2008/02/01
縄文塾通信 2月-1(287号)
****************************************************************** ◎本通信は、(原則)毎月5日に1回程度配信いたします。 ◎特別号は、特定テーマを中心の構成です。 ◎転載は歓迎いたしますが、出処だけは明記下さい。 ◎臨時号は、他推奨メルマガ・ブログからの転載が中心です。 ****************************************************************** 縄文塾通信 <2月−1(287号)> 縄文暦12008年2月1日 編集・発行人《縄文塾》中村忠之 縄文塾ホームページ http://joumon-juku.com 「縄文塾通信」メルマガ登録は http://www.mag2.com/m/0000184916.html ******************************************************************* <2月−1(287号) 目次> ******************************************************************* ◎どなたか教えて下さい 「円高で何が悪い!」 中村 忠之 ◎なぜ外国人に参政権か 奥中 正之 ◎DNAからみた日本人のルーツ (1) by 日本のお姉さん ◎「武器輸出禁止政策」を考える トラネコ ◎楽園ニュージーランドの現実 石川 洋 ◎なぜ外国人に参政権か 奥中 正之 ◎編集後記 中村 忠之 ◎縄文塾2月告知板 ******************************************************************* どなたか教えて下さい 「円高で何が悪い!」 中村 忠之 何故か日本政府と日銀は、日本通貨を円安誘導して低金利政策に固執して いる。サブプライム問題で、世界同時大幅株暴落に遭遇したが、サブプライ ムの被害のもっとも少なかったと言われる日本が、なぜ最も大きい株安を演 じなければならなかったか。その辺りにも、大きなヒントが隠されているよ うな気がしてならない。 国の力を示す「円高」では何故いけないのだろうか? 通貨の実力が低い ことは、自分から「日本という国は駄目ですよ」と言っているようなもので はないのか? 政府や日銀が自分の国の力に自信が持てないようでは、自国 の好調な会社の株式さえ、国民がそっぽを向いたとしてもなんら不思議では ない。そんなに日本の実力は低いのだろうか? ご存じのように、いままで為替が円高に振れようとする度に日銀が為替介 入して来た。なぜなのか素人には全くわからない。どなたか是非ご教示いた だきたいものである。そのたびに投入したお金(元々国民のものである)は、 ドブに捨てたようなものである。また今回の株安でも、(短期で見ての話だ が、)大きな国富の喪失ではないのか。 うち続く低金利は、日本人の預金を(好むと好まざるとに関わらず)海外 金融商品に流出している。なぜならば、海外投資家は日本で低金利の資金を 調達し、しかも日本の金融界には、国産の儲かる金融商品を売り出す力がな いから、否応なく海外の金融商品を取り扱う羽目になる。バブル崩壊後、多 くの学ぶべき時間を持ちながら、いまだに日本の銀行が持参する金融商品が 外国産いうのでは、あまりに寂しい。 しかも継続される日本の低金利政策によって、日本で資金を調達した海外 投資家は、それを日本に投資するのでなく、原油取引きや、バイオ・エタノ ールの原料である穀物市場に投資している。しかして日本は、自らが招いた 観のある高い原油と穀物を輸入するという、まさに自縄自縛の有様ではない か。なぜこうまでして円安を求め、低金利政策を続けるのかさっぱりわから ない。 「日本は輸出立国だから、1円ほど円高になれば自動車産業や電機産業1 つの企業で、○○億円の損害が出る」など、日本の新聞はヒステリックに書 き立てる。本当にそうか。 ところが実際には、自動車は海外生産が非常に進んでいる業界であり、 直接円高が作用する部分は大いに軽減されている。自動車業界ほどではいが、 家電業界でも海外進出が多く、むしろ海外基地から日本へ逆輸入というケー スも多い上、実際に海外調達の部品も多い。しかもこうした大企業は、平素 より先物で為替のヘッジを抜かりなく行っているではないか。 しかも多くの識者が「日本は貿易立国」だというのだが、決してそうでは ない。