2009/06/10
縄文塾通信 9年6月号-3(390号)
************************************************** ◎寄稿・ご意見など歓迎します。 ◎転載は歓迎いたしますが、出処だけは明記下さい。 ◎ご感想・ご意見などをお寄せ下さい。 mail to : nakamura@joumon-juku.com ************************************************** 縄文塾通信 <9年6月号−3(390号)> 縄文暦12009年6月10日 ★縄文塾HP http://joumon-juku.com ★中村キャッスルゲイトHP http://joumon-juku.jp ★縄文ブログ http://joumontn.jugem.jp/ ★「縄文塾通信」メルマガ登録は http://www.mag2.com/m/0000184916.html ************************************************** <6月号ー3(390号)目次> ************************************************** <縄文塾通信6月号−3 目次> ◎巻頭言 中村 忠之 ◎西洋史論の欺瞞性を衝く! (7) 中村 忠之 ◎民主党と日教組 奥中 正之 ◎地方空港の80%以上は廃止せよ 菅 貞蔵 ◎弱る太陽(トピックス) Asahi.com ◎卑弥呼の墓 ──歴史と科学のよき関係を 産経新聞「主張」欄 ◎北の後継者問題に関する動画集 ◎編集後記 ◎縄文塾通信<告知板> ◎推奨サイトの紹介 ************************************************** <巻頭言> 前回の本通信に書いた「F22」問題に絡んで、今度 は売ってもいいという報道が流された。以下参照願いた いが、 「米軍は1機約1億4000万ドルで調達しているが、 日本に輸出する場合、輸出仕様にするための設計・改 造費などを含め約1億ドルを上乗せした格好…」 だという。 性能は落として倍近くも値上げするとは、日本もなめ られたものである。さて防衛省さんどうする? 産経ニュース ⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/america/090606/amr0906061126005-n1.htm 時事ドッドコム(jiji.com) ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009060600137 さてもう一つ、日本のCO2削減目標に対して、日本 の経済界と二階さん、それに斉藤環境大臣の意見が真っ 二つである。いい顔したい麻生さんだが、さて出来もし ない目標を設定してアップアップしている時、いまさら 「いい顔」だとか 「思い切って高い目標を…」などと バカなことを言う、世間知らずの斉藤大臣を抱えたこの 内閣、これでは到底次の選挙には勝てそうにない。 だったら民主党に、この問題をぶっつけてみるマスコ ミはないのか? 参考ブログ=大事小事──米島勉日記 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/daijishoji ************************************************** ■□■━━━━━━━━━━━━ 西洋史論の欺瞞性を衝く! (7) ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━ 階級闘争とは無縁だった江戸社会 ━━━━━━━━━━━━━━━━ 中村 忠之 日本のマルキスト=コミュニストたちは、江戸時代を 「暗黒の時代」とよび、武家階級や地主という不労所得 者と過酷な租税搾取に泣く小作農の争いの代名詞として 「百姓一揆」を挙げ、明治時代に至り「女工哀史」とか 「蟹工船」など、過酷な労働条件の生む階級闘争の根源 であったとばかり誇張し喧伝してきた。 では実際に江戸時代は、彼らが言うように「暗黒時代」 であったか? 江戸時代は、豊臣氏を倒して天下を統一した徳川とい う独裁者によって採用された、世界でも例を見ない「中 央集権と諸般割拠の封建制度のハイブリッド」的制度に よって、世界でも類を見ない二六〇年という長期間の平 和をを維持するものであった。 