2009/08/19
■上司の心得、部下の心得■181号
人には理屈を越えた、感情があります。 ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。 ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。 ●今回のテーマは● 【矛盾を作り出しているのは誰か!?】(上司編) ◆○◆──────────────────────────────── 上司の心得、部下の心得 ◆ 181号 ◆ ────────────────────────────────◆○◆ こんにちは、良い心得ドットコムの瀬川です。 「ダブルバインド(二重拘束)」という言葉をご存知でしょうか? 心理学をかじった事がある人なら、聞いた事があるでしょう。 営業向けのセミナーなんかで聞いたことがある方もいるかもしれません。 ものすごく簡単に言うと、言ってる事とやってる事が違い、その矛盾から逃れ られないような状況のような事だとか、昨日言った事と今日言った事が違うと 言うような、相手に対して矛盾を生じさせてしまい、それを反論出来ないよう な状況を作ってしまうことです。 今週は、先週までの「思考と行動の不一致!?」に続いて、ちょっと心理学的 に上司が知らず知らずの陥ってしまう「ダブルバインド」について、話を進め て参ります。 今週も最後まで、お付き合いください。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● さて、先ほど話したように、「ダブルバインド(二重拘束)」と言うのは、表 現の矛盾であって、これは誰でも心に秘めているものです。 例えば、部下に頑張って結果を出してほしい!! 頑張れば出来るんだからと 思い、励ます時があれば、「お前はダメだ!」、「才能が無い!」と、とこと ん言い放つ時がある。 ある時は、出来るだと励まし、ある時は、ダメなやつだとけなされる。 受け止める方からしたら、非常に矛盾した内容です。 「ダメだ! なんて言うのは、本気で言っているわけじゃないし、見込みが無 ければ、期待もしないし、叱咤したりしない。」 皆さん、このようにお考えのことでしょう。 はたして、それが相手に届いているでしょうか? 近年、多くの人が新たな職場へと向かっています。 その理由はいろいろありますが、上司との関係を挙げる人が常に上位を占める 中、部下が辞める理由に自分の存在が有ると考える上司は、本当に少ないのが 現実です。 それは、辞める時に本当の理由(上司と合わない)と言う人は稀で、当り障り のない理由を付けているのが殆んどだからです。 それに、周りの人はその理由を知っていても、そのことを言うことは、まずあ りません。それは、その上司がそれを受け止めるような器量が無いからです。 (なるべくしてなると言うことです。) 話がちょっとずれてしまいましたが、部下が上司であるあなたの心を、ある程 度理解していても、上司であるあなたが自分が発する矛盾に気付くことなく、 ダブルバインド(二重拘束)の状況を作り上げていると、部下たちはは3つの 反応を取るようになります。 1、発言をしなくなる(何を言ってもムダだよな)。 2、深読みして余計なことまで考えるようになる(本当は何が言いたいんだ) 3、あなたの言う意味を理解しないようになる(わけわからん)。 これらの症状は、精神的に少なからずダメージを受けている状態です。 人は、違うと分かっている事でも、繰り返し言われると自分の考えに自信を持 てなくなるものです。 この「ダブルバインド(二重拘束)」は、上下関係の場で、無意識に出てしま います。 特に、期待が強いと、その反動で激しく叱咤してしまったりするのです。 可愛さ余って、憎さ百倍。と言うやつです。 これは、親子関係にも良く見られます。 (親子の方が、より深刻な事になる可能性を秘めています) 期待の反動でも、それが刺激になって向上しているうちは、さほど問題ではあ りません。 しかし、一度止ってしまうと、それらの刺激は良い方向に向かうとは限りませ ん。一気にネガティブな方向に向かう場合が多いのです。 特に高度成長時代を過ごした方々は、当時昇りのエスカレーターに乗っていた 事に気付かずに、状況が変っても自分の経験が正しいと錯覚している人が少な くありません。 自分の中では何の矛盾もない事でも、それがしっかりと伝わらなければ意味が ありません。 あなたは、部下に対して知らず知らずに矛盾をぶつけているかもしれません。 「分かってくれるはず」なんて考えるのは、単なる甘えです。 自分の発言や行動、態度、その時の想いを振り返って、書き出してみると良く わかります。 活字にしてみると、如何に自分が矛盾に満ちた表現をしているかを知ることに なるでしょう。 まずは知ることが大切です。 自覚することで、変化が可能になります。 自分は大丈夫などと思わずに、勇気を持って自分を振り返ってみましょう。 今週はここまで。 ◆今回の心得◆ 人は知らず知らずに矛盾した表現をしている!! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【お母さんの為の心得講座 リニューアルのお知らせ】 ご好評いただいております、メール通信講座「お母さんの為の心得講座」が リニューアル!! 受講費もプライスダウンして新登場しました。 受講費 ¥2,980 ⇒ ¥1,480(新価格) 是非、ホームページで御確認下さい。 http://www.e-kokoroe.com/ ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【無料セミナーのお知らせ】 延べ20年以上にわたり、トヨタ系列を指導してきた経営コンサルタントが 明かす『トヨタ生産方式(TPS)成功の秘訣!3つのポイント』 【参加のお勧め】 本セミナーでは、日本の製造業がより元気になってもらうためにトヨタ系列で 延べ20年以上もTPSを影で支えてきた現場実践コンサルタントが、TPS の本質と多くの企業が見落としている成功に導くための3つのポイントを明か します。 TPSを導入したが上手くいかない、さらにレベルアップさせたい、導入を検 討している企業の経営幹部・工場長・管理者の方々に是非、ご参加をお勧めい たします。 【日時】:2009年9月17日(木)13:30~16:00 【会場】:スター貸会議室『東京駅八重洲第1』4階 (東京都中央区八重洲1-5-10 井門八重洲ビル4階) *東京駅八重洲中央口または北口徒歩2分 【参加費用】:無料 【対象】:経営者、経営幹部、工場長、管理者など 【講師】:株式会社ダイモス・コンサルティング 代表取締役 後藤文夫 ご興味のある方はHPをご覧下さい ⇒ http://www.dymos.co.jp/ ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 商用の場合を除き、転送、転載は自由です。 社内やお客様に是非紹介して下さい。 その際に、メルマガID:0000184055「上司の心得、部下の心得」より 出典と明記していただければ幸いです。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【上司の心得、部下の心得】 発行者:NK総研 所長 瀬 川 裕 之 ダイモス・コンサルティング コンサルタント http://www.dymos.co.jp/ NK総研 上司の心得、部下の心得 http://www.e-kokoroe.com/index2.html ★ご意見、ご感想をお待ちしております E-mail: info@e-kokoroe.com 登録&解除 http://www.mag2.com/m/0000184055.htm (お手数ですが、解除はご自身でお願い致します。ご指摘いただけるような ことがございましたら、是非一言お願い致します。info@e-kokoroe.com) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●


