冷熱ジャーナル 2008年3月25日号
三菱電機
太陽光発電システム生産、10月から220MWに増強
2012年に年産500MW体制確立目指す
三菱電機は3月19日、太陽光発電システムの急速な需要拡大
に対応するために、中津川製作所の飯田工場(長野県飯田市)
および京都工場(京都府長岡京市)の太陽電池セルライン・モ
ジュールラインを増設し、現在150MWの年間生産能力を10 月か
ら220MW に増強すると発表した。需要動向を見据えながら、20
12 年度には年間生産能力500MW 生産体制の確立を目指す。
太陽光発電システムの市場規模は、地球温暖化防止に向けた
CO2 排出量削減の国際的な取り組みをはじめとする環境保全意
識の高まりや、原油などの高騰を背景に急速に拡大。同社は今
年度の世界市場規模を1,950MW(前年比126%)程度と見込んで
いる。
同社では国内外合わせた08 年度の出荷容量を前年度比約30%
増と見込み、今後の国内外の急速かつ旺盛な需要に対応するた
め、約70 億円の設備投資を実施し、飯田工場のセル製造ライン
および京都工場のモジュール製造ラインを増強する。現在150MW
の年間生産能力は220MW へ拡大。さらに、2012年度には年間生産
能力500MW 体制の確立を目指すもの。
なお同日、実用的な150mm 角サイズの多結晶シリコン太陽電池
セルで、世界最高の光電気変換効率 となる18.6%(同社従来比
0.6 ポイント向上)を達成したと発表。
川重冷熱工業
大型貫流ボイラで低NOxシリーズを新発売
業界トップレベルの40ppm以下を実現
川重冷熱工業は3月18日、大型貫流ボイラ「イフリート」にボイ
ラ排気ガス中のNOx(窒素酸化物)排出値が、国の規制値を下回り
業界トップレベルとなる40ppm以下の低NOx仕様をラインアップ、
3月から新発売すると発表した。
今回発売の低NOxシリーズは、従来機では60ppmであったNOx排出
値を、独自方式により燃料ガスと空気を混合することで、低空気比
燃焼を維持しながらNOx排出値40ppm以下を達成した。NOx排出量
に総量規制のかかる大規模ユーザや、排出規制値が厳しい地域のユ
ーザに、標準仕様で対応することが可能に。
13Aガス焚き「イフリート」(IF−6000AGE 1台)と一般的な三位
置制御の同社小型貫流ボイラ (2000kg/h)3台を年間運転時間7200
時間、平均負荷率60%で運転した場合を比較すると、「イフリート」
はボイラ効率2〜5%アップし年間約200万円分のガス消費量が削減
されるとともにCO2排出量も2〜5%削減されるという。


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