2007/06/07
◎少子化でも300万足も売れた子供用靴って?⇒◎女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
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2007年6月6日 93号(火曜発行 + ご紹介したい記事が出たときに発行)
女性視点(?)なマーケティング発想のヒント
◆女性視点で新しい切り口・コンセプトを提案するマーケティング会社
株式会社マーケティング イノベーション http://m-innovation.jp
(ホームページはトップページを変更し、無料相談メニューなど加えました)
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Q:このメルマガって、どんなメルマガ・・・?
A: このメルマガでは、日常生活や新聞・雑誌などで目にした「お客さ
ま発想な商品やサービス」の事例を取り上げ、その企業の担当者に
なったつもりでコンセプトを作るまでの「仮説の目の付け所」など
を好き勝手に妄想しておりまして、読者の方には自社商品の発想の
ヒントにでもご利用いただけると幸いです。
世間には、調査をしなくても「お客さまが欲しいと思うもの」を創
造できるマーケティングセンスを持った方もおられるので、ここに
取り上げた事例がすべて顧客調査を実施しているとは限りませんが、
「実施したとしたら・・・」という妄想です。
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●今日のお客さま発想事例 ⇒ 「少子化でも300万足も売れた子供用靴って?」
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マーケティング イノベーションの鈴木規子です。
(木曜日(それもおそ遅となってしまい、大変申し訳ございません!)
ではさっそくですが、今日は6月2日の日経新聞の記事からです。
記事抜粋:
「走りやすさを重視したスポーツ靴を、子供に選ぶ家庭が増えている。
靴底を工夫して地面をけりやすくした、軽量の商品などが人気を集めている。
子供の足の健康に配慮し、適正なサイズを求めて頻繁に買い換える親も多い。
このため靴専門店などの店頭では、品切れとなる商品も見られる。
一番人気はアキレスの「瞬足(しゅんそく)」。
靴底にある滑り止めの突起物の配列が、最大の特徴だ。トラック競技の
左回りのコーナーを走りやすいように左足は外側、右足は内側にと、
突起物の配列を左右非対称にした。
最も軽いタイプが片足130グラムと、同社の従来品より二割以上軽い。
東京都杉並区の靴専門店に小学生の子供と訪れた主婦は、「友達から
『軽くて走りやすい』と評判を聞いた子供にせがまれて」と瞬足を購入。
「100万足を超えれば大ヒット」という靴市場で、瞬足シリーズの
2006年度の販売実績は前年度比1.9倍の約300万足に達した。
消費者の声を反映して、他のメーカーや靴専門店も、走りやすさを追求した
靴を相次いで投入している。」
瞬足って?→ http://www.achilles-shoes.com/syunsoku/junior.html
---記事抜粋はここまで---
「少子化」で市場は縮小傾向と見えるところでも、「目の付け所によって
新しい市場を作り出せるんですよ」という、やる気が出てくる好例ですよね(^^)。
ちなみに、民間調査会社の産業構造総合研究所による「乳幼児から中学生までの
スポーツシューズの国内市場規模(メーカー出荷ベース)と、金額は以下のように
なっています。
04年 → 05年
国内市場規模: 579万5000足 617万足
金額 : 約142億円 約150億円
昔みたいに「子だくさん」ではないですから、子供に与えるものの種類や質、
子供に対するかまい方(心配・配慮・関与)も、きめこまかく、また
レベルが高くなっています。
金額面では、以前はシックスポケット(両親と両方の祖父母の6人が
お金を出す)といわれていましたが、現在はそこに加えて両親のきょうだい
(子供から見るとおじさん・おばさん)までスポンサーに加わってますね。
そういった「子供の世話を焼きたい周囲の人たちの心理」をくみとって、
子供マーケットをきめ細かい切り口で見てみると、あなたの会社でもまた新しい
商品やサービスのヒントが生まれるかもしれませんよ(^^)。
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■ここからは、この事例について「消費者調査をしたとしたら・・・」という
過去にさかのぼった私の妄想の世界です。
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子供用靴の商品開発のコンセプトを考えるときの最初の切り口は、
どんなものがあるでしょうか?
子供用靴ですと、以下のようなものが考えられます。
(以下の「たとえば」の例示内容は、実際にはもっと詰めないといけないので、
だいたいの例ですがご了承を(^^)。)
・からだの発育段階
(たとえば、7〜8歳用、9〜10歳用・・・など)
・靴の利用シーン
(通学時用、校内用〔体育の時間、運動会、自由時間・放課後に遊ぶ時など〕、
校外用〔遠足、修学旅行など〕、自主参加のスポーツ用(野球、サッカーなど)、
ふだん友達と遊ぶ時用、家族と遊びに行く時用、おしゃれする時用・・・etc)
・天候・季節
(雨の日用、晴れの日用、春用、用夏、秋用、冬用 など)
・靴の機能別
(通気性、耐久性、体質改善・保持(偏平足を防ぐなど)など)
・目的別
(歩く、走る、遊ぶ、スポーツする、など)
・・・などが考えられるのではないかと思います。
上記は「仮説のワク」のようなもので、まだ調査には落とさずに保留しておきます。
そして、現状の子供靴市場の商品についても調べてみる必要があります。
他社と自社について、上記のような切り口それぞれについて、
どんな商品が何種類あるか、価格はいくらか、といったことを調べるのですが、
これは「ポジショニングマップ」などの図に描いてみると、視覚的に
理解できますのでわかりやすいものになります。
図に描いてみることで、たとえば「スポーツシューズでも、野球やサッカーの
靴は充実しているが、徒競走用の靴がないなぁ!」などと発見できたりする
んですよ(^^)。
最初に挙げた「切り口」の段階では可能性が広がりすぎていますので、
マップで「がら空き市場」を発見したり、消費者調査(今回の場合なら、
子供に話を聞いたり、子供の動きを観察したりする調査)で、潜在欲求のある
コンセプトを発見します。
そして子供と母親の意見も取り入れながら
計画(plan)⇒実行(do)⇒評価(check)⇒改善(act)で実施していきます。
ということで今回は、「切り口」について掘り下げてみました。
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