雛まつりには「はまぐり」!!
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= = = 漁場から食卓へ = = =
★ お魚屋さんからのお魚情報 ★
2008/2/25
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今週の目次
◎旬の魚介 ・・・「はまぐり」
◎お魚情報ブログ ・・・「マグロ君のうまい話」
◎ネット販売情報 ・・・「旬のお魚」
◎1/24号プレゼント当選者発表
◎今週のプレゼント・・・「五匠うなぎ」
◎編集後記
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●春の魚介「はまぐり」
★「はまぐり」って?
ハマグリの語源は「浜栗」です。浜で採れる栗に似た貝と言う説が最
も有力です。もう一説に「浜小石」。「ぐり」とは小石のことで、砂
浜の小石ほどたくさん採れるからという説もあります。漢字では「蛤」
と書きますが大蛤は「蜃」と書きます。これは中国において、大ハマ
グリ蜃)の吐く気によって海上に楼閣が現れると信じられていた為。
蜃気楼(しんきろう)は大蜃(おおはまぐり)の仕業であると思われ
ていたのです。
ハマグリは「ハマグリ」「チョウセンハマグリ」「シナハマグリ」の
3種があります。本家本元の「ハマグリ」は今や絶滅の危機にさらさ
れている・・と言っても過言ではないほど貴重品。今は、瀬戸内海、
九州西岸でしか漁獲がありません。
「チョウセンハマグリ」は別名「ゴイシハマグリ」とも呼ばれ、白の
碁石の原料として最高級品。「日向のハマグリ碁石」と言えば知る人
ぞ知る最高級品。殻が非常に奇麗な種です。ちなみに、この「チョウ
セン」と言うのは朝鮮産と言う意味ではなく、本家ハマグリに対して
「異国的なハマグリ」と言う意味で名付けられたようです。今や「地
ハマグリ」と言えばチョウセンハマグリのこと。殻に留まらず身も高
級品とされています。
最後の「シナハマグリ」は本来、日本には分布していなかった種。韓
国・中国から輸入されています。現在、最も流通しているのがこの
「シナハマグリ」です。また、業者が種苗として、海にまいているた
め、国産物との混血が相当進んでいるとの事。
ハマグリはアサリやシジミと比べ、環境の変化・水質汚染には弱い貝
です。しかし、その分、ハマグリはアサリやシジミにはない能力を備
えています。海中を素早く移動できる能力です。
ハマグリは1〜3mにも及ぶ粘液の紐を分泌し、これを使って移動し
ます。潮の干満を利用すると、その分速は1mに達するとも言われ、
「ハマグリは一夜に三里走る」という言い伝えも、まんざら大げさで
もないですね。
【ひな祭】
桃の節句、ひな祭にハマグリを備えるのは、ハマグリの二枚の貝殻を
はずしてしまうと、他の貝殻とピタリと合うことは決してありません。
このことから、夫婦和合と女性の貞節の象徴としてひな祭りの祝い膳
にハマグリが登場することとなったようです。また、相性の良い相手
が見つかる様にという願いもこめられているとか・・。
【蛤御門の変】
京都御所に蛤御門(はまぐりごもん)と呼ばれる門があります。幕末
に長州藩が薩摩・会津連合と戦って破れた戦を「蛤御門の変」(1864年)
と呼び、歴史の教科書にも登場します。
この門は元来は新在家御門と呼ばれ常に閉ざされていました。それが
「宝永の大火(1708年)」の際に初めて開門されたことから「焼けて
口開く蛤御門」と言われ、その後、蛤御門と呼ばれるようになったの
です。日本の歴史にも登場するハマグリ。文化に根ざした食材と言え
ますね。
【貝合せ】
源氏物語にも出てくる昔の貴族たちの遊びの一つに「貝合せ」と言う
のがあります。貝殻の内側2枚1組の絵や文字が描かれた蛤を片方を
伏せて、それに合うもう片方を探し当てるという、いわばトランプの
「神経衰弱」のようなものです。これはハマグリが左右の貝殻が同じ
貝のものでなければ合わさらないという特性を生かしています。この
「貝合わせ」が江戸時代に「歌貝」という遊びにかわり、百人一首の
原形になったと言われています。
★「はまぐり」の旬って?
遺跡から出土した貝の約80%がハマグリとのことです。縄文時代に
はハマグリが多く生息していたのか、縄文人が好んで食べたのかは、
今となってはわかりませんが・・。ハマグリについての神話は数多く
あり、雛祭りにサザエと一緒に供えるという風習は、日本人の食文化
の中で重要な地位を占めています。昔から旧暦の3月3日雛祭り(現
在の4月)がハマグリの食べ納めといわれてきました。ハマグリ旬は初
春です。
★「はまぐり」のブランド・産地は?
