2008/02/10
縄文塾通信2月-2(289号)
****************************************************************** ◎本通信は、(原則)毎月5日に1回程度配信いたします。 ◎特別号は、特定テーマを中心の構成です。 ◎転載は歓迎いたしますが、出処だけは明記下さい。 ◎臨時号は、他推奨メルマガ・ブログからの転載が中心です。 ****************************************************************** 縄文塾通信 <2月−2(289号)> 縄文暦12008年2月10日 編集・発行人《縄文塾》中村忠之 ★縄文塾ホームページ http://joumon-juku.com ★中村電子ブック・論文HP http://joumon-juku.jp/ ★縄文ブログ http://joumontn.jugem.jp/ ★「縄文塾通信」メルマガ登録は http://www.mag2.com/m/0000184916.html ******************************************************************* <2月−2(289号) 目次> ******************************************************************* ◎サル族再考 中村 忠之 ◎「なぜ外国人に参政権か」という愚挙! トラネコ ◎国語か 日本語か 金谷 武洋 ◎次代に伝えたい岩波文庫 月河 潔 ◎編集後記 中村 忠之 ◎縄文塾2月告知板 ******************************************************************* <一言巻頭言> いまアメリカでは、民主党大統領候補で女性のヒラリーと黒人のオバマと いう異色の組み合わせで接戦を演じている。ここで一言。 日本のマスコミは何故、「もし(どちらでも)民主党から大統領が出たら、 日本にとってどんな事態が予想されるか」という論点が一切提供されない。 おそらくまさます「ジャパン・バッシング・ジャパン・パッシング、そし てジャパン・ナッシング」の3点セットのてんこ盛りではないか。 日本には、もうアメリカ通はいないのか。すくなくとその時のために、グ アム基地移転の思いやり予算くらいは、凍結しておくとか、なすことは沢山 あるはずだが、さて福田さん外務省さん、どうですか? (中村) ******************************************************************* サル族再考 ーーーー樹上動物生態系という世界 中村 忠之 いままで機会あるごとに、「長いスパン 広い視野 比較という論座」の 必要性を説いてきた。ここでより長く「ヒトの系譜」を遡り、その出自から 考察するのも一興だろう。 今でこそ動物生態系の頂点にいる私たちだが、その系譜をつぶさに辿ると、 猿人の時代から700〜500万年という悠久の時代の中でほんの一瞬といえる、 ここ約2〜3万年前になってようやく獲得したものに過ぎないことがよくわか って来る。 ヒトという「種のアイデンティティ」を獲得して以来、実に数百万年とい う時空の間、ヒトは不名誉なスカヴェンジャー(腐肉漁りというサヴァンナ の掃除屋)という役割を担ってきた。一体それはなぜなのだろうか。 生態系は動物系と植物系に大別される。動物の場合は陸上動物と海中動物、 それに空中動物(鳥類の世界)に分けられるが、いずれも植物と違って「食 物連鎖という仕組み」の上に成り立っている。 ところが──寡聞にしてそういった分類がオーソライズされているかどう かは知らないが──「弱肉強食」という食物連鎖の枠組みから外れた「樹上 動物生態系」が存在していたのだ。 おそらく彼らは、もともと地上の厳しい生存競争から逃避したか、あるい は恐竜の天下以来ずっと樹上に棲み付いていたかも知れない弱者であった。 恐竜の時代の樹木は、大型羊歯木や鱗木からようやく針葉樹という裸子植 物の世界だった。樹上動物が次第に進化するのは、花が咲いて実がなり、枝 葉を横に伸ばして隣の樹木に移動が可能になってからである。逆に言えば、 樹木は樹上動物を進化の仕組みの一端に取り込んで、「共生」という生き方 獲得していったとも謂えるだろう。 この樹上を生活の依り処にしてきた弱い出自の動物たちは、当然陸上動物 のような食物連鎖という仕組みを持っていない。