「ちょっと一言」変化を遂げるにはパラダイムを転換せよ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ちょっと一言」 こころの栄養 2007/12/17
第92号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■皆さん、こんにちは。
いつもお読みいただきありがとうございます。
今日は「パラダイムの転換」についてお話しします。
パラダイムというと何か難しそうな感じを受けますが、難しい
話ではありません。
ご安心下さい。
■皆さんは、「パラダイム」という言葉を知っておられますか。
「物の見方や考え方」という意味でしょうか。
今から私がパラダイム転換をした瞬間のお話をします。
ご存知のように私は、高校時代にアメリカンフットボールをやっ
ていました。
最初は作って間もない同好会であったために、まだキャプテンが
きまっておらず、顧問の先生が指導をしていました。
その先生は日本体育大学出だけあって厳しい練習を部員に課しま
した。
練習中、いつも先生は怒鳴っていました。
「声が小さい。もっと声を出せ」
「手を抜くな。倒れるまで走れ」
■私たちは、毎日練習が終わると、へとへとになってグランドに倒
れこんでいました。
練習が終わったときだけ、やっと終わったと、うれしさで一杯だ
ったことを覚えています。
ただ、そのうれしさは、その日自宅に帰るまでのわずかな時間し
か続きませんでした。
自宅に帰ると、「また明日は練習がある」
と思い始め、憂鬱な気分になります。
「また辛い練習をやらされるのか、いややなあ」
と。
■ところが、あることをきっかけに、全く気持ちが変りました。
そう、私はキャプテンに選ばれてしまったのです。
そして、顧問の先生は、いいました。
「チームが強くなるかならんかは、全てキャプテンしだいや」
「厳しい練習は、強くなるためにやっとるんや」
「厳しい練習ができるかどうかは、キャプテンしだいや」
「そやから、チームが強くなるかならんかは全てキャプテンしだ
いや」
その次の日、私は部員にどなっていました。
「もっと、声を出せ」
「怠けるな」
■キャプテンになったときから、考え方が一瞬にして変ってしまっ
たのです。
驚くほど、ほんの一瞬に。
自分の考え方の基本が、
「練習をやらされる」
から
「強くなるために練習をやる」
に変ってしまったのです。
それ以後、練習をいやだと思ったことは一度もありません。
強くなるためにはどうすればいいか
それだけを考えるようになりました。
もちろん練習の厳しさは、全く変りません。
これが、私の経験したパラダイムの転換です。
■さて、
□□□ 今日の「ちょっと一言」です。 □□□
────────────────────────────────
【 変化を遂げるにはパラダイムを転換せよ 】
────────────────────────────────
■皆さんもよくご存知の1000万部を越える売り上げを記録した
「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィ著)キング・ベアー出版」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906638015/mag2com02f-22
の中にこんな物語が紹介されています。
訓練艦隊に属する二隻の戦艦が、悪天候の中、軍事演習のため数
日間にわたり航海を続けていた。私は先頭を行く戦艦のブリッジ
で夕暮れを迎えた。
視界が悪く断片的に霧がかかっていたため、艦長もブリッジに残
り、状況を見守っていた。
暗くなってから間もなく、ブリッジの見張りが次のように報告し
た。
「艦首の右舷側の進路に光が見えます」
「停止しているのか、船尾の方向に動いているのか」
と艦長。
見張りの答えは
「停止しています、艦長」
つまり、その船はこちらの進路上にあり、衝突の危険性があると
いうことだった。
艦長は信号手に命じた。
「その船に対し、信号を出せ。衝突の危険性があるため、二十度
進路を変更せよ、と」
相手からの信号が返ってきた。
「そちらの方が二十度進路を変えるように助言する」
船長は再び命令した。
「信号を送れ。私は艦長だ。二十度進路を変えるように」
すると
「こちらは二等航海士だ。そちらの方こそ二十度進路を変えるよ
うに命令する」
と、返事が返ってきた。
艦長は怒り出し
「信号を送れ。こちらは戦艦だ。二十度進路を変えろ」
と叫んだ。
点滅する光の信号が返ってきた。
「こちらは灯台である」
我々は進路を変えた。
■これは、パラダイムの転換が起きる瞬間をみごとに表現していま
す。
原理原則を知ることによって、パラダイムの転換が起きるのです。
なぜ、厳しい練習をするのか。それは、強くなるためです。
当たり前のことですが、練習の厳しさだけに注意が向くと、原理
原則を忘れてしまいます。
皆さんも、原理原則に戻ることで、パラダイムの転換ができるか
もしれませんね。
もう少し知りたい方は
「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィ著)キング・ベアー出版」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4906638015/mag2com02f-22
をお読み下さい。
■さて、いつものように、ここから私の学生時代の経験をモデルに
脚色を加えた青春物語
【うしのフットボール】です。
