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執筆は主筆中村およびゲストライターで構成し、縄文関連から世界・日本における最新時事問題批評まで、幅広い現象・事象を紹介している。

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2008/01/27

縄文塾通信1月-4(286号)

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◎本通信は、(原則)毎月5日に1回程度配信いたします。
◎特別号は、特定テーマを中心の構成です。
◎転載は歓迎いたしますが、出処だけは明記下さい。
◎臨時号は、他推奨メルマガ・ブログからの転載が中心です。
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         縄文塾通信 <1月−4(286号)>
          縄文暦12008年1月27日   
    編集・発行人《縄文塾》中村忠之     
    縄文塾ホームページ http://joumon-juku.com
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  http://www.mag2.com/m/0000184916.html
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       <メルマガ読者500名を突破しました!>
 前号で本「縄文塾通信」の読者500名を突破しました。2006年11
月からスタートですので、1年と3ヶ月目。メルマガも500が勝負という
人もいますので素直に嬉しい。(号数は郵送時代分を加算しています)
 別途に知人・友人名刺交換した人250名ほどに発信していますので、合
計すると約750部、私にして見れば早かった。推奨・友好的メルマガのご
協力も大きかったと思います。また執筆者や転載させていただいた方々にも、
心より御礼申し上げます。今後ともよろしく!  (中村 忠之 敬白)
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         <1月−4(286号) 目次>
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◎和が祖国は  (その二)             田中 薫       
◎日本人はなぜみんな悲観的なのか          産経抄より
◎根拠なき悲観                   宮崎 正弘
◎ 和が祖国は その二                田中 薫      
◎ 偽物ユダヤ人と選ばれた民族日本人 (58)     三島 山燈           
◎”縄文が日本を救う!”(63)          中村 忠之 
◎片岡珠子さんを偲ぶ                保倉 勝美    
◎編集後記                     中村 忠之
◎縄文塾1月告知板
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     <中村のコメント>
 田中さんの「戎(えみし)論」は、非常にユニークであるばかりでなく、
大きな説得力を持って私たちに迫ってきています。
 もっともいわゆる「天孫族」の直系が正統であって、それ以外は異端で
あるという極論と併せ、短絡的に「戎=縄文」と決めつけるのは問題です。
 果たして整合性ありや、私は「戎」と呼ばれる人たちは、「天孫族=天津
神」以前に渡来した「竜神族」と、「蛇族?」である縄文人との「混血種族
国津神(くにつかみ)」だとしています。
 なぜなら、縄文人は石器しか持たなかった平和愛好の民族だからで、彼ら
がチャイナで戦いに明け暮れた弥生人の相手になるはずはないからです。
 「戎論」今後の展開を期待します。
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  和が祖国は  (その二)
      
                                                田中 薫         
      
 漢字以前には、和歌しかなかったということが、「皇邦のむかしの言葉は、
和歌の他は伝はりはべからず」と、帆足萬里の『仮名考』にあります。

 ただ、ここで申される和歌とは、一体なんでしょうか。今の和歌ではなか
ったと、推測されます。

 その理由として、少し長くなりますが、「古今」をまず、「古」と「今」
とに分解してみます。「古」という字の草書体を見てみますと、これは「十」
と「い」とを結合した文字に見えます。

 続いて、「今」を分解しますと、これは「人」と複数形の「等」の字音の
「ラ」とに分解されます。

 草書体の「十い」は、素直に「とうい」と読めると思います。「今」とい
う漢字の「人ラ」は、複数形の「等(ラ)」があるので、そのまま「人々」
と解釈しますと、どうでしょう。

 古今和歌とは「とうい」つまり「東夷」の「人々の和歌」となるではありま
せんか。すなわち、東夷の人々の歌は、夷曲(ひなぶり)となるのです。

 ところで、この漢字分解の小技を「離合詩」と言います。古今の「むべ山
風を嵐といふらん」には、「山」と「風」との「嵐」の離合詩があり、万葉
の「山又山の色に出ば・・・」という離合詩には、「出」という漢字が「山」
と「山」とに分解させられているのです。