まれにはニシキヘビとかヒ ョウ(豹)のように木登りが上手な捕食者の餌食になるし、ワシやタカに狙 われたり、地上に降りた時に捕食者に襲われたりする不幸なものもいるが、 警戒を怠らない限りこの樹上という特殊なゾーンは概して安全地帯であった。 ここの住者の多くは、主としてその生活圏にある樹木の若葉・若芽・果実 などを主食としており、その他の世界のような血なまぐさい食物連鎖は存在 せず、食餌の違いによってうまく棲み分けがなされてきた。 おそらくこの狭い生活ゾーンにあって、もし「強者が弱者を捕食する」と いう食物連鎖が行われたら、日ならずして樹上動物生態系は滅び去ってしま ったことだろう。 そのためかどうか、たとえば原猿類ではスローロリスなど幾つかの種、そ れにナマケモノあるいは有袋類のコアラ・オポッサム、爬虫類ではカメレオ ンなど、陸上ではとうの昔に絶滅していてもなんの不思議もないようなスロ ーモーな種が、いまだにその命脈を保つことが出来たのです。 そうした樹上動物では、一応類人猿がその頂点にいるが、人類にもっとも 近くて、そのDNAがわれわれとはわずか1.5%ほどしか違わないという聡 明な親類種のチンパンジー(以下チンプ)にしても、決して食物連鎖の頂点と いうわけではない。 樹上動物の多くは、主として若芽・若葉・堅果・果実という菜食主義者で あって、わずかだが昆虫類、まれに小型の樹上動物を食べる程度である。チ ンプがいくら聡明で強いといってもそれは木の上だけの話であって、もし彼 らがサヴァンナに降り立ったならば、待ってましたとばかり喜ぶ捕食者はい くらもいる。 さてここでなぜサル族そして樹上生態系を持ち出したのか。それはわれわ れヒトは数百万年前まで、樹上動物チンプの一族として食物連鎖に無縁な至 極平和な生態系に属していたことの再認識であり、そうした先祖の有り様の 中に、今後の人類が進むべき道が指し示されていると感じたからである。 造化の神が、なぜ人の出自にサル族を選んだか?その理由は、サル族はほ とんどの種が、樹上にあって常にヒトが座った状態と同じように、脳を肩の 上に乗せるという上半身直立の姿勢を取り続けている。この姿勢は、脳の拡 大に耐える唯一の姿勢であって、もし四足歩行獣の脳がヒト属のように大き くなっていったとしたら、その重みに耐えるために頚椎および肩や首の筋肉 に過重な負担が掛かって、歩行そのものが出来なくなることは明白である。 もう一つサル族とほかの哺乳類との絶対的な違いは、樹上生活に適応する ために克ち取った、四肢の卓抜した「掴む」という機能ではないだろうか。 ヒトは、直立二足歩行に移行することで、後ろ足の掴む機能は失っていった か、それとも突然変異で後肢が長くなって樹上生活困難になったかして、お ずおずと地上に降りたって以来、恐ろしい世界で生き抜くために前肢での掴 む機能が、格段に進化していくことになったのだ。 常に食うか食われるか飢えるか飢えないかという、ぎりぎりの生活をして いる地上の動物と違って、樹上生活者は捕食者から隔離した樹上という空間 にいることで、頭脳の発展に役立つ手を用いる生活と、余剰時間を早くから かち得てきた。とはいえ、いくら脳が発達したといっても、樹上生活という 一種のニッチ空間、いわば袋小路にあっては、全体的な動物生態系から一歩 たりとも逸脱することが出来なかった。 その証拠にこの「木から落ちたサル」は、まことにもって非力であった。 幸か不幸か、木から落ちて地上での生活に適応していくことになったわれわ れヒトにはいい知れぬ僥倖があったと考える以外、生き延びてこられた理由 を探すことはまことに難しいといわねばならない。いま予想外の進化を遂げ ることで、かえってそれが重荷になっている感のある人類にとって、樹上生 活時代の生き様から学ぶべきものは多いのではないだろうか。 (次回につづく) 注: ここでは「サル族」としていますが、実際には尻尾のあるサルはモンキー、 尻尾のないサル=類人猿はエイプ(ape)と呼ぶのが正しい。 ******************************************************************* <中村のコメント> 日本に住む外国人の比率は圧倒的に在日コリアンが多い。在日コリアンに は、オールドカマーの1世からその子や孫の2〜3世、それと最近やってき たニューカマー併せ30万以上が居る。日本政府は、一定以上日本に住み、 犯罪歴のないものには帰化を認めている。 それでも帰化しないのは、日本が二重国籍を認めないからという説もなる が、それは建前論であって実際には今のままの方が得だからと言うことに過 ぎない。選挙権が欲しいのなら日本国籍を取ればいいだけ話である。では、 なぜ一部の政治家が参政権を与えようかと躍起になっているのか。