以下のデータを見れば、先進国の中でも、むしろ貿易比率が低い国柄 だと言うことがわかる。 たとえば日本は、──いささか古いデータだが──1998年度約7・3億 トンという輸入の総重量に対し、約7分の1である1・1億トンの輸出量し かない。金額的にみれば6倍以上、輸入時における平均トン当たり約6万円 の原材料を、平均40万円以上という高付加価値製品に造り上げて輸出して いる。 それだけではない。*2004年貿易比率を見ると、低い順に 順 位 国名 輸出比率 輸入比率 1 アメリカ 7% 13 % 2 日 本 12〃 9.7〃 3 オーストラリア 14〃 18〃 4 イギリス 16〃 21〃 5 イタリア 21〃 21〃 6 フランス 21〃 22〃 7 カナダ 31〃 28〃 8 ドイツ 33〃 26〃 9 中 国 36〃 34〃 10 韓 国 37〃 33〃 *唐津一著『日本のものづくりは日本一』より 円高になれば(多少のタイムラグはあれ)当然原料や原油などの価格が安 くなる。トータル的に見ると、大量輸入して少量輸出している日本の場合、 国内消費分を考えると、円高の方が圧倒的に有利だと思うのだがどうだろう。 いままで日銀は、為替介入によってどのくらい国富を失ってきたのか、そ れを追求したという話を誰も聞かない。さてこうしたカネは、そのまま消え てしまったのか、あるいはどこかから返ってくるのか。どなたかこれも教え て欲しい。こうした為替参入に背後には、どこかとの密約とか、ある裏の組 織からの圧力でもあるのか。 また日本が、金利を高めに誘導することで、原油や穀物に対する狂ったよ うな投機がいくらかでも沈静化すればしめたものである。預金金利が上がれ ば、預貯金だって増えてくる。したがって「郵貯の民営化によって日本のカ ネが海外流出する」という危惧も和らぐというメリットもあるではないか。 さて以上素人の「円高肯定論」、どなたかぜひ適切な回答をご教示を賜り たい。 ******************************************************************* <中村のコメント> 古くからの塾友奧中氏は、ヨーロッパ・チャイナでの長い勤務経験を持つ 方である。その豊富な折衝経験と見聞から語る言葉は重くて深いものがある。 在日コリアンを中心にした永住外国人住民に、地方自治体の選挙権を与え ようという動きは、自民党の一部から公明党、そして民主党まで拡がってい る。問題は一度垣根をくぐると、次は国政選挙までなし崩しとなる公算が大 きい。 どうしても選挙権が欲しかったら帰化すればよい。それだけのことである。 誰でもわかる理屈なのに、一体何が目的で軽率な行為を取ろうというのか。 かたくなに反日の言動をとり続ける韓国。拉致という非人道的な行為をし て恥じぬ北朝鮮の態度を考えるだけで、この動きの「おかしさ」はわかると いうのに…。 ******************************************************************* なぜ外国人に参政権か 奥中 正之 日本は国家主権を保持して停戦に応じたのであるが、ドイツは国家の最高 権力者だったヒトラーが自殺するという悲劇の下で敵国の軍事進攻に完敗す る形で敗戦を迎えた。敗戦下におて、日独は全く異なった状況にあった。 しかし戦闘を停止した後で、米国が巧みに仕掛けた占領政策によりその後 60年間、日本国民はバックボーンを抜かれたまま唯唯諾諾として経済復興 の美酒に酔ってしまった。 戦いの歴史にもまれ。鍛えられていたゲルマン民族は大和民族よりもはる かに不利な状況の中で、自分を失わず国際政治場裏においてその地歩を営々 と築いてきた。 その結果の一つが、自国内に居住する外国人に関する取り扱い姿勢の違い であろう。 ドイツでは、帰化しなければ参政権は得られない。これが世界の常識であ る。 これに対して、日本では多くの政治家が何を考え、何を狙っての仕儀かは 分からないが、帰化しない外国人に参政権を与えることに熱心である。特定 の利権を狙ってのことと推察されるが、根本的には多くの日本人が国家観を 喪失していることにあると考えている。 * * * 民主党の「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推 進する議員連盟」の第1回総会が開かれた。 ■衆院議員(29人) 赤松広隆、泉健太、岩国哲人、岡田克也、奥村展三、小沢鋭仁、金田 誠一、川端達夫、郡和子、小宮山洋子、近藤昭一、佐々木隆博、末松義 視、仙谷由人、筒井信隆、津村啓介、中川正春、西村智奈美、鉢呂吉雄、 鳩山由紀夫、平岡秀夫、藤井裕久、藤村修、細川律夫、前原誠司、三井 辨雄、三日月大造、横光克彦、横路孝弘 ■参院議員(36人) 家西悟、犬塚直史、一川保夫、大島九州男、小川敏夫、岡崎トミ子、 加賀谷健、神本美恵子、川上義博、今野東、佐藤泰介、工藤堅太郎、武 内則男、谷博之、谷岡郁子、津田弥太郎、ツルネンマルテイ、千葉景子、 轟利治、友近聡朗、中村哲治、那谷屋正義、白真勲、藤末健三、藤谷光 信、松岡徹、室井邦彦、藤田幸久、藤原良信、前田武志、増子輝彦、松 野信夫、水岡俊一、梁瀬進、山下八洲夫、横峯良郎 ******************************************************************* ☆ 月 曜 版 ☆ ≪ WEB 熱線 第973号 ≫2008/01/28_Mon 日本のお姉さんのアジア! より http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html <中村のコメント> 硬軟併せ持つ人気メルマガ「WEB 熱線」の中の硬派代表「日本のお姉さん」 の「DNAからみた日本人のルーツ」、縄文人に絡む文章とて、早速転載し ました。長文ですので勝手に2分割しました。 お気の毒にも?お酒が飲めない人が私の周辺にも大勢います。大体北九州 から中国地方・近畿一円に弥生の血が色濃く、それ以外の南九州・四国の土 佐、関東以北、特に東北というはお酒が強いので定評があり、やはり気の毒 な人は江南から来た弥生の血を受け継ぐ人たちに多いのでしょう。 ブライアン・サイクスという人類遺伝学者の書いた『イヴの七人の娘たち』 にも、ヨーロッパの人たちのルーツは、「約20万年前のアフリカで生まれた、 「ミトコンドリア・イヴ」から分かれた7人の娘たちに行き着く」というもの です。考えてみれば、分子生物学って怖いですねぇ。 <お礼> なお光栄にも、超有名な≪ WEB 熱線 ≫紙から「フレンドリー・メルマガ」 に指定いただきました! 最近の読者増もそのお蔭、心より感謝致します。 ******************************************************************* DNAからみた日本人のルーツ (1) by 日本のお姉さん 1991年に、アルプスのイタリア・オーストリア国境の海抜3210メート ルのエッツイ谷で、ミイラ状の凍死体が発見された。発見したのは、ある登山 家夫婦で、遺体はなんと、放射性炭素法による年代測定で判明した結果、53 00年前の人間だった。紀元前3300年から3200年の人間が、なんらか の原因で氷に閉じこめられて眠っていたのだった。 持ち物や花粉や、肩に刺さった矢尻の素材から判断して、春に長旅をしている 途中に、同族の人間に後ろから矢をいかけられ、肩の傷が元で出血死したらし い。 地元のマスコミがエッツイと呼んだこのアイスマン(=氷河人)は、草を詰めた 毛皮の靴をはき、皮の服を着て、木と板でできたリュックを背負い、作りかけ の弓矢や火打ち石と、カイロのようなものまで持っていた。 アイスマンの場合は、普通のミイラと違って、1細胞中に数千コピー存在する ミトコンドリアDNAは増幅可能だった。ーーーミトコンドリアDNAの16 000番から16500番程度までの塩基配列が、PCR法で増幅・検出でき たのだ!! アイスマンのミトコンドリアDNAの塩基配列が特定できたので、各地域の住 民のミトコンドリアDNAの同じ領域と比較して、アイスマンの人種の推定を 試みたら、アルプス地方では72人中1人のミトコンドリアDNAがアイスマ ンと同じ型だった。 つまり、アイスマンは北部ヨーロッパ人に近い人だと分かったのだ。 ミトコンドリアDNAは、同一地方の同一民族内でも多数の型が存在するので どの地方がアイスマンの型と何塩基が異なるかと平均値を探したところ、最も 差が小さいのは、アイスマンが発見されたアルプス地方のエッツタール渓谷の 住民だった。 人間を含む生物で、有性生殖で子孫を残すものは、2組の線状染色体を持つ。 この2つの染色体(二倍体 diploid)は、両親の生殖細胞(精子と卵子)の結合で できる。ハプロタイプとは、この染色体の片方の親から受け継いだDNAの組 み合わせを表す。 このアイスマンを、DNA検査によって得られたハプロタイプに分けてみると "K"というグループに属する。 