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人生いかに生きるべきか。学校では教えない社会人の生き方を、部下400人を抱えた元サラリーマンが、実体験をもとに配信します。若者が田舎でフットボール部を作り、僅か2年で関西大会出場を果たした青春物語とともにこころの栄養補給をどうぞ。

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2007/10/21

「ちょっと一言」努力しても成果はすぐに現れない。長らく隠れておいて、突然

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     「ちょっと一言」 こころの栄養       2007/10/21
                               第88号
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■皆さん、こんにちは。
 
 いつもお読みいただきありがとうございます。  

 今日は「努力の成果はいつ出るか」についてお話しします。

■毎日努力をしていても、なかなか成果が出ない。

 少しでも、成果が出れば、気持ちが続くんだが。

 誰でも経験のあることだと思います。

 ここで、努力を止めるか、続けるか。

 たいていの人は、成果が見えてこないと、努力を止めてしまい

 ます。

 そして、皆、同じことを口にします。

 「やったけど、だめだった」

 「失敗だった」

 と。

■しかし、一部の人は成果を得ることができてしまうのです。


 成果を得ることができる人は、成果がなかなか見えてこなくて

 も、努力を続けることのできる人なのです。


 では、なぜ、この人たちは、成果が見えてこなくても努力を続

 けることができるのでしょうか。

 
 それは、

 「成果というものは、意地悪なやつで、しばらくずうーと隠れ

  ておいてあるとき、突然に姿を現すものだ」

 ということを、経験上知っているからです。


■それは、さなぎからアゲハ蝶が生まれてくるようなものです。

 幼虫から、さなぎになった蝶は、外から見ればしばらく変化が

 ありません。

 まるで成長が止まっているかのように見えます。

 しかし、機が熟せば、必ず人の目を引く美しいアゲハ蝶なって

 空に舞い上がります。


■有名な成功哲学(ナポレオン・ヒル著)の中に、アメリカで成

 功者と呼ばれている五百人以上もの人々が語った言葉として、

 こんなことが書かれています。


「偉大な成功というものは、人々が敗北に兜を脱いだ時点を

 ”ほんの少しだけ過ぎたとき” にやってくる」

「失敗とは、ずる賢くて皮肉たっぷりなペテン師のようなもので

 ある。われわれが成功に手が届きそうになったときに必要なも

 のは、このペテン師に惑わされない明敏な知識なのである」


■努力をして成果を出せる人は、努力をしても長らく何の変化も

 ないことを、知っているのです。

 だから、努力を続けられるのです。

 火山が突然爆発するように、臨界点を越えれば、成果が急に現

 れ出します。

 それまで、小さな努力を怠らずに続けることができた人だけが、

 成果を出しているのです。


■さて、

□□□  今日の「ちょっと一言」です。  □□□

────────────────────────────────
【 努力しても成果はすぐに現れない。長らく隠れておいて、突然

 現れる 】
────────────────────────────────

■あのマリナーズのイチロー選手が大リーグのシーズン最多安打記

 録を達成したときに、こう言っています。

 「小さなことを積み重ねれば、やがてとてつもなく大きなことが

  できる。小さなことをコツコツと積み重ねる努力をしなければ、

  絶対に大きなことはできない」


 イチロー選手は小さいときから、練習を始めて、身を持ってこの

 ことを分かっていたのでしょう。

 
 すぐに楽をして、早く成果を得ようとする我々凡人にとっては、

 耳の痛い言葉です。


■さて、いつものように、ここから私の学生時代の経験をモデルに
 脚色を加えた青春物語
 
   【うしのフットボール】です。

 今回は88回目です。参考のために87回目も掲載しておきます。
  
 決して、フットボールの技術指導ではありません。

 田舎で若者がフットボール部を作って、僅か2年で関西大会出場
 を果たした物語です。

 (脚色を加えていますので、登場人物等は架空のものです)