多分パチ ンコに絡む権益と役得、新票田というもくろみ、それらに「人権」というオ ブラートをくるんでいるのだろう。 ******************************************************************* なぜ外国人に参政権か トラネコさん 縄文塾通信2月ー1の、奥中正之さまの「なぜ外国人に参政権か」への意 見です。 奥中さまは最初に日本とドイツの敗戦について、そのスタンスの違いにつ いて述べられています。その後の両国の敗戦国としての生き方は、連合軍の 占領政策でかなり異なると思います。 ドイツは米英仏ソの4カ国占領統治後、まもなく米ソ対立からベルリンの 壁による国土分断、そして東西冷戦に突入します。その状況下ですぐに米軍 の基地が国内に継続存置されます。日本も国土分断は免れましたが、東西ド イツ分断の翌年朝鮮戦争が勃発します。日本は米国一カ国の占領統治でその 後も米軍基地が存続します。 日本とドイツの敗戦後の状況で大きく異なるのは・・・ 1.日本は歴史始まって以来初の異民族支配を受ける。 ドイツは同じ白人国家に占領されたが、異なった人種や民族の支配では なく、いわば仲間内の支配といえる(アメリカもイギリスもゲルマン系 が主流)。 2.日本は歴史始まって以来初の世界を相手に大戦争を繰り広げ大敗北した。 ドイツは同じヨーロッパの国家間で幾度も戦争を繰り返し経験してきた。 戦争慣れしており、自国の歴史的には敗戦が珍しいものではない。 3.日本は一億総懺悔で国民すべてが戦争責任をかぶる方向性があったが、 ドイツはヒトラーとナチス党にすべての戦争責任をかぶせ、国民は被害 者という立場だった。 4.日本の米軍占領政策は、日本を白人国家に二度と逆らえなくするための 精神支配を強化するため、検閲と情報操作を徹底的におこない、米製憲 法を押し付けた。ドイツは教育制度はそのまま残し、憲法も自主的に国 民がつくり国防軍も常備した。 これらの4点の理由と日本人特有の謙虚さやお人よしな自虐性が、その後 の「三国人」と呼ばれる半島系民族による暴挙を許すことになるのです。 さらに悪いことに共産主義という「悪魔思想」が、資本家を打倒して平等 な労働者国家の樹立の幻想をふりまき、表向き反戦平和や人権擁護や民主主 義をかかげ国民の中に浸透していきました。 日本共産党は戦後再結成のときは半島系民族がかなりの割合で組織構成員 でした。共産党や社会党など日本を根本的に破壊し否定する団体と、半島系 の民族の利害が一致したのです。そしてこれらの党が日教組という狂気の集 団を作り、教育界へ浸透し在日系半島人のウソ・デタラメな歴史をはびこら せました。そして反日マスコミ朝日やNHKらがこれらのウソを新聞、TV で撒き散らしました 曰く・・・・ 日本は朝鮮半島を植民地にし、朝鮮人から徹底的に搾取し奴隷の扱いを した。在日朝鮮人は日本軍の強制連行でむりやり日本に連れてこられた。 戦時中朝鮮人は男は軍隊へ、女は「従軍」慰安婦へ無理やり行かされた。 戦後は在日朝鮮人は徹底的に日本人から差別され、いじめられた。 ・・だから、日本人の犠牲になった「可愛そうな被害者」在日を擁護すべ きだと。 縄文熟通信を読んでおられる諸氏はこれらが1000パーセントウソであ ることはご承知の通りです。しかし組合教師ばかりでなく、非組の教師でも これらがウソとは知らずウソのまま生徒に教えている人もいるのです。 現在在日は政治家に浸透し、自民党の一部議員(半島のハニートラップの 餌食?)と公明党とオール野党は、在日半島人の地方参政権を成立させるべ く頑張っています。 事実を知らないでこんな馬鹿を真剣にやってる政治家は無知蒙昧の馬鹿で す。事実を知っていてこんなことをやっているなら悪質きわまりない国賊、 売国奴です。一体いつから日本人はここまで馬鹿か売国奴になってしまった のでしょうか・・・・ 私は自民党は一度、いや二度目の下野をすべくお灸をすえようといつも思 うのですが、野党第一党の民主党が売国法案を掲げているのを見れば、また 今度の選挙も・・・ ******************************************************************* 金谷 武洋の『日本語に主語はいらない』 http://blog.goo.ne.jp/shugohairanai/ より転載しました。 <中村のコメント> 私は「兎追いしかの山」を、「兎美味し かの山」ではなくて「兎追い 鹿の山」だと思ってました。 最後の「日本語の間違い」は大笑いのご相伴…。こうしてみると、日本 語は面白いし奥が深い!? 金谷先生の最新刊”『日本語文法のナゾを解くー「ある日本語と「する」 英語(ちくま新書)”が出ました。