人間の男性に存在するY染色体は、必ず男性の親から受け継いでいくので、Y 染色体を追っていけば父系調査が可能になる。ーーー染色体以外にも、細胞内 小器官であるミトコンドリアは、独自にDNA(=mtDNA )を持つ。こちらは必 ず女性の親から受け継がれるので、母系調査の決め手となる。 ハプロタイプの違いを元に人間を集団に分けた場合、類似のハプロタイプを持 つ集団をハプログループ(Haplogroup)という遺伝的集団と定義できる。それで どこの地域にどんなハプログループが存在しているかを調べると、人間の移動 の歴史を調べることができる。 アイスマンのミトコンドリアを調べると、「母から子へのみ遺伝する遺伝子」 によって、母系の子孫に限るが、アイスマンと同じ血を引く子孫が欧州各国に 相当数生存していることが分かった。 地元アルプスに止まらず、ドイツ・フランス・イギリス等、西・中央ヨーロッ パ各国に、同じ遺伝子を受け継ぐ子孫が多く生存しているそうだ。アイスマン の子孫は、どうも、かつてケルト民族が分布していた地域に多いようだ。 今は、フランス語・英語・高地ドイツ語をそれぞれ話しているが、アルプス人 種の大半は、ある時期ケルト語化していたらしい。タイプKは、アルプス南斜 面地帯以外にも、アドリア海周辺や、中欧、北欧にも広がっている。 そんなふうに、日本人のミトコンドリアDNAからルーツを調べていくと、 日本人の先祖は、北京原人でもジャワ原人でもホモエレクトゥスやネアンデル タール人でもなくて、10万〜20万年前にアフリカで生まれた二人の男と女 だ。最初の人類がいたエデンの園は、アフリカだったということがDNAを調 べることによって分かった。ーーー人類、みな兄弟というのは本当なのだ。 ある何百人かのグループがアフリカを出発し、6万〜7万年の間に世界中に広 がったのがわたしたちなのだ。あるグループはヨーロッパに向ってヨーロッパ 人になり、他のグループがオーストラリアに向かってアボリジニーになったの だそうだ。 人類が、アフリカからアメリカ大陸の南東部にたどりついたのは、ほんの1万 2000年前のことなのだ。 日本人の中でも16種類ほどのハプログループがあって、一番多いのはD。 しかも、Dの中でも、D4・D5が4割を占めている。このハプログループは 中央アジアから東アジアに大勢いるグループで、朝鮮半島やチュウゴク北東部 にも3割、4割ほどを占めている。ーーー日本人の中で2番目に多いのは、ハ プログループBで、4万年前にチュウゴク南部から来たグループ。 お酒に弱い人は、ALDH2という遺伝子の変異型を持っており、極東アジア にしかこの変異型はいないそうだ。しかも、チュウゴク南部から離れるほど、 お酒に弱い人は少なくなる。だから、日本人でお酒に弱い人は、もしかしたら チュウゴク南部から来たグループかもしれない。 日本人の中には、N9aというハプログループがいる。東南アジアや漢民族に 多いグループだそうだ。 このグループは、ヒマラヤ山脈を越えて東アジアに来たらしい。ただし、これ は母親から受け継いだタイプで、父親は全然違うグループに属していても不思 議ではない。 日本人のハプログループのほとんどが、日本だけでなく東アジアに大勢いるの で、日本人のルーツとは、東アジアのルーツと同じということになる。 DNAで人間を分類すると、白人・黒人・黄色人種という見かけとは関係なく たった4つのグループに分けられ、その内、3つがすべてアフリカ人で占めら れるそうだ。つまりアフリカ人の持っている遺伝子の歴史は長いということ。 白人・黒人・黄色人種は、全部残りの1タイプの中に入ってしまう。 だから、アフリカ人が死ぬということは、人類の遺伝的多様性が消えるという ことなのだそうだ。 (この項つづく) ******************************************************************* <中村のコメント> まともなことをまともに言ったら「クビ」というのが、この国家の有り様 でした。西村真悟さんの「原爆論議」に触れただけで過剰反応した時よりは、 最近少しはマシになったが、それでも陰に陽に(一部を除いて)「マスコミ =増すゴミ」の執拗な嫌がらせは続いています。 もともとこの「武器輸出3原則」は、共産国家に対する適用だったものが、 三木内閣の時に、なぜか全面輸出禁止にすり替えられたものです。 加えて日本の民需工業技術が、何時しか軍需に置き換えられるようになっ たこともあって、従来の枠組みでは対応できなくなったこともあります。 