このシステムは、強藩の離反を防止するのに効果があ った参勤交代という特異な統治政策によって、平和が保 たれた反面諸藩にとって過大な支出が強いられた点と、 各藩の禄高や地力・地形・地域性の偏りなどから、必然 的に富裕な藩と貧しい藩に分かれていったことは認めね ばならない。 当時の武家階級の報酬は、禄高=石(こく)というコ メの量単位であったこともあり、その一方で、長らく続 いた領地争いがおさまって平和になったことから、コメ の収量も安定し、時代に人口も増大していった。 そうした状況に応じて、各藩では新田の開発・溜め池 ・用水路・護岸整備なども進めていくことになった。も っとも各藩ともその財政の大部分をコメの収量に頼って きたところから、コミュニストたちは、飢饉時の惨状と 過酷な租税取り立てを、無理矢理に結びつけてきたきら いがある。 しかし江戸時代こそ、武家階級が支配するコメ基調の 重農主義社会とは言われながらも、実際には当時──黄 金の国ジパングと言われたように──金・銀・銅が豊富 に産出したこともあって、次第に貨幣価値を基調とした 新興勢力である町民による、商工社会への移行期でもあ った。 従って現在の資本主義社会と同じく、好調期において インフレ傾向になると、(金融)引き締め金融政策が採 られ、逆にその逆の政策も行われてきた。 例えば江戸前期の黄金期である「元禄時代 1688年か ら1703年)」の放漫経営を緊縮したのが、徳川吉宗 (1684年〜1751年)による「享保の改革」であり、 中期幕府が重商主義を採用した明和から天明地代 (1767〜1786)の中心人物田沼意次であり、それが天明 の大飢饉によって行き詰まった時、それを改革したのが 老中松平定信の「寛政の改革」である。 以上に加え、同じく寒冷化による大飢饉に見舞われた 天保年間時の幕府および諸藩の対応=「天保の改革」と 併せて江戸の3大改革というのだが、では江戸時代の日 本を通じて、ヨーロッパにおけるほど厳しい階級制度間 の闘争があったかのだろか。 前述のごとく彼らコミュニストの謂う過酷な圧制下で 、二六〇年に及ぶ平和な時代で、しかも人口が増え続け ることが可能であるはずない。 またクリーン好きの日本人は、むしろ引き締め役のヒ ーローを好む傾向が強いのだが、文化の発達・隆盛は、 むしろインフレ気味の経済期に起きたものである事実だ けは忘れてはならない。 これは逆説的な一例だが、現在われわれが「美の殿堂 」と最大の賛辞を送っているベルサイユ宮殿だが、そこ で優雅な優雅な宮廷生活を送ってきたマリー・アントワ ネットは、飢えた大衆によってギロチン台に送られた歴 史を秘めている。 それが今や逆に大きな観光資源として、世界中からの 人たちを惹きつけるのにに大いに貢献しているいるのが 現状である。 さらに言えば、ヨーロッパにおける観光地のほとんど は、一面そうした暗い過去の、圧政と海外侵略の象徴と もいえる遺産で食いつないであると言っても過言ではな い。 閑話休題。昨今あらためて「江戸=徳川」という平和 の時代を見直そうという機運がたかまり、日本における 上記のような悲劇は、そのほとんどが寒冷化の生んだ飢 饉の産物であることが明らかになり、コミュニストたち の唱えた虚構が次々と崩壊していったのである。 260年間も戦いの無かった江戸時代に引き替え、当 時のヨーロッパがいかに戦争に明け暮れたことか。しか もトラベル=旅行とトラブルの語源が同じであったよう に、盗賊の横行で旅もままならなかったのである。 一方の日本ではご存知のように、女子供まで含めて「 お伊勢参り=伊勢神宮の参拝旅行」が「おかげ参り」と 呼ばれて大流行し、江戸中期には最高潮に達し、実に4 50万人もの人がお参りしている記録まであるくらいだ。 女子供までも安全に旅行できたという事実は、この国 がいかに平和だったかと言うだけに止まらず、当時の欧 米諸国よりは富の分配そのものが、はるかに公平であっ て、階層間の闘争などとは無縁な社会だったことを如実 に物語っている。 たとえば、* 江戸時代(享保年間=(1716〜1735)に は、人口が徳川以前(〜1600)のほぼ2.5倍になった が、それに合わせて新田開発や治水工事が進むことで、 当時の耕作面積は一人当たりのコメ消費量(1人約3合 として)充分その需要を賄ったことがわかってきた。 