今回は92回目です。参考のために91回目も掲載しておきます。
決して、フットボールの技術指導ではありません。
田舎で若者がフットボール部を作って、僅か2年で関西大会出場
を果たした物語です。
(脚色を加えていますので、登場人物等は架空のものです)
■この物語の中にも生き方のヒントが、たくさんでてきます。
がまんして読み続けてください。
ではどうぞ。
───────────────────────────────
【 うしのフットボール 】 第92回
───────────────────────────────
【 前回分 】
3年生に聞いて回ると50人程が饅頭を寄付するといいだした。
そこで、こっそりと体育館に入り紅白饅頭を先に50個いただ
いた。
これを、学校からの帰り道、お世話になった人にくばった。
まずは、校門のすぐ近くにある駄菓子屋さん。
フットボール部の連中は練習が終わって帰る途中にいつもこの
お店に寄っていた。
そこで、パンや、ジュース、それにするめを買って食べていた。
特にするめは甘酸っぱい味付けでおいしかった。
「おばちゃん、長い間お世話になったなあ。俺らは明日卒業や。
それで、これお礼の印やけど、取っといてえな」
といって、大将が紅白饅頭を差し出した。
店のおばさんは
「おおきに。これからさびしなるな」
といって皆に感謝してくれた。
それから、大将は一人でバスに乗った。
田舎のバスなので、運転手さんはいつも決まっていた。
「おっちゃん、世話になったな。俺は明日卒業式や。もうこの
バスに乗ることないと思うんや。これ、感謝の印や。取っと
いてえな」
と紅白饅頭を渡した。
運転手さんはうれしそうに
「おおきに。家に帰ったら、かあちゃんと食べるわ」
と片手をハンドルから離して敬礼した。
こんなふうに、みんなはそれぞれ自分のお世話になった人に紅
白饅頭を配って回った。
次の日、卒業式が終わり、教室に帰って紅白饅頭をもらうとき
にはもちろん、数が足りなかった。
【 92回 】
3月15日。
合格発表の日、うしは三木高校のグランドにいた。後輩との送
別試合の日である。
誰もが発表を見に大学へ出かけている中、うしは送別試合をし
ていた。
みんさんが心配して
「うし、今日は発表の日と違うんか」
と聞いたが
「結果はもう決まっとるんや。通知がくれば分かるやん」
と答えた。
発表より後輩達と過ごす時間の方が大切と考えていたからであ
る。
送別試合は、3年生がかろうじて勝った。しばらく運動をして
いなかった3年生は後輩達と久しぶりに試合を楽しんだ。
そしてそれが、高校生活最後のフットボールになった。
試合終了後、3年生は後輩たちから、タイピンの贈り物をもら
って送り出された。
もう、卒業式も終わっているので、皆が会う機会はない。
「では、またいつか」
3年生はもう汗の匂いのしなくなった自分たちのヘルメットを
部室に残し、帰っていった。
うしが送別試合から家に帰って、一人でぼんやりとテレビを見
ていたときであった。居間の電話がなった。
うしは、またセールスかと思いつつ、ゆっくりと体を起こして
電話に出た。
(次回に続く)
----------------------------------------------------------
最後までお読みいただきありがとうございました。
----------------------------------------------------------
発行者 (株)ナレッジストア
岩崎吉男 mag@knowledge-store.jp
技術士(電気・電子)
http://www.knowledge-store.co.jp/e-ten/
-----------------------------------------------------------
「ちょっと一言」こころの栄養
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000182512.html


![転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出 転職なら[en]社会人の転職情報!転職成功者続出](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/sya.gif)
![派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報 派遣のお仕事探しなら[en]派遣のお仕事情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/haken.gif)
![アルバイト探しは[en]本気のアルバイト アルバイト探しは[en]本気のアルバイト](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/baito.gif)
![就職サイトは[en]学生の就職情報 就職サイトは[en]学生の就職情報](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/gakusei.gif)
![転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に! 転職なら[en]転職コンサルタントキャリアを活かした転職に!](http://kamogawa.mag2.com/bn/recommend/consul.gif)