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2008/06/15

冷熱ジャーナル 2008年6月15日号

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NTTファシリティーズ
高効率空冷パッケージ型空調機を9月から提供開始
―データセンター向け空調ソリューション

 NTTファシリティーズは6月4日、データセンター向けの新
たな空調ソリューションとして、ICT装置の十分な冷却と世
界最高の省エネルギーを実現するラック型空調機「FTASCL-
RS/C」を9月から提供開始すると発表した。
 FTASCL-RS/Cは、ICT装置冷却専用に開発した高効率空冷パ
ッケージ型空調機で、同社の提案するICT装置向けタスクアン
ビエント空調方式におけるタスク空調機「FTASCL(エフタス
クル)」シリーズの新製品。室内の発熱負荷をアンビエント
(全体)空調とタスク(局所)空調に分けて処理する。室内
機をICT装置を収容する19インチラックと同様の形状とするこ
とで、ラック列内に設置することが可能となり安定した冷却
と省エネルギー、省スペースを実現。
 データセンターの消費電力は今後5年間で2倍程度に増加す
ると予測されており、地球温暖化防止の観点から、データセ
ンターで用いられる空調システムの高効率化が急務になって
いる。
冷却方式は直膨空冷パッケージ型、冷却能力は34kW(標準条
件),28kW(JIS条件)となっている。使用冷媒R410A。


三菱重工業
アイスランドから地熱発電設備5基
22.5万kWを一括受注
 
 三菱重工業は6月10日、アイスランドのレイキャビク電力
会社から、同社が首都レイキャビク市郊外に建設中の地熱発
電所向け地熱発電設備5基を受注したと発表した。総出力は
22.5万kWで、ドイツのエンジニアリング会社・バルケデュー
ル社とのコンソーシアムによるターンキー契約(土建工事の
み除く一括請負契約)。
 2010年10月から2012年2月にかけ順次運転開始を予定。今回
受注した地熱発電設備は、1基当たりの出力がそれぞれ4.5万
kW。すべてレイキャビクから東へ約30km離れた地熱帯に建設さ
れる。アイスランド政府は同地区にアルミ精錬工場の誘致を計
画しており、工業用電力の需給逼迫が予想され、この地熱発電
所は新設工場に電力を供給する。
 蒸気タービンの設計・製作を同社長崎造船所が担当し、発電
機は三菱電機、独バルケデュールが冷却設備をそれぞれ製作し、
設備の据付・試運転後に引き渡す。取扱商社は三菱商事となっ
ている。


富士通ゼネラル
「クラスA」大型天カセ・エアコン2機種発売
―フルラインアップ化を達成

 富士通ゼネラルは6月11日、欧州「エネルギーラベル表示」
で最も省エネ性能の高い「クラスA」の 大型天井カセットタイ
プエアコン2機種を6月中旬から発売すると発表した。
 同市場向けエアコンで同社が既に販売している天井吊りタイ
プやダクトタイプと同様に、 「クラスA」ランクの機種でフル
ラインアップ化を達成。
 欧州市場における2007年のエアコン需要は約773万台で、北
米や日本の市場が停滞している中で前年比約116%と伸長。その
中で今回発売のオフィス ・店舗用の中・大型エアコン市場は約
81万台、前年比109%と堅調に推移している。
 新商品の室内機では、高効率ターボファン、吹出し口の「翼
形状」フラップ、高効率大型新熱交換器など新たな要素技術を
取込み、効率の良い快適な気流を作り出した。これら機能で、
省エネ性能を従来比で12%向上させた。また同時に、省エネ、省
資材を追及した新室外機(AOYA36LBTL)は、容積・重量とも 従来
比3分の2以下と小型・軽量化を図った。


東芝グループ
6,010万トン/年を上乗せ
2025年CO2排出削減量見通しを修正

 東芝グループは6月13日、昨年11月に「環境ビジョン2050」の
中で公表した2025年のエネルギー供給事業とエコプロダクツ創出
によるCO2排出削減量の見通しを、5,760万トンから1億1,770万
トンに上方修正すると発表した。
 同社の事業の1つの発電システムや電力流通システムなどのエ
ネルギー供給事業では、原子力発電の推進や火力発電の性能向上
などで2025年では4,700万トン/年のCO2排出削減を見込んでいた。
しかし、地球温暖化防止の観点から発電時にCO2を発生しない原
子力発電の需要が世界的に高まりに加え、火力発電や水力発電な
どの多様な発電設備を最適に組み合わせるエネルギーベストミッ
クスの考え方が重要となってきているなど、事業環境が急速に変
化。これらの事業環境の変化に伴い、2025年のCO2排出削減量を
4,700万トンに3,500万トン積み上げ8,200万トン/年に見直した。
 エコプロダクツでは、家電製品、パソコン、産業用機器をはじ
めとする多様な商品の創出で、2025年では1,060万トン/年のCO2
削減を見込んでいた。しかし、2025年でLED照明を中心とした新照
明事業の推進によるCO2排出削減量を検討した結果、1,060万トン
に2,510万トン積み上げ3,570万トン/年に見直した。

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