徳川時代の中期以降には、コメ偏重というモノカルチ ャーによってもたらされた飢饉からの脱却の目的もあっ て、各藩では換金作物の開発が盛んになり、現在の「一 村一品」運動のモデルとなっていった。 特に飢饉時に当たって、そうした換金作物を持たなか った、あるいは依存度の低かった東北や北陸の地方の諸 藩が大きなダメージを受けたことから、そうした動きは さらに顕著になっていったのである。 曰く、(順不同に)赤穂の塩・阿波の藍/和三盆・秋 田の杉・加賀の友禅・木曽の檜・紀州の蜜柑・佐賀の陶 磁器・堺の刃物・南部の鉄器・能登の漆器・備前の刀剣 ・備後の絣・美濃の和紙・山形の紅花……。 また享保15年には、幕府の許可で開設された堂島米 会所は、飢饉による被害を回避するためのリスクヘッジ として、「先物取引」が世界に先駆けて開設しているし 、また当時世界最大と言われた江戸約百万の人口を養う ための玉川上水は、ニューヨークの上水道よりも長い歴 史を持っている。 巷間よく言われてきた、江戸時代を「武家階級」とい う支配階層の時代だという認識は、実はごく表層的なも のであって、日本の本当の姿は、「刀を捨てたサムライ =士」のもとで、「農・工・商」がバランスよく発展し 成長していった、いわば──日本文化が花開いた──平 安時代に次ぐ、日本第二の黄金期だといってえも過言で はない。 *注:日本の人口増加について 図解 人口の超長期推移(縄文時代から2100年ま で) ⇒ http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1150.html ◎関ヶ原の合戦時 1227万人 ◎江戸時代(享保改革時) 3128万人 ◎明治維新時 3330万人 ◎現在 12600万人 ************************************************** <中村のコメント> 畏友奥中さんのコメントだが、氏の推奨メルマガ紹介 の冒頭に書かれているものである。 この件に関しては、6/7付け、産経新聞にも掲載され ている。事実としたら(まさか嘘を書くわけもないが) ゆゆしき問題である。 (以下参照) ★民主党新体制の行方 日教組と一体の教育政策 ⇒ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090607-00000600-san-pol ■□■━━━━━ 民主党と日教組 ■□■━━━━━ 奥中 正之 民主党の鳩山由紀夫代表は本年1月14日開催された 日教組の新春の集いにおいて、民主党幹事長(当時)と して、次のように挨拶している。 「日教組とともにこの国を担う覚悟だ」と。 (6月8日付産経新聞の記事より引用) ヤンキー先生こと義家弘之氏(参議院議員)が、月刊誌 「正論」7月号で、やっぱり”日教組王国”ほど異常教 育が行われている。と事実に基づいて詳細に報告してい る。 私が居る広島県では、かつては、知事、県議会議長、教 育長の全てが日教組と妥協し、日教組王国となっていた。 その結果はどうだったか、生徒の学力は全国最低レベル、 非行発生率は全国ワーストレベルとなっていた。 こころある県民と政治家たちが一丸となって悪弊の打破 に立ちあがり日教組がヒトラーと罵倒した辰野教育長の 果敢な行動とあいまってやっと正常化が出来たのであっ た。 民主党が政権を握れば、日本全国が日教組王国となる。 想像するだけで目の前が真っ暗になる。 マスコミは現政権や与党のあら探しばかりやり、麻生政 権の前向きの実績を報告しない。 これでは大多数の国民が自民党に愛想をつかし、民主党 に一度やらしてみればよいと、安易に考えてしまう。 しかし民主党が政権を握れば、修復不可能なダメージを 日本国は受けてしまうリスクが極めて大きいことを一人 でも多くの国民が認識する必要がある。 *下記ページは、pdfなのでご家庭で印刷でき、 すぐにチラシ作成が出来ます。 ⇒ http://kokuseki.xrea.jp/db/uploads/168.pdf >> ************************************************** <中村のコメント> 滑空路にかかる小さい林のせいて延び延びになり、しか も現職知事の首と引き替えに、6月になって、静岡空港 がやっとスタートした。 