ぜひご一読下さい。 ******************************************************************* 国語か 日本語か 金谷 武洋 我々が日本の学校で習ったときは「国語」だったのに、その同じ言語が外 国語として学ばれると「日本語」と呼ばれるのは何故だろう。これは国際化 時代の日本の言語として不自然ではないか、という声が次第に大きくなって きた。そう言えば、近年ベストセラーになった大野晋氏の『日本語練習帳』 (岩波新書:1999年)と斎藤孝氏の『声に出して読みたい日本語』(草思 社:2001年)は、日本人向けに書かれた本であるが両方とも「日本語」の方 を選んでいる。これも一つの時代の流れというものだろう。国内と海外での 日本語学習者数が百万単位で報告される世の中となったのだ。 2003年春には、さらに象徴的な出来事があった。発足以来半世紀を越え、 2500名の会員を抱える「国語学会」が名称を「日本語学会」と変えたのであ る。改称に先立って、学会のシンポジウムでは激論が交わされたそうだが、 結局会員の郵便投票の結果、決定された。新聞によれば、投票総数(1170票) の内、改称賛成が776票と過半数(66%)を占めたらしい。つまり2/3が 「日本語」派だった。 朝日新聞(2003年1月7日)によれば、こうした流れと並行して、日本の大 学も「国語・国文学科」から「日本語・日本文学科」に変えるところが目立 つそうだ。これでは「将来、国語辞典が日本語辞典になるかも」と記者が書 くのも無理はない。小中学校ではいまだに「国語」が定着しているが、これ まで研究者の「総本山」と見なされてきた国語学会が日本語学会と改称され たことの影響は大きいだろう。考えてみると、例えばここカナダでは、母語 であろうが外国語であろうが英語はEnglishだし、フランス語だってそうだ。 English(英語)はもともとEngland(英国)一国の言葉だったが、今や国境 を越えて他の多くの国の公用語(official language)(の一つ)となってい る。特にカナダやスイスの様に公用語が複数ある場合、英語やフランス語な どとそれぞれの言語名で呼ぶのが当然で、「国語」では何のことか分からな い。 さて、ここまでが枕である。今回は典型的な「国語の間違い」と「日本語 の間違い」を御紹介したい。言い換えれば前者が「日本人の間違い」で、後 者が「外国人学習者の間違い」である。前者はインターネットで見つけてき た。 先ず「国語の間違い」から。 慣用句の「流れに棹さす」や「役不足」「確 信犯」の意味を、日本人(大人)の何と60%前後が誤って理解しているとい う意外な事実が文化庁の日本語に関する最近の世論調査で分かった。この小 文をお読みの皆さんは大丈夫だろうか。せっかくだからこれはクイズとして、 正解は次回までのお楽しみにしよう。今回はそれとは別に、子供が童謡や唱 歌の歌詞を間違って解釈するという話題。(もしお心当たりがあれば、直す のに遅すぎることはありません) (1)「兎追いしかの山」の「追いし」。これは有名な例だが「美味しい」 と思って歌っている子供がいる。「し」は古語なのだから、分からないの も当然。 (2)「あした浜辺をさまよえば」の「あした」。「朝」が正しく「明日」 は間違い。 (3)「夕焼け小焼けの赤トンボ。おわれて見たのはいつの日か」 の「おわれて」。「(背)負われて」が正、「追われて」は誤。 (4)「しゃぼん玉飛んだ。屋根まで飛んだ」の「屋根まで」。これを「屋 根も一緒に」と、台風の歌だと思った子供がいたらしい。本当は作詞者の野 口雨情が、生まれてすぐ死んだ子供をしゃぼん玉に託した歌なのだそうだ。 そう聞いてみると「生まれてすぐにこわれて消えた」に悲しさが込み上げて くる。 (5)「仰げば尊し我が師の恩(…)今こそ別れめ」の「別れめ」。私は これを「別れ目」だと確信して大声で歌っていたが、これまた勘違い。最後 の「め」は何と古語の意志の助動詞「む」の已然形で「こそ」の係結びだと 知って驚いた。古語を知らない子供に正しく理解しろと言う方が無理なので はあるまいか。 続いて「日本語の間違い」。これは日本語教師の友人がEメールで送って きたものだが、ご覧の様に傑作揃いである。友人によると全て実例なのだそ うだ。 問:「あたかも」を使って例文をつくりなさい。 答え:冷蔵庫に牛肉があたかもしれない。 問:「どんより」を使って例文を作りなさい。 答え:私はうどんよりそばが好きだ。 問:「まさか〜ろう」を使って例文を作りなさい。 答え:まさかりかついだきんたろう。 