なお日本の防衛産業ですが、なぜ500ドルのアメリカのMー16ライフ ルを採用せずに、30万円という国産ライフルにこだわるのかという課題も あります。 年間予算5兆円弱と、GDP比1%を割り込んでいる防衛費、新たに総額 1兆円というミサイル・ディフェンスを導入するという時、ここらで今の防 衛関連製品のすべてをオープンにして、無駄を徹底的に洗い出し、よりよい 道を選択する時期ではないでしょうか。 キャッスルゲイトHPの『平和に発した日本技術論』<第3章> 参照。 <http://joumon-juku.jp/gijyutu/03.html> ******************************************************************* 「武器輸出禁止政策」を考える トラネコ 「縄文塾通信1月特別号ー2」で、大礒正美さまの「防衛汚職を生んだ過 度の武器輸出禁止政策」を読んで感じたことを書かせていただきます。 日本はたった1国で世界を相手にした世界大戦の大敗北で戦争アレルギー になってしまい、戦争に関するものはすべて禁止、タブー視する傾向が戦後 顕著になりました。これは占領軍政策のウォー・ギルト・インフォメイショ ン・プログラムの影響と、戦後の共産主義に絡んだ労働、平和、教育の各運 動によって促進した側面が強いのです。この傾向は左翼勢力が衰退したとは 言え、現在でも大きな思想的流れになっております。 武器輸出三原則に限らず、例えば大学で「軍事科目」が全くない国は世界 的にも珍しく日本には防衛大学校以外には学部はおろか学科も講座もないと 聞きます。国際政治における国家の力とは、「経済と軍事」であるのは世界 常識です。しかも国防という国家の要にあたる重要な学問も「戦争に繋がる」 からなのか、国公立大学から私立大学まで学部も学科も置きません。おそら く他の国々から見ると日本は実に奇妙な国に映るのではないでしょうか。 国家の防衛に重大な足枷をはめている「憲法9条」の改正についても、こ の10年くらいでようやくというか、やっとこさ憲法調査会という「話し合 いの場」が国会に出来ました。以前は憲法改正を話し合うどころか、口に出 しただけで大臣の首が飛んだことも何度かありました。 かなり前ですが、旧自由党の西村真悟議員が防衛庁長官就任時に週刊誌の インタビューで「日本も核武装についての議論をしてもいいのではないか。」 と感想的意見をのべただけで、朝日という売国新聞や、半島人が党首の左翼 政党などがヒステリックなまでに西村叩きを展開し、西村議員を長官の座か ら降ろしてしまいました。彼らは話し合うことも否定する反民主主義者だと いうことがこれでわかります。左翼政党とは全体主義者、ファシストなので す。 左翼マスコミ(NHKも含む)は、既にミニ政党に堕し国民の影響力も殆 どない左翼政党を未だに担ぎ出し、「国防=軍事=侵略戦争」というステレ オタイプの主張を「世論の声」として撒き散らし国防を健全な視点でとらえ ることを否定しています。 国防を口に出来ない国民的な空気を醸成する機械がマスコミなのです。こ の「空気」が国会にも、省に昇格した防衛省にもいまだ濃厚に横たわってい るのです。またこの前の「沖縄の11万人集会」も県民が批判の声を上げら れない空気を地元の2大偏向マスコミが必死で作りだしているのです。まさ に「増すゴミ」です。 深田祐介氏の小説「戦争商人」ではトヨタの営業マンが南米の軍事政権に ランド・クルーザーを売り込みに行く苦労談が出てきます。ランクルなど4 WD車は機関銃座や対戦車用ロケット・ランチャーを取り付ければ簡単に軍 用ジープに変身します。実際大礒さまの論文にも出てきますが、民政品の軍 事転用など日常茶飯事であります。以前アフガンのタリバンが秋葉原の電気 店街で、時限爆弾用の部品などを購入しているというニュースをTBSの報 道特集でみました。また直接武器にならなくても日本製のGPSや通信機器 などは戦闘行動には大いに役立つでしょう。 さらに違った角度から考えますと、日本近海を航行する何百というフェリ ーは使用目的を軍事転用すれば、大量の軍用車両や兵員の輸送船に簡単に変 身します。ある意味から日本の潜在的軍事能力は、半島国家を震えあがらせ るに十分なものがあるのかもしれません。それゆえ半島人の左翼政党やそれ に連動する平和団体や労働団体、さらに教育団体は、日本人の国防意識をゆ がませたいのでしょう。 