1000億円という巨額の投資に見合う収入は全く立 っていないというのだから、この国は一体どうなってい るのだろう。 福岡岡空港と並んで、もっとも都市中心に近かった広島 でも、県の中央ということで現空港が誕生したのだが、 予定された(福山や尾道など)県の東部の客数が伸びず、 いくつかの航路が廃止や減便されている。 しかものこされた旧広島空港は、念願の東京便が実現 しないところから、毎年赤字を抱えながらも、なぜか存 続しているのだから困ったものだ。 こうした無駄な投資を、強力なハブ空港建設に向けて いたら──これはまた港湾設備でも言えることだが── 日本の経済的地位ははるかに大きくなっていたのだが ……。 国政をねじ曲げる族議員の存在と、それに便乗する官 僚の癒着を断ち切らねば、この国の未来はいつまでも暗 いままだ。 ■□■━━━━━━━━ 地方空港の80%以上は ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━ 廃止した方が日本のためになる ━━━━━━━━━━━━━━ 菅 貞蔵 1、九州地域の主要空港について、2008年度の利用状況 が纏まりました。全体の乗降客数は、前年度に比して3. 4%減の4879万人(速報値)でした。 (注1) 九州・沖縄の9空港の状況 ・・・・・乗降客数、 前年比、うち国際線 福 岡:1681.73万人、5.7%減、204.17万人。 1999−2002年度は2000万人弱 北九州: 119.69万人、5.4%減、 1.17万人 佐 賀: 20.55万人、少し増、 0.13万人 長 崎: 252.41万人、3.?%減、 3.43万人 熊 本: 304.53万人、3.?%減、 3.47万人 大 分: 170.38万人、6.7%減、 2.58万人 宮 崎: 292.19万人、3.?%減、 4.52万人 鹿児島: 542.69万人、2.?%減、 7.88万人 那 覇:1486.55万人、0.5%減、 30.64万人 九州地域の場合、乗降客数や空港の所在場所を勘案する と、本当に必要な空港は、福岡・鹿児島・那覇の三つだ けと申せます。福岡では、将来の利用増に備えて、玄界 灘に新設の福岡岡空港を建造する案が出されていましが、 かかる発想は、断固として取り止めるべきであります。 2、航空会社は、不採算の地方空港からは、撤退・減便 の動きを加速させ始めています。これに対して、地方空 港(主たるもの45空港)を抱える地方自治体では、路線 維持に躍起となっております。 (注2) 地方自治体が管理する26の空港 全部の空港: 着陸料減免。 福島空港: 割引率を50%から国内線75%・国際線93% へ拡大 広島空港: ソウル便に駐機料・乗員宿泊費の補助を検 討 高松空港: ソウル便の支援(補助) 旭川空港: 搭乗率の保証制度導入 富山空港: 学校から空港までのバス代補助 松山空港: 国際線利用の修学旅行に補助 徳島空港: 390億円かけて滑走路の延長(2500mへ)を 工事中 (注3) 2009年度に開始した地方自治体の路線維持対 応策 旭 川: 国際線の搭乗率保証、修学旅行のバス代補助 中標津: 羽田以外の道外路線の着陸料減免 紋 別: 同上 女満別: 同上 函 館: 旅行商品の印刷費等を補助 庄 内: 東京路線の企画に補助 福 島: 全路線の着陸料減免、チャーター便補助 新 潟: 新潟市内を結ぶバス路線補助、修学旅行補助 徳 島: 中部空港便の旅行商品企画に補助 長 崎: 国際線・国内離島便の着陸料に補填 地方空港の国際線誘致は、ソウル(South Korea )のハ ブ空港化を支援しており、日本の国益には、むしろ反す るものであります。 3、静岡空港は2009年6月4日に開港します。1日の便数は 、札幌2便(JAL.ANA)、福岡3便(JAL)、沖縄1便(ANA)。 小松2便(FDA=フジドリームエアラインズ、就航は 7月23日)、熊本1便(同)、鹿児島1便(同)。ソウル2 便(大韓航空、アシアナ)、上海(中国東方航空、月・ 水・金・日に運航)であります。福岡便に限っては、静 岡県が搭乗率保証制度(70%に達しない場合、1人当た り1.58万円をJALに支払)の導入を決めました。正に、 基本的な大赤字基調の空港と言わざるを得ません。 4、日本には、約100の空港があります。