問:「うってかわって」を使って例文を作りなさい。 答え:彼は麻薬をうってかわってしまった。 うーん、ちょっと出来過ぎている感じがしないでも。茶目っ気のある優秀 な学習者が作ったのかも知れない。あるいは作者は教師だったりして。真偽 はともかく、私は腹を抱えて笑ってしまった。日本語も笑いながら学んだ方 が学習効果がある。こんな傑作なら、間違いだって日本語教室でどんどん紹 介したいものだ。 ********************************************************************** <中村のコメント> 朝日(ちょうにち)新聞を取ってないので詳しくはわからないが、いまの 20代・30代の人がどんな本を読んでいるのか知りたかった。ただ「岩波」 に絞れば、似たような本ばかりかもしれない。 ここにある本の多くは、若いときに読んだ記憶があるが、さて「岩波」かと いうとどうも自信がない。それに内容もほとんど記憶がない。 わが書斎「電脳・音響・乱雑空間」には、岩波文庫はいたって少ない。 アンケートにあるのは 「武士道(新渡戸稲造)」くらいだ。例を挙げると、 ◎古事記 ◎日本書紀 ◎万葉集 ◎古今和歌集 ◎和漢朗詠集 ◎方丈記(鴨長 明) ◎奥の細道(松尾芭蕉)◎風姿花伝(世阿弥)◎学問のすすめ(福沢諭 吉) ◎魏志倭人伝、それに◎旧約聖書(創世記・出エジプト記) ◎コーラン くらいだ。 みんな読んだかって? 世阿弥は言った「秘すれば花」。まあ私の場合、 「言わぬが花」と言ったところだ。 ********************************************************************** 次代に伝えたい岩波文庫 月河 潔 朝日新聞が、おもしろいアンケートをとったので、いじくることにする。 「岩波文庫」(だけ)という切り口がよろしい。広告でよくやる “○○文庫の100冊“方式に、あきあきしていたのだ。 但し、内容にはいろいろあって、データ化にてこずった。(後述) (A)50才以上のグループ 順位 書名 著者 (訳者) 人数 % 1 きけ、わだつみのこえ 日本戦没学生祈念会編 2,064 18.5 2 吾輩は猫である 夏目漱石 ―― 1,538 13.8 3 こころ 夏目漱石 ―― 1,195 10.7 4 銀河鉄道の夜(*) 宮沢賢治 ―― 1,078 9.6 5 ファーブル昆虫記 J,H.ファーブル 986 8.4 (山田吉彦・林達夫) 6 武士道 新渡戸稲造(矢内原忠雄) 913 8.2 7 五輪書 宮本武蔵 ―― 882 7.9 8 戦争と平和 L.N.トルストイ(米川正夫) 868 7.9 9 アンデルセン童話集 H.C.アンデルセン(大畑末吉)812 7.2 10 罪と罰 F.M.ドストエフスキ(江川卓)797 7.1 (合計) (11,133)(99.2) (*)未読。持っていない。「注文の多い料理店」はある。 ファンタジーに頼っての主張は嫌いだ。 岩波がテクジュペリの「星の王子さま」を出していなくて よかったなあ。 (B)49才以下のグループ 順位 書名 著者 (訳者) 人数 % 1 こころ 夏目漱石 ―― 2,166 16.1 2 銀河鉄道の夜 宮沢賢治 ―― 2,150 15.8 3 吾輩は猫である 夏目漱石 ―― 1,695 12.6 4 きけ、わだつみのこえ 日本戦没学生祈念会編 1,640 12.1 5 ファーブル昆虫記 J,H.ファーブル 1,376 10.2 (山田吉彦・林達夫) 6 アンデルセン童話集 H.C.アンデルセン(大畑末吉)1,175 8.6 7 人間失格・グッドバイ* 太宰 治 ―― 970 7.2 8 罪と罰 F.M.ドストエフスキ(江川卓) 889 6.6 9 五輪書 宮本武蔵 ―― 685 5.1 10 平家物語** ―― ―― 666 4.7 (合計) (13,412)(99.0) * 持っているが未読。理由は(A)に同じ。但し角川文庫版 ** 持っていない。 (1)苦闘した箇所 新聞記事の注に断ってはあるが、複数回答分を「人数」は「1人」にカウ ントしているので、合計件数が冊数計と合わない。これに気付かずに%計 算をやったので、%計が100にならない。チェック再計算の末、前ペー ジの合計人数に修正した。私はベストテンの各書支持比率に興味があるの だ。 (2)翻訳者について 原書で読むわけではないので、訳者のウデ・クセで好ききらいが出よう。 私は訳者も記載すべきだと考える。手を焼いたのは外人さんのフルネーム で、訳書には殆ど省略してある。ハンス・クリスチアン・アンデルセンだ けは知っていたが、他は辞典の世話になった。