2007/08/17
◎今回は販促事例にしてみました⇒◎女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
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2007年8月17日 98号(火曜発行 + ご紹介したい記事が出たときに発行)
女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
◆女性視点で新しい切り口・コンセプトを提案するマーケティング会社◆
マーケティングリサーチ・市場調査・商品開発・顧客満足向上に評価を頂いています。
株式会社マーケティング イノベーション http://m-innovation.jp
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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?
A: このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さ
ま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、その企業の担当者に
なったつもりでコンセプトを作るまでの「仮説の目の付け所」など
を好き勝手に妄想しておりまして、読者の方には自社商品の発想の
ヒントにでもご利用いただけると幸いです。
世間には、調査をしなくても「お客さまが欲しいと思うもの」を創
造できるマーケティングセンスを持った方もおられるので、ここに
取り上げた事例がすべて顧客調査を実施しているとは限りませんが、
「実施したとしたら・・・」という妄想です。
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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「顧客視点の販促切り口とは?」
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ご無沙汰しております(^^;) マーケティング イノベーションの鈴木規子です。
(今回も配信が遅れましたこと、申し訳ございません!)
今日は7月30日の日経新聞の記事からです。
いつもはモノやサービスについてのお客さま発想をご紹介していますが、
今回は販促の記事を取り上げてみました。
記事抜粋:
「ハウス食品は、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会が野菜などの専門家と
認定する「野菜ソムリエ」と組み、シチューの新しい販促を始める。
第一段階として8月から、シチュールーの主力商品「シチューミクス」などの
箱裏面に、野菜ソムリエ資格者が考案した野菜使用のシチューメニューのレシピを
掲載する。
家庭用シチュールー市場は06年度で195億円。暖冬が続いたことで、
ここ10年で二割近く減った。ハウス食品は「気温低下の度合いに左右される販促
では抜本的てこ入れは困難」と判断。従来とは視点を変え、健康料理として
シチューを売り込むことにした。
七割の市場シェアを握るハウスが動いたことで、他メーカーも寒さ頼みだった
販促手法の見直しを本格化する公算が大きい。」
---記事抜粋はここまで---
この記事を読んで意外に思ったのですが、いままで「シチューで野菜をたくさん
とりましょう」という切り口で訴求していなかったんですね!
たとえば、お味噌では何年か前からタケヤみそ(?)が「具だくさんみそ汁で、
健康に配慮」といった切り口でCMを作っていましたし、
わが家では、シチューに肉やベーコンなどは入れず、
野菜だけをたくさんゴロゴロ入れたものにして、
冬場に限らず年中食べています(先週も朝食に食べました)。
↑こう書いてるからって、ベツにハウスさんを小ばかにしてるんじゃないんです
よ〜!決して!(^^;)
いつも言っていますが、「業界の常識」に囚われない発想が重要、ということを
申し上げたかったのです。
記事に「ハウスが動いたことで、他メーカーも寒さ頼みだった販促手法の
見直しをうんぬん・・・」って書いてありますが、ヘンだと思いませんか?
ハウスの動きを真似ず、独自で切り口を考えるべきですよね(^^;)。
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■ここからは、この事例について「消費者調査をしたとしたら・・・」という
過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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記事によると、今回の販促策は「シチューで野菜をたくさん食べよう」と訴求する
ものですので、これを消費者調査から導き出すには
●仮説:ご家庭のシチュー料理の中に、「シチューの強みの活かし方」が眠って
いるのではないか?
として、ご家庭でのシチュー料理を調査します。
その際、「地域により材料に違いがあるのではないか?」「主婦の年代により
調理内容に違いがあるのではないか?」といった仮説も立ちますので、地域・
年代も均等になるよう調査対象者を選出しておきます。
●調査内容:
・シチューの素の利用状態(メーカー、商品名、利用期間(いつから)、
選択理由、など)
・シチュー料理の実施状態(季節による変動、頻度、どういうときに作るか、
その理由・動機、など)
・シチュー料理の実際(何種類料理のバリエーションがあるか、写真撮影、
それぞれの料理のおすすめポイント、料理に込めている思い、など)
・家族の評判、好き嫌い(ご主人、お子さん、祖父母など)
このような調査結果から「シチュー料理が受け持っている役割」を分析します。
「役割」の例としては、
「温野菜にできて、たくさん野菜が摂取できる」「嫌いな野菜も食べてくれる」
「調理に失敗がない」「たくさん作って翌日も食べられるので、調理の手間が
省ける」・・・など、いろいろなくくりが出てくると思いますが、今回は
「シチューで野菜をたくさん食べよう」という切り口で訴求することにします。
■この事例について「消費者調査をしたとしたら・・・」と妄想することに
していますので消費者調査の例で書きましたが、調査でなくても、たとえば
「わが家の自慢シチュー料理コンテスト」というキャンペーンで事例を集めても
よいですよね。話題づくりにも一役買えるかもしれません(^^)。
ということで今回は、サービス業の不満からの発想についてご紹介させて
いただきました。
■販売促進戦略の切り口についてのご相談は、
こちら↓からお問い合わせを(^^)。
https://secure03.chicappa.jp/~kilo.jp-m-innovation/inquiry/inquiry.html
■無料相談も受付中!
大阪産業創造館の【あきない・えーど】の制度をご利用ください。
・無料面談は大阪産業創造館に来ることが出来る方なら、どなたでも利用できますよ。
・無料メール相談は全国どこからでもOKです。
(鈴木の専門家ページです)↓
http://www.sansokan.jp/akinai/consult/spe_list.san?H_SPE_ID=1047&H_PRO_NO=3
■おボツコーナー・・・この2週間に集めた記事で、今回ご紹介できなかったものを
タイトルだけご紹介するコーナーです。
日の目を見ずに埋もれてしまう切り抜き記事たちが、なんだかもったいないなぁ、と
思っていたので作ってみました(^^)。
・美容に特化した鍼灸院
・殺菌効果のあるマスク
・お墓のクリーニングサービス
・おしゃれな遠近両用メガネ
・少しだけ進歩した女性向け医療
・食の安全志向を捉えた家電
・人体への安全重視意識を捉えた殺虫剤
(紹介するだけで、「だから、なんですか?」ってつっこまれそうですが・・・。)
■■■あとがき■■■
先日ジャスコの食品売り場でパッケージの工夫をしているものを見つけたので
写真をとってきました。納豆のパッケージを応用しているものです。
(写真はこちらからご覧下さい↓)
http://m-innovation.jp/blog/photo%20keiji/photo98.html
「83号 次は容器で差別化です」http://m-innovation.jp/blog/backnumber/83.html
でも書いていますが、容器を変えることで消費者の利便性を向上させるという視点
も、頭の片すみにいつも置いておくとよいですよね(^^)。
写真はお茶づけにぶっかける「いか塩辛」などの3種パッケージや、「めかぶ」
「もずく」「有機とうふ」です。
納豆のパッケージは小分けしたい食品に有効ですね(^^)。
ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました!
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『女性視点(?)なマーケティング発想のヒント』 発行責任者:鈴木 規子
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