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2007/10/29

RE:日給8万円情報:いじめをなくす

ひさびさにのんびりできたおずです。

■肯定して力を与える

 記事「いじめをなくす」
 http://blog.mag2.com/m/log/0000182470/109097753.html

 について、メールを頂きました。

> おずさん、こんにちは。
> 
> あづまと申します。
> 「恋愛セラピスト」の肩書きで心理カウンセリングをしています。
> http://www.556health.com/
> 
> 今回のいじめのお話、なかなかメルマガでも書きにくいテーマだと思いましたが、書
> いた勇気にまず賞賛の気持ちを送りたいと思います。
> 
> いじめの問題は専門ではないのですが、カウンセリングをしていると過去にいじめら
> れたという方が多いことに気づきます。
> 
> 心理学的には分かりやすいパターンがありますね。
> 
> 「イヤといえない子がいじめられる」
> 主に親が育てやすいようにイヤと言わせないようにしつけたことが大きな原因になっ
> ていると思います。
> 
> よく、先生が言ってはいけないコメント
> 「いじめられる側にも原因がある」
> これを言ってしまうことがあるようです。
> 確かに、いじめられやすい子のパターンってあると思います。
> 
> でも対策は、いじめられる側をさらに追い込むのではなく、
> 「あなたは、あなたらしくいていい」
> 「イヤなことは『イヤだ』っていっていいよ」
> こうやって肯定して力を与えることですよね。
> 
> これだけネットが普及したのだから、学校の先生も授業のエキスパートが全国ネット
> で授業をして、その分手の空いた先生が生活指導みたいなきめ細かい対応により力を
> 注ぐ、みたいになったらいいのにって思うことがあります。
> 
> 最近娘が生まれましたので、どんな教育を受けさせるのか、結構気になりますね。ま
> だ少し先ですけど。
> 
> 現場の先生は頑張ってるんだと思います。
> 上手に省力化、効率化、そして人間でないと出来ない部分に時間とエネルギーを使え
> る余力を作るようシステムを考えることが大事かな、と、部外者ながら思います。
> 
> ではでは。
> (理屈っぽいメールですいませんでした)

 メールありがとうございます。

 現場を体験したものから言いますと、
 まず、教育現場でネットがそこまで普及しているかというと
 実はまだ、それほどでもない学校、というのが多くあるように思います。

 設備はあっても、パソコンを使えない先生とか。
 います。

 でも、現場でつきっきりの先生とは別に、
 全国を廻る先生というのがいるというのは大賛成ですね。

 年度によって、そういう先生になる年になったりとか、
 ならなかったりとか。

 これをすると教師も大分、エキサイティングになるんじゃないでしょうか。
 先生の全国ツアー。

 熱いのがいいですよね。
 我慢するようなやつや、耐え忍ぶようなやつより。

 無難で安全で、誰からも文句言われないようなやつは
 やっぱりつまんない。

 つまんないのは、やっぱり駄目ですね。
 どんなに丁寧でも、つまんないのは駄目です。

 熱さ。熱。
 それが教育にあったら、というか
 それが教育だと私は思いますね。

 理屈も大事なんですが
 会議とか、話し合いとか以前に、
 なんかね、つまんないんですよ、あまりにも。

 つまらなすぎる教育、しかも、
 それから逃れられない、選ぶことができないのって
 やっぱり暴力だと思います。

 面白ければいいか、とか
 バカ騒ぎであればいいとは全く思いませんが
 教育とは、本来、わくわくして、面白いものだという観念があるんです。

 でも、最近は教育現場でも
 先生以外のプロの人を呼んで、授業を依頼したり、
 ということは、多くなってきているように思います。

 3ちゃんねるみてると、本当にいろんな人が
 教育に関わってきているんだなと思う。

 ただ、やっぱり思うのが
 普段の授業と、そういう特別授業のギャップがありすぎるというか。

 いつも、生徒自身のことなんか、聞きもしないのに
 いつも、一方的に、問題と答えを押し付けるだけなのに。
 ある日突然、「あなたはなにになりたいんですか?」とか聞いたりね。