大では、大赤字 の関西空港(通称関空、泉佐野市・田尻町・泉南市の海 上)があり、極めて多数の空港経営が、財政的にも、乗 降客数の面でも、「火の車」であります。5000億円程度 の公的負担(国民の税金)が、毎年投入され続けていま す。 5、空港は50年・100年・150年と長期にわたって利用す べきもの、と考えて置く必要があります。日本の人口、 特に生産年齢(15−65歳)は、今後急激に減少します。 IT技術の高度化によって、出張しなくとも済むビジネ スマンが必ず増加します。空港(航空機)利用者は、減 少が迫って来ております。 6、更に、中長期の観点では、航空機燃料が、枯渇或は 著しく高騰する可能性が大であります。21世紀の極地紛 争をも念頭に置けば、海外旅行(国際線)は、増加より も壊滅的な減少の可能性が大きいと申せます。 「地方空港の80%以上は、出来るだけ早急に廃止した方 が日本のためになる」と言わざるを得ません。 ************************************************* 『弱る太陽 活動200年ぶりの低水準』 (6月3日 14時30分配信 朝日新聞(東山正宜) http://www.asahi.com/science/update/0601/TKY2009 06010159.html <中村のコメント> 日本のメディアは、食い違った記事を平気で載せる傾 向があるが、日本中温暖化・CO2で持ちきりのところ、 よりによって朝日さんが、こんな記事を載せていたので あえて掲載した。 もしこれが寒冷化の原因になるとしたら、さてCO2排 出問題を巡る(特に政治的)な削減協議は一体どうなる のだろうか。 個人的には、温暖化と寒冷化がそれぞれ相殺し合って 、適当な気候になれば有り難いと思うのだが、まずそん なにうまくいくことなどないだろう。 ■□■━━ 弱る太陽 ■□■━━━━━━━━━━━━ 活動200年ぶりの低水準 ━━━━━━━━━━━━ 朝日新聞 東山正宜 温暖化対策への影響もさることながら、平成5年の大凶 作のような農産物の不作は、自給率の低い日本としては 気になるところです。 更に言えば、常時、米も油も外国の支援に頼らなければ ならない隣国の余命短い指導者が、おかしなことを始め ないかと不安にもなります。 ちなみに、(以下の)記事にある1913年の翌年は、第一 次世界大戦。1810年頃は、ナポレオン戦争が起こってま す。 太陽の活動が200年ぶりの低水準にまで落ち込んで いる。これまでのパターンだと再来年には活動の極大期 を迎えるはずなのに、活発さの指標となる黒点がほとん ど現れない。 研究者も「このままだと地球はミニ氷河期に入る可能性 がある」と慌て始めた。国立天文台は今月下旬に研究者 を集めた検討会を開く。太陽の活動は約11年周期で活発 になったり、静穏になったりというパターンを繰り返し ている。活動ぶりの指標が表面にシミのように見える黒 点。黒点の周辺では爆発現象が多く起こり、黒点が多い ほど、太陽の活動が活発だ。 ところが、デンマークの太陽黒点数データセンターによ ると、黒点の多さを表す「相対数」は08年が2.9で、過 去100年で1913年の1.4に次ぐ2番目の少なさだった。 今年はさらに減り、4月までの暫定値が1.2と、1810年 の0.0以来の低水準に落ち込んだ。太陽から放出され る陽子などの流れ(太陽風)も07、08年は過去数十年と まったく違う。 静穏期の太陽風は遅い風が赤道に、速い風が北極と南極 に集まるが、名古屋大太陽地球環境研究所の観測では、 07、08年は赤道付近にも速い風が多く現れた。徳丸宗利 教授は「太陽の磁場が弱まっている影響だろう」という。 この磁場の弱まりも、黒点の減少と関係があるとみられ る。 太陽活動には数百年周期の変動も知られる。17〜18世紀 には約70年間、黒点がほぼ消え、欧州では英国のテムズ 川が凍るなど「ミニ氷河期」に陥った。東京大宇宙線研 究所の宮原ひろ子特任助教は「ここ千年でも活動の極小 期が5回あり、前回が1800年ごろ。 歴史的には、そろそろ次の極小期に入ってもおかしくな い」と指摘する。国立天文台の常田佐久教授は「X線や 光も弱まっている。今後、再び黒点が増えても、従来の ような活発さになると考える太陽研究者は少ない」と話 す。 ************************************************** 産経新聞【主張】2009.5.31 02:36より 卑弥呼の墓 歴史と科学のよき関係を ⇒ http://sankei.jp.msn.com/science/science/090531/scn0905310236000-n1.htm <中村のコメント> 文中ある、 「先端科学と考古学はもともとなじみにくい部分を持 った学問である。科学的データに対し、考古学者は口を さしはさみにくい雰囲気もある。互いに議論を尽くし、 2つの学問の「よき関係」を作り上げる努力をすべきで ある」 という意見だが、なにしろこの世界には、あまりに「ミ ッシング・リンク」が多すぎて、最近の考古学はこうし た時代検証法だけでなく、多くの異分野との協力がなけ れば、成り立たなくなっていることを知る必要がある。 よく新聞で新しい発掘などによって、そのミッシング ・リンクの1つが埋まると、きまってメディア(特に新 聞)は考古学者の弁として、 「今まの常識を覆すような大発見!!」というコメン トで書き立てる。 今時の学問や科学の世界で、「今まの常識を覆すよう な…」発見や発明があるのは、この考古学だけではない か。とすれば考古学者は、考古学という古い枠を取っ払 って、謙虚且つ積極的に、自ら他の学術分野との協力関 係を築くべきだというのが私の縄文的?持論である。 ■□■━━━ 卑弥呼の墓 ■□■━━━━━━━━━━━━━ 歴史と科学のよき関係を ━━━━━━━━━━━━ 「卑弥呼(ひみこ)の墓」との説もある奈良県桜井市 の箸墓(はしはか)古墳が、「放射性炭素年代測定法」 という自然科学的手法によって、西暦250年前後に築 かれた可能性が高いとのデータが国立歴史民俗博物館を 中心としたグループによってまとめられた。「魏志倭人 伝(ぎしわじんでん)」の伝える女王・卑弥呼の没年に 近く、江戸時代以来の邪馬台国論争に決着がつく成果だ という。 放射性炭素年代測定法は、炭素を含む生物が死滅する と同時に、同位体元素の「C14」がベータ線を出して 崩壊を始める原理を利用して、その量から年代を割り出 す方法である。 研究グループは6年前、「弥生時代の始まりが500 年近く古くなる」という調査結果を発表して学界に衝撃 を与えた。箸墓は「最古の大型前方後円墳」とされてお り、今度は古墳の始まりに科学的なデータを与えたこと になる。 地中の遺物や遺構を発掘調査する考古学だが、年代の 決定には困難がつきまとう。土器や金属器の形式によっ て前後関係を決め、基準となる遺物との比較で、おおま かな年代を推定するしかない。 しかし最近では、放射性炭素法のほか、年輪によって 材木が切り出された年を判定する「年輪年代法」などの 科学的手法により、かなりの精度で絶対年代に迫れるよ うになった。今回の発表も、そうした成果の一つである。 邪馬台国の所在地論争に決着がつくなら、専門家なら ずとも大きな話題だが、ここは「少し冷静に」と呼びか けたい。科学的なデータは百パーセント正しいとは限ら ないからだ。サンプルの取り方や、測定方法によって誤 差が生じることもある。さらなる蓄積を待ち、専門家が じっくりと議論して結論を出しても遅くはない。 というのも、考古学の世界では9年前、前期・中期旧 石器の遺跡と遺物が捏造(ねつぞう)された苦い経験が ある。教科書は書き直され、国の史跡は解除された。人 為的な事件だったが、互いに検証することを怠り、捏造 を見抜けなかった関係者の責任は小さくない。 考古学に自然科学の「目」を持ち込むことは有意義だ 。だが、先端科学と考古学はもともとなじみにくい部分 を持った学問である。科学的データに対し、考古学者は 口をさしはさみにくい雰囲気もある。互いに議論を尽く し、2つの学問の「よき関係」を作り上げる努力をすべ きである。 ************************************************** <中村のコメント> 大阪の根屋さんの提供です。 ご存知長男の金正男(キムジョンナム)は、粛正を恐 れて早々と中国に亡命しているが、今のところ流れてい る情報(噂?)では、次男の金 正哲(キム・ジョンチ ョルでなくて、三男の金 正雲(キム・ジョンウン)だ というのだ。 