 東夷の和歌であろう「以呂波歌」が、古の草書体の「十い」という離合詩
で、直接語れるようになるには、実に古今の頃であった。

 ゆえに、帆足は、「和文化は紀貫之から始まる」と申しました。
「鴨長明が『無名抄』に和文は、紀土州(貫之の土佐日記)より始れるといへ
るとも実に確かなり」と『仮名考』に記されています。

 つまり、和文化の始まりは古今和歌の起こる平安時代と認識します。だから、
紫式部も「日本書紀なぞ、かたそば=片側の歴史ではないか!」と豪語しまし
た。

 どうやら、私たちはヤマト(大和)朝廷の方々が書いた歴史書を「かたそば
(片側)」の歴史を認識する必要があるのではないでしょうか。

 ここが一番のキーワードになります。紫式部が認識した「日本書記の歴史書
がかたそばである断定しました。ならば、紫式部たちが、片側ではない、もう
一片の歴史があるということです。

 それは、いわずもがな、遠い祖国の東夷国の歴史であると言うことです。私
たちは、私たちの祖国は、ヤマト(大和)朝廷の方々に野蛮人と軽蔑させられ
し「えみし(夷)」の国であったのではないか。いや、そうであったと当時の
文化人であった紀貫之や紫式部たちが認識している。

 また、大きな歴史書の証拠として、えみし(夷)を滅ぼした坂上田村麻呂を
物語る『清水寺縁起』には、堂々と賊軍のえみし(夷)が「日の丸」を掲げて
いるではないか。

 ここで話はそれますが、えみし(夷)は東北や関東のみではなく、四国、中
国、九州、北陸、紀伊もえみし(夷)であると思っています。ヤマト(大和)
朝廷側に屈服し征服、従属されたのが、東北や関東よりも時代的に早かったの
です。関東の中でも私が住む「茨城」「日立の国」は、『常陸風土記』が残る
数少ない貴重な古代文献ですが、その中を見ますと、野蛮人扱いのえみし(夷)
との残党との戦いが、数多くの所で拝見する事が出来ます。

 「日立」は日が出る所、まさに鹿島灘に太平洋が昇る地です。宮崎の「日向」
の国も、日向灘から太陽に向かう地です。

 「日高見」は、地理的には北上川あたりから、日の出を見れば高くならないと、
太陽は見られませんので、そのような国の名前を付けたのでしょう。

 東国原英夫宮崎県知事のオフィシャルサイト「そのまんま東」を拝見します
と、堂々と「日の丸」がトップ項の上に乗っているではありませんか。

 東国原英夫宮崎県知事も「えみし(夷)」の血が流れる、和人であると私は
思っています。それは彼の政治的姿勢にもよく見られます。

 さて、話を本題に戻して、『清水寺縁起』を読み続ければ、田村麻呂は、漢
の皇帝の末裔と書いているではありませんか。さすれば、日本人ならば、ここ
で「なに!私たち日本人は、遠い昔、漢民族に滅ぼされたのか」と腹が立って
くる、不動尊のように憤怒の形相になってくるのが、普通の感覚ではないでし
ょうか。

 この力強い形相は、実に古今和歌集の起こる平安から始まるのです。日本人
は今一度、不動尊や金剛力士像のような忿怒の形相になる必要があるのではな
いでしょうか。仏像の彫刻に置いても、今まで穏和な仏像から、不動尊のよう
な形相の仏像に変わったのも、面白い事実です。
                                               つづく            

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   <中村のコメント>
 今年は「明るく明るくで」と言ったところ、偶然かどうか悲観的観測ばかり
が飛び交う現状を叱るコメントが2つ出てきた。1つが(1月23日)付けの
「産経抄」で、もう1つが、宮崎正弘先生のメルマガである。
 早速(勝手に)引用させていただくことにした。ご高覧賜りたい。
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   日本人はなぜみんな悲観的なのか
 
                         産経抄より

  とある新年会で韓国出身の評論家、呉善花(オソンファ)さんにばったり
お会いしたら、「日本はすばらしい社会なのになぜみんな悲観的になるんで
すか!」と詰問された。まったくその通りです、と相づちを打つしかなかっ
た。

