆  エピソード101 トゥレス・クアルトの旅
     − アルゼンチン・チュブッ − 3
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バルデス半島は、オタリオやゾウアザラシ、
ペンギンなどの水生動物が多くいることで有名ですが、
陸上にも面白い動物がいます。それは、アルマジロ・・・
夕方、海岸沿いからプンタ・ノルチの駐車場に戻ったのですが、
車の近くに、アルマジロがいたのです。
アルマジロは、4本の手足を高速に動かすため、
チョコチョコと動く印象があります。
しかし、その長さは亀のように短いため、移動速度は、
歩いても追いつく程度です。
アルマジロと正面から向き合うと、ほとんどの場合、
逃げていきますが、こちらが止まっていれば、
距離を縮めずに見つめ合うこともあります。
近づこうとすると、一目散に逃げて行くのですが、
前述の通り、すぐに追いついてしまいます。
そして、こちらの手が届きそうな距離になると、
アルマジロは右往左往して最後の足掻きを行います。
野生動物に触れないことは、
どこの国でも基本中の基本ですから、
アルマジロの安全は確保されているのですが、
それを知ってか知らずか、どうしても逃げようとするのです。
逃げ場がなくなると、小さな穴に顔を突っ込むのですが、
大きな胴体を隠すことはできず、
前進できないまま手足を動かすので、
その様はとてもかわいいのです。
アルマジロは、人間を怖れているのかというと、
そうでもないようです。
なぜなら、姿を消しても、また、しばらくすると現れて、
適度な距離を保ちながら、チョコチョコ動くからです。
鹿にしても何にしても、人間を見て逃げていった動物が、
すぐに戻ってくることは、まずありませんから、
アルマジロは特殊です。
また、こちらが気にしていないと、
至近距離まで近づいてくることもあります。
自動車のドアを開け、荷物を整理しているとき、
ふと足元を見ると、その距離20cmくらいのところに、
アルマジロが前足(手?)を上げて立っていたのです。
そのしぐさは、リスのようにとてもかわいいのです。
このようなことを勘案すると、アルマジロは、
適度な距離感を保ちつつ、
人間と遊んでいるように思えてきます。
また、その愛くるしい姿を見ると、
慕わしい気持ちも起こってきます。
僕は、動物に親近感を感じると、
一方的に名前を付ける癖があります。
オーストラリアで、
ロリキートという七色の大きなインコを見たときは、
“ろり吉ちゃん♥”と呼んでいました。
今回のアルマジロの場合も、すぐに名前を付けました。
そのまんまで恐縮ですが、
“或摩(あるま)次郎”と呼んでいたのです。


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  発行人:明土 真也
  e-mail:akedo_shinya@yahoo.co.jp
  MySpace:http://www.myspace.com/shinyaakedo
  発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  解除・変更:http://www.mag2.com/m/0000187533.html
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