ところがその素顔だが、かつて金正日の料理番だった 藤本某氏(仮名)提供の、ほんの子供の時の写真だけが 、世界中でただの1枚と言うだけでも、この国の異常さ がわかるというものだ。 さて北朝鮮通の青山さんの話から、一体何が見えてく るのだろうか? ■□■━━━━━━━━━━━ 北の後継者問題に関する動画 ■□■━━━━━━━━━━━ 09.6.03.青山繁晴がズバリ!1/5 http://www.youtube.com/watch?v=qV7L0VbfxIU 09.6.03.青山繁晴がズバリ!2/5 http://www.youtube.com/watch?v=Ycif8TzgaYM 09.6.03.青山繁晴がズバリ!3/5 http://www.youtube.com/watch?v=r1zDGVqBt64 09.6.03.青山繁晴がズバリ!4/5 http://www.youtube.com/watch?v=1KG0sqaL_6g 09.6.03.青山繁晴がズバリ!5/5 http://www.youtube.com/watch?v=ckbTSbdUFKQ ○6/3放送「アンカー」青山繁晴の “ニュースDEズバリ”ぼやきくっくり http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid680.html#sequel ************************************************** <縄文塾通信6月−3号 編集後記> ************************************************** 個人的経験で、しかもあまりいいニュースではないが、 ちょっと大げさだが、たぶんこんなことは数百万人(い や数千万人かな)に一人と思われる変梃な話題を提供し よう。 数日前、開けていたわが「電脳空間」の窓から、形は スズメバチに似ているが、それよりはうんと小さい、 体長2cmくらいの一匹のハチ(蜂)が飛び込んできた。 しばらくして見えなくなったので、てっきり外に出た ものと思っていた。ところが昨9日午後、訪ねてきた知 人が帰った後、しばらく横になって後に戻り、飲みかけ だった冷めたコーヒーを一口飲んだ後すぐ、上あごの内 側の真ん中当たりに、チクリと鋭い痛みが走ったので慌 ててコーヒーをカップに吐き出した。なんとそこに例の ハチがアップアップしているではないか! 心配したのは、口いや顔中腫れて、喉が詰まって息が 出来なくなってしまうのではないかということである。 さいわい(ハチが弱っていたせいか)痛みは思ったほ どでなかったが、それでも島根のメル友石原さんにいた だいた竹歴を飲み、同時に貰った万病に効くという霊験 あらたかな秘湯を口に含ませたり飲み込んだり…。 とどめは夕食時、長期保存の40度焼酎「梟(ふくろ う)」で消毒、そのあたりで痛みも消えてしまい、ホッ と胸を撫で下ろした次第。 皆さんも、ゆめゆめ飲み残しのコーヒーは、用確認し た上でお飲み下さい。 (中村) ************************************************** < 縄文塾通信 告知板> ************************************************** 広島雑学アカデミー 第68回学会 タイトル “ 能への誘い ” 講師:観世流能楽師(シテ方) 吉田 篤史 師 当日は、能の解説だけに止まらず、祝舞・謡体験 能舞台でのしぐさ・能面・装束の解説など、素人 でも充分楽しめる会です。 ◎日時 6月16日(火) 18:30〜21:00 ◎場所 広島アステールプラザ 広島市中区加古町4大会議室B (Phone to :082-244-8000) ◎会費 1500円(懇談・茶菓子代を含む) ◎申込み・問合せ 同事務局 島田宛 携帯:080-3879-8484 電話&Fax:082-892-4735 Mail to : shimada.hyouji@nifty.com ************************************************** 以下クリックすると、 <推奨メルマガ・ブログ・ホームページが示されます> ⇒ http://joumon-juku.com/suisho.html **************************************************



