2007/08/03
◎後ろめたさの解消は売れるポイント⇒◎女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
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2007年8月3日 97号(火曜発行 + ご紹介したい記事が出たときに発行)
女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
◆女性視点で新しい切り口・コンセプトを提案するマーケティング会社◆
マーケティングリサーチ・市場調査・商品開発・顧客満足向上に評価を頂いています。
株式会社マーケティング イノベーション http://m-innovation.jp
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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?
A: このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さ
ま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、その企業の担当者に
なったつもりでコンセプトを作るまでの「仮説の目の付け所」など
を好き勝手に妄想しておりまして、読者の方には自社商品の発想の
ヒントにでもご利用いただけると幸いです。
世間には、調査をしなくても「お客さまが欲しいと思うもの」を創
造できるマーケティングセンスを持った方もおられるので、ここに
取り上げた事例がすべて顧客調査を実施しているとは限りませんが、
「実施したとしたら・・・」という妄想です。
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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「後ろめたさの解消は売れるポイントです」
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こんにちは! たいへんご無沙汰しておりましたが、
マーケティング イノベーションの鈴木規子でございます。
(ご紹介したい記事がたまり過ぎ、「せめて週1配信しよっ!」と、
はなはだ低レベルな決意をいたした次第でございます(^^;))
今日は7月21日の奈良新聞の記事からです。
今回のはモノやサービスの記事ではなくアンケート結果ですが、モノや
サービスの開発に応用できる考え方だと思いましてのご紹介です)
記事抜粋:
ペットボトルの消費に後ろめたさを感じる女性は約五割ー。
水の宅配会社「アクアクララ」が実施した「現代人と水に関する意識調査」で、
こんな結果が出た。ペットボトルのごみを減らすべきだと考える人も八割近くに
達し、同社は「異常気象の多さが肌で感じられる中で、ごみ問題など環境への
意識が高まっているのでは?」としている。
---記事抜粋はここまで---
調査結果の詳細はこのページからご覧になれますよ↓
http://www.aquaclara.co.jp/search/
調査方法が「インターネット調査」で、調査対象が「東京、埼玉、千葉、神奈川の
20−59歳の女性412人」ということですので、多少日本の平均値よりも
環境に関する意識が高めに出ている可能性がありますが、それを割り引いても
参考になりそうなデータです。
ご参考になりそうな調査結果を3つ抜粋しました↓。
1.容器のペットボトルの消費に後ろめたい気分を感じますか?
そう思う(14.6%)
ややそう思う(33.5%)
どちらともいえない(29.4%)
ややそう思わない(13.3%)
そう思わない(9.2%)
(※余談ですが、「ややそう思わない」という選択肢を挙げているところから
想像すると、この調査自体はマーケティング調査のプロの仕事ではないようです。)
2.「ミネラルウォーターを以前に飲用していたが、現在中止している」のは
30.3%。
3.中止の理由は?
・わざわざ買うのが面倒(59.2%)
・値段が高い(46.4%)
・容器のごみが出る(25.6%)
●このような調査結果から、今回の主題「後ろめたさの解消は売れるポイント」
にどう繋がるか?ですが、それは
「水・ペットボトルの調査だが、底辺に流れる消費者意識を拾って自社に応用する」
ということです。
私が今回注目したのは、「ゴミを出すことへの後ろめたさ・抵抗感」といった
意識です(以前は潜在意識でしたが、現在は顕在意識化している人の割合が高く
なっているのではないでしょうか?)。
以前のメールマガジン(81号)で資生堂がTSUBAKIの詰め替え用シャンプー
やコンディショナーを出さないことについて、「ブランドイメージを保つために
詰め替え用を出さないよりも、消費者のゴミを出したくない意識を尊重する方が
結果的にはブランドイメージも上がるのでは?」と書いていますが、
そういった「消費者がゴミを少なくしたいという欲求をサポートする」という
考え方を基本に持っておくと、自社の商品・サービスに応用できると思われます。
これはかなり以前、マーケティングのセミナーか何かで聞いた話ですが、
「後ろめたさ」を見つけてそれを解消、売上げアップに結びつけた事例をご紹介します。
アメリカの話だったように思うのですが、インスタントコーヒーができた当初の話です。
主婦に試飲してもらい、「手軽で、安くて、おいしい」という好評価を得たので
市場に出したところ、ほとんど売れなかったのです。
そこで再調査したところ「インスタントコーヒーを買うのは手抜きの主婦」
「そんな手抜きなことをするのは後ろめたい」という意識があるらしいとわかりました。
そこでメーカー打ち出したコンセプトは「かしこい主婦の選択」でした。
「インスタントコーヒーで時間を節約した時間を有益なことに使えますよ」と、
ネガティブな意識があることを踏まえた上で、違う視点からのベネフィット(益)を
提案したのです。
それでインスタントコーヒーは売れるようになったそうです(めでたしめでたし!(^^))
ということで今回は、潜在的なネガティブ意識を拾って、それを売りあげアップに
結びつけるポイントをご紹介させていただきました。
■視点を変えてアイデアを出すことについてのご相談は、
こちら↓からお問い合わせを(^^)。
https://secure03.chicappa.jp/~kilo.jp-m-innovation/inquiry/inquiry.html
■無料相談も受付中!
大阪産業創造館の【あきない・えーど】の制度をご利用ください。
・無料面談は大阪産業創造館に来ることが出来る方なら、どなたでも利用できますよ。
・無料メール相談は全国どこからでもOKです。
(鈴木の専門家ページです)↓
http://www.sansokan.jp/akinai/consult/spe_list.san?H_SPE_ID=1047&H_PRO_NO=3
■■■あとがき■■■
また2週もお休みしてしまい、申し訳ございません・・・!m(_ _)m
このアクアクララという会社では、ペットボトルのゴミを出したくない、という
意識の人が多いことから自社のボトルウォーターの市場性を見ていますが、
他方、スーパーなどに置いている無料の「精水機(?という呼び方でしょうか?)」
の利用が伸びているような感じがします。
私自身、「どうせ買い物に行くのなら「精水機」のあるところに行こう」と
思って行ったりしています。
ただ、このボトルの値段設定がスーパーによってまったく違い、私の行くところは
120円くらいですが、あるところは650円などとしており、そのスーパーでは
水の利用者は少ないようです。
ところで「アクアクララ」を検索していて、こんなサイト↓を発見しました。
「東京商工リサーチの大型倒産情報」
http://www.tsr-net.co.jp/new/big/index.html
ご存知の方も多いのかもしれませんが、ひと月ごとの倒産事例と倒産理由が
紹介されておりまして、失敗から学びたい経営者の方にはご参考になるかと思い、
ご紹介してみました(^^)。
ここまでお読みいただき、まことにありがとうございました!
いつでもご意見やご感想などは大歓迎です! お待ちしています(^^)
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『女性視点(?)なマーケティング発想のヒント』 発行責任者:鈴木 規子
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