日本人が英文で書き、矢内 原さんが訳した「武士道」も関心があった。 * ファーブル:Jean Henri Fabre * トルストイ: Lev Nikolayevich Tolstoy * アンデルセン:Hans Christian Andersen * ドストエフスキー:Fyodre Mikhailovich Dostoyevsky (3)私の蔵書について 50才以上と49才以下の両グループを通して、12冊の本ガベストテ ンに入り、うち10冊を私は持っていることになる。マジメでカタくて オモシロクない汚名をもつ岩波文庫だが、何とか表舞台に出て来たよう だ。 (4)このベストテンの読者たちについて 私もこのワク内に入るのだから悪口三昧をつくしてみる。この占有率から 浮かんで来るのは、「マジメで涙モロく(というより泣くのが好きで)根 気が強くて自我がしっかりしているヒト」だ。 * 全10冊の「昆虫記」、全4冊の「戦争と平和」など。 蛇足:私の蔵書のうち約半分は戦後の混乱期の出版。用紙・装釘ともあと あまり保たないようだ。 (H19.6.19 Z-001) ********************************************************************** 2月五行歌 ”しなやかに生きる” 幾田 篤 くよくよするのが 周りのせいにするな 人間と みんな 覚悟をきめれば 自分のせいだ くよくよせずに もっと 生きてゆけるかも しなやかに生きてみろ 期限切れの 「健康」の文字が 人生だ 気になる 楽しく 何もないのが 生きてやるぞ 順調な加齢 文句ないだろ! とも言えず なぜか 「おめでとう」と言うと 区切りや目盛りがなければ 「おめでとう」と 先へ進めない 返してくれる人が 時は休みなく いることが 流れているのに めでたい ********************************************************************** <縄文塾2月−2 編集後記> ********************************************************************** 食品業界が一段落したら今度は製紙業界、ついで印刷インキ業界へと飛び火 した環境基準偽装問題、これはどう見てもおかしい。本来自由競争であるべき 市場経済の世界に、官僚主導の統制経済を押しつける図は、まさに異常であり 敢えて言えば「環境ファッショ」である。 本来なら品質の良いピュアな原料を使用として褒められるべきところ、不純 なモノを使わないと言って罰するなど、ゴリ押しで筋の通らない悪法と断じる べきである。なにしろ再生紙を混ぜると高くなること自体、このリサイクル自 体どこか無理のある変な話ではないか。 無理を重ねての環境対策では、いつか破綻するだけである。ここは御用学者 の声だけでなく、幅広く公平な意見を吸収すべきではないか。 ここでもまたマスコミの批判になるが、最近お上サイドの通達を鵜呑みにし て、ステレオタイプの「企業悪者論」ばかりでは、あまりに芸がない。マスコ ミの本来の仕事は、「なぜこうした行為が多発するのか」「無理な規制が求め られてはいないか」などを精査した上で、「本質的に正しい判断」を、勇気を 持って提言することではないのか。 (中村) ********************************************************************** <縄文塾告知板> ********************************************************************** 2月「風の集い・ひろしま」 町田宗鳳のトークとミニ瞑想、 そして参加者同士の語り合い 木調で清々しく、眺望抜群です。 町田宗鳳:広島大学大学院総合科学部研究科教授 ◎日時 2月16日(土)午後15時〜17時 (開場 午後14時30分) ◎場所 新光広ビル12階「空檜」〜「寺町」 電停徒歩3分木調で清々しく、眺望抜 ◎当日1,500円/一般、1,000円/学生 ◎事前申込はいりません、風のように来てください ◎問い合わせ先 佐伯まで TEL(FAX) 082-271-0769 E-mail:saiki5@ccv.ne.jp 又は SaikiM@hai.co.jp * * * * 鈴木秀子先生講演会 ◎演 題:「本当の自分を生きる」 〜変えられるものを変える勇気〜 ◎日 時:平成20年2月17日(日)PM14:00〜15:30(開場 13:30) ◎講師略歴: 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ハワイ大学、スタンフォ ード大学で教鞭を執る。 