 株価の下げが止まらない。日経平均株価は2日間で1300円近くも下が
った。参院選前の1万8261円(昨年7月9日)と比べれば、3分の1の
富が吹っ飛んだ。まさに暴落だが、世界同時株安の原因は、はっきりしてい
る。米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題の影響が、米国の
みならず、欧州のほか中国やインドなど新興国にも波及することが明確にな
ったからだ。

 不幸中の幸いで、日本の大手金融機関が受けた傷は比較的浅いという。公
的資金投入によって身動きがとれない状態が続き、欧米の金融機関のように
高利回りのサブプライム商品に飛びつけなかったからだ。にもかかわらず、
日本株は歩調をあわせて下がり続けている。

 なぜ、こんな情けないありさまになってしまったのか。政治の停滞など原
因はさまざまあろうが、「もう日本はダメになるだろう」という悲観論がこ
の国を覆いつくしているのも「日本売り」を加速させている。

 サブプライム禍をいち早く予見した一人に、証券マンから金山オーナーに
転身した自称「山師」の松藤民輔氏がいる。松藤氏は近著「無法バブルマネ
ー終わりの始まり」で、「学ぼう、勉強しよう、磨こう自分の感性を! 日
本の時代の大チャンスが来るのだから」と鼓舞している。

 国会で官僚答弁の棒読みを続ける福田さんや代表質問を部下任せにする小
沢さんは、松藤氏の爪(つめ)のあかでも煎(せん)じて飲んではどうか。
言葉なき政治家にこの国の未来は託せない。

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 宮崎正弘の国際ニュース・早読み」(1月23日)
 通巻第2061号より、同様悲観論に警告する一文を、 
   http://www.melma.com/backnumber_45206/
 より引用しました。
 
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  「根拠なき悲観」
                         宮崎 正弘

「根拠なき熱狂」のメダルの裏側は「根拠なき悲観」。世界同時株安で日本
以外には根拠あり、日本の暴落は根拠なき悲観が産んでいる。

 グリーンスパンの名言。「過去十年日本でおきたように根拠なき熱狂が過
度に資産価値を押し上げ、その後予期せぬ長期の収縮を招きやすい状態に入
った」(1996年12月、ニューヨークのシンクタンク晩餐会での講演)。

 サブプライム問題に端を発した世界同時株安は、あろうことか、日本株が
一番下げており、理論的には一番下げるべき中国株の下げを上回っている
(1月22日現在、日本は昨年来の最高値から31・2%の下げ、中国(上海)
は25・2%,ちなみにウォール街は15・7%)

 サブプライムの実害は欧米金融機関であり、総額12兆円から13兆円の間
であろう。

 けれどもオイルマネーなど、それを上回る投資資金があり、世界市場全体
に徘徊している回転のための投資資金は、邦貨換算で5500兆円規模のも
のである。

 米国のインフレ懸念と不況突入で、日本は風邪を引いても肺炎にはならな
い。

 いまや輸出構造的に言えば、中国が対米輸出で経済を成立させており、日
本はその中国に製造設備や中枢部品を供給しているわけだから、間接的被害
はあるが、その深刻度は中国ほどではないだろう。

 にもかかわらず日本がひたすら狼狽するのは、自分がないからだ。自分の
ことを自分で決められないからだ。押しつけ憲法をまだ後生大事に抱え、防
衛努力もできないで、北朝鮮や中国の軍事的恐喝におろおろするだけの国に、
そのマーケットだけがしっかりと機能するということもあり得ない。

 しかし本質的には危機の構造ではなく、なにをうろたえているのか日本!
しっかりしろ日本! と叫びたくなるほどに、「根拠なき悲観」が市場
心理をリードしている。

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  偽物ユダヤ人と選ばれた民族日本人 (58)         
   ブッシュの米国 8―3
                                              三島山燈