 子どもじゃなくたって、
 「はぁ?」って思うと思う。

 馬鹿にされてる気がすると思います。

 で、切れれば
 「最近の子どもは切れやすい」とか、
 子どもは言われるわけです。

 これで狂わないでいられますか。

 誰を信じろというのでしょうか。
 こんな大人、信じられるわけがありません。

 信じられないから、理不尽には理不尽で対抗しようとする。
 そうして現れたものの、ひとつのかたちがいじめ、ではないでしょうか。
 
 もうひとつ、メールを頂きました。



> おずさま
> 
> 
> いつもメルマガありがとうございます。
> 
> 今回の「いじめをなくす」共感を持って
> 読ませていただきました。
> 
> そうですね、抑圧。。。
> まさにそれが根本にあると思います。
> 
> わたしも小学校2年生の娘をもつ親ですが、
> まだあまりいろんなことに目覚めていない年頃ですので
> 本人はあんまり感じていないようですが、
> それでも、学校の様子など(先生の指導のしかた)を
> 聞くと納得のいかないものが結構あります。
> 本人もおかしい。。。と思っているみたいです。
> 
> 
> 私たちの親は、まさに抑圧の中に生きなければならなかった世代
> (昭和一桁です)のようで、上の指令は守らなければならない、
> それがたとえ自分がいやと思っても、という考え方が強いですね。
> そして、その自分の気持ちにも素直に向かえないし、
> 会社、あるいは上司などの決めたことに対しても疑問に思わないみたいです。
> 
> わたしは子どもを持つようになって、絶対それはおかしい!と思うようになったので
> す。実は自分も子どものころにそれに無意識に気がついていたのだといういうことも
> 最近わかりました。
> いじめ問題は、今うちでは身近にはないのですが、
> 根本はやはり抑圧、そこにあると思います。
> 
> 
> おずさんのような先生が学校にいてくださったらと思います。
> もう教育現場には戻られないのですか?

 メールありがとうございます。
 おかしいものはおかしい。

 それはどんどん言っていったらいいと思います。
 それはなにより、自分自身への礼儀だと、思います。

 自分が感じたことへの責任、
 そして、理不尽なものへの防御として。

 で、私が教育現場にいかないのか、ということですが
 私なりに、していきたいと思っていることがあり、
 その準備はしています。

 いずれ、近いうちにこのメルマガでもお知らせできるかもしれません。

 ただ、この場合、私が現場にいこうがいくまいが、
 問題は解決しない気がします。

 私は一人だからです。

 私のような人がなぜ、教育現場から去るのですか、
 という質問だとしたら、と仮定して、話をすすめます。

 まず、今の小学校、中学校は
 学習指導要領というのが決まっており、
 それは絶対に、やらなければならないとされています。

 強制です。

 その要領には
 いつ、なにをするかというのが、細かく規定されており、
 テストをし、評価をしなければならないことになっています。

 そして、その評価をもとに
 教師が、校長から評価され、

 校長は教育委員会から評価され
 教育委員会は文部科学省に評価され、

 文部科学省は、
 実は経済界から評価されているようです。

 常に質問と答えは
 用意されているんです。

 自分ではない他人が考えた
 質問と答え。

 学校でやることというのは
 少なくても、学問の上ではそれです。

 人の要求にこたえることって、
 楽しいですか?

 私はつまらない。
 本当に求められているものではなく、
 得体の知れない何かに、まるで利用されているかのような要求。

 それに答え続けることに
 自分の人生を使いたいとは思わない。

 実は、
 教師の離職率。

 とりわけ、なりたての教師の離職率がものすごく高いというのがあります。
 聞いた話では、半分の人がやめるそうです。
 
 その全員がそうでなくても
 上記の理由でやめる人は少なくない気がします。

 「ここでは、
  自分が教えたいものは何一つ、教えられない。」

 と言い残して。


 更にひとつメールを頂きました。


> 岡崎様
> 
> 青森県在住のYと申します。
> 
> おずさんのメルマガいつも拝見している1人の人間です。
> 
> 「いじめ」という言葉に反応してメールを書かせていただきました。
> 
> 私は過去にいじめを経験しています。
> 
> 自殺も考え実行しようともしました。
> 
> でも、今も生きています。
> 
> トラウマは一生背負うことになるかもしれませんが、
> 
> 生きることは大切な事だと思います。
> 
> 抱えたトラウマは、心に大きくのしかかっていますが、
> 
> これがこれからの私の娘に役立てばそれでいいかとも思っています。
> 
> いじめは、いじめた側にも、いじめられた側にも何かしらの形で残るものだと思いま
> す。 
> 
> 
> 無くなって欲しいことですが、完璧になくなることはあるのでしょうか?
> 
> 可能であるなら、無くなって欲しいと、心から望みます。
> 
> 些細なことでもいじめに値するなら、いじめと戦う心も必要だと思います。
> 
> これが、中々出来ないんですけど・・・。
> 
> 今の子供たちが(心が)可愛そうで、また怖く思うときもあります。
> 
> でも、どんな形であれ、望まれてここに存在するのだから、
> 
> 自分の命だけは粗末にして欲しくないです。
> 
> そこから、一時的に逃げる形でもいいので、生きることを諦めないで欲しいと思いま
> す。 
> 
> 
> トラウマは消えません。(消えている方も存在するかもしれませんが)
> 
> でも、生きてたらいつかはいいことがある!そう信じて、何年か先に生涯を終えたい
> と思っています。
> 
> 突然のメールで、とんでもないことを書いてしまっているかもしれません。
> 
> その場合は、申し訳ありません。
> 
> でも、返信という形を取らせていただきました。
> 
> 失礼いたします。
> 