日本は軍事に関して、ハード面ではすぐに軍事大国になる能力は持ってい ますが、ソフト面では自国の国防すら不完全な、実にアンバランスな「先進 国」です。私はこのような政治家からマスコミ、教育者などの不健全な軍事 や国防に関する国民感覚のほうが、とても国家として危険だと思います。真 面目に国防を考え、議論しあってこそ誤った戦争を回避できるのだと思いま す。 また武器輸出など大いにやるべしです。実際小国スイスが武装中立の「平 和国家」でも、優秀な武器開発と輸出で莫大な外貨を稼いでいるの周知の事 実です。飛行機搭載型の強力なガトリング・ガンや装輪装甲車「ピラーニャ」 などは、アメリカ・カナダを始めNATO軍も輸入している「売れっ子商品」 です。スイスを見習えといっていた左翼政党ですから、日本も大いに見習い ましょう! 日本も優秀な武器開発と輸出をすることで、アメリカべったりのライセン ス生産依存状態から脱し、優秀な武器を逆にアメリカへ輸出できれば経済的 にも足元をすくわれることもなくなるでしょう。 日本は十分に世界トップの武器開発能力はありますし、現に90式戦車は 世界戦車ランキング第2位という地位を世界の軍事専門家から貰っています。 さらに、あわせて軍事に真面目に国が、国民が取り組む意識を持てばアメ リカとも対等な安保条約を持つことが出来るでしょう。そうなればお隣の常 軌を逸した軍事大国や、まともな話し合いなど出来そうにない狂気の半島国 家にも舐められずにすむでしょうね。 ******************************************************************* <中村のコメント> 石川さんは著名総合商社からIターンして、岩手は民話の里「遠野」で 農林業に従事しています。ブルーベリーは、ご当地一の耕作面積だと言われ ます。この度ブルーベリー と羊産業関連の視察にニュージーランドを訪問さ れました。さて「最後の楽園の一つニュージーランドの現状とは…。 中村のキャッスルゲイトHP『森と人の地球史』<第六章 移動していっ た西洋文明ー新大陸エレジー> <http://joumon-juku.jp/mori&hito/063.html> の最後の部分、『地上の楽園ニュージーランド…光と影』を併せてご覧下さ れば幸甚です。 ******************************************************************* 楽園ニュージーランドの現実 石川 洋 ブルーベリー、羊産業の見学を兼ねて、ニュージーランドに行って参りま した。 さてニュージーランドですが、驚いています。一般に言われる楽園、 とは違った印象でした。 緑ししたたる大地に無数の羊・・・・、 がイメージでしたが、夏なのに、放牧場は 枯れ草ばかり。グリーンのところは スプリンクラーで放水している。 大地は、石ころだらけで、解りやすく言えば 「草しか生えない荒地」。 それもそのはず、降雨量が、年間400ミリ程度で、 バクテリアも繁殖せず、土地に有機質が乏しい。 (ただ、西海岸は少し違うらしいです。) 穀物に適していないので、食料確保が難しく、 人口:420万しかないのは、これが原因。 環境保持のために人口を押さえているのではなく、増やせなかった。 かって7千万頭居た羊は、今4千万に激減。 理由は羊毛の値下がり。一頭当たり、年間1200円程度。 羊の代わりに、酪農をオランダ人が持ち込み、かなり増えている。 オランダの酪農は周辺の海が排泄物で汚れ過ぎ、 継続が難しい? 自然保護は立派。原始林が残っているが、マウントクック周辺も含めて 山には、樹木がほとんどない。 理由はわかりませんが、自然林に蔓類が少ない。 山が荒れる原因の一つは、これら蔓ものが、樹木を覆い 倒すことですが・・・。 現在の主産業は、ツーリズムと金融。 特に金融は、一日が最も早く始まることを利用して、 相場をリードをしている。例えば、朝一で、日本向けに 相場のフェイントを出す。日本人が下手に反応するとシンガポール、 ロンドンなどと協力して挟み撃ちにするなど。 HSBC など大手がヅラリと店を出していました。 楽園の話がとんでもないところに来てしまいました。 「ニュージーランドは楽園、夢の国」 と思って居られる方々のイメージを壊し、 貴重な貴誌が読者にネガティブな印象を与えないか、心配です。 楽園の要素も十分です。 治安は良く、ボランティア精神も発達していて、 遊ぶにはベストでしょう。 巨泉氏のみやげ物屋が繁盛していました。 