  アフガンに送り込んだ兵士は11.000人、これはマンハッタンの警官の数よ
り少ない規模である。

 オサマの居住する地域での特殊部隊の捜索は9.11の2カ月後という鈍い決
定である。97年ブッシュがまだテキサス州知事時代、タリバンの代表団が来
訪し、石油企業ユノカル社幹部と会談、内容はアフガンにパイプラインを通
しカスピ海の天然ガスを運ぶ商談であった。

 その日に掘削事業を請け負ったのはチェイニー元副大統領率いる石油大手
ハリバートン社であり、これで恩恵を受けるのはブッシュ政権最大の献金者
K・レイとエンロン社のいわゆるブッシュフレンドである。この訪米訪問を
報じたのは英国BBC紙だけであった。

 9.11の5カ月半前、タリバンの政府高官S.R.ハシミ特使を歓迎し政府高官
と会談もしている。彼らはビン・ラディンを匿っている政府なのにである。

 ビン・ラディンは米国駆逐艦とアフリカの米国大使館を爆破し、その最終
抄が9.11であった。

 アフガン侵攻は終了し、ユノカル社の元顧問であるハミド・カルザイが新
大統領に据えられた。ブッシュが任命したアフガン特使も、ユノカル社の元
顧問ザルメイ・ハリルザドである、ここから見えてくるのは天然ガスがもた
らす甘い汁でしかない。

 「アフガンは終わった。オサマはもう過去の人だ、次なる標的はアメリカ
国民だ」と言わんばかりに、ブッシュ政権はメディアを駆使したのは「対テ
ロ戦争」であった。

 FOXニュースで、「FBIが異例の警告を発令」と題し「テロリストは毒
入りのペン型銃を使用している様子で、クリスマスの四日前なので9.11か、
もっと大規模なテロが予測される、特にフェリーがシージャックの危険性が
あるため厳戒態勢に入る」と報道。

 精神科医のマクダーモット下院議員への「国民に対する恐怖感は?」と言
う質問に「有効だ、恐怖で人はどうにでもなる」「その方法は?」「果てし
なく続く恐怖のオーラを作り出せば良い、政府は自在に警戒度をオレンジか
ら赤へ上げたり下げたり矛盾したメッセージを送って混乱させる、犬のしつ
けと同じだ、お座りと伏せを同時に言えば犬は混乱する、国民もそう扱われ
ている、これは実に巧妙であくどい手口だ、彼らはこの政権が続く限りたま
に国民を刺激して怖がらせるんだ、忘れるな!とね、緑や青までは絶対に下
げないはずだ、誰でも参るよ、神経を擦り減らす生活が続くんだからね」。

 このマクダーモット議員の言葉を裏付けるような不思議な現象が我が国で
も普通に見られる。小さな県境の町や村にも「非核宣言の町」や「テロ対策」
の看板が掲示されている。これを発案した人は何処の誰であろうか?牛と自
然しかない農村を何故テロが襲うのであろうか?

 ある世界を握ろうとしている巨大組織が仕掛けている物は「人々に恐怖感
を与え続けること」である、ブッシュもそれを実行し、日本も実行している。
だが裏の水脈を読む時、仕掛け人は別である事に気づく。ブッシュは儲ける
ために仕掛け、我が国は異常な日常を日常だと慣れさせる為である。

 アシュクロフト司法長官の息子は2000年の上院選でミズリーから再選を目
指したが、対立候補は1カ月前に謎の死を遂げる、だが選挙民は死者を選出
した。それにも拘らずその結果ブッシュはアシュクロフトJrを司法長官に任
命、9.11事件前の夏、彼はピッカードFBI長官代理に「テロの話はもう結
構だ」と言及、その後FBI対テロ本部長は「CIAはテロ攻撃を懸念して
いる」と報告、ピッカード代理は「少なくとも2度は伝えた」と申し開いて
いる。

 FBIはアルカイダが潜入してビン・ラディンが工作員を航空学校に送っ
ていることを知っていた。それに対してアシュクロフトは眼をつむり耳をふ
さいだ。

 9.11の六週間後「愛国者法」が制定され、それによって政府の権限が大幅
に増大した。中味は個人の医療・金融情報を閲覧出来る他、パソコンや電話
の会話図書館の借り出し記録も閲覧出来る内容を含んでいた。

