歴史好きの素人が語る歴史 RSSを登録する

『年号を暗記させられたから歴史はきらい』な人にも聞いてほしい歴史です。年表や地図がなくてもわかる歴史です。あなたが知らない意外な日本史、中国史、これまで日本が避けてきた台湾という『国』の台湾史、モンゴルの歴史、ベトナムの歴史まで語ります。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2008/07/30

■第420回 最初の戦い(フィリピン史入門その4)

この記事を取り寄せる

■第420回 最初の戦い(フィリピン史入門その4)

####################################

  ポルトガル、スペインがアジア、アフリカ、アメリカに遠征隊を送る場合
キリスト布教のための宣教師、僧侶が同行していました。

 原住民をキリスト教に改宗させてから、その地を征服するのが、常套手段
となりました。

 宣教師、僧侶は、原住民から見れば、『侵略の尖兵』でした。

 江戸幕府がキリスト教を禁止したことも、一面ではうなずけるものがあり
ます。


 第1回から第221回までのバックナンバー一覧は、下記をごらんください。
            http://blog.mag2.com/m/log/0000183170/108501028.html

####################################

●改宗のすすめ

 1521年4月7日、マゼランはセブ島に上陸しました。

 この島の首長はフマボンです。

 この島でも、マゼランは友好的な態度をくずしませんでした。

 マゼランはフマボンに対して、キリスト教に改宗するように勧めました。

 キリスト教徒になれば強い軍事力が得られ、周辺の敵を打倒できるという
『殺し文句』をマゼランは語りました。ナエか述べました

 1週間後の4月14日、フマボンは妻とともに洗礼を受けてキリスト教に
改宗しました。

 首長夫妻のほかに、800名が洗礼を受けたといわれています。


●書記ピガフェタの記録

 マゼランの船団にはアントニオ・ピガフェタという書記が参加していまし
た。

 ピガフェタがマゼランがたどった行程を詳細に記録していました。

 その記録はきわめて詳細で、500年のヨーロッパ人がアジア、南アメリ
カで行ったこと、彼らを迎えた当時の諸民族の風俗、歴史を知るための貴重
な史料です。

 ピガフェタは、ここでも現地の事情を詳細に記録しています。

 首長フマボンは、マゼランたちを夕食会に招待しました。

 そこでピガフェタは、ベールをつけた女性を観察しています。

 そのベールは、イスラム教徒の女性が必ずつけるものです。

 その当時、イスラム教が現在のインドネシアからフィリピンに伝わってい
たのです。


●ラプラプを討つ!

 セブ島の対岸にマクタン島という島があります。

 しかし、その首長ラプラプはセブ島の首長フマボンの権威を認めようとは
しませんでした。

 ラプラプをフマボンに服従させるという名目で、マゼランはマクタン島に
対する軍事行動を開始しました。

 マゼランの船団には大砲が装備され、マゼランの兵はマスケット銃を持っ
ていました。

 マゼランは大砲とマスケット銃の威力を過信していたようです。

 フマボンはマゼランに「援助しよう」と申し入れましたが、マゼランは受
け入れませんでした。


 4月26日夜、マゼランはセブ島を出発し、翌日の午前3時ごろ、マクタ
ン島に接近しました。

 書記ピガフェタは、マゼランの兵力は60人、ラプラプの兵力は1500
人と記録しています。

 いよいよ、スペインとフィリピンの最初の戦いが始まります。

 それは次回に語ります。


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

■ 歴史好きの素人が語る歴史(第420回)(2008年07月30日号)
                    (メールマガジンID:0000183170)

・ このマガジンは『まぐまぐ』から発行されています。
                   http://www.mag2.com/ 

・ 配信中止は、こちらからどうぞ
             http://www.mag2.com/m/0000183170.html 


・ 質問、要望、お問い合わせはこちらへ
                  mla75516@nifty.com 

      お送りいただいたメールの内容は、匿名で掲載させていただく場合が
      あります。

・ 作者は、中澤勇二(台湾名 陳澤民)です。

・ 相互紹介は大歓迎です! 

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

この記事を取り寄せる
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る