2009/06/01
参議院議員 峰崎直樹 NEWS LETTER 725号
皆さんこんにちは!民主党参議院議員峰崎直樹です。 今まで名刺等交換させて頂いた方々や、御支援を頂いた方々にメールでも「ニュースレター」を配信させて頂きます。 恐縮ですが、メールの配信をご希望されない方は「配信停止」をsapporo@minezaki.net までご連絡ください。 また、ご質問、ご意見がございましたら、あわせて上記のアドレスまでご連絡ください。 ☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆ ■解散・総選挙に向けた最後の戦いへ いよいよ6月、本州は鬱陶しい梅雨の季節だが、北海道が一番過ごしやすく、かつまた 新緑の映える美しい時を迎える。 国会は6月3日で会期を終えるのだが、当然の事として与党は会期延長をとる。通常国 会は1回しか会期延長ができないため、おそらく8月初旬までの60日程度を考えているよ うだ。予算は先週29日参議院で否決し、衆参の議決が異なったため開催された両院協議 会で議が整わず、憲法の規定によって衆議院の議決が優先する事によってようやく成立 したのだが、予算関連法案のほうは、今週衆議院を通過することになり、60日ルールで 再可決する事をにらんで8月初旬まで会期を延長することになる。 その結果、解散・総選挙の日程はいつになるのか。おそらく、サミットが7月10日に開 催され、都議会議員選挙も7月12日に予定されているわけで、早ければ8月2日にも投票日 を設定すると見てきたのだが、天皇陛下の外国訪問がありやや窮屈になる。9日投票日と いう事も考えられるが、6日の広島、9日の長崎の原爆記念日を無視して選挙をするとは 考えられず、お盆明けの8月30日または9月6日という線が濃厚になりつつある。いずれに せよ、任期満了に近いものになるわけで、追い込まれ解散といっても良い。最近では、 支持率が低落すれば総裁選挙を繰り上げて実施し、新しい総裁で選挙戦を闘うべきだ、 という声すら上がりつつある。もはや断末魔の叫び声があがりはじめたといえよう。も ちろん、民主党は緩むことなく全力で戦いを国会内外で繰り広げなければならない。 ■財政破綻の足音が聞こえてくる さて、予算が国会を通ったのだが、経済状況はまことに厳しい。とくに、北海道のよ うな過疎地は、三位一体改革による交付税の削りこみと公共事業削減による影響によっ て、大手の老舗デパートの廃業や店舗の削減など、まことにすさまじい。政府によれ ば、景気はやや持ち直しの傾向が出ているとしているものの、景気の遅行指数である雇 用は深刻で、失業率も5%の大台に突入し、物価もマイナスとなりデフレの危険性が出て きている。それだけに、内需の落ち込みは深刻で、とてもV字型の回復はありえず、L字 型になると見られている。今回の補正予算の景気押し上げ効果もせいぜいGDP比1%程度で しかないと見られており、秋にも再び補正予算が必要になるのでは、と見る向きもあ る。100兆円を越す一般会計にまで引き上げたわけで、景気が急速に回復できない中、来 年も、再来年も100兆円を越す大型予算を強いられるとすれば、1000兆円の借金の大台に 迫る事は必至だ。そうした財政危機の中で、政権交代が行われようとしているわけで、 前途多難と言わなければなるまい。 ■GM破綻は、覇権国アメリカの崩壊に向けた第一歩か さて、肝心のアメリカ経済であるが、金融機関の不良資産が一向に片付かないにもか かわらず、時価会計の凍結や将来の見通しを甘く査定した事などによって、辛うじてご まかすことができたのだが、アメリカの象徴とも言える自動車産業の、ビッグスリーの トップであるGMの破産法適用が決まったようだ。すでに、クライスラーは4月末に破たん 処理され、6月1日から新クライスラーとして立ち上がることになったことが,GMも破た ん処理をして、新生GMとして再出発することを選んだ要因と見られている。どこまでそ の影響が及ぶのか、予断を許さないものの、雇用問題など今後深刻な影響が拡大してい くだろう。 そうしたなか、驚いた事にGMの経営陣が、自分たちが持っていたGM株をすべて売り抜 けていたという報道に接した。インサイダーとは言えないかもしれないが、国の支援が 入ったGMの経営者が、自ら会社を見限るような行動に出た事に怒りすら覚える。金がす べてだ、と言う倫理観には恐れ入るが、国民からすればたまったものではない。と同時 に、アメリカの産業界は、現役の労働者だけ出なく退職者にまで医療保険を提供してお り、GMでは車1台当たり2,000ドルに当たるレガシーコストを支払っているという。これ では、日本の自動車に立ち打ちできないことは明らかである。公的医療保険制度がいか に重要であるか、日本の経営者は自覚すべきだろう。それは、社会保障全般についても 言えるのだ。ワーキングプアが1000万人を超え、結婚もできない、社会保険にも入れな い膨大な労働者が増えており、日本経済どころか日本社会の持続可能性が失われようと している。今こそ、日本における社会的共通資本ともいえる、社会保障制度や教育制度 の機能強化にまい進しなければならない。 ☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆ 峰崎直樹プロフィール 1944年10月14日生 1992年参議院北海道選挙区初当選 1998年参議院議員2期目当選 2004年参議院議員3期目当選 現在 参議院 予算委員会 筆頭理事 民主党税制調査会 会長代行