                          以下次号に続く
                
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 縄文が日本を救う!(62)

 	                      中村 忠之    
 グロ−バリズムとジョーモニズムのハイブリッド
         ──ネオ・グロ−バリズムの創成
 
 (毀誉褒貶はあるものの)小泉・竹中路線によって、一応はどん底から立ち
直った日本経済だが、本来ならマスコミは、せっかく曙光の見えた状況を鼓舞
激励して、一層の発展を願うべき処、新たに格差問題とか、「勝ち組・負け組」
「ワーキング・プア」など、これでもかと言うほど、ネガティブな課題をこと
さらに喧伝して、国力増強に足枷をはめている。

 さていくらグロ−バリズムに問題有りと言っても、日本とてその開かれた世
界市場で活動する以上、それを鎖国的感覚で排除するわけにはいかない。問題
は、もっと広く視野を広げて、アメリカという「アングロ・ユダヤ」市場原理
主義者の戦略を研究し、併せてそれ以外の価値観を持つ、穏健な仕組みの中で
生きる国々の研究も怠ってはならないだろうし、その上でニホンナイズした新
しいグローバリズムを構築する必要がある。

 相手の手口をよく研究して、「待った」のかからない企業乗っ取り騒ぎや、
株の買い占めなどから会社を守る必要もある。企業買収の動きは、なにも外資
だけではない。かつてのホリエモンや村上ファンドなど、マスコミが「勝ち組」
と持ち上げ続けてきた虚業の仇花である、マネーゲーム感覚の若者たちの跳梁
も視野に入れる必要がある。

 その後、介護サービルの「コムスン」・英語教室の「NOVA」・人材派遣
の「グッドウイル」などなど…、時代の寵児と謳われたソフト企業のモラルハ
ザードや破綻を見ると、虚業のむなしさが増幅されるばかりである。これは何
もソフト産業が日本という風土に根付くかどうかという問題ではなく、トップ
の知らないまま、あるいは知った上でのモラルハザードを許容する姿勢に虚業
の本質があることを知るべきである。

 さてこのグロ−バリズムだが、どうもアメリカにおける1970〜80年代の「脱
工業化社会論」から端を発しているのではないか。素に時期アメリカでは日本
を始めとする工業国台頭の中で、次第にその思想が国是になり、急速にサービ
ス産業優先に傾斜し、製造品は外国の安いものを購入し、アメリカは物販を基
底として、IT産業・金融産業など頭脳産業に特化していった経緯がある。そ
の結果、ゴールデン・シィクスティ(黄金の60年代)といわれた中流階級花
盛りの時代から、急速に上下の格差が拡大していき、低所得者層やホームレス
の増大に繋がっていくのだ。

 ある識者は、アングロ・サクソンをハチ(蜂)、イスラムをサソリ(蠍)、
ユダヤをクモ(蜘蛛)、そして日本をアリ(蟻)であると例えた。ご存じのよ
うにいままで働きアリの日本は、相手の弱点を鋭く突くハチと、知的所有権の
網を張り巡らして獲物を絡め取るクモの共同部隊「アングロ・ユダヤ」の、狡
猾極まりない戦略と戦術によって、いかに膨大な国富を掠め取られてきただろ
うか。今こそ馬鹿正直で脳天気な働きアリが、いかに彼らに立ち向かうべきか
が問われているのだ。

 たとえばこのグロ−バリズムの本性だが、日本の閉鎖性を突くために、「グ
ローバル・スタンダード(国際標準)などといいながら、アメリカ自身いまだ
にポンド・ヤード法を遵守し国際標準であるグラム・メートル法を採用してい
ないというダブルスタンダードに安住していることも認識する必要がある。

 では、西欧はどうか? 最近アメリカ主導の経済環境から脱して、ユーロが
堅調なところから、国際通貨としての道を着実に歩んでいるEUでは、そこに
食い込もうとしている日本企業の欧州市場への動きを警戒して、多くの制約や
罰則強化している。日本円が国際通貨としての力を持ち得ず、さりとて今更か
つての鎖国制度に戻れない以上、否応なくグローバルな視野での対応を講じる
必要がある。