ニュージーランドの荒野を車で移動しながら、 山々の樹木のお蔭で灌漑が、そして、稲作が可能になって、 人口が増え、国力がつき、今の日本があります。と同時に、 「村社会」も出来て自由な発想が困難になった・・・・。 ついこんな感慨が脳裏をかすめて過ぎ去りました。 ********************************************************************** <縄文塾2月−1 編集後記> ********************************************************************** またまた「毒入りギョーザ」。 毒入りダイエット食品、毒入りペットフード、 パナマ毒入り咳止めシロップに毒入り歯磨き…。一体チャイナはどうなっている のか。我が家では、とっくに中国産食品はストップしたのだが、実際には加工品 添加物やサプリなどまでは気が回らない。必ず日本人検査官を常駐させるのは…。 今度は現地で毒殺事件が起きる!? 今回の事件では報道の遅れが被害を増大さ せた。最近の日本は何処も彼処もたるんでいる。 やはり朝青龍は強かった! 白鳳との一騎打ちは迫力があった! マスコミに しろ、いっぱしの識者顔をしてきた人たちにせよ、いろいろ勝手にほざいていた が、朝青龍のいない相撲なんて…、土俵上で迫力のある相撲が一番、観客が一番 よく知っている。国技だと言っても、ガイジンさん抜きでは成り立たない以上、 細かいことにいちいち目くじら立てて。お客様が一番よく知っている。 大阪府知事選、橋下さんが圧倒的な差で当選。まあタレントと言っても、横山 ノックとは違うだろう。東国原さんの例もある。5兆円という負債を自ら背おっ た橋下さん、ここでも官僚の厚い壁がある。まずは健闘を祈りたい。 さて「ガソリン国会」とか「つなぎ法案」とか、「政策無くて政局有り」本当 に困ったものだ。「造反者は議員離職せよ」と言った菅さん、さて拳の下ろしど ころは…。25円引きか9000億円の地方交付か、貴方ならどっち?! (中村) ********************************************************************** <縄文塾告知板> ********************************************************************** 鈴木秀子先生講演会 ◎演 題:「本当の自分を生きる」 〜変えられるものを変える勇気〜 ◎日 時:平成20年2月17日(日)PM14:00〜15:30(開場 13:30) ◎講師略歴: 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ハワイ大学、スタンフォ ード大学で教鞭を執る。 聖心女子大学教(日本近代文学専攻)国際文学療法学会会長。文学博士。 国際コミュニオン学会の名誉会長。コミュニオン会のスピリチュアル・ リーダー 著書: 「愛と癒しのコミュニオン」(文春新書)「愛と癒しの366日」(海竜社)、 「9つの性格」(PHP研究所)「奇跡の人智ちゃんの光り」(講談社)… ◎場 所:広島工業大学(広島校舎) 501号会議室 広島市中区中島町5-7 Tel:082-249-1251 ◎主 催:NPOコミュニオン広島支部 ◎後 援:積極人間の集い・縄文塾・Plus Square ◎聴講券:2000円 ◎連絡先: 佐藤博子 佐伯宏美 Tel:082−888−0476 Tel:082−271−0769 携帯:090−9467−8267 携帯:090−2000−1775 ***************************************************************** 「正かなづかひの會」趣意書と入会のご案内 <下記をクリックして下さい> http://joumon-juku.com/mail_maga/2007_12_15.pdf 関心のある方はぜひご協力下さい (中村) ******************************************************************** 広島大学の町田 宗鳳先生(比較宗教学)は、イエローハット 会長鍵山秀三郎さんのトイレ掃除に共鳴され、この度 <第一回広島大学「世界平和はトイレ掃除から」運動>を開催する ことになりました。 