2009/11/08
《言葉拾い》頗る(すこぶる)
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☆ ★ 言 葉 拾 い ★ ☆
2009/11/08 No.195
毎週日曜日配信
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つれづれなるがままにあやふやな認識の言葉を見直していきたいと思います。
ゆるゆると言葉に想いを馳せてみる一時でもあります。
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■ 頗る(すこぶる) ■
まったく読めませんでした。
調べてみると、
1、非常に。たいへん。たいそう。
2、少し。わずか。ちょっと。
二つの意味が相反していますけど、どういうこと?
「頗」は頭が傾くことを表していて、
かたよる。かたむく。公平でないという意味があります。
偏っている → 量や程度が普通より偏っている → はなはだしく
というような変化でしょうか。
一方、
和語「すこぶる」の「すこ」は、「少し」の語根である「すこ」。
「ぶる」は「もったいぶる」などの「ぶる」と同じ、
“いかにもそれらしい様子をする”意味の「振る」。
本来は、語源通りの「すこし」「いささか」「ちょっと」の意味でしたが、
中世以降に「おおいに」「かなり」へと意味が変化しました。
残念ながら意味が変化した要因はわかっていません。
現代においては、
・すこぶる元気です
・すこぶる珍しい食材
・すこぶる迷惑な話
などのように、“非常に”という意味がほとんどで、
“少し”という意味での使用を見かけません。(私は)
ちなみに、
「頗」の音読みは「ハ」です。
漢和辞典に「偏頗」(へんは/へんぱ/へんば)
という熟語が載っていましたが、私は 見たことも聞いたこともありません。
意味は、
考え方や立場などが一方にかたよっていること。不公平なこと。
「偏向」が近い言葉でしょうか。
Webでを検索してみると、法律用語に
偏頗弁済(へんぱべんさい)がありました。
一部の債権者のみを優遇するような弁済を行うこと。
いずれにしろ漢字「頗」は ほとんど使われることのない字ですね。
すこぶる残念です!(頗の気持ち?)
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■ 編集後記 ■
私のまわりにも新型インフルエンザに感染する人が
一人また一人と現れ出しました。
インフルエンザ包囲網が次第に狭まってきている感じです。
自分の虚弱さを自覚している私は、感染で寝込むことを想定して、
できるだけ仕事を前倒しで進め、日々仕事を残さないようにしています。
これからバタバタと欠勤者が出て、業務に穴があかないことを祈るばかりです。
みなさんの会社ではインフルエンザや災害時の対策が
きちんと考えられていますか?
突然ですが、
「アシダカグモ」ってご存知ですか?
私が子供だった頃、当時の古い家には
この蜘蛛が薄暗い廊下の隅やトイレで待ち受けていて、
私を泣くほどビビらせていました。
やっと名前がわかり、今頃その正体を知ることになりました。
http://homepage2.nifty.com/invitro-kaika/mushi/kumo/ashidaka/ashidaka.htm
見て下さいよ、この大きさ、おぞましい姿。
タランチェラにも引けをとらないでしょ。
会社にいる1cmくらいの蜘蛛や野外にいる網を張る蜘蛛だったら、
私もこんなに蜘蛛嫌いにならなかったと思います。
wikipediaによると北海道や東北などの寒いところには生息しないとこのと。
ゴキブリハンターであることは、まるで知りませんでした。
かつてゴキブリを捕食しているところを見たことなかったですけど。
“アシダカグモが2・3匹いる家では、そこに住むゴキブリは半年で全滅するという”
なんて記述がありましたが、そんなドッヒャーな対策考えられません!!!
東京で暮らすようになってアシダガグモに遭遇したことは一度もなく、
すっかり蜘蛛恐怖心が薄れていましたが、
久方ぶりにアシダガグモの写真を目にして、肌が粟立ちました。
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発行者 :空 凛(ソラリン)
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