聖心女子大学教(日本近代文学専攻)国際文学療法学会会長。文学博士。 国際コミュニオン学会の名誉会長。コミュニオン会のスピリチュアル・ リーダー 著書: 「愛と癒しのコミュニオン」(文春新書)「愛と癒しの366日」(海竜社)、 「9つの性格」(PHP研究所)「奇跡の人智ちゃんの光り」(講談社)… ◎場 所:広島工業大学(広島校舎) 501号会議室 広島市中区中島町5-7 Tel:082-249-1251 ◎主 催:NPOコミュニオン広島支部 ◎後 援:積極人間の集い・縄文塾・Plus Square ◎聴講券:2000円 ◎連絡先: 佐藤博子 佐伯宏美 Tel:082−888−0476 Tel:082−271−0769 携帯:090−9467−8267 携帯:090−2000−1775 ********************************************************************* 「正かなづかひの會」趣意書と入会のご案内 <下記をクリックして下さい> http://joumon-juku.com/mail_maga/2007_12_15.pdf 関心のある方はぜひご協力下さい (中村) ********************************************************************** 広島大学の町田 宗鳳先生(比較宗教学)は、イエローハット 会長鍵山秀三郎さんのトイレ掃除に共鳴され、この度 <第一回広島大学「世界平和はトイレ掃除から」運動>を開催する ことになりました。 詳しくは以下アドレスへ、 佐伯 昌昭様 SaikiM@hai.co.jp 町田 宗鳳先生 soho@hiroshima-u.ac.jp ********************************************************************* 名にし負う粗忽男中村です。懲りもせず「脱字・誤字・変換ミス…」 多発のこと、陳謝!多謝!深謝!「笑って許して」下さい。(中村) ********************************************************************* ◎縄文塾HP: http://joumon-juku.com/ ◎中村忠之の電子書籍集「城門への道」 ‘the Road to the Castle Gate’ http://joumon-juku.jp/ ◎気ままに、気楽に更新中!「縄文ブログ」 http://joumontn.jugem.jp/ ◎ご意見・ご感想・ご寄稿はこちらから nakamura@joumon-juku.jp * * * * <フレンドリー・メルマガ> 中村の文章ほかを適宜紹介いただいております ◎「日本の再興」―日本戦略の研究会 http://blog.mag2.com/m/log/000091303/ ◎WEB 熱線(アジアの街角から) http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html <推奨メルマガ> ◎「日本戦略の研究会」及び「21世紀研究会」 「良い国日本の進路」 http://blog.mag2.com/m/log/000173950/ ◎わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm ◎国際派日本人養成講座 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/ ◎「クライン孝子の日記」 http://www.takakoklein.de/ ◎「花岡信昭メールマガジン」 http://www.melma.com/backnumber_45206/ ◎平河総合戦略研究所メルマガ ☆甦れ美しい日本☆ http://www.melma.com/backnumber_142868/ ◎「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 http://www.melma.com/backnumber_45206/ ◎軍事情報 http://www.mag2.com/m/0000049253.html ◎明快!森羅万象と百家万説の系譜 http://homepage3.nifty.com/ladybird/hp2/ ◎【世界の新聞「101紙」の視点】 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