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アメリカのネイティブが小学校~高校で習う英語は、日本で学ぶ英語とは違います。受験英語で育ち、アメリカの小中高校の英語と格闘する在米翻訳者が、本場の英語学習方法をお届けします。多読、米国大学進学、SAT、TOEFL、帰国子女、インター生にも。

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2009/12/27

アメリカの高校大学で使うTIの関数電卓

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ネイティブはこうして英語を学ぶ  2009年12月26日 発行

アメリカの高校大学で使うTI関数電卓
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日本のAさんという高校生のかたから、
こんなメールをいただきました。

「はじめまして。
来年アメリカの大学に4年間留学する予定です。
日本では進学校に通っています。

私も10月にSATを受験しました。
ライティングは日本人の文法魔な教育を受けているため、
エッセイ以外はなんとかなるのですが、
やはりリーディングが問題です。
これからみっちり単語を覚えて
なんとかしたいと思っています。

SAT受験をしたときに
ネイティブの学生が大きな電卓を持っていました。
今回のメールマガジンで取り上げられていた電卓だと思うのですが、
あれはいったいどのような機能がついているのでしょうか?
インターネットで調べたところ、
かなりの値段がするものだということしかわかりませんでした。
あの電卓が合ったほうがSATに有利ということはあるのでしょうか?」
(メールの一部を削除しています)


同じような疑問をもっている読者の方がいらっしゃるかもしれませんので、
私からAさんへの返事の一部を掲載します。

「ご質問の電卓はTI(Texas Instrumentsの略)社の関数電卓のことでしょう。
アメリカの高校生が良く使っているのは
TI-83、TI-84、TI-89、TI-89 Titunium のようです。
恐らく大学でも使います。
WikipediaなどにTI Calculatorの説明が載っています。
アメリカ人高校生がSAT Reasoning試験でTIを使っている理由は、
普段使い慣れているからでしょう。
それ以外の関数電卓でもかまわないと思います。

カリフォルニアの中堅塾チェーン Elite Educational では
SATサブジェクトテスト(科目別試験)Math 2の受験者にTI-89を勧めています。
塾の宣伝によると、
89を使いこなせば、すばやく解答できるそうです。
College Confidentialというアメリカの受験・大学クチコミサイトでは、
89が役立つという意見もあれば、不用という意見もあります。
http://talk.collegeconfidential.com/sat-subject-tests-preparation/549508-sat-math-level-2-subject-test.html

Reasoning TestのMathは数学自体難しくないので、
TI電卓の機能はあまり使わないのではないでしょうか。
Reasoning Testで使用禁止の計算機についてCollege Boardのサイトに説明があります。上記のTIは使用OKです。
http://professionals.collegeboard.com/testing/sat-reasoning/test-day/expect/calculators

College BoardのMath Level 2のページでは、HP、シャープ、TIの計算機を推奨しています。
http://www.collegeboard.com/student/testing/sat/lc_two/math2c/resources.html?math2c


日本の高校を出て直接アメリカの大学に行こうというのは、すごいですね。
ぜひ、がんばって希望をかなえてほしいです。
アメリカで数年暮らして日本に帰国する日本人の人でも、
「アメリカの大学を受験するなんて、
日本の中学・高校にいったん入ってしまったら、無理」と
しり込みしてしまう人が少なくないのに。

今は、私が高校生だったころとは違い、
日本には留学希望者のための塾もあるそうですね。

そういえば、アメリカには塾がないと思っている日本のかたもいるようですが、
アメリカにも塾はあります。
競争の激しいカリフォルニアではけっこう盛んです。


☆それから、前回のメルマガで、SATというアメリカ統一大学入試のことを書きましたら、
「アメリカの大学入試は英語と数学の2科目だけなんですね?驚きました。」というメールもいただきました。

アメリカの大学入試が2科目だけなのではありません。
SAT Reasoning Testという種類の試験が2科目だけなのです。

SAT Reasoning Testだけで入れる大学は難度の低い大学が多いです。

名の通った大学を受けるには、その試験のほかに、SAT Subject Testという科目別試験の中から、2~3科目を選んで受験する必要があります。どの科目を受験するかは、専攻に関連する科目や、自分の得意科目などを考慮して、受験生が決めます。何科目が必要なのかは、大学や学部により規定があります。

SATはCollege Boardという民間会社(団体?)が主催していて、
その競争相手にACTという試験があります。
ACTも大学共通入試です。
多くの大学が、SATでもACTでもどちらでも受け付けてくれます。両方でもOKです。

ACTは英語、数学、社会、理科の4科目です。
名の通った大学は、ACTのほかにもSATの科目別試験を数科目受験することを義務付けています。


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