詳しくは以下アドレスへ、 佐伯 昌昭様 SaikiM@hai.co.jp 町田 宗鳳先生 soho@hiroshima-u.ac.jp ******************************************************************* 名にし負う粗忽男中村です。懲りもせず「脱字・誤字・変換ミス…」 多発のこと、陳謝!多謝!深謝!「笑って許して」下さい。(中村) ******************************************************************* ◎縄文塾HP: http://joumon-juku.com/ ◎中村忠之の電子書籍集「城門への道」 ‘the Road to the Castle Gate’ http://joumon-juku.jp/ ◎気ままに、気楽に更新中!「縄文ブログ」 http://joumontn.jugem.jp/ ◎ご意見・ご感想・ご寄稿はこちらから nakamura@joumon-juku.jp * * * * <フレンドリー・メルマガ-> 時に触れ、中村の文章を掲載いただいております ◎「日本の再興」―日本戦略の研究会 http://blog.mag2.com/m/log/000091303/ ◎WEB 熱線(アジアの街角から) http://chinachips.fc2web.com/common/31mag.html <推奨メルマガ> ◎「日本戦略の研究会」及び「21世紀研究会」 「良い国日本の進路」 http://blog.mag2.com/m/log/000173950/ ◎わたなべりやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm ◎国際派日本人養成講座 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/ ◎「クライン孝子の日記」 http://www.takakoklein.de/ ◎「花岡信昭メールマガジン」 http://www.melma.com/backnumber_45206/ ◎平河総合戦略研究所メルマガ ☆甦れ美しい日本☆ http://www.melma.com/backnumber_142868/ ◎「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 http://www.melma.com/backnumber_45206/ ◎軍事情報 http://www.mag2.com/m/0000049253.html ◎明快!森羅万象と百家万説の系譜 http://homepage3.nifty.com/ladybird/hp2/ ◎【世界の新聞「101紙」の視点】 http://www.mag2.com/m/0000174275.html ◎山本善心の週刊「木曜コラム」 http://shinwakai.xsrv.jp/shinwa/mail-cgi/mailf.cgi <推奨HPおよびブログ> ◎軍事評論家 佐藤守のブログ日記 http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/ ◎加瀬英明のホームページ http://www.kase-hideaki.co.jp/index.html ◎hanahana日記 http://www17.ocn.ne.jp/~hana2/ ◎猫じじいのたわごと(情報ブログ) http://plaza.rakuten.co.jp/yamanoha/ ◎ブログ「阿比留瑠比さんのページ」 http://abirur.iza.ne.jp/ ◎金谷 武洋の『日本語に主語はいらない』 http://blog.goo.ne.jp/shugohairanai/ ◎町田 宗鳳のホームページ http://home.hiroshima-u.ac.jp/soho/ ◎唸声さんのページ http://datefile.iza.ne.jp/ ◎博士の独り言 http://specialnotes.blog77.fc2.com/ ◎せと弘幸のBLOG『日本よ何処へ』 http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/ ◎大事小事ー米島勉日記 http://blog.goo.ne.jp/daijishoji ◎大紀元 http://jp.epochtimes.com/ ◎東雲牛の時事放談 http://www.megaegg.ne.jp/~yyoshida/index.html