ハマグリのブランドで有名なのは三重県「桑名のはまぐり」。漁獲量
の多い産地は、茨城県。過半数に近いシェアを持っています。次いで
千葉、熊本、大分の順。これらのハマグリはいづれも朝鮮蛤(チョウ
センハマグリ)です。日本一の産地である茨城県の鹿島灘では、この
「ひびき」を嫌い、「汀線蛤(チョウセンハマグリ)」の字を当てて
ブランド化を目指した時期もあったとか・・。しかし、標準名に誤解
が生じる恐れがあるとし「鹿島灘蛤(かしまなだはまぐり)」という
名前でブランド化を目指している様です。
★産地ならではの漁師料理や美味しい食べ方は?
ハマグリは煮ても焼いても、お鍋、バター焼、酒蒸し等々、どんな料
理にでも使える食材です。漁師さんに伺ったところ「ハマグリは身よ
り、むしろ殻に残る体液が美味いんじゃ。だから殻ごと調理する料理
が最高。やっぱり、殻ごと火にかける焼ハマグリと吸い物かな」と。
鮮度の良いものは刺身でも食べる様です。また、ハマグリを殻のまま
焼いたり蒸したりする時には注意が必要です。ハマグリを加熱すると
熱を加えた側の貝柱がはずれ、身が反対側の殻にくっついた状態で勢
いよく口を開きます。この時、せっかくの旨味汁がこぼれてしまいま
す。これを避けるには、火にかける前に蝶番(ちょうつがい)の外側
にある黒い突起(靱帯)を包丁で削り取っておきます。こうすれば口
は開かず、蓋の役目も果たすため汁が蒸発するのも抑えることができ
ます。調理のコツは、火を通し過ぎない事。すぐ硬くなってしましま
す。
★栄養と効果・健康について
ハマグリは、貝類の中では低エネルギー食材です。鉄分、ビタミンB1
・B2を豊富に含んでいるので、貧血気味の女性には嬉しい食材です。
また、貝類の中では珍しくカルシウムを多く含み、マグネシウム、リ
ンもバランスよく含むため、骨粗鬆症の方にも良い食材です。その他
亜鉛、カリウム、ナトリウムなどもバランスよく含んでいます。
◆ ひな祭の食卓は「蛤のお吸い物、焼き蛤」で決まり!! ◆
◇ 今夜の夕食に「蛤入り海鮮鍋」はいかがですか!? ◇
●ブログ情報
★ 魚のプロ「マグロ君」から聞いた新鮮お魚情報です ★
「マグロ君のうまい話」
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●ネット販売情報
★今が旬のお魚達★
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●1月24日号プレゼントの当選者の発表
1月24日号のプレゼント[鮭とば]につきましては、下記の方が当選さ
れました。
「おめでとうございます!!」
商品の発送日等は、弊社より確認メールにて連絡させていただきます。
当選者:福島県 丹藤様
●今回のプレゼント
メルマガを購読いただいている皆様から抽選で1名様に吉川水産ネッ
ト販売で現在ご好評をいただいたおります下記商品をプレゼントいた
します。
プレゼント商品 ⇒ 五匠うなぎ (3枚セット)
5人の匠が丹精こめて作り上げた
うなぎ長焼セット!
応募の締め切り ⇒ 平成20年3月9日(日)
当選者の発表 ⇒ 平成20年3月号(3月中旬配信予定)で発表させ
ていただきます。
その他 ⇒ 吉川水産の社員及び関係者の方のご応募は
ご遠慮下さい。
プレゼントのお申し込みは、下記内容をメールでお送り下さい。
応募先 ⇒ mailto:gift@sen-ysk.co.jp
・件名:「プレゼント」とご記入下さい
・御名前(フリガナもお願いします):
・御住所:
〒
・メールアドレス:
・お電話番号:
・御職業:
・年齢:
※ご応募いただきました際の情報は、個人情報保護の観点から、本プ
レゼント発送、弊社からの他イベント等のご案内以外には一切使用
いたしません。ご安心下さい。
●編集後記
関東地方では、一昨日(2/23)に春一番がふきました。強い風の中、
交通機関にも遅れが出ていた様ですが、北日本では雪や風で自然災害
規模の様相で大変だった様ですね。しばらくは、魚にも影響が出そう
です。
ところで、最近は、中国産加工食品の薬物混入で食の安全安心につい
て消費者の関心が高まっています。私達も食に携わるものとして他人
事ではなく取扱商品について見直し等を含めて対策を練っているとこ
ろです。食品は、日々の生活の中で最重要な商品であるとともに、美
味しさ、食べ方、食習慣等、私達にとって文化の一つでもあります。
又、食はボーダーレスになり、国内の基準だけではなく、世界基準が
必要になってきていることを再認識させられました。
私達は、食を供給する者、消費する者として正確な情報をもとに、安
心できる食環境を求めたいものですね。
(西岡)
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発行日:2008/2/25
発行元:吉川水産株式会社(東京都世田谷区南烏山5-9-1)
http://www.sen-ysk.co.jp
発行責任者:開発事業部 西岡 宏
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