 あの有名なヘッジファンドの雄、ジョージ・ソロスは、最近急速にアメリカ
離れの言動を行っているが、考えようでは、沈みかかったアメリカという船か
ら、いち早く逃げ出すネズミだという見方さえ出来るだろう。

 すなわち幾多の欠陥を蔵したアメリカ製「グロ−バリズム」と、今後どのよ
うに接していくべきかが今後の重要な課題となるであろう。そこで提示すべき
は、新しいグロ−バリズムとジョーモニズムの合体、言い換えると両者のハイ
ブリッドとして、いいとこ取りした「ネオ・グロ−バリズム」を創成すること
ではないか。        (以下次号へ)

********************************************************************** 
東武動物公園ポスケッチ(39)

  片岡球子さんを偲ぶ
                        保倉 勝美

  1月16日、私の敬愛する文化勲章受章者の日本画家・片岡球子さんは百三
歳の長寿を全うされて亡くなられた。5年ほど前から私が開設している「楽し
く描こうポスケッチ」のホームページのトップページに貼り付けてあるカット
の富士山の絵は見る人が見れば、片岡球子さんの富士山の絵の模写だと見抜い
てしまうだろう。実はそのカットは現役時代、偶々通勤電車内に片岡球子展の
広告が掲載されていたのをポスケッチしCGで彩色したものです。片岡球子さ
んが還暦を過ぎてから精力的に発表された面構(つらがまえ)シリーズの大作
は奔放な発想・鮮やかな色彩・斬新な構図には圧倒されます。心からご冥福を
お祈りしたい。

 さて、本題の動物ポスケッチに参りましょう。皆さんオニオオハシという鳥
をご存知ですか? 私はこの鳥を初めて見た時はカラスのお化けかなと思いま
した。嘴がとても大きくて、鼻の穴もバカ大きい。サイチョウかなとも思いま
した。しかし、名札を見るとオニオオハシとありました。歌舞伎や京劇の隈取
のように黄色く縁取られた目玉と極大バナナみたいなアンバランスなこれも黄
色い嘴。第一印象の道化のカラスがぴったりの鳥だと思いました。勿論、興味
を持ったので、早速オニオオハシのポスケッチを始めました。

 実はそのポスケッチをしている時、ふと一枚の絵を思い出したんです。ほぼ
40年以上も前の記憶ですから、私の思い違いがあるかも知れませんが、某日
某美術館某美術展で「ごんべとカラス」という100号以上の絵の大作に出会
いました。その時、その絵の作者名を片岡球子さんと私は記憶しました。画面
の右上に手拭いで頬かぶりをした目玉の大きい「ごんべ」の顔。画面の下の方
では真黒なカラスが折角ごんべが撒いた種をちゃっかりほじくり返している。
全体が黄色っぽい絵で日本画らしからぬ絵でした。他の絵は総て忘れてしまっ
たのに、片岡球子さんの「ごんべとカラス」だけはいまだに鮮明に記憶に残っ
ているのです。

    ****************************
オニオオハシ:鳥類、キツツキ目、オオハシ下目、オオハシ科。英名〔Toco 
Toucan〕学名〔Ramphastos toco〕南アメリカ(ブラジル東北部からボリビア、
パラグアイにかけて)の森林に生息する。普段5〜6羽の群れで行動し、果実
や昆虫を餌とする。大きな口嘴は内部がスポンジ状になっていて約13〜14
gで非常に軽く、求愛の際に役立つといわれている。



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    縄文が日本を救う! (63)
 	                      中村 忠之  
  
  グロ−バリズムとジョーモニズムのハイブリッド
         ──ネオ・グロ−バリズムの創成
 
 (毀誉褒貶はあるものの)小泉・竹中路線によって、一応はどん底から立ち
直った日本経済だが、本来ならマスコミは、せっかく曙光の見えた状況を鼓舞
激励して、一層の発展を願うべき処、新たに格差問題とか、「勝ち組・負け組」
「ワーキング・プア」など、これでもかと言うほど、ネガティブな課題をこと
さらに喧伝して、国力増強に足枷をはめている。