 メールありがとうございます。

 昨日、22:00から3ちゃんねるで
 「里山保育」という番組がやっていました。

 番組内容
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2007/1028.html

 千葉県の木更津社会館保育園という保育園。

 面白い保育園でして、
 とにかく自然で泥だらけになって遊ぶんです。

 1年のうち、60日も、自然の中。
 で、ケガしたり、けんかしたりしながら育つ。

 面白かったのは
 けんかのところ。

 先生がね、とめないんです。
 見ていないわけではないんですよ。

 でも、子どもがかなり危ないことをしてもとめない。

 ある子が
 本当にこいつ、いじめっこだなーって子がでていまして。

 リアカーで庭をすごい勢いで走っているわけです。
 で、遊んでいる子どもの足とか手とか、ひいていく。

 もう、本当に、危なっかしい。
 私が現場にいたら、間違いなく止めて、叱ったでしょう。

 でも、それをしない。

 するとどうなったかというと、
 その子は孤立していったわけです。

 で、孤立して、そのあとどうなったかというと、
 いろんな人にちょっかいをだすようになった。

 それがまた、危なっかしい。
 火のついた竹の先で、他の子を叩いたり。

 もう、あからさまに危ないわけです。

 で、そこでやっととめる。

 で、先生は
「なぜそれをしたかったのか」とその子に聞く。

 その子は、叩いた相手と遊びたかったと言う。

 先生は「で、その方法で仲良くなれた?」と聞く。

 なれなかった、とTちゃん。

 で、直接、「遊ぼう」っていってごらん、と提案される。

 言ってみる。


 ・・・・というような試行錯誤。体当たり。

 この子は、これだけではおわらなくて。
 今度は女の子を叩いたりしていました。

 もうね、これみたときも、
 私としては我慢できないわけですが、
 それでも、大人は入らない。子ども同士でやりとりさせる。

 みてると、もうひとりの子どもがでてきて、
 なんでそんなことするんだ!と仲裁に入る。

 おれは悪くない!と、反抗する。

 口答えするな!と仲裁。

 ・・・もう、すごいリアルというか、なまなましいわけ。

 最終的に、このいじめっ子は
 みんなと仲良くやっていけるようになるんですが
 そこに至るまでには、
 大人の道徳とか、そういうのではないんです。

 すごく長いんですが、
 自然とか、友達とか、いろんなものとのやりとりがあって、
 そこにたどり着く。

 本当にすごいなぁと思ったし、
 自分はこのやりとりしていないなぁと思った。

 感情的な人とのやりとり。

 これをしていないと、どうなるかというと
 自分の感情に対する恐れというのがある。

 するとどうなるかというと、
 感情がでてきたとたん、人との距離をとろうとする。

 人と深い関係が作れない。
 人が怖い。

 こうなっていくわけです。

 で、こう言う人ってたぶん、私だけではないです。
 とっても多い。



 とりあえず、ここまでにしておきますが
 この番組は
 http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
 
 みていない人は是非、みてください。

 再放送のリクエストもできます。

 NHK意見フォーム
 http://www.nhk.or.jp/css/goiken/index.html
 
 

■編集後記

 実は昨日、裏メルマガで「3ちゃんねる」とだけ
 書いたメルマガを送りました。

 何事かと思う人から、なんですか、というメールを
 頂きましたが、上記番組おすすめ!というメールでした。


 ところで、大分、メルマガタイトルとは離れた内容ですが
 あながち、無関係でもないと、私は思っています。

 情報商材と呼ばれるもの。
 マニュアル。そして、アフィリエイト。
 メルマガ。

 これは、教育、とも呼べる側面があるように 
 私には思われるからです。


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