■この物語の中にも生き方のヒントが、たくさんでてきます。
 がまんして読み続けてください。
 
 ではどうぞ。

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      【 うしのフットボール 】 第88回
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【 前回分 】

  いよいよ関西大会である。

 あるとき、学校の廊下で、3年生の学年主任の安井先生がうし

 にいった。

 「悪かったなあ。野球部は、県大会に出るときに全校で激励会

  をやったのに、おまえらにはしてやれんかったなあ」

 「先生、ええで。うちは野球部と違って歴史ないし」

 「後輩がまた関西大会に出たらそのときにはしたってな」
 
 うしは、本当にそう思っていた。

 ついに関西大会の日がやってきた。
 
 試合前の練習をしていると、大阪代表の箕面自由学園の選手が

 サイドラインへ応援に来てくれた。

 ボールを拭いてくれたのには、三木高校の連中は驚いた。よほ

 ど教育ができていたのだろう。

 箕面自由学園の顧問の先生は、浦島先生の大学時代の後輩だっ

 た。

 その関係で応援に行って、お手伝いをしてこいという指示が出

 ていたのだろう。
 
 対戦高は、滋賀の彦根東高校。

 試合結果は、完封負けである。

 相手校のクォーターバックにいいようにあしらわれた。

 三木高校の連中は、初めての関西大会で浮き足だっており、実

 力を出せないまま、気が付いたら試合が終わっていた。という

 感じであった。

 これが、歴史の重みということだろうか。

 浦島先生がいつか、体育教官室で言ったことがうしには思い出

 された。

 「三木の子は、のんびりとしとる。いいとこもあるけど、これ

  では、大きな試合では勝てん。都会の子は、反則すれすれの

  ことをしてでも勝ったるという気持ちがある。気持ちが走っ

  とるんや」

 「うしよ。おもえらもこうならな大きな試合では勝てんで」

  ストーブにあたりながら体育教官室でそういった。



【 88回 】
 
 試合後、三木高校の皆は以外にさばさばしていた。

 春に市立西宮高校に負けたときとは全く違った不思議な感覚が

 あった。

 全く力が出せず、試合をした実感がない。だから、くやしさも

 なかった。

 目標の関西大会出場が実現できたので、それで満足していたの
 
 かもしれない。

 翌日の新聞のスポーツ欄には、関西大会の記事が掲載された。

 その記事の中に、「彦根東高校のクォーターバック民田が、初

 出場の三木高校のディフェンスをかく乱した。」とあった。

 クォーターバックが取り違えられている。

 これを見たしんちゃんが言った。

 「やっぱり、うちは歴史ないな。無名やわ」

 翌日から、3年生は本当の引退をした。

 部は、2年生の新キャプテンなるさんを中心に練習を再開した。

 一方、3年生には受験勉強が待っていた。

 うしは今までずっと、先輩のいない部には長くいられた。独立

 志向が強く、先輩からあれこれいわれるのがもうひとつ好きに

 なれなかった。

 中学1年のときには、入学と同時にたけなかとおなじく剣道部

 に入部したが、長く続かなかった。

 そして、2年生のときには3年生が引退したサッカー部に転向

 している。
 
 サッカー部では、みんさんとも一緒だったが、わりとのびのび

 として、卒業まで続けている。
 
 そして、高校入学時も同じである。

 今度は、最初からサッカー部に入部したが、先輩がいるとどう

 もしっくりとこない。

 どうも誰かの指示に従うということが生にあわない。

 ある意味で変人である。
 
 大学入学時もそうで、フットボール同好会が素人集団であった

 から、1年生から続けることができたと思われる。

 少なくとも、経験者としてのリーダーシップは執れるのだから。

 これが、最初からしっかりとした体育会の部であったら、続か

 なかったかも知れない。

 


  (次回に続く)

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 最後までお読みいただきありがとうございました。

  

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   発行者 (株)ナレッジストア 
      岩崎吉男    mag@knowledge-store.jp
      技術士(電気・電子)
 
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