 さていくらグロ−バリズムに問題有りと言っても、日本とてその開かれた世
界市場で活動する以上、それを鎖国的感覚で排除するわけにはいかない。問題
は、もっと広く視野を広げて、アメリカという「アングロ・ユダヤ」市場原理
主義者の戦略を研究し、併せてそれ以外の価値観を持つ、穏健な仕組みの中で
生きる国々の研究も怠ってはならないだろうし、その上でニホンナイズした新
しいグローバリズムを構築する必要がある。

 相手の手口をよく研究して、「待った」のかからない企業乗っ取り騒ぎや、
株の買い占めなどから会社を守る必要もある。企業買収の動きは、なにも外資
だけではない。かつてのホリエモンや村上ファンドなど、マスコミが「勝ち組」
と持ち上げ続けてきた虚業の仇花である、マネーゲーム感覚の若者たちの跳梁
も視野に入れる必要がある。

 その後、介護サービルの「コムスン」・英語教室の「NOVA」・人材派遣
の「グッドウイル」などなど…、時代の寵児と謳われたソフト企業のモラルハ
ザードや破綻を見ると、虚業のむなしさが増幅されるばかりである。これは何
もソフト産業が日本という風土に根付くかどうかという問題ではなく、トップ
の知らないまま、あるいは知った上でのモラルハザードを許容する姿勢に虚業
の本質があることを知るべきである。

 さてこのグロ−バリズムだが、どうもアメリカにおける1970〜80年代の「脱
工業化社会論」から端を発しているのではないか。素に時期アメリカでは日本
を始めとする工業国台頭の中で、次第にその思想が国是になり、急速にサービ
ス産業優先に傾斜し、製造品は外国の安いものを購入し、アメリカは物販を基
底として、IT産業・金融産業など頭脳産業に特化していった経緯がある。そ
の結果、ゴールデン・シィクスティ(黄金の60年代)といわれた中流階級花
盛りの時代から、急速に上下の格差が拡大していき、低所得者層やホームレス
の増大に繋がっていくのだ。

 ある識者は、アングロ・サクソンをハチ(蜂)、イスラムをサソリ(蠍)、
ユダヤをクモ(蜘蛛)、そして日本をアリ(蟻)であると例えた。ご存じのよ
うにいままで働きアリの日本は、相手の弱点を鋭く突くハチと、知的所有権の
網を張り巡らして獲物を絡め取るクモの共同部隊「アングロ・ユダヤ」の、狡
猾極まりない戦略と戦術によって、いかに膨大な国富を掠め取られてきただろ
うか。今こそ馬鹿正直で脳天気な働きアリが、いかに彼らに立ち向かうべきか
が問われているのだ。

 たとえばこのグロ−バリズムの本性だが、日本の閉鎖性を突くために、「グ
ローバル・スタンダード(国際標準)などといいながら、アメリカ自身いまだ
にポンド・ヤード法を遵守し国際標準であるグラム・メートル法を採用してい
ないというダブルスタンダードに安住していることも認識する必要がある。

 では、西欧はどうか? 最近アメリカ主導の経済環境から脱して、ユーロが
堅調なところから、国際通貨としての道を着実に歩んでいるEUでは、そこに
食い込もうとしている日本企業の欧州市場への動きを警戒して、多くの制約や
罰則強化している。日本円が国際通貨としての力を持ち得ず、さりとて今更か
つての鎖国制度に戻れない以上、否応なくグローバルな視野での対応を講じる
必要がある。

 あの有名なヘッジファンドの雄、ジョージ・ソロスは、最近急速にアメリカ
離れの言動を行っているが、考えようでは、沈みかかったアメリカという船か
ら、ユダヤがいち早く逃げ出そうとしているという見方さえ出来るだろう。

 すなわち幾多の欠陥を蔵したアメリカ製「グロ−バリズム」と、今後どのよ
うに接していくべきかが今後の重要な課題となるであろう。そこで提示すべき
は、新しいグロ−バリズムとジョーモニズムの合体、言い換えると両者のハイ
ブリッドとして、いいとこ取りした「ネオ・グロ−バリズム」を創成すること
ではないか。        (以下次号へ)

