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NK総研 所長 瀬川裕之がお送りする。公式メルマガ『キャリまぐ!』にも登場!!人には理屈を越えた、感情があります。ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。企業力は人財力です。

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2009/05/27

■上司の心得、部下の心得■170号

 人には理屈を越えた、感情があります。

 ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。
 ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。

●今回のテーマは●

    【労働生産性から資本生産性へ!!】

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      上司の心得、部下の心得    ◆ 170号 ◆

────────────────────────────────◆○◆
こんにちは、良い心得ドットコムの瀬川です。

先週「資本生産性」のことをちょっと話しましたが、興味のある方が意外と多
かったので、今週は「生産性」について話をしましょう。

さあ! 今週もスタートです。最後までお付き合い下さい。
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一般に生産性と言うと、通常は「労働生産性」のことを指します。

労働生産性とは、簡単な例を挙げれば、2人で1日100個の箱を造ったとす
れば、労働生産性は50個/日となります。そこで例えば機械を導入して、
1日に200個の箱を造れるようになれば、労働生産性は2倍の100個/日
となるわけです。

生産性というと製造業というイメージが強いですが、事務処理であれば、ソロ
バンから電卓、パソコンに変わっていくことによって、一人当たりの一日の処
理量は何倍にもなっています。
つまり、労働生産性は数倍に向上しています。

サービス業でも、どんな業種でも当てはまります。

日本は高度成長時代にこの労働生産性の向上に努めてきました。
その結果、日本は世界に名立たる工業立国となり、従業員の給与も世界トップ
レベルとなりました。



それに対して「資本生産性」と言うのは、投資したお金に対しての生産性です。

先ほどの2人で1日100個の箱を造った場合で考えますと、2人の1日の賃
金が1人1万円とすれば、50個/万円となります。1万円あたり50個作れ
ると言うことです。
次に機械を導入した場合に、機械の金額が1日2万円とした場合、200個造
るのに4万円掛かったわけですから、資本生産性は50個/万円となります。

・・・???

労働生産性は2倍になったのに、資本生産性は変わっていません。

お分かりでしょうか。

これでは、いくら労働生産性が上がろうとも従業員の賃金が増えることはあり
ません。仮に設備を1日1万で導入できれば、資本生産性は66個/万円とな
りますが、この向上分は設備の投入によるもので、従業員の労働とは関係あり
ません。
逆に言えば、昔に比べて設備を導入することで労働自体は楽になっています。


身近な例を挙げれば、そば屋の出前のアルバイトが自転車からバイクに変わっ
て時間が早くなったからといって、出前は楽になっただけで、バイト代が上が
る要素はなにもありません。
それと同じように、設備を導入して労働生産性が上がっても従業員の給与とは
無関係なのです。従業員にとって自分の給与に反映するのは労働による資本生
産性の向上だけなのです。

ただし、これは理屈の話であって、実際はそのような内容とは無関係に給与は
上がっていくのが当たり前になっています。現に多くの企業ではそのほとんど
が設備の導入による労働生産性の向上であっても企業の成長と共に従業員の給
与を上げてきました。

しかし、現状の厳しい社会情勢の中で今までと同じように黙っていても毎年給
与が上がることはありません。これからは従業員の立場であればプラスアルフ
ァの労働と工夫による資本生産性の向上を考えるべきであり、それこそが自分
自身が生き残る差別化につがるのです。



先ほどのそば屋の出前のバイト話で言えば、自分の工夫により、安全に早く愛
想よく出前を届けお客様に評価されることが給与の上がる要素であり、さらに
出前に行ったときに新しい顧客の開拓、他の店舗の情報収集、お客様の要望や
潜在ニーズの発掘等々の新しい付加価値を加えることが出来れば、さらに給与
が上がる要素となっていきます。


ただ単に長く勤めていると言う理由で時給が上がるのはおかしな話なのです。


ただ単に与えられた仕事をするだけでは、格差社会に飲み込まれてしまいます。

自分の仕事において資本生産性を上げることが重要です。
それは、どんな業種であろうと、どんな職種であろうと同じです。


今の自分の仕事を振り返って、自身の資本生産性を意識してみましょう。


今週はここまで・・・。

◆今回の心得◆

 自分自身が仕事をすることで、
       どのような付加価値を加えることができたかを考えよ!!

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【編集後記】

差別化と言う言葉を良く聞きますが、差別化とは同類の他ものと違いを明確に
することにあります。

今の日本があるのはこの差別化があるからです。
それは価格の差別化から技術・品質の差別化へと移行してきました。
その差別化も今では明確な差ではなくなってきています。

モノでの差別化は結果であり、企業競争力を向上させ差別化を行うためには、
新たなる視点を持ち、知恵の出せる人財の育成しかないのです。
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          【上司の心得、部下の心得】

   発行者:NK総研 所長 
        (株)ダイモス・コンサルティング コンサルタント
          http://www.dymos.co.jp/
          瀬 川 裕 之

    NK総研 上司の心得、部下の心得 
      http://www.e-kokoroe.com/index2.html

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