2009/03/25
■上司の心得、部下の心得■162号
人には理屈を越えた、感情があります。 ちょっとした心の持ちようで、人は大きく変れます。 ちょっとした心遣いで、人は大きく変ります。 ●今回のテーマは● 【テスト問題と仕事の優先順位】(上司編) ◆○◆──────────────────────────────── 上司の心得、部下の心得 ◆ 162号 ◆ ────────────────────────────────◆○◆ こんにちは、良い心得ドットコムの瀬川です。 定額給付金の給付が始まりました。 すでに手にした方もいることと思いますが、読者の方には是非とも自分自身に 投資してほしいと思います。 寄付を行なおうなんて言うのもよく聞きますが、12,000円を自分に投資して、 もっと稼いで、もっと税金を納めて、余裕を持って寄付すれば良いんです。 自分が成長するための足がかりでも良いでしょうし、本を買うのも良いでしょ う。普段見ない映画を観たり、芝居を観たりして刺激を受けるのも良いでしょ う。 給付金で自分に投資!! あなたは何を行ないますか? さあ! 今週もスタートです。最後までお付き合い下さい。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 人によっては、だいぶ遡った話しになりますが、皆さん、学校でテストのとき 先生に、 「自分の出来る問題から取り組みなさい!!」 と幾度となく言われてきたと 思います。 解らない問題に時間を取られ、結局できる問題を解く時間がなくなったなんて ことがないようにとの配慮からです。さらにできる問題からスムーズに解いて いくことで、焦らず平常心で取り組むことが出来るようになります。 よく焦ってしまい、テストが終わった後に、「あぁぁぁ〜 しまった!! 分かってたのに・・・」なんてことは、一度や2度じゃないと思います。 ここでは、問題を解く優先順位は自分が出来ることからが基準と言うわけです。 但し、ここには2つの条件が含まれています。 一つは、各問題の配点がどのようになっているか。 もう一つは、自分が解る問題を解くのに必要な時間がどれくらいかと言うこと です。 いくら解る問題が優先と言っても、配点に大きな開きがあれば(学校ではそれ ほど大きな差はありませんが・・・)、それを考慮しなくては良い点数は取れま せん。 さらに、自分が解ける問題であっても1問に多くの時間を割くわけにもいきま せん。 「お〜 これ解かるぞ!!」と思っても、1問目に30分も費やすようなこと では本末転倒です。 皆さんは、知らず知らずにこの2つの条件を考慮し、結果として自分の力を最 大に発揮するプロセスを身に付けて来たのです。 さて、これを仕事に当てはめてみましょう。 皆さんは、各自多くの仕事を抱えていることと思います。また、一つの仕事を している途中でも、新たな仕事が入ってくることも日常茶飯事でしょう。 そんな中で、仕事の優先順位をどのように決めていますか? 会社に入れば、必ずと言って良いほど、この仕事の優先順位の話は出てきます し、普段から常に気にかけていることの一つだと思います。 そして、その優先順位の決め方は、重要度を優先に順番を決めている人が多い のではないでしょうか。 重要度はその仕事内容、担当部署、立場等によってさまざまでしょうが、納期 が迫っているとか、顧客対応だから、金額が大きいからなどということが優先 になるんでしょうか。 ここで、ちょっと考えてみて下さい。 学生の頃、先生に幾度となくアドバイスをもらい、テストの時は自分が出来る 順番でやることが効率的だと思っていたことが、社会にでると、自分が出来る ことからではないところで優先順位が決まってしまう。 そんなの当たり前じゃないか!!と皆さんお思いでしょう。 学生の時と違って、仕事は相手があることで、自分の都合だけで仕事をしてい ては成り立たない・・・!! 確かにその通りです。しかし、これって、効率的じゃないんじゃないでしょう か!?テストで言うと配点が高いところからやりなさいって言うかんじで、出 来る出来ないは二の次ですよね。 相手があっての仕事と言うのは、十分理解できます。 しかし、これでは、1日、1週間、1ヶ月、1年と言う時間の中で、結果とし て自分の力を最大に発揮することができないのではと思いませんか? ここまで読んで、「う〜ん!! 確かにそうかも」って思わないで下さいね。 私は、屁理屈を言っているんです。 何故こんなことが起きるのでしょうか? それは、テストは個人に与えられた問題であって、しかも時間を制限されてお り最後まで出来なくても点数が悪いという評価は出ますが、必ず時間の経過と ともに終了します。 しかし、仕事は会社に与えられた、もしくは会社が作り上げた問題ですから、 まず、会社として優先順位が決められます。それも基本的には出来る出来ない ではなく、全てを行なうことが前提ですから、優先順位は重要度が基準となっ てしまいます。 当たり前のことですよね。 しかし、ここからが問題です。それらの仕事は会社がやるのですが実際に行う のは社員一人ひとりです。 最終的には、各個人に与えられた問題となるのです。 これは一見テストと同じように思われます。さ〜、頭が混乱してきた方がいる かもしれません。 一つ大きな違いが有ります。 そのテスト問題(仕事・作業)は、その人の能力を考慮したものであると言うこ とです。 そこには、マネジメントの力が重要になってきます。 会社では、仕事を効率的に行なうために組織があり、役割分担があります。 そして、それを機能的に動かすために本来行なうべき仕事(作業)に加えて、 マネジメントという作業が行なわれています。 一般に個人に比べて会社(組織)の生産性は非常に高いものとなります。それ は会社(組織)というものが、ただ個人が数多くの集まっただけのものではな いからです。 ですから、上司と言う立場は、仕事を効率的に行なうためのマネジメントが最 も重要な職務の一つになります。 そして、仕事の優先順位をコントロールするのは、その基本となるものです。 今週はまずは心構えを・・・、次週、具体的な考え方をお話しします。 ◆今回の心得◆ 優先順位の組み立ては、効率向上のスタートライン!! ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【編集後記】 先日近くの中学校でサッカーの試合をやっていました。良くある光景ですが、 一つ違和感がありました。 普通の中学校ですから、当然のように芝生ではなく堅い土のグラウンドです。 それなのにそれ以外は全く同じなんです。 芝生じゃない事が違和感ではないんです。 芝生じゃないのに、半袖半ズボンのユニホームに違和感があったんです。 サッカーのルールはよく知りませんが、スライディングすれば擦り剥いて怪我 をするのは目に見えてますし、何よりプレーに心が無意識の内にブレーキをか けてしまいます。 堅い土のグランドなりのサッカーになってしまい、プレーの幅が狭まります。 ベースが違うんだから、それに合わせてユニホームも対応させれば良いのにな 〜、何てことを考えながら砂埃舞う中、必死なプレーに刺激をもらってました。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 商用の場合を除き、転送、転載は自由です。 社内やお客様に是非紹介して下さい。 その際に、メルマガID:0000184055「上司の心得、部下の心得」より 出典と明記していただければ幸いです。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 【上司の心得、部下の心得】 発行者:良い心得ドットコム 代表 瀬 川 裕 之 上司の心得、部下の心得 コラム http://www.e-kokoroe.com/kokoroemenu.html ★ご意見、ご感想をお待ちしております E-mail:kokoroe77@yahoo.co.jp 登録&解除 http://www.mag2.com/m/0000184055.htm (お手数ですが、解除はご自身でお願い致します。ご指摘いただけるような ことがございましたら、是非一言お願い致します。kokoroe77@yahoo.co.jp) ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●