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         <縄文塾1月−4 編集後記>
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 アメリカでは、大統領選で、民主・共和両党の候補者選びが展開されている。
民主党では、いずれも史上初の女性候補(ヒラリー・クリントン)と、黒人候
補(バラック・オバマ)のデッドヒートが繰り返されており、共和党の方はい
たって目立たない状態である。
 ここでもマスコミは、もし民主党が勝利したら、またヒラリーとオバマのい
ずれが勝利したら日本にとって良いか悪いか、という目線が見えてこない。
 もう一つ、案外保守的で、しかも狂信的な原理主義者が多い国柄だから、す
んなりと女性あるいは黒人大統領を認めるかどうかも大きな焦点になるだろう。
なにしろこの国では、「暗殺」という手段だってちっとも不思議ではないのだ。
 すくなくとも、もしヒラリーが大統領になったら、日本にとってあまり良く
ないシナリオが待っているだろう。すくなくとも日本には、そうした事態に備
える必要があるというのに、内側を向いた論戦や政局がらみの国会の有り様、
苦言を呈すべきマスコミが、今のような状態では、またぞろ無策のまま「座し
て待つの愚」を犯して、その時になって周章狼狽することだろう。(中村)
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              <縄文塾告知板>
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          1月広島雑学アカデミー例会の案内

 ・日 時:1月30日(水)18:30〜21:00
 ・場 所:アステールプラザ4F「中会議室」
 ・講 師及びテーマ
  ・佐藤博子氏 「新しい社会の子育て」
  ・槙田千鶴枝氏 「謎の女王 卑弥呼」
 ・会 費:1500円(懇談会飲み物・茶菓子代含む)
 ・出欠連絡:要りません。
 ・問い合わせ等連絡先:事務局 島田
  TEL.FAX:082−892−4735
      e-mail:shimada.hyouji@nifty.com

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            鈴木秀子先生講演会

◎演 題:「本当の自分を生きる」
              〜変えられるものを変える勇気〜

◎日 時:平成20年2月17日(日)PM14:00〜15:30(開場 13:30)	

◎講師略歴:
 東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ハワイ大学、スタンフォ
ード大学で教鞭を執る。							
 聖心女子大学教(日本近代文学専攻)国際文学療法学会会長。文学博士。
 国際コミュニオン学会の名誉会長。コミュニオン会のスピリチュアル・
 リーダー	
						
 著書:
「愛と癒しのコミュニオン」(文春新書)「愛と癒しの366日」(海竜社)、			「9つの性格」(PHP研究所)「奇跡の人智ちゃんの光り」(講談社)…								
◎場 所:広島工業大学(広島校舎)
      501号会議室					
 広島市中区中島町5-7	Tel:082-249-1251	
			
◎主 催:NPOコミュニオン広島支部  
◎後 援:積極人間の集い・縄文塾・Plus Square	
◎聴講券:2000円
◎連絡先: 佐藤博子        佐伯宏美
 Tel:082−888−0476      Tel:082−271−0769
 携帯:090−9467−8267    携帯:090−2000−1775
			   		
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  「正かなづかひの會」趣意書と入会のご案内

     <下記をクリックして下さい>
  http://joumon-juku.com/mail_maga/2007_12_15.pdf
   
    関心のある方はぜひご協力下さい  (中村)

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  広島大学の町田 宗鳳先生(比較宗教学)は、イエローハット
会長鍵山秀三郎さんのトイレ掃除に共鳴され、この度
<第一回広島大学「世界平和はトイレ掃除から」運動>を開催する
ことになりました。
 詳しくは以下アドレスへ、

 佐伯 昌昭様   SaikiM@hai.co.jp
 町田 宗鳳先生  soho@hiroshima-u.ac.jp

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 名にし負う粗忽男中村です。懲りもせず「脱字・誤字・変換ミス…」
多発のこと、陳謝!多謝!深謝!「笑って許して」下さい。(中村